ナルトの世界で色々してくる   作:マックス

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日常的な気がしなくもない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 黄薇と一緒に行動しはじめて早一ヶ月。

 

 

「おらおらぁっ!!しっかり避けねぇと怪我すんぞ!全部避ける気あるなら第六感でも働かせろ!」

 

「っはい!!」

 

 

 俺は今、黄薇の体力作りに付き合っている。今やっている事は、俺がいくつもの小石を投げて黄薇が避けている。

 一度当たっただけではそんなにダメージは無いが、何度も当たるとかなり体力が削られる。結構の強さで投げているが、そこはしっかりと手加減しながらやっている。…まぁ本気でやんなかったらかなりキツイからな、これは。

 どうやら、チャクラの使い方自体はなんとなく掴めていた様で、チャクラを練る事は簡単にできていたが、あんな所へいたこいつは如何せん、戦う為の基本である身体がしっかり出来ていない。なので、しっかり食べさせてしっかりと動かせるところから入った。

 

 

「っぶ!?にゅぅ~……」

 

 息が切れて動きも鈍くなったきた黄薇は、飛んできた石に反応できずに当たって、そのまま倒れた。

 

「はい、今気ぃ抜いたな?アウトー」

 

 気を抜いた瞬間に、一瞬で石に当たるからかなり集中力が必要だ。まっ、俺がそうしているんだがな。

 

「…ん?気絶してるな…。んじゃぁ今日はそろそろ終わりにして、飯にするか」

 

 気を失っている黄薇を抱えて、安全な場所を探して歩き始めた。

 

 

 

 

 今、俺達は森にいる。なので飯は俺が動物を狩って食うことにしているのだが…、なにもり黄薇は食べる量が多い。丸々熊一頭は食べるくらいの食欲だ。しかも無駄にグルメ。まぁ、一緒に連れて来た事に後悔はまったくしてないがな。

 

「うぅ~…、コウにぃ、少しはてかげんしてよぉ…」

 

 先程の運動で、石が当たった所をさすりながらこちらを睨んでくる黄薇。涙目だからまったく怖くない、それどころか可愛く見える。

 

「まぁまぁ、黄薇は、筋自体はかなりいいと思うぞ?、伸びもすごいし、これなら本格的な事も早めに出来そうだな」

 

「そ…そうかなぁ?えへへぇ…」

 

 っふ、ちょろい…。

 そういえば、黄薇の温度を変える能力の詳細は詳しく分からないが、とりあえず未元物質をばら撒いて温度は常に同じにしている。

 

 未元物質マジ便利。…真面目に使うことになる日は来るのか?強力だからできるだけ翼の状態は見せたくないから良いんだけどな。

 

 っというか黄薇の伸びは本当にすごいなぁ。もうそろそろチャクラコントロールにでも移るか?

 そういえば、未元物質の能力は確か、この世界にない素粒子を生み出し、操作する…だったか?。これって結構便利だよな。空気中にばら撒いて温度を調節できるし、酸素に混ぜて息を止める以外では防げない毒だって作りだせる。少しアイデアがあれば攻撃にも防御にも使える…。

 

 未元物質マジ便利…。

 

 褒めまくって照れていた黄薇は、ハッと目を開いて再び俺を睨み始める。

 

「…って今回はだまされないもん!わたしだって女の子だから、少しはてかげんしてよ!」

 

「まぁまぁ、伸びがすごいのは本当だし、そろそろ体力もついてきたし、チャクラコントロールの修行でもするか?」

 

 事実、もう結構な量の体力は付いたし、あと最低限の事を教えれば大丈夫だろう。

 

「え、ほんとう!?やった!待ちに待ったチャクラコントロールだよぉ!!」

 

 できるだけ早く強くなりたいと言っていた黄薇は、本格的な修行に入れるのが嬉しいのか笑顔で手を上げながら喜んでいる。本当に可愛いなぁオイ。

 

 

「…まぁ、とりあえず飯を食べなきゃ駄目だし、その前にチャクラとかについて少し勉強してからな」

 

「うん!けど、コウにぃの強さはまったくもってまったくもって全くだよぉ…。なんでそんなに強いの?七つのたいざいっていうやつとかみげん物質とかって…わたしには全然分からないよぉ…」

 

 

「そんな簡単に俺の能力を理解されて溜るかっての…。ほら、飯食え、じゃないといざとなった時にしっかり動けないだろ?」

 

「うん!

