もしも秘密結社holox幹部の『鷹嶺ルイ』に弟が居たら?と言う、妄想100%の二次創作です。
弟君は描写内では喋りますが、台詞はないです。要するに「弟は〇〇と言った」のような描写だけってことです。

諸事情により、作者名を匿名にしました。作者名自体に変更は無いです。

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 私の推しであるルイ姉の二次創作を書いてみました。

 『ホロライブ』の雰囲気を残すために、弟君は喋らないです。てかどう喋らせたら良いのか悩んだからこうした。
 また、扱いに困ったので「にぃに」は出てきません。どう喋らせればええんや……此方が勝手に決めたら「ルイ!」って叫んで家の壁突き破ったり、愛の力で崖を走り抜けるキャラになるぞ。日常系が一気にギャグになるぞ。

 短編3本となっており、下のURLから好きな話に飛べるようになっています。

【幹部の日常】
【料理上手な姉】
【ホラーゲームをした後の姉】


秘密結社幹部の弟君

【幹部の日常】

 

 秘密結社holoxの女幹部『鷹嶺ルイ』には弟が一人居る。

 歳は61ほど離れており、職業は不明である。家では鷹嶺ルイの母性に甘えてだらけてばかりの人物である。

 身長はholoxの総帥よりも1cm高い140cmであり、総帥と会うたびに身長でマウントを取っている。

 

「起きて~ほら、起きて!」

 

 そんな弟は現在、鷹嶺ルイに起こされていた。

 現在の時刻は13時。鷹嶺ルイが行っているLunchtime雑談が終わる頃の時刻であり、実際に配信が終わったばかりである。

 彼女は未だに起きていない弟を起こすために部屋まで入り、体を揺らして起こそうとする。

 しかし弟は小さい声を出すだけで起き上がろうとはせず、それどころか毛布を被ってベッドに籠ろうとする。

 

「はぁ……がんもー!」

 

 溜め息を付いて「仕方が無いか」と呟くと鷹嶺ルイはある名前を呼ぶ。

 

「まったく、またワシが起こすのか」

 

 渋い声と共に現れたのはガマグチヨタカと呼ばれる種類の夜鷹であった。

 リンゴ3個分のキ〇ィちゃんの設定のような単位で聞かないような身長と、頭に二匹の雛を乗せてるのが特徴の夜鷹が弟の元へと飛んできた。

 がんもは顔を勢いよく後ろへ向かせ、短い嘴で弟を何度もつついた。チクチクする痛みで目が覚めた弟は毛布もろともがんもを吹き飛ばした。

 

「起きたかね?」

 

 毛布が飛ぶ前に鷹嶺ルイの肩に移動していたがんもはいつもの光景に、やれやれと首を振る。

 これが彼女達の日常。弟のダラケさに溜め息を付きながらも面倒を見て、それをペットのがんもがいつも通りだと呆れる。

 そうして彼女達の1日は今日も始まる。

 

 

 

 

【料理上手な姉】

 

「美味しい?」

 

 起きたばかりで寝癖が付いていた髪を直してもらい、鷹嶺ルイとペットのがんも、そしてそのがんもの頭に居るつみれとつくねの二人と三匹の食事をすることになった。

 時刻は13時30分。遅めの昼食になったにも関わらず、文句の言う者は誰も居ない。

 答えは単純明快、鷹嶺ルイのご飯が美味しいからである。楽しみだから、美味しいから、みんなで食べるれるのが嬉しいから。彼らは誰も文句を言わない。

 

「そう? 良かった」

 

 彼女の言葉に全員が頷く。

 時間が遅くなろうとも彼女の料理が食べれるのなら文句は無い。それは全員が考えていることである。

 元々、彼女がブラックな会社に勤める前は全員で揃って食べることが日常であった。

 しかし勤めてからは多忙の毎日。会社で仕事している昼食の時間は仕方無いにしても、夜遅くまで帰ってこない彼女が居ない時に食べるご飯は何処か寂しかった。

 

「ルイ、最近のholoxはどうだ」

 

 そのせいか、がんもが定期的に今のholox(職場)に付いて聞きたくなるのも頷ける。

 彼女の居ない食事は寂しいものだ。みんなで揃って食べるご飯が、どんな高級料理よりも美味しく感じるのは彼女を愛しているからであろう。

 

