さて、色々あって【大社】と【万神連合ネオベテル・ウルトラスープレックスホールド】が協力関係を結ぶ事となり、それに伴う交渉もネオベテルの実質的なNo.2と言える周回ネキが上手くやってくれたお陰で土地の一つを売って貰う事となってネオベテル香川支部(仮)の建設も決まるなど実に上手くいってくれた。
……まあレベル50越えの周回ネキが来た事で山田先生含む【大社】の職員がかなり萎縮するみたいな事もあったが、そのお陰でこちらが協力関係の構築に本気だという事が伝わったのだから結果的には良かったのだろう。
「それで彼が今回支部建設予定地の霊的特性を詳しく調査する為に来てくれた【間桐慎二】君ですわ」
「ネオベテル技術班所属の間桐慎二だ。今回は技術班の中で手が空いていて霊地運用が出来るのが俺しか居ないからやって来たんだ。あああんた達の事は既に聞いてるから挨拶は良いよ」
「……分かった。まァ今日はよろしく」
そして今日俺と最愛、後ハヤタとゆかりはとある喫茶店(ペット同伴OK)で、支部建設予定地となった場所について詳しく話す為に周回ネキと彼女が連れてきた技術班の【間桐慎二】と会合していた。
予定としてはここで今回買い取った霊地の概要や支部建設に際してのこちらの要望を伝えた上で、その後に現地に赴いて詳しい調査を行う事になっている。
「じゃあ早速、今回の支部予定地について聞かせてくれ。現地の人間の意見も割と重要だからな」
「分かった。……じゃあまずコレが今回【大社】から譲り受けた土地について書かれた資料だ。先日ハヤタ達と一緒に少し調べた範囲で分かった限りの霊地の情報や支部建設の際のこちらからの要望も載せてある」
「へぇ、ちゃんと資料までまとめてきたのか。要望を言うだけの他の
「中身の出来に関しては期待すンなよ。所詮は素人仕事だからな」
それで今回俺達が大社から買い取った土地は俺達の自宅から少し離れていて、神樹館小学校や讃州中学校からは大体徒歩20分ぐらいの所に建っている古い御屋敷である。大社側からの話だと元々とある富豪の一家が住んでいた屋敷だったのだが、霊脈の流れが変わった事によって心霊現象が発生したので売り払ってしまった場所なのだそうだ。
そして大社は心霊物件を放置する訳にはいかないと買い取って除霊したのだが、新しく出来たからなのか霊地としては微妙であり拠点としても損しかないので結界だけ敷いて定期的な見回り以外は放置していた場所であったらしい。その後はお約束のGP上昇によって大社が忙しくなった事や、この霊地自体は比較的安定していて特に事件などは起きなかったので放置されていた所をネオベテルが買い取ったという話となる。
「前回様子見した際にはそこそこの量の悪霊が沸いてたが、そのレベルは最大でも5未満のヤツばっかだったからついでに討伐して、更にハヤタが破魔系統の魔除けを施しておいたから悪霊はしばらく出ないだろうよ」
「殆どはレベル1にも届かない悪霊だったので大してレベルが上がらなかったのは超不満ではありますが、支部を建てるのならそちらの方がいいんでしょうね」
「一通りアナライズした範囲内では特に変わった所の無い普通の屋敷だったわよ。実は闇のカルト集団の本拠地だったとか高位の悪魔が住み着いてたなんて事もなかったわ」
『霊地の性質は特に取り立てて変わった所はありませんでしたな。霊脈が特定の属性に偏っているという事は無く、強いて言えば結界の影響か僅かに破魔属性が濃かったぐらいですか』
「屋敷は結構豪勢でしたわね。尤も支部を建てるのなら取り壊す必要があるのですが」
「成る程、まあ支部を建てる分には特に問題はなさそうだな。正直霊脈が高位の邪神とかによって汚染でもされてなければ幾らでも弄れるんだが」
また屋敷自体はかなり大きくて古いものであり、中は前所有者がちゃんと持って行ったのか家具も殆ど無い空家といった感じだった。その辺りに詳しくはないがデザインもそれなりに良いものではあると思う。
まあ支部として使うには不便だから取り壊すんだがな。一応専属の業者の方で一部再利用出来る物資や建材があればどうにか出来るらしいが、その辺りは建築業の領分なので霊地整備担当の彼の方では判断が付かないそうだが。
「強いて気になる点があるとすれば以前の屋敷の持ち主が一般の一神教徒だったらしいって事ぐらいか。霊障に悩まされても大社に相談しなかったのはその辺りが原因だとも言ってたな。オカルトを知らなかった事と宗派の違いとかから大社との繋がりがなかったらしい。大社が封印だけして利用しなかったのもこの辺りが理由だってよ」
