新たなネオベテル支部建設予定地に突如現れた異界最奥にて、ネオベテルメンバー達と異界ボスである【天使/正義 ドミニオン Lv55】との戦いが始まって30分以上が経過した。
その間にも彼等は召喚された配下の天使達を何度か撃破し、どうにか異界ボスを攻略しようと再召喚の間などを縫ってドミニオンへと攻撃してダメージを与えていったのだが……。
『化ァI付くxu! 2ィ魔い乃xoシ用うheキ位!!!』
【ディアラハン*1】【テトラカーン*2】【マカラカーン*3】
「また回復、しかも物理魔法両方とも反射付与とは。私貫通系スキルは持っていないのですが……ならば!!!」
【エナジードレイン*4】
……この様に異界ボスである【ドミニオン】の膨大なHPを削りきるより前に高位回復魔法スキルによって回復されてしまい、更に強力な補助スキルの連続使用によってボスの抑え役に回っている周回ネキも普通に攻めあぐねている状況だった。
今も展開された物理・魔法反射障壁の所為で手持ちの攻撃手段の殆どを封じられた彼女は、仕方なく唯一反射されない万能属性のドレインスキルを使って牽制するしか無かった。
『『キェェェェェェッ!!! 神敵よォ死ねぇッ!!!』』
【天使 パワー Lv35】×2【怪力乱神*5】×2
「魔法も物理も効かない状態で突っ込んで来るとか! ……でも万能は別だよね!」
【メギド*6】
「いい加減に吹き飛べぇ!」
【メギド】
これで通算五度目になるドミニオンによる天使召喚で呼び出されてドミニオンの障壁を受けながら暴れ回るパワー二体に対し、ネオベテル組の【造魔 ヒゴロモ・ヒビキ】と【天使 パワー(変異体)】は反射出来ない万魔の光を持って迎え撃つ。
だが、物理攻撃を反射する所為で前衛が抑え込む事も難しく、万能攻撃が出来るメンバーもこの二人ぐらいしかいない状況では取り巻きの天使相手でもそれなりに苦戦してしまう。
「チィ! アマノザコは周回ネキの援護! ランタンとバグスはバフデバフ! 俺はパワーに【チャクラポット*7】をシュート! 万能はコスパ悪いからなァ!」
「ハイハイ、分かったよ。よ。【吸魔*8】でしょ。でしょ?」
『ヒーホー! でも火炎も状態異常も効かないから【タルンダ*9】先輩になるしかないホー!』
『オッケー★⌒c( ̄▽ ̄)マカシトキィ!!!』
【マハスクカジャ*10】
『某は反射を突破出来る手段がない故、敵の撹乱に集中します。【某を見よ*11】!!!」
それでも通行は仲魔のパワーのMPを回復させつつ、【幻魔 アマノザコ】にドミニオンのMPを吸収させる事で注意を引きつけさせて周回ネキの援護をさせながら、更にシャアザクと交代で呼び出した【妖精 ジャックランタン】及び【妖獣 バグス】のデバフをドミニオンに掛ける事で戦いを有利に進める。
更にハヤタも敵の注意を自分に引きつけながら高速で動き回り、闇雲に放たれる天使達の攻撃を回避し続ける事によって味方の負担を減らしていた。
「攻撃出来ない以上は私も【マハラクカジャ*12】しか無いかなぁ。……しかし、露骨に時間稼ぎに移って来たなぁ」
「私も前に出ます。私の貫通ならテトラカーンも超突破出来る*13ので! 取り巻きへのダメージを割増するぐらいなら! ……シオ、【タルカジャ*14】を!」
『キュイ!』
「気を付けてねー!」
そして後方で支援に徹していたゆかりと最愛であったが、前衛の攻撃手段が少ないと分かると貫通スキルを持っている最愛が『自分も前に出た方が良い』と考えて、腰に下げた水筒の中にいる【造魔 アガシオン】からこっそりバフを受けつつ前衛へと上がっていった。
他のメンバーと比べてレベルや戦闘経験がやや劣るからこそ後方での支援に徹していた彼女ではあるが、元から格闘技の心得もあり格上相手でもビビらない精神を持っている事もあって配下である敵パワー達の元へと速やかに接近する。
「オラ! とりあえず超貫通付きの拳を喰らいなさい! ……そして邪魔にならない様にすぐ離脱です」
