岸くんに憑依したので世界は救われないかもしれない 作:Iaなんとか
改稿してたら遅くなった。
覇瞳皇帝 「あら、私に敵うとでも思っているのかしら。」
ダイゴ 「確かに、ニセモノのお前にすら、オレ様は苦戦するかもしれねえ…。
だがなっ! オレ様の方が強えぇ!!」
―――When you wish upon a star―――
―――Makes no difference who you are―――
―――嘗ての友人へ――
―――
―――
―――
―――地を照らし、空に在り、
―――
TIPS : 理想魔術
それは、星辰を合わせ 星海の彼方より 流星群を呼び出し 神を撃ち落とす
そして、
理想魔術は極度の困難さから、実現を諦められており、
大陸を魔法陣とした天体魔術でさえ、『理想』には程遠かったが、
また、アンナの遷延の魔眼とクリスティーナの
未来観測及び確率操作を行うことで、命中精度、貫通力が極限まで向上する。
本来ならば、
だが、『理想』を諦めない意志がそれを覆した。
―――Anything your heart desires―――
―――Will come to you―――
戦場まで特攻…空輸する騎空艇を操縦する騎空士であり、最高峰の戦闘能力を持つジータさん。
ジータさんは原作とは違って、ヴァイスフリューゲルに所属している。
プリコネの設定通り、変身能力があるようで様々な
どこからか莫大な魔力が供給されていることが判明した後衛のユイ。
中衛として優れた火力を発揮するシズルとリノ。
遊撃としてオブジェクトの改竄能力を持つラビリスタさんと、
視ることに特化した龍眼を持ち、シャドウを喰らうことで強くなったホマレさん。
以上の10名と魔力不足で蝶の姿をしているネネカさんの分身一匹だ。
そんなこんなを考えながら、俺は気嚢がなく翼の生えた小さな騎空艇を観察する。
どうやら、騎空艇は金属製で、後部にブースターらしきものが取り付けられている…。
というか、騎空艇の先端には二つのプロペラまで付いている…
どこからどう見ても飛行機、それも双発機にしか見えない…。
…俺がルーセント学院で学んだ騎空艇の知識は役に立たなかったようだ。
俺たちは撃墜されにくいロフテッド軌道で、結界の上空から突入しようとしたが…、
ジータさんのトラウマになりそうな操縦も空しく、ビームに貫かれて騎空艇は空中分解した。
そして今、俺たちは空中に投げ出されている…。
「死にたくなければ、私の見える範囲に居て下さい。 5秒後に跳躍します。」
結界を自由落下で突破するつもりだろうが、ビームが飛び交う中、空中で5秒も耐えられるのか…
って思ったら、皆は壁を創る、ビームを刀で斬るなど、思い思いの方法で回避していた…。
「助けなさいよ~!」
キャルの鳴き声が遠く響く… 仕方がないので、助け舟を出す…
キャルがビームに当たる直前、残骸を蹴り飛ばし、キャルにぶつけて軌道を変える…。
「うみゃッ!」
直後、ワープの独特な感覚に俺たちは包まれた…
ネネカ 「無駄ですよ、真那。 貴方が霊基に仕掛けたバックドアは無力化しましたから。」
キャル 「陛下には、もう誰も殺させないんだから…!」
キャル 「望むところよ!」
鏡像の月がランドソルに落下を始め、無数の昏い光芒が大地を奔る。
まるで、神話の戦いを描いた絵を現実にしたような光景だ…。
「セイクリッドビヨンド!」
強化されたシズルの攻撃は、偽物の月を砕き、群青色の大空が戻った。
続いて、
小動物くらいの大きさの分身から、山ほどの大きさがある分身まで様々だ。
「コロナレイン!」
リノが必殺技を放つと、矢が豪雨となって
大半の分身は消滅したが、油断はできない。
不謹慎だが、俺には『コロナ』という名称が
ラビリスタさんが巨大なゴーレムを作り出し、
跳躍王は、蝿のように集る
ルカさんは双刀を振り、その衝撃波のようなナニカで撃ち落としていく…
刀を振った回数に対して、やけに多い気がするが…
ジータさんに至っては、放たれた黒色のビームを刀身で弾いて、小さな
というか、目まぐるしい早さでジョブチェンジ?を繰り返して、戦っている。
ホマレさんの龍眼は本体を捕捉し続けているらしく、的確に魔法を浴びせ消耗させてるようだ。
俺も盾で攻撃を防ぎながら、味方への強化を続け、剣で斬りつける。
空に花火が揚がった。 天体魔術の二射目の合図だ。
威力は一射目に遠く及ばないが、それでも戦術核程度の威力はあるらしい。
俺たちはラビリスタさんが固有能力で造った地下シェルターに収容される。
ワープで侵入されないよう、ユイが結界を張った。
ドォォン…
衝撃の後、重い爆音が鳴り響いた…。 …結構地下深くにいるな…俺。
地上に戻ると、俺は自身の固有能力で決着を付けるために本体に突撃することにした。