「ちなみに大社の方であくまで彼等はオカルトの事を知らない一般カトリック系信徒であると調べは付いてますよ。実はメシア教と繋がって何か外道な実験やら事件やらに関わってはいないし、引っ越し先も普通の場所で普通に過ごしているらしいですよ」
『屋敷自体にも何か仕掛けや儀式などの痕跡はありませんでした。まあ多少信仰の匂いがしましたが結界で殆ど掻き消えているので天使などを呼べる程のものではないでしょう。湧いた悪魔は只の悪霊でしたし』
「態々こっちに渡されたならその程度のアレな点はあるか。……単なる一神教徒なら別に問題無いんだが、この業界にいるとどうしても疑ってしまうんだよなぁ」
主にメシア教過激派と大天使を名乗る悪魔の所為だな。オカルト界隈の勉強で各国の神話について学ぶ一環で聖書とかも一通り読んでみたが、流石は全世界で最も読まれている本だけあって別におかしい事は書いてなかったからな。
……お陰でメシア教過激派がもう根本的にアレ過ぎるという事がよく分かった。連中を宗教家扱いするのは一神教徒に失礼なレベル。
「ん、じゃあ支部に対するお前達の要望とかも聞いておこうか。言うだけならタダだから好きに言って良いぞ」
「それじゃあ消費アイテムや装備品をもっと手に入りやすくしてほしい。ネオベテル産のアイテムは【大社】にも好評だから、今後の協力関係を考えるとその辺りは充実させといた方がいいだろ。後は支部内の人員ぐらいか、ここらのフリー霊能者って大体【大社】の息が掛かってるから現地スカウトは厳しい」
『某としては医療設備の充実ですな。某の陣地作成能力で作った現在の自宅では回復効果が万全とは言えず、通行殿達の損耗を癒すのもかなりギリギリとなっています。また【大社】の人間を某が治療する事もあるのですが、どうやらアチラでは自分の身体機能や寿命辺りを捧げる類の術を使っている形跡があるのでそこを治せる施設があれば有用かと』
「成る程、お前達は中々目の付け所がいいみたいだな。……そうそう、こういうので良いんだよ、こういうので」
慎二はそう言いながら満足そうに頷いていた……後で聞いた話によると、彼は魔術師の家系の生まれで戦闘はそこまで得意ではないがオカルト関係の技術力が高いからネオベテル技術班に回ったのだが、本人の性格は常識人よりな事もあってロボキチニキを始めとする他の技術班のマッド達から無茶振りをされる事の多い苦労人枠なんだそうだ。
「私はコンビニ的な24時間営業の店舗が超欲しいですね。後は漫画とかの娯楽製品が発売日から数日以内に売りに出される感じなら嬉しいですね」
「温泉とかのレジャー施設も欲しいなー。後は私と一緒にマヨナカテレビを回ってくれるペルソナ使いも。……最近ここのマヨナカテレビも拡大して来たし、そろそろ犠牲者とかも出て来そうだからね」
「……まあ、その辺りの要望自体は本部の建築班に届けておくよ。ウチの技術力なら店舗や回復用の温泉施設ぐらいなら何とかなるだろう」
そんな感じで慎二との会合はスムーズに進み、一通りの報告が終わった後で大社から譲り受けた例の屋敷へと向かう事になった。まあ霊脈の様子を調べるだけだから直ぐに済むだろうって話だからさっさと行こうか。
──────◇◇◇──────
……そう、屋敷の調査なんてさっさと済む筈の話だったんだが……。
「我らが主の神域に踏み込む汚れし者達よ! 主の威光を受けるが良い! 【ハマ*1】!!!」
「……いや、普通の人間相手に破魔属性魔法は超効きませんが? せいっ!!!」
【物理プレロマ*2】【コロシの愉悦*3】【ハードヒット*4】
「ゴハァ!?」
何故か俺達は異界と化していて
まあレベルは一桁程度と低い上に破魔無効の人間に【ハマ】を撃つ程度の判断力しかない個体みたいなので、この中で一番低レベルな最愛でも普通に倒せるのだが。一応俺とハヤタが直ぐ近くでサポートしているし、最初はもっと数がいた天使も他のメンバーがさっさと始末してしまったので丁度いい機会だと最愛のレベル上げがてら単独で戦わせているのだ。
「くっ、バカな! お前達の様な邪悪なる人間が浄化されないなど!」
「何かの間違いだ! 【ハマ】!!!」
「……いや、だから人間は基本破魔属性無効だって言ってるでしょうに。……あ、シオは私の前に出ない様に。せいやっ!!!」
【物理プレロマ】【コロシの愉悦】【鬼神楽*5】
『KYUI!』
【タルカジャ*6】
何か訳のわからぬ戯言を言いながら性懲りもなくハマを撃ってくるエンジェル達に対して、最愛は【造魔 アガシオン Lv10】からの攻撃力バフを受けながら打撃を打ち込んで次々と始末していった。
