岸くんに憑依したので世界は救われないかもしれない 作:Iaなんとか
アメス 「すぐに逃げなさい! 今のあんたたちではどう足掻いても勝てないんだから!」
「ふふ…まずは小手調べ。」
覇瞳皇帝は黒いビームを連射する。 当たったら死ぬ…!
「そこのオマエ、大丈夫か?」
「サンキュー、クリス。
あと、ボクの名前はロマニ・アーキマン。 ロマンって呼んでほしいな。」
「よく覚えていないが…、オマエとは昔、会った記憶がある。
ロマン、これからもよろしく頼む。」
「あら、貴方たちに『これから』はないのよ。」
「間一髪だべ…」
「う~リマはだいじょうぶ…?」
「私は大丈夫。 シオリちゃんは?」
「私もだいじょうぶです。」
体が軽い…! これは…?
「キャルさまも強化できるのですか!?」
「あたしたち、
どういうことだ? 俺の固有能力は強化じゃないのか…?
「これはどうかしら。」
覇瞳皇帝は空を覆い尽くすほどの剣を出現させた。
剣が降り注ぎ、地面の近くで
覇瞳皇帝にこんな能力はないはずだ!!
「貴方たちは忘れているようですが…、
私と跳躍王*1、そして
私も迎撃しますが、おそらく3分もたないでしょう。」
ネネカさんが覇瞳皇帝と同じように剣を撃ち出し、降り注ぐ大量の剣をまとめて爆発に巻き込んで撃ち落としていく。クリスティーナさんは器用にも降り注ぐ剣を
「どうかしら…
くそったれ!」 「エミヤくんの宝具じゃないか!」
「みんな! この結界の中に入って!」
コッコロとユイが結界を作ってくれたようだ。
剣を弾き、非常に強固なのが見て取れるが、降り注ぐ剣の群れには長くは持たないだろう…。
「
ネネカおばさんにクリスおばさん! 今から通信魔法で周囲の情報を送信します!」
ロゼッタはタイムラーベ*2に関連すると思われる機能を搭載しているようだ…。
おそらく、イージスシステムに近い運用をしているのだろう…。
「小細工なんて無駄よ。」
足元からいつもより昏いシャドウが纏わり付く。
降り注ぐ剣を捌きながら、シャドウを対処なんてできるのか…
「危ない!」
後ろから覆い被さろうとするシャドウをレイが倒してくれたようだ。
「レイちゃん! 足元!」
「助かった、ヒヨリ。」
「くぅ…切りがないわね。」
このままじゃジリ貧だ…
「ドラゴンズウォーム」
辺り一面を覆い尽くす、昏い炎がシャドウと剣を薙ぎ払らった。
薄暗い夜空を背景に、数万本はありそうな剣が中心から端へと次々に爆発してゆく…
「助けにきたよ、ユウキくん♪」
「ホマレさん!?」
ホマレさんが来た! でも、七冠ですら軽くあしらう覇瞳皇帝には一人増えたくらいじゃあ…
「あら、一人増えただけで何ができるのかしら。」
「それはどうかな~☆」
ホマレさんの攻撃が覇瞳皇帝に直撃する。
「この威力…まさか、あなたもシャドウを喰らったのね!」
「せいか~い☆」
シャドウを喰らう… 大丈夫なのか…?
…! 今は気にしてる暇はないか!
「でも、私にその程度の攻撃では通用しないわ!」
「少しは効くと思ったんだけどな~
まぁ、足止めくらいはできるかな♪
ロゼッタちゃん、手伝って!」
「イエスマム!」
シャドウは生物的なフォルムになり、獣のような獰猛さで襲うようになっている。
剣は際限なく降り注ぎ爆発する。 一面の草原も
覇瞳皇帝の魔力は底なしだ…!
「私もそろそろ限界です。」
ネネカさんが限界だ… クリスティーナさんの動きも精彩を欠いてきた…
ロマンもガンドやルーン魔術で撃ち落としているが、到底追いつかない。
ホマレさんも容易に十万、百万を超えるであろう物量に押されている。
パリン!
!? …バリアが破られた!
中で観測手をするシオリちゃんに剣が向かっていく。 「危ない!!」 「助けて…お姉ちゃん!」
小さな星状の光弾が剣を、シャドウを押し流してゆく…。
ハツネちゃんが助けに来てくれたんだ!
「ありがとう、お姉ちゃん。」
「…そこにいるのは、ユウキくん!? もしかして、あの人が…!?」
「そうだ!! アイツが敵だ!」
「…もう一人の超能力者ね。 転移してきたということは結界に綻びが生じたのかしら…
でも、この程度なら…私の魔力で簡単に塞げるわね…」
「シオリンに手を出したこと、許さないんだから…!」
「どうやら、私に勝てると思っているようね。」
剣が、軌道を変え、渦を巻き、四方八方から飛んでくる…
「うわっ!」 「くっ!」
みんなはとっくに限界だ…。
ハツネちゃんは超能力の反動で気を失い、一番持ち堪えた、ホマレさんですら膝をついている…
…攻撃が止まった!? 何をするつもりだ!」
「まだ、生きているの… いいわ、私の本気を見せてあげる。」
??? 「アス■■イアが!」
モニカ 「そちらで何が起こっている!?」
??? 「…ラン■■ルは■事か!?」
イノリ 「カヤぴぃ… ボスは大丈夫です…?」
カヤ 「…オレたちには何もできねぇんだな…」
イノリ 「カヤぴぃ…?」
ユニ 「驚いた──
マホ 「ユニはん…マコトはんらは無事やろか…?」
ユニ 「なに、覇瞳皇帝は玉座に執着している。 恐らくは…、無事だろう。」
シズル 「もしかして…弟くんが戦ってるの…!?」
リノ 「今、あんなところに行ったら…お姉ちゃんまで死んじゃいますよ!」
ルナ 「パパ、ママ… どうしたの…?」
クルミ 「ママ・サレン! お月さまが…!」
サレン 「一体全体、何が起こってるのよ…」
アンナ 「──事象・
ナナカ 「アンナたそ… その魔眼でアレを止めるのは、無茶ですぞ…?」
アンナ 「理解ってる…。 だから─ ──
キーリ 「名探偵さん! 妖精さん!」
カスミ 「ん? 何だいキーリ、窓の外に…!?」
ネビア 「嘘でしょ…!」
―――天蓋は――大地に堕ちる―――
*1:固有能力はワープ。 一度のワープで大人数を遠くまで運べる上に、クールタイムがない、つまりは絶え間ない連続使用が可能であるのが特徴。 本人の非常に高い格闘技術も合わさって、近接戦闘でその真価を発揮する。
*2:高度な演算、観測装置。 使用者も気づけないほど高度な予測が可能。 性能を制限された状態ですら大陸全体を監視可能という、プリコネ屈指のチートアイテム。 覇瞳皇帝の影の薄い権能は観測のみで、未来予測などの演算は自身の能力で実現されているが、タイムラーベはこれ一つで両方を行えると言われれば、凄まじさがわかるだろう。 自力で演算を行わなければならない覇瞳皇帝は泣いていい。
覇瞳皇帝の倒し方わかった?
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わかった
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わからん