【物理プレロマ*15】【コロシの愉悦*16】【貫通撃*17】
『グハァッ⁉︎ 貴様大天使様の加護を……⁉︎』
そして最愛は物理反射を使ってごり押ししていた敵パワーの隙を突き、その横っ腹に全力の拳を叩き込んでメギド二連発でダメージを負っていた相手の最後の一押しを行なって見事に敵パワーの一体を倒して見せたのだ。
そうしてドミニオンを守る前衛が一体のみしか居なくなった事を他のメンバーは見過ごす事など無く、マカラカーン及びテトラカーンの効果時間が切れた直後を見計らって周回ネキを筆頭として動き出したのだ。
「テトラマカラが切れて邪魔者も減った。私のMPもさっき回復した……ここですわね。再び張り直される前に! 【
【呪怨ハイブースタ*19】【マハエイガオン*20】【時喰みの城*21】×2
『Gィ厄ぁxaァ亜ァァっ!!?』
『大天使様申し訳……⁉︎』
まず、ここを好機と見た周回ネキが虎の子である自身の行動回数を増やす【一の弾】を使って自己時間を加速、その上で瞬く間に最上位の呪怨攻撃魔法を二連射しながらそのどちらもで生命力と魔力を吸収する影による追撃を行う。
その攻撃により残っていた敵パワーは生命力を一瞬にして吸い尽くされて倒れ、更にはドミニオンも弱点である呪いによって大ダメージを受けて倒れ伏し……そうしてダウン状態となったボスを見た周回ネキは間髪入れず契約のパスを介して仲魔であるヒビキに追撃の指示を出す。
「ッ! わっかりましたー狂三さん! 今必殺のぉ……【チャージ*22】!」
「からの【バトンタッチ*23】ですわ!」
「受け取りましたよ! 【レイズスラッシュ*24】!!!」
『異xa亜あゝアぁぁ!!?』
それに応えたヒビキは次の一撃の為にチャージを行いながら周回ネキに接近、そのまま彼女とハイタッチを交わすと共に加速した時間と共に行動権を譲り受けた事で即座にスキルの再使用が可能となり、未だにダウン状態のドミニオンに限界まで強化された斬撃を見舞って大ダメージを与えた。
……周回ネキ専用に調整された【ヒゴロモ・ヒビキ】は彼女と組んだ時に能力を最大限に活かせる様にスキルや技術を調整されており、それにより『契約を利用した時間加速状態のバトンタッチ』などの連携攻撃も出来る様になっているのだ。
『ギXI異ぃィxi……』
「まだ仕留め切れない⁉︎」
「ですが大ダメージで動きは鈍っていますわ。皆さん総攻撃チャンスです!」
「分かった!」『御意!』「今こそ!」「超行きますよ!」「そろそろ終わらせたいしね!」
そんな周回ネキとヒビキの連携による必殺のコンボ攻撃であったが、それでも異界ボスであるドミニオンの膨大なHPを削り切る事は出来なかった。
……だが、大ダメージによりダウン状態は継続していたので、彼女は取り巻きの天使が居なくなった事でフリーになっていた味方に総攻撃の指示を出した。所謂ペルソナ系お約束のフルボッコタイムというヤツである。
「今宵のチェーンソーは血に飢えています! 何せ回復ばかりで出番が無かったから!」
「おらァ! このKOOLなバットが火を噴くぞ! ステが低いから大したダメージにはならンが!」
「今こそ天香の魂を救い出す!」
『ヒーホー! 炎が効かない相手だけど、実は物理攻撃もちょっとぐらいは出来るホー!』
「アタシは魔法型なんだけど……とりあえず魔法で」
『オラー(o゚Д゚)=◯!』
『今の内にヤツの体力を削り切る!』
「オラオラオラオラ! 超オラァ!!!」
『GU擬グご我げgeギャxaぁァxiゥぉ亜アあゝAxaα!!!?』
それに応えてまずゆかりのチェーンソーがドミニオンに振り下ろされ、続いて通行とその仲魔達が一斉に襲い掛かり、更にハヤタの爪牙と最愛の拳と蹴りのラッシュが降りかかる。
……ダウンしていて、更には自身に回避率のデバフとネオベテル側に命中率のバフが掛かっている事もあってドミニオンがそれらの一斉攻撃を躱す事は出来ず、幾らレベル差があるとはいえ立て続けに繰り出された攻撃によってそのHPはドンドン減っていき……そして遂にドミニオンは地に倒れ伏したのだ。