……まあ一応属性がdarkに極端に寄っていて悪魔に近くなっていたり、悪魔変身者やペルソナ使いの様に防御相性が普通の人間とは変わる者には破魔も効いたりするんだがな。
「後は浄化の概念自体が人間の礼節や常識とかが基準なので、野生動物や全裸の人間には破魔が効いたりしますが。聖獣でもない単なる野生動物を清らかとは言わない感じでしょうか」
「それでも普通の人間に破魔は効かないのは常識なんだけどねー。そんな判断力の相手だから最愛ちゃんのレベリングには丁度いい相手なんだけど。通行が見てれば事故も無いだろうし。……うん、解析してみたけど、やっぱりこの屋敷は
「チッ、霊脈の様子から只の異界じゃないと思ってたが……まったく、今回はちょっと下見するだけの予定だったのになんでこんな事に……」
最愛による経験値稼ぎの為の戦闘をサポートしていた俺とハヤタの更に後方で、この何故か発生していた異界の詳細を調べていた三人はそういう結論を導き出した。
……喫茶店を後にして屋敷へと向かった俺達だったのだが、その屋敷が異様な霧に包まれて明らかに異界化していたので異常事態と判断して調査の為に踏み込んで、そこに現れた天使の群れと交戦・瞬殺した後で経験値稼ぎとそのサポートの俺らを除いたメンバーで異界を調べていたのだ、
「まあ霧が出てる時点でそうじゃないかとは思ってたけど、この霧の濃さはマヨナカテレビよりも薄い感じかな。私の【キクリヒメ】の解析じゃそこまでしか分からないけど」
「まさかテレビの外にまで認知異界が広まるなんてな……でも出て来る敵は普通の悪魔なんだな。シャドウじゃなくて。俺みたいなペルソナ使いでないヤツも入れるみたいだし」
「現実に展開されたから特性が普通の異界に準じるのでしょうか? どちらにしろ認知異界の異常である事は確かそうなので、ペルソナ使いの代表としては詳しく調べたいですわね」
そうして調査メンバーがそんな事を話している間に最愛が天使を殲滅し終わったので、周囲に他の敵がいない事はハヤタの鼻で確認しつつ俺達も調査に加わる事に。
「連中の判断力がゴミだったお陰で通行の助けも超要りませんでしたし中々いい稼ぎになりましたね。……しかし天使が出て来るとか、まさかこの異界はメシア教過激派の仕業でしょうか?」
「それはどうでしょう? 少なくともあの天使達は最近召喚されたごく普通の頭おかしい野良天使だと思いますわ。……メシア教はやってるアレですが、だからこそ対人・対悪魔のプロが揃っていますから破魔無効が多い人間に無駄にハマ撃つ様な間抜けは晒しませんわ。連中なら『神の身元に浄化してあげましょう』とか言いながら物理攻撃とか魅了や洗脳などの状態異常を撃ってきますもの」
成る程、判断力と戦闘経験が低すぎるからメシア教由来でなく野良天使の可能性が高い。ついでにそんな連中に指示を出す判断力の高い天使が上にいる可能性も低そうだな。
……まあメシア教過激派の事だからこの屋敷の異界に関わってる可能性がゼロとはとても言えないんだがな。本当に何やらかしてもおかしくない連中だから、まずはそこから調べないといけないのが面倒極まりない。
「しかしいつこの屋敷は異界化したんだ?」
「先週見た時は普通の屋敷だった筈なのですが、御三方は何か知りませんの?」
「いや、ここしばらく大社との諸々があったり別の仕事が入ってたりで忙しくて先週から屋敷は見てないぞ」
「私はマヨナカテレビの警戒もあったし」
「私小学生ですので……後、大社の目も此処を売った時に外されてると言ってましたね」
「……此処でも人材不足か……」
まあ少なくとも此処一週間ぐらいでいきなり出来た事に間違いは無いんだろう。周回ネキとゆかりの感覚だと【マヨナカテレビ】に近い気配だそうだが、それだとテレビの中の認知異界が現実に出て来たって事に……。
「……そういえば以前に似た様な事があったなァ。旧校舎に出て来た半分シャドウだった【バグス】」
「ふむ、まさか四国の【マヨナカテレビ】が現実側に侵食しようとしているとか? 原作でも霧がテレビから出て来る展開もあったけどアレは最終局面だよね。正直言ってまだ始まってもいない感じなんだけど」
「或いは痺れを切らしてどっかの霧の神が現実に出ようとしているとか……これは本腰を入れて調べる必要がありそうですわね。まだなんで天使が出て来るのかとか分からない事も多いですし」
「嗚呼、簡単な支部移設の仕事だったのにどうしてこんな事に……」