俺はネネカさんが視界に投影した、
幾許かの時が経過した時、
『俺の固有能力で
固有能力で霊基を破壊したら電脳死して、
どうしてこんな肝心な時に、俺は気づいてしまったんだ… 俺に人を殺す度胸なんてないことに…
容赦ない
もう、
「大丈夫かい、少年!?」
「俺には無理だ… 俺には
俺は
「…私の勝ちね。」
ルカ 「無明に死になっ! 双刀陸段突き!」
―――If your heart is in your dream―――
―――No request is too extreme―――
嗚呼…アストルムの…プレイヤーに…倒される…なら……満…足…だ…わ……
キャル 「おやすみなさい、陛下…」
―――When you wish upon a star―――
―――As dreamers do―――
俺は
直後、血溜まりの中にいる
一か八かの賭けだったが、俺の保険…『
…? みんなの様子が可笑しい… 俺を見て
視線の先を見ると…胸から大量の
駆け寄ってきたユイが回復魔法を掛けてくれる。
一向に治らない…
それでも、ユイは俺の手を握って、必死に魔法を掛け続ける。
血の流れとともに視界が霞んで…
意識がだんだん遠ざかる…
「ねぇ! 起きてよ、ユ■キ君! お■いだから、死■■いで!」
原作だと…ラビリスタさんがどうにかしてくれる…
だから、俺はユイを安心させ…
「医者なんだよね、マスター!」
「
「そんな…」
『
ユウキ君から血が
時間が止まれば、血も止まるのかな…
ユウキ君が死ぬくらいなら… いっそ、時間なんて…止まってしまえばいいのに…
―――Fate is kind―――
―――
―――
―――She brings to those to love―――
…長い時間が過ぎて、わたしは世界が止まっていることに気づいた。
私は『
わたしのそっくりさんが現れて、ユウキ君に近づく。
「あなたが、時を止めたの?」
「…ううん。 早く騎士クンを助けよう…もう一人の
私の
「
―――The sweet fulfillment of―――
変な槍と盾を持った大男が追いかけてくる…。
へんたいふしんしゃさんがでるから気をつけてって真琴ちゃんも言っていたけど…
こんなの想定外だよ…!
「Guaaa!」
路地裏の行き止まりに、光る白い落書きを見つけた。
…真琴ちゃんに薦められて見た小説に魔法陣から騎士が現れて助けてくれる展開があった。
こんな落書きに、最後の希望を託すなんてホントは嫌だけど…
そう思いながら、私は落書きに触れた。
…何も起こらない。 こんなのに期待した私が馬鹿だったんだ…
曲がり角の大男がこっちを向く…
「Guaaa!」
いやだっ! 死にたくないよ! 誰か助けて!!」
……? ……!? 私…生きてる…!?
恐る恐る顔を上げると…見知らぬ若い男がいて、剣で大男を一突きしていた…
そして、心臓のあたりを貫かれた大男は光る粒子となって消えた…。
私を助けてくれた彼は私の方へ振り向いて、夜光に照らされながら…
「問おう、オマエが俺のマスターか――」
「うん…!」
私は彼に見惚れてしまった。 その
「じゃあユイ、俺が安全なところまで運ぼう。」
彼は教えてないはずの私の名前を呼びながら、腰が抜けた私をお姫さまだっこしてくれる。
恥ずかしいけど、抵抗する気は湧かない。 …逃避行も悪くないって、私は思った。
―――Their secret longing―――
■■■ 「早く逃げないと、私の超能力で どるるるるる~ん☆ しちゃいますよ~♪」
■■■■ 「わたし… みんなのために歌えるかな…」
■■■■■ 「無垢な子供を傷つけるなら、ワタクシにも覚悟がありますぞ!」
■■■ 「
■■■ 「訳あって、名乗れないんだ。 ごめんな、ユイ。」
■■■ 「わらわのせいなのじゃな…… わらわが世界を燃やさなければ…」
■■■ 「■■■たちが足掻いた末の、今この世界だから…
その『結末』は『無意味』でも『無価値』でもない…俺はそう信じてる。」
―――Like a bolt out of the blue―――
アストルムで出会ったユウキ君は、
別人だって割り切れないくらいには似ていて、どこか違う。
ユウキ君は彼よりも余裕がなくて…、何よりずっと仮面を被っていたんだ。
そして、ユウキ君は泣きじゃくる子供のように、誰かに救いを求めているようだった。
だから、私は見てられなかった。 誰かを救う度に自身を傷つける…そんなユウキ君を…。
私は彼に救われた。 だから、今度は私が君を救う番。
―――Fate steps in and sees you through―――
「■してる。」
「やめてくれ…!」
「あなたを…他の誰でもない、
「お願いだから、やめてくれ…!