『……GI位xa……がァxe……』
「やったか!」
「おいバカやめろ。それより追撃を『Mゝ堕DAァぁ亞xa!!!』ほらやっぱり!」
【食いしばり*25】
総攻撃が終わってドミニオンが倒れた後も僅かに空気が緩みつつも追撃を準備するネオベテルメンバーだったが、それよりも少し早く食いしばってギリギリの所で耐えていたドミニオンがいきなり起き上がって全身からオーラを吹きあがらせて暴れまわったのだ。
それはスキルですらない通常行動ではあったが死する寸前の馬鹿力と言うべきか、或いは
……命中・回避率へのバフデバフもあって吹き飛ばされたメンバーは問題なく受け身を取るなどして無事だったが、それを見た周回ネキはここで態勢を立て直されるのは危険だと即座に銃口を向けてトドメの弾丸を放つが……。
『危えxeロ! キE炉きゑRO鬼エろKい江ro輝ぇロxoぉォ!!!』
【デクンダ*26】【コンセイトレント*27】【メギドラオン*28】
「なっ⁉︎ 全員伏せ……!」
その弾丸はそれよりも早くに攻撃力と命中率デバフを解除して本来の動きを取り戻したドミニオンが放った極大威力の万魔の光に飲み込まれて消滅、そしてその凡ゆるモノを破壊する光はこれまでよりも遥かに範囲が広かった事もあってネオベテルメンバー全員を呑み込んでしまったのであった……。
──────◇◇◇──────
『……Zエぇ歯αァァ……GIィぃハ亞xa……KA、回フK憂ぉxo……』
【ディアラハン】
そうして超威力の一撃を放ったドミニオンであったがその様相は息絶え絶えといったものであり、辛うじて回復魔法一つを発動させる頃でどうにか動ける様になるのが限界であった。
先程のスキルは本来の悪魔やシャドウ・ペルソナの【ドミニオン】が使える様なモノではなかったのだが、自身の中核となっている『ペルソナ使いの資質を持った魂』を無理矢理励起させ、一部のペルソナ使いが行う集合意識からの降魔に近い手法によって四国にある【マヨナカテレビ】の“大元”から力を引き出す事で使う事が出来たのだ。
……尤も特別なペルソナ使いではない只の“混ぜ物”でしかないドミニオン程度がそんな事をやったその反動と負担は大きく、これまでの損耗も含めて自身の肉体はおろか異界の維持にも影響が出る程だったが、それでも目の前の厄介な敵手を葬れるなら問題なく悪影響も少し休めば回復出来るとドミニオンは考えていた。
『Dαが故REでxe……「キヒヒ、それはどうでしょうかねぇ」NアっGUハぁxtu⁉︎』
【銃撃ハイブースタ*29】【トリガーハッピー*30】【ワンショットキル*31】
……のだが、そんな風に安堵していたドミニオンの耳にメギドラオンの余波で発生していた煙の向こうから不敵な笑い声が聞こえた瞬間、その眉間に一発の魔弾が突き刺さってドミニオンを撃ち抜きながら吹き飛ばした。
その弾丸が撃たれた方向の煙が晴れたそこには、ボロボロでありながらもしっかりと両の足で地面に立って銃口をドミニオンに向けながら笑みを浮かべている周回ネキの姿があったのだ。
『Nァぜxe……』
「残念でしたわね、トリックもとい【生還トリック*32】ですわ。たかが通常メギドラオン程度でやられるならペルソナ使いはやってません」
「なので同じスキル持ってる私も生き残ってますよ! そんでもって【反魂香*33】!」
「はっ! やべぇ死んでました!」
何かよく分からないトリックを使って生存していた周回ネキは銃撃で怯んでいるドミニオンの注意を引くべく前に出て、同じ理屈で生存していたヒビキはこっそり周回ネキの影から取り出したアイテムで回復役であるゆかりを蘇生させた。
それを見ていたドミニオンだがダメージと消耗によって行動を起こす事は出来ず、それを見た周回ネキは『狙い通りですわね』と言いながらイイ笑顔を浮かべてる。
「ああ、やはりもう
『GU擬ギxiぎ意ィ……』
