RTAモノなので当然のように淫夢要素・パロディ要素・RTA動画要素がありますのでご注意ください。
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名作ゲーム「魔法科高校の劣等生 イレギュラーズ・ライフ」RTA、はーじまーるよー。
まずは開始する前に、このゲームの説明をします。
このゲームは、有名ライトノベル「魔法科高校の劣等生」シリーズを元にしたものです。原作主人公・司波達也と同い年の魔法師として生を受け、自由に魔法師人生を体験するという、微妙にマニアックなゲームとなっています。フルダイブVRという非常に新しい技術で作られており、かの有名ライトノベル『ソード・アート・オンライン』のアンダー・ワールドがついに現実になったという形です。
かがくのちからって すげー!
今回走るのは、「来訪者編クリア」というトロフィーを獲得するまでのタイムを競うルールです。本作は、高校入学までの0章編、そしてメインとなる高校生活三年間を描く1・2・3章の4章構成となっています。つまり実質淫夢ですね。
そのうちの1章の終盤のルートの一つが、この来訪者編です。3章クリアまでやるととんでもなく時間がかかるのですが、1章クリア手前までで済む、お手軽なルールとなってます。
さて、本作は独特の時間システムが採用されています。
なんと、自分で行動できるようになってからは、まるで本当の人生のように、全く同じ時間を過ごすのです。
1日は24時間きっかりですし、会話はAボタン連打で飛ばすこともできないし、ムービースキップも有りません。全てが「本当の時間」となります。何もない日も暇な日も、全部同じ時間が流れています。本当に作中人物になりきるわけですね。
ちなみに、死亡したらコンテニューということもなく、即ゲームオーバーで初めからです。セーブもロードもありません。なんだこれは、たまげたなあ。
そういうわけで、本作は、クリアまでのタイムではなく、実質同じ意味を持つ、「クリア時のゲーム内時間」の早さを競うことになります。例えば、クリア時のゲーム内時間が1919年8月16日7時14分22秒だった場合は、それが記録として登録されます。1919年8月15日11時45分14秒でクリアすれば、先ほどの記録よりも上、と言った感じで競うわけですね。
つまり本作は、RTA(リアル・タイム・アタック)のリアル・タイムの意味が、ゲーム内のリアルな時間、を指します。ホモは屁理屈、はっきり和姦だね。
それでは次に、来訪者編クリア、の条件を確認していきましょう。
①来訪者編に入ること
これをクリアしなければならないのですから、無限にあるルートの中でここにたどり着かなければなりません。
②USNA軍関係者が帰国すること
③パラサイトが活動を停止すること
そしてこの二つが、来訪者編クリアの条件となるわけです。本RTAは、これら3つの条件を、なるべく早くクリアすることを目的とします。
それでは、本編に入りましょう。
本ゲームは、司波達也・司波深雪と同学年の魔法師になるように生まれることになっています。どのような環境に生まれ、どのような才能を持っているのか、どんな体なのか、どんな名前なのか、などはこちらで決められず、非常にランダム要素の強いです。まるで現実みたいだあ(直喩)
しかし、あまりにもランダムすぎるとつまらないので、救済措置として、自分がどの分野の魔法に才能を持って生まれるか選択することができます。偉大なゲームに倣って、プレイヤーの間では「素性」と呼ばれています。まあ、全く意味が違うんですけどね、初見さん。
といっても、「そう生まれやすい」というだけであって、そこもランダムです。なんでや! こんなんクソゲーや!
選べるのは、八種の魔法それぞれと、精神干渉系、無系統、古式魔法。このどれかから選びましょう。このルートでは、プシオン生命体であるパラサイトを相手にしなければならないので、古式魔法か精神干渉系が人気です。
当然私が選ぶのは安定の精神干渉系。偉大なる原作でも、深雪ちゃんがパラサイトに止めを刺したのは精神干渉系魔法『コキュートス』でしたからね。
さて素性を選び、生まれる瞬間を迎えます。どこの家に生まれるでしょうか。精神干渉系で強い家系と言えば、中条家ですね。精神干渉系を選んだ際に最も確率が高く、そして強力なため、最安定のルートとなります。あの合法ロリがお姉ちゃんになります。素晴らしい……(突然のノンケ宣言)
当然これを目指しますし、それ以外のモブみたいな家系に当たれば即リセです。生まれた瞬間に自死するわけですね(残酷)
さあさあ、どうなるでしょうか…………
あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)
なんということでしょう。ポケットモンスタールビー・サファイアのマボロシ島もかくやと言われるほどに確率が低い四葉家に生まれてしまいました。いや、本家じゃないだけマシなんですけど。
どうしましょう。これ、中条家じゃないから即リセかというと、そうでもないんですよね。
四葉家の場合、原作既読兄貴なら分かるかと思いますが、必ず強い魔法師になる才能を持っているんです。成長環境としても、暗殺者として育てられるのでかなり良いです。TASさん並に最速・理論値を目指す場合は四葉家以外にあり得ません。
しかし、このルートはあまりにも安定しません。まず深雪ちゃんの同級生と言うことで後継ぎ争いに巻き込まれます。彼女が次期当主になる事は、現当主の既定路線なので、上手く立ち回らないと訓練中の事故(事故とは言ってない)で死に至ってしまい、ゲームオーバーです。さらに、そこは回避できたとしても、厳しい訓練は普通に死亡率が高いし、常に忙しい家なので、吸血鬼事件に関わらせてもらえず、タイムを早めることができない可能性がかなり高いです。
いわばハイリスクハイリターンのスーパーハードモードなんですね。
うーんどうしましょう。幸いゲームシステムの都合、ここはいくらでも迷うことができます。
一応、万が一こちらを引いた時のために、チャートもちゃーんと組んであるんですよね……。ただ問題は、借り物のチャートがあるだけで、私はこのルートを一度もプレイしたことがないことですね。一度も通したことないではなく、一度もプレイしていない、ですよ。半分初見みたいなものです。
…………せっかくだし、走ってみましょう。別にダメならなかったことにすればいいだけです(無慈悲)
それでは、この人生を体験していきましょう。
黒羽蘭としての人生を。
〈システムメッセージ・「黒羽家」のトロフィーを獲得しました〉
よろしければ過去作品もよろしくお願いします
マジカル・ジョーカー(原作・魔法科高校の劣等生)
https://syosetu.org/novel/198515/
夜明けと晴天(原作・呪術廻戦)
https://syosetu.org/novel/260771/