「最近? うーん、ラプラスが牛乳を飲み過ぎて体調悪くしたのと、こよが薬を溢して小さくなったりしてたよ」

 

 鷹嶺ルイの弟の身長を越そうと、holoxの総帥であるラプラス・ダークネスが、牛乳を飲み過ぎて体調崩した話や、holoxの研究者である博衣こよりがある研究の最中に、見た目は子供頭脳は大人状態になってしまった話をした。

 一人と三匹は楽しそうに話す鷹嶺ルイを見て、幸せそうにご飯を食べるのであった。

 

 

 

 

【ホラーゲームをした後の姉】

 

 鷹嶺ルイは配信者である。

 秘密結社holoxに属してると同時に、アイドルVTuber事務所である『ホロライブ』のタレントでもある。

 総帥を言いくるめ……いや、説得してholoxの目的である世界征服の第一歩としてホロライブに潜入することになったのである。

 そんな彼女であるが、タレントである以上様々な配信をする。holoxやホロライブの先輩達とのコラボ配信、お酒を飲んで雑談をする晩酌配信、歌ってみんなを楽しませる歌配信。そして、その中には彼女が苦手とするホラーゲームも入っている。

 

「うぅ、がんも~」

 

 何度かの悲鳴が聞こえ、静まった頃に彼女は涙目になりながらがんも抱くのが、ホラーゲームの配信が終わった後の動きへとなっている。

 やれやれと顔をしつつも、自身を抱き締めてくる鷹嶺ルイから逃げたりはしない。何故ならがんもは鷹嶺ルイのお世話係であり、相棒であり、親のような存在であるからだ。

 

「やれやれ」

 

 いつもなら頭の上に乗っているつみれとつくねは居ない。配信が夜遅くから始まったため、先にベッドに運んでおいた。今頃は二匹揃って夢の中だろう。

 すると自室のドアがノックする音が聞こえる。その音に反応して鷹嶺ルイは小さな悲鳴をあげる。

 家族以外の誰か、幽霊が来たのでは無いかとがんもの抱く力が強くなる。がんもは強くなった力で苦しく感じるが、アイツが来たのかと至って冷静であった。

 ゆっくりと、軋むような音と共にドアが開く。その先に居たのは鷹嶺ルイの弟であった。少し大きめのパジャマを着ており、左腕には枕を持っていた。

 

「え?」

 

 ノックしてきた正体が弟だと分かると、鷹嶺ルイはがんもを抱く力を弱める。意図せず姉を驚かせてしまったことを謝罪し、弟は姉が心配だから一緒の部屋で寝ることにしたと話す。

 自身を心配してくれた事を嬉しく思い、鷹嶺ルイは弟の頭を撫でる。子どもを扱うように見えるが、弟は満足であった。

 そうして二人は同じベッドで寝ることになったが、その光景を見ていたがんもは知っている。実は弟も怖いものが苦手と言うこと、鷹嶺ルイの配信を見て怖くなって一緒に寝ることにしたこと。

 しかし、がんもは喋らない。二人が幸せそうに眠っているなら邪魔をするのは野暮であると考えたからである。




 本来ならちょっとだけチャット画面を入れる予定でしたが、入れられる場面無かったので止めました。

 下に今回ボツにした話を置いておきます。まぁあれだ、ボツにするよりかは置いといた方が良いと思うので。

 ボツにした大半の理由がルイ姉と弟君が中心なのに、ルイ姉が殆ど出てこないからです。それと、ホロライブを知らない人でも読めるように書いたので、他のholoxメンバー出ると人が多くて把握出来ないと思ったからですね。


【ボツにした短編集】
・ラプちゃんと小さな喧嘩する弟君
・こよちゃんの実験に巻き込まれる弟君
・沙花叉に掃除のアレコレを教える弟君とルイ姉
・いろは殿に美味しい食事を奢る弟君
・がんもと散歩する弟君
・つくねとつみれの世話をする弟君
・友達(変装したホロメン)にholoxのことを聞かれる弟君
・汚部屋の掃除を手伝う弟君
・いろは殿の修行に巻き込まれる弟君
・ルイ姉とイチャイチャする方法を沙花叉に聞かれる弟君

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