 でも、コウにぃが作る料理はほんとにおいしいねぇ。これって焼いてちょーみりょうをかけただけ?」

 

 黄薇が、手に持っている肉をまじまじと見ながら俺に問いかけてくる。

 

 なお、俺達の夕食は鳥とイノシシの丸焼きだ。調味料は霧隠れで買った。

 

「焼き加減と調味料だけで結構変わるもんだぞ?

 

 

 

 

 

 前、一度だけ試しに未元物質入れて作った料理は死ぬかと思ったけど(ボソッ」

 

 

 我ながらあの時は馬鹿をやったと思う。不味過ぎて死ぬかと思ったぞ。あれは毒だ、人体を破壊する猛毒中の猛毒だ。何度挑戦してもうまくならなかったし、なぜか身体中が痛くなる。

 

「へぇ~、本当においしいねぇ。もうお腹いっぱい!ごちそーさま!」

 

「へいよぉ~。もうお腹いっぱいとはまた……」

 

こいつ、“もう”って意味知ってるか?。早くとかすでにとかそんな意味だぞ…?

 

 

「こまかいことは気にしちゃだめだよ?それより早くしっかりとした修行できるといいな!」

 

「あぁ、けど今日はもう夜だし、明日になったらだぞ?」

 

 

 

 

今日の黄薇の食べた量

  鳥焼き、十二匹

  猪、ほぼ一頭

 

 

 これからが大変だな…。これでよく太らないなぁ?

 

 まさか、…これが都合主義!?って違うか。

 

 

 

 

 

 

 

 俺達は朝早く起きて、川の近くで飯を食っている。今日の朝飯は果物だ。

 

「…おい黄薇、朝からなにそんなに食ってるんだよ。木についてる実が丸々一本分なくなりそうだぞ?」

 

「コウにぃ?朝を食べて、おひるも食べて、夜ひかえるのが「お前控える気ねぇだろ?」ちゃんとあるよ!!まったくもってまったくもって全くもってだよ!!」

 

 なんでこの娘はそんな知識知ってる。っというか昨日“お腹一杯”とか思いっきり言ってたじゃねぇか。ここまでくると清々しいだろ。

 

「…私だって女の子だし、すこしは気をつけてるんだよ?」

 

「あー、…まっ、健康とかはともかく、飯関連についてはお前みたいにこんな小さい頃に気を付けても仕方ないだろ。ほら、さっさと食え。」

 

「…うん!」

 

 …どうやら機嫌は直ったし、むしろ上機嫌になったか…。良かった…。さて、朝食が食べ終わったら、黄薇にチャクラなど詳しく教えるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 朝飯も食べ終わり、勉強の時間なんだが…

 

「コウにぃ…、ここの部分まったくわからない…」

 

「お前って頭よさそうだけど、駄目な奴なの?」

 

 この有り様だ。結構な頻度で質問をしてくる。

 ……一見見たら進んで無さそうだが、実際はそうでもない。

 

「ほら、この結果はこれが先にあるからちゃんとできて…」

 

「っあ、これがあるからできるのね。」

 

 しっかり教えればすぐに分かるから、知識を詰め込めば後はコイツは使いこなすだろう。応用はできるかわからんが。

 

 

 

 

「さて、チャクラはどういうものだが分かったよな?」

 

「うん!精神エネルギーと肉体エネルギーをねり上げてできるんだよね?あとは印をやって~…」

 

 ふむ、一通りはできてるか。なら今日からチャクラコントロールを体で覚えさせるか。

 

「…もう大丈夫だ。一通りは覚えてるみたいだな。やっぱお前は理解できればしっかりできるから頭は良いな」

 

「えへへぇ…。よし!、コウにぃ、次はなにするの!」

 

 うずうずと、身体を所々動かしながら輝いた目で聞いてくる黄薇。

 

 

 一応、教えなければいけない事は一通り教えたし、そろそろ本格的な事に入っても大丈夫そうだ。

 

「そうだなぁ、そろそろチャクラコントロールを覚えるための修行をするか」

 

「っ修行!?体力づくりとかじゃなくて修行!?やったぁ!早く、早くやろうよ!?」

 

 先程輝いていた目を、さらに輝かせながら俺に詰め寄る。

 

「まぁまぁ落ちつけ、今回やることはもう決まってるし。」

 

 興奮している黄薇を落ち着かせようとするが、収まる様子はまったくない。

 

「ねぇねぇ、なにやるの?早くおしえて!」

 

「落ち着けって…。

 

やることは至って簡単…木登りだ。」

 

 

 

 

 

 

 

「コウにぃ、馬鹿じゃない?」

 

「黙れ。」

 

 

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