本当にな……このままだとせっかくの香川支部(仮)の話も危ういかもしれん。幸い出てくる悪魔のレベルは最大でも10強ぐらい、しかも天使故に呪殺弱点が大半だからレベル50超えてて呪殺(呪怨)属性に長けた周回ネキがいれば問題なさそうなのだが。
「とにかく屋敷の中を調べ回って天使供を殲滅しながら、この『謎のマヨナカテレビっぽい異界』を調査及び修祓を行いますわよ。建設予定の支部の事もありますが、こんなイレギュラーな現象の事は調べた上で本部に報告しなければ。此処以外の認知異界でも同様の事がおきかねませんわ」
「了解。まあまずはこの異界の詳細を知らない事には対応出来んな。幸いと言うか此処には最強のペルソナ使いである周回ネキがいるし、ラスボスレベルの霧の神とかでも出て来なければなんとかなるだろ」
「異界の雰囲気的にはそこまで強いシャドウや悪魔が出る感じじゃないしね。大体10レベル前後な感じ。……とにかく私のペルソナは索敵も少しは出来るから積極的に探っていくよ。正直言ってナビ専門のペルソナ使いがいればいいなとは思うけど」
「まあ無い者ねだりをしてもしょうがないだろうが。この異界には俺達やハヤタも入れるし仲魔も出せるから戦力的には問題ねェだろ」
「久しぶりの異界探索なので腕がなりますね。レベリングも出来そうですし頑張りましょう、ハヤタ」
『承知しました』
こうして俺達は支部建設予定地に発生した謎の異界の調査を行う事となったのであった……今日は簡単な支部の要望を話すだけの予定だったのにホントどうしてこうなった!
あとがき・各種設定解説
【造魔 アガシオン Lv9】
ステータスタイプ:魔特化
防御相性:電撃・呪殺・精神・魔力無効、物理・氷結・神経耐性
能動スキル:【ジオ】【ディア】【パトラ】【カースディ】【クロズディ】【タルカジャ】【ラクカジャ】【スクカジャ】
自動スキル:【氷結耐性】【一分の魔脈】
汎用スキル・その他:【ネオベテル式造魔】【索敵】【浮遊】【念動力】【追加装甲(水筒)】【擬似魂魄保護術式:カグツチの加護】
・悪魔召喚プログラムの報酬で最愛が貰った造魔であり、見た目は普通の水筒からメガテン式のアガシオン が顔を出していると言うシュールなものだが性能は魔女ネキ謹製かつ最愛の血なども使っているのでかなり高い。
・能力は前衛型の最愛を支援する為に補助と回復に特化しており、基本的に戦闘中は最愛の腰に下げられたままか普通に後ろからバフと回復による後方支援を行なっている。
・中に入っている水筒は偽装の為に見た目に関しては普通だが魔術的な加工が施されているので頑丈であり、実際に物理攻撃のダメージを軽減する効果もある。
・転生者の肉体由来の潜在能力の高さにより氷結弱点を耐性スキルで埋めており、閉じこもっていれば普通の水筒に見える事から持ち運びにも優れている魔女ネキの自信作だが最愛が戦闘する機会が少ないのでレベルはそんなに高くない。
・現在は最愛がCOMP(持ち運び用スマホ型)を買った事もあってその中にいる事も多く、偶に自宅で召喚されて通行の仲魔と遊ぶ事もあるなどかなり自我は成長している。
間桐慎二:キレイなワカメ
・変人揃いの技術班の中の数少ない常識人であり、戦後の来日した魔術師の家系(小規模)だった事もあって魔術や製作のの技量も高いので色々と厄介事を押し付けられている苦労人高校生。
・本人は戦闘系の魔法・スキルに対する才能は少なく(転生者としては)MAG量も多くないのでサマナーとしての適正も余り高くないが、代わりに戦闘以外の魔術や造魔・アイテム作製などの非戦闘系汎用スキル量が非常に多い。
・まあサマナーとしての才はあくまで『転生者としては』という話なので普通の仲魔を一体使役するぐらいは出来るし、技術班としての特権で手に入れた“実体がある分だけ消費MAGが少ない”造魔なら問題無く運用出来るのでそれらを使って戦うスタイル。
・前間桐家当主である祖父が上昇したGPによって発生した悪魔に対応出来ずに死亡した後に当主となって直ぐにネオベテルへと救援を求めて、更に残った家族と義妹も一緒に参加させてどうにかした人。
・覚醒者である義妹に関してはネオベテルの庇護の下で修行させつつ大学出るまでは普通の学生生活を送らせたいと思っているが、なんか義妹が高校デビューの際にキャラを何故か陽キャっぽくなっていたので『根が陰キャなのは変わらないのに大丈夫か?』と心配している。
読了ありがとうございました。
支部を建設しようと思ったら(お約束の)トラブル発生。 ……どうもテレビが小さ過ぎて人を引き込めないから方針を変えた模様。