オレは人の立場を乗っ取って、本物のフリをしていただけなんだ!」
「あなたが自分を偽ってることくらい、知ってた。
でも、私はそんな不器用なあなたに恋をしたんだよ。」
「オレは■■を騙して、プリンセスにしたんだぞ…!」
「それでも、私はあなたのことが大好きです。 だから…自分を傷つけないで。」
「オレが最後まで演りきれば、みんな助かる。
それでいいじゃねぇかよ…!」
「自分らしく生きてもいいんだよ。」
「そんなことしたら…」 ――また、
「安心して、私がずっと側にいるから。」
「…オレはもう…誰も、喪いたくないんだ。
そのために、できることは全てやってきた…。
人を助けることの何が悪いんだよ!」
「でも…、あなたが救われない。 そんなの、イヤだ!
ワガママだっていい! 私は決めたの! いつか必ず、あなたの笑顔を見るって!」
「どうしてそこまで…オレに構うんだよ…」
「あなたに伝わるまで何度でも言うよ。
「
「ああ…! オマエを必ず…救ってやる……!」
目が覚めると、
全く覚えていないが、ひどく懐かしい夢を見ていたような気がする…。
「起きたんだね、ユウキ君! あの時は死んじゃうのかと思ったんだよ…」
ユイが抱きついてくる。 苦しい… 案外、心配されてるんだな…俺。
「病み上がりだから、あまり弟くんに無理させないでね、ユイちゃん…♪」
現実世界の俺も
「ところで、
「
マスターが言うには、霊基が汚染されていたから、現実には戻れないだろうって。」
そっか…
バタバタと足音を立てながら、部屋にキャルとコッコロが入ってくる。
「起きたわね、ユウキ! 今日の夜、オーンスタイン城でパーティーするわよ!
あたしの腕によりをかけて、
昆虫料理が出てくるのだろうか…
「あなたさま! わたくし、心配しておりました。」
「…心配かけてごめん。」
コッコロがいると日常に戻ってきたことを実感するなあ…
「ユウキ先輩! お久しぶりです!」「麦しゅわ~しゅわしゅわ~「
「うわっ!?」「ごめ~ん☆ ちゃんと埋め合わせはするから~」
目の前にいるのに気づけなかった…! アユミ*1サンおそるべし! 「そういう問題じゃないです!」
「大丈夫ですか!?」「ごめん… 私が悪かったね…」
「少し、驚いただけだから…。 それにしても、相変わらず
「はい♪ ホマレさんにも褒められたんです♪」「はあ…、今後はこんな無茶は厳禁ですよ、ボス…」
意外な繋がり…
確かに原作でもそういうイベントあったけど、今回のループではそんな時間なかっただろうに…
「ところで、パーティーに呼ばれたってことは潜入工作でもしてたのか?」
「えぇと、
へぇ…
「おお!
アンナ*3!? 俺はシグルドじゃねえよ!?
「アンナちゃん… ユウキ先輩はシグルドではないですよ?」
「『殻』を被り、自身の在り方で悩み続けるあたり、ユウキは
特に不器用なところが
色々と見透かされてるんだろうけど、不思議と不快に感じない…。
なんというか…優しい眼差しで見守ってくれてるような感覚だ…
「…そうですね! ユウキ先輩はシグルドです!」
いや、この会話でアユミは何を理解した!?
俺をなんだと思ってるんだ…!?