「それに加えて私のMPをドレインする【時喰みの城】やアマノザコちゃんの【吸魔】も可能な限り食らわせましたし、どうやら先程の一撃は相応に反動もあった様ですしね。……出来れば短期決戦で決めたかったのですが、出来なければMP切れを狙う持久戦にシフトする……それが作戦でしたので」
これはドミニオンがMPを使うスキルばかりを三回行動で使い、更に自分の呪怨や銃撃スキルで弱点が付けてHPを回復魔法が必要になるレベルで削れる事から立てた作戦であり、それを密かに伝えられた通行も契約を介した念話でアマノザコに指示を出していたのだ。
まあドミニオンの奥の手で壊滅寸前まで追い込まれるトラブルもあったが、その反動で相手の損耗も大幅に加速させられたので結果オーライといった所だろう……ネオベテルメンバーの全員が瀕死になっている事には変わらないが。
『Dアヶmaだxa……「じゃあ私は【リカーム*34】で通行を」「私は【宝玉輪*35】ですわね。流石にHP1のままでは」「じゃあもう一個【反魂香】を使ってハヤタちゃんを蘇生させますね」……Eェxe……』
「悪魔には出来ない人間の知恵と技術と意思(と財力)の勝利ですわ。MP回復アイテムもまだまだありますし」
……まあ、そんな状況も周回ネキ達が躊躇うこと無く高級アイテムを大盤振る舞いする事によって、あっという間に立て直されるという光景を前に流石のドミニオンも絶句していたが。
この辺りは多数の生産系転生者を抱えたネオベテルの圧倒的な資本と財力が出た形だが、まあ今回のアイテムを用意した周回ネキ的には大赤字なのも言うまでもない。
「……まあ、私としては“終末要因”になりそうな【異常なマヨナカテレビ】の攻略や情報収集の為ですから、多少の散財も辞さない覚悟で挑みますわよ。……では続けましょうか。こっちは容赦なくMPドレインと弱点属性攻撃を使いますが」
『Gう憂ゥxu……G家xaァA嗚呼xaァぁ亞ァァ!!!』
そうして半ばヤケになったかの様に戦いを再開したドミニオンに対して、周回ネキ達ネオベテルメンバーは一切油断する事なく最適解となるスキルを再び繰り出して迎撃していった。
……尤も、MPの枯渇によってまともなスキルが使えないので通常攻撃しか出来ず、更には霊基の損耗で天使召喚すら出来なくなっていたドミニオンに勝算がある筈もなく、最終的には通行が【テトラカーン】を掛けながら他のメンバーが殴り続けて漸くHPをゼロとする事で決着がついたのであった。
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『GIAaa……アりガとウ……』
「うむ……天香よ、今度こそ安らかに主の元へと「よし! やっと倒せました!」「一応、また復活しないかチェックをしませんと」「アナライズした範囲では完全にLOSTしてンが」「もう復活とかしませんよね」『某の鼻で感知した範囲では危険な反応はありませんが』……」
そうしてHPがゼロになったドミニオンから【夜刀神天香】の魂が解放されるのを見た味方の【パワー】が感慨深くなってる……のをスルーしてネオベテル組はちゃんと倒したかの確認と増援が居ないかどうかの調査を行なっていた。
……そんな彼等を見て何とも微妙な気分になるパワーであったが戦士としては決して間違った行為ではない事は理解していたので、とりあえずスルーしながらも他のアレな天使に天香の魂をやらない様に自らの本体の元へと速やかに送るのだった。
「ン? ……囚われていた魂は解放されたみたいだな」
「ああ、天香の魂は私の本体の元へと送っておいた。これで安らかに眠れるだろう。……サマナー達のお陰だ、感謝する」
「どういたしまして。……おっと、霧が薄まってきたな」
彼等がそんな会話をしていると異界の核となっていた魂が解放されたからか、これまでずっと異界内部に立ち込めていた霧の量が急速に減っていったのだ。
『ふむ、異界が崩壊しているのか?』
「じゃあ急いで脱出を……」
「いえ、これは崩壊と言うよりは……」
そして彼等が何か行動を起こすよりも早く霧は跡形もなく消滅して、彼等はそれまでの異界内部ではない現実世界にある屋敷内の一角に突っ立っていたのだ。
その部屋は以前彼等が見たごく普通の屋敷と全く同じ様相であり、これまでの異様な気配を常に放っていた異界がまるで夢幻であったかの様にごく普通の空き家でしかなくなっていた。
「ここは完全に現実世界か。見た限り戦闘痕も一切残ってねェな」
「ああ、間違いなくここは天香が住んでいた屋敷だ」
『特に異常は感じられませんね。以前に視察した時と同じです』
「……まあ、以前調べたのにさっきはあの有様でしたから、今後念入りに調べる必要があるでしょうが……とにかく外の間桐君と合流してから詳しい報告を上げましょう」
そんないきなりの変化に戸惑う彼等であったが、とにかく此処で起きた一件を報告しておかなければならないと思い直して屋敷の外へと出ていったのだった。
「まったく、今日は超散々でしたよ」
「しかし何でウチの【マヨナカテレビ】だけこんな妙な事に……周回ネキ追加の人員とか何とかならない?」
「それに関してはこれからの報告及び脇巫女ネキ達との話し合い次第ですわね。……最悪、奥の手である『ブラックカードによる脇巫女ネキ召喚』で実地調査をさせる必要があるかもしれませんが」
「え? ブラックカードってンな事出来んの」
「所有者が空間転移に長けていて。かつ日本国内であれば霊脈を介して博麗神社にいる彼女を呼ぶ事は出来たりしますわ。……来てくれるかは向こうの仕事量次第なので、さっきの戦闘がヤバかったら賭けをする羽目になってましたが」
そんな彼等の会話を最後にしてネオベテル香川支部(仮)建設予定地で起こった事件は幕を閉じたのであった。
……尤も、全員がこの一件が何か大きな厄ネタの始まりでしかない事は心の何処かで予感していたのだが、今は問題が解決して安心した気分に浸りたかったので考えるのは明日の自分に任せたのだった。
あとがき・各種設定解説
ドミニオン:最後はタコ殴り
・この特殊なマヨナカテレビのボスは霊能力、特にペルソナ使いの資質を持つ死者の魂を“何者か”が奪い取り異界の核である悪魔としたもので、その由来から悪魔・シャドウ・ペルソナの特性が混ざり合っている。
・そのせいなのか普通は理解できない声を出したり生者への攻撃性が高かったりするが、思考能力も多少判断力が低いぐらいで十分にあるので戦闘時には最適と思われる選択を選ぶぐらいはしてくる。
・何故四国でこんな現象が起こっているのかは未だ不明であり、ネオベテルは支部の建設と並行しての本格的な調査を行う事に決定した模様。
ブラックカードの隠し機能:周回ネキが言ってた“奥の手”とはこれ
・これはブラックカード自体にカグツチの加護が使われている事と、博麗神社が日本の霊地の要にあるので日本中の霊脈と繋がっているから出来る事。
・ただ、あくまで博麗神社へ該当ブラックカードの位置情報を送って、そこからの龍脈渡りを行うルートを設定させる事で脇巫女ネキを自分がいる所に転移出来る様にする機能でしかない。
・要するにブラックカード自体には転移系の機能は無いので使用者自身がカードの加護を介して転移ルートと位置情報を発信出来るだけの転移技術が必須であり、それに答えて転移するかどうかも脇巫女ネキ次第となる。
・まあ、その特性から現状この機能が使える幹部は転移技術に長けた周回ネキか魔女ネキぐらいであり、この二人が自分を呼ぶ案件ならヤバい事態確定なので大体仕事をほっぽり出してくるのだが。
・ちなみに今回の周回ネキは戦闘開始前に位置情報だけ送信してヤバい事態だと伝えて、本当に危険になったら戦闘中にいつでも転移ルートを確立出来る様にしていたが、何とかなりそうなので使わなかった感じ。
読了ありがとうございました。
長かった香川支部異常編もようやく終わり。次回からは今回の事件による影響含めて掲示板回か短編集的なものをしばらくやる予定です。