TIPS : 遷延の魔眼
可能性を視る魔眼。 未来視の一種。 強大な存在を世界に押し留める要石でもある。
現実におけるアンナ、即ち『柊 杏奈』は占夢の一族の末裔である。
アンナは幼い頃より、
そして、
アンナの魔眼の本質は望む未来を手繰り寄せる、アポートと呼ばれる超能力の最高峰。
英雄への憧憬が曖昧な超能力に明確な
『柊』は
『杏奈』の『
『
故に、アンナがオフェリアとの縁を紡いだのは必然であったのだろう。
「あら、ユウキじゃない。」「おはようございます、先輩。」
二人は天体魔術で王都が消し飛ぶ可能性があったから、美食殿のギルドハウスから、
同じく世界の修正が届かないオーンスタイン城に移り住むことになった。
ラビリスタさんが『月の女王』*4と表現するくらいの凄まじいメテオで、
王都はギルドハウスごと消し飛び、ソルの塔だけになったのだから懸念は正しかったようだ。
「パーティー、楽しい?」 「お兄さま! あ~んしてください!」
「昆虫食は苦手だわ…」「美味しいです。」 「もしかして…昆虫…!?」
「やあ、少年! クレープひとつ食べてかない?」「おお、ユウキじゃないか!」
ラビリスタとムイミがいる。 「ペコリーヌは相変わらず、よく食べるわね~ ねぇ、あたしの作った料理はおいしい?」
「なあ…どうして城の中に屋台があるんだ…?」 「モチロンです☆ わたし好みの味付けでやばいです☆」
「趣味だよ♪」「晶のクレープって七冠にしては普通だよな~」 「そう! なら、よかったわ♪」
うん、なんというか普通としか表現できないクレープだ。
個性がなさすぎて、逆に個性というか…
…何か忘れてるような。
「ムイミ、オクトーはどうしたんだ?」
「相棒なら似々花と教授に連れてかれたぞ~」
今頃、折檻でもされてるんじゃないのか…
くわばら、くわばら…
―――When you wish upon a star―――
ユイだ。なぜかアタフタしている。
「どうしたんだ?」 「お兄ちゃんにも春が来ましたよ、お姉ちゃん!」
「わ…わたしの手料理を食べてください!」「弟くんを見守るよ、璃乃ちゃん!」
…!?
「えっ…いいけど…」
そう言うと、ユイは弁当を差し出してきた。 こちらを覗くタコさんウィンナーがかわいい。
椅子に座り、弁当箱の蓋を開けると、ムワッといい匂いがあたりに立ち籠める。
綺麗な形をした、だし巻き卵を口に入れる。
「おいしい?」
「うん、とてもおいしい。」
食べ終わると、ユイが感想を聞いてきた。
『とてもおいしかった』、と伝えるとユイは喜びを露わにする。
「作った甲斐があった…!」
そのユイの笑顔は…何よりも尊くて…美しいように思えた…
―――Your dreams come true―――
*1:ストーカー。気配を消すことが得意で、視ることに特化した魔眼である龍眼でなければ、アユミが何をしても認識できないというR18でありそうな凄まじいステルス能力を持っている。
*2:銭ゲバ義賊。タイヤキが好き。機械工学が専門でアキノがギルドマスターのメルクリウス財団に所属している。不正から民衆を救うために義賊になったが、メルクリウス財団がその思想に同調したため、ギルドの稼業として再出発を果たした。
*3:魔眼を持つ末期の厨二病患者。狂化スキルがついてそう。プリコネのキャラは癖が強すぎるので、アンナですら常識人に属する。FGOの設定と悪魔合体した結果、アンナの妄想が現実になった。なお、騎士クンをシグルド呼ばわりするのは原作通りである。
*4:ハインライン氏によるSF小説『月は無慈悲な夜の女王』に登場する、マスドライバーによる攻撃のこと。月から発射した隕石を地球に落とし、核兵器に匹敵する威力を発揮した。 オリ岸くんは『月は無慈悲な夜の女王』ではなく、型月作品に登場する『月の王』による『月落とし』を想像したようだが。
「陛下…いい夢を見られますように…」
「…さっきの歌は、真那が好きだった『星に願いを』…だったかな?」
「…聞いてたのね。 …ええそうよ、あたしの歌は陛下のお気に入りだったのよ。
ところで…あんたはどうして此処に?」
「過ちを犯したとはいえ、ボクの大切な友人だったから…。」
「ふぅん。 だったら、後であたしの知らない陛下のこと、聞かせてくれる?」
「いいよ、ボクに話せることならね。」
今後の展開の参考にします。 下に行くほど理解不能になるので注意!
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プリコネルート
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多重クロスルート
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闇鍋ルート(勝手に戦えルート)