ナルトの世界で色々してくる   作:マックス

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細かい設定とか考えなきゃ駄目ですよね。いつか乗せます。予定は未定ですけども。

能力に関してはアドバイスを色々貰ったので、過去の分は修正する気は今のところありませんけどこれから先は気を付けます。


警報が鳴る気がしなくもない

 

 

 

 

 

 

 黄薇の血継限界の修行を始めてから半年が経った。今は少し木の葉に近い所にある森にいる。ここは環境がいいので中々いい所だ。

 

「コウにぃ!早くきて!」

 

 立ち止まっていた俺に、黄薇は振り返って声を掛ける。

 

「ん?おお、いますぐ行くから待てって。お前が早いんだよ。」

 

 

 

 

 修行はそれなりに進んでいて、火や氷が出せる範囲も広がってきた。集中すれば近くにある水も凍らせるくらいには順調だ。

 

 

 あくまでも、修行は。

 

 

 あれから俺の黄薇への依存は日々増してきている。

 

 いくら抑えても抑えても、常にあいつは俺に無邪気な笑顔を見せてくる。

 

 

 

 この世界に来て力を得た。そしてその力を使う事も覚えた。そして…今までいなかった家族を得た…なのに、なのになぜこんなに苦しい?

 

 

 家族を得るのは思った以上に簡単だった。自覚した時点でいつのまにか家族だった。…なのに、なぜこんなに苦しい……。

 

 実際は分かってる。この感情が何だか…俺はあいつをどうしたいかさえも。

 

 

 俺は、ただ、ただ孤独は嫌で、家族を作り、そして黄薇に依存してしまった。

 それでも本性は変わらずに人を殺し続ける。

 

 

 

 俺の本性を知ったとき、あいつはどういう風に俺を見る?

 

 

 

 脅えるか?逃げるか?悲しむか?軽蔑されるか?

 

 ほんとに、本当にもしかしたら…俺を…見捨てずに……

 

 

 

「…んなわけねぇだろうが…、くっだらねぇ」

 

 こんな俺を見て、そんな事あるわけないのに…本当に滑稽だ。

 

「? …コウにぃ、急に止まってどうしたの?」

 

 

「なんでもねぇよ、ほら早く…いや…、先に行ってろ。俺は少し残る」

 

「え………うん、分かった。早く追いついて来てね?」

 

「んなことは分かってるって。ほら、先行けって」

 

「うん…」

 

 そう言うと、少し早歩き気味で先に行った。

 

 

 

 

 

 

 

 黄薇、お前はホントに本当に可愛い……

 

 

 あぁ、本当に…この瞬間に、今すぐにもこの感情を表に出したい…

 

 黄薇を壊したい犯したい食べたい汚したい狂わせたいコろシたいナカせタいアイツノフノヒョウジョウヲイマスグミタイ…。

 

 

 

 

“早く、早く抑えろ…、早くしろ。負の感情を抑えないと…”

 

 

 

 

 

 頭の中で警報が鳴り響く。ここのところ、毎日の様にだ。

 

 

「分かってんよ、クソが…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「行ったか?」

 

 しばらく待っていたら、黄薇は俺が見えない所まで行った。それにここは森だ。木が邪魔してして近くにでも行かないとよく見えないだろう。

 

 真っ黒な衝動を抑えるために、目を閉じてリラックスしようとすると、後ろで草が揺れる音が聞こえた。

 

 

 

 

「おらああああぁぁ!!」

 

 

 その音と同時に、刀を持った忍びが俺に襲いかかってくる。

 

 

 

 気配を感じていて、居ることなどずっと前から分かっていたので、刺されそうな部分だけを硬化させた。

 

 刀は跳ね返り、すぐさま忍びは後退した。

 

 

 

 額宛をしていて、見たところ木の葉の忍びの様だ。

 

 

 

「っく」

 

「んなもんで俺に傷付けられると思ってるのか?俺から見たらその程度の武器なんかガキが使うおもちゃ同然だぜ?」

 

 気配を察知して…人数は多分四人。一般的な四人一組か。っていうことは任務の行き返りか俺を態々倒しに来たか…なんにしてもこういう馬鹿共は毎度毎度、よく来るよな。…もしくは敵わない事も分からない馬鹿か?

 

 

 

「まぁ、なんにしても殺すけどな…。さてさて、クソヤロウ共、無様で愉快に逝っとけ」

 

「っち、行くぞ!」

「「「応!!」」」

 

 一々気合を入れる為に声を出すな。耳に響くから本当にうるさい。

 

 掛け声を出し、気合を入れた忍び達はすぐさま構え、二人が手に刀を持って上半身に向かって素早く切りかかってきた。

 

 

「おらァ!!」

 

 

 それを回避して目の前にある二本の腕をへし折る。

 

 

「「ぎゃ!?」」

 

 

 俺は反撃をされる前に、二人が落とした刀を拾って心臓に突き刺した。

 そのまま走り、両腕を硬化させながら残りの忍びに向かって殴り掛かる。

 

「っらあああああああぁぁ!!」

 

 忍びに殴り掛かるが忍びは刀によって防ぎ、すぐさま構えてこちらに斬りかかってくる。どうやら大きめの刀を使う様だが、受け止めて首に手を突き刺した。

 

 

「おいおい、この程度か?中忍や上忍でも強さはバラバラみてぇだな…」

 

 

「くそっ!噂通りの強さか!こうなったら…」

 

 目の前の忍びは何枚か手裏剣を投げてきたが、片手で振り払う。雰囲気からして、大体上忍クラス。

 硬化を解除して、腰にある刀を抜こうとすると相手の変化に気付く。

 

 

 

 

 

 目はとても赤く変化していて、その赤は闇の中でも見えるような光があり、瞳には勾玉の文様が三つ浮かんでいる。

 

 

「その目は…写輪眼か。っていう事はうちはの奴か?中々厄介な事になった」

 

 うちは一族の者だけが使える血継限界。体術・忍術・幻術を見破る事ができ、動体視力もずば抜けている目だ。

 

「よく分かったな…、お前はここで殺す。そしてうちは一族の血継限界の…そして俺の力、貴様に見せてやろう」

 

 うちはの忍びはクナイを構え、俺に向かってきた。あくまでも体術だけで忍術は使わないつもりか?

 

「まぁ随分と舐めてくれたもんだなぁ…」

 

 

 嘗められているのを感じて多少苛つく。しかし、それ以上の感情も沸いて頬が歪む。

 

 

 

 

「……だが、少しは楽しめそうだな」

 

 

 確かに写輪眼はかなり厄介だ。体術・忍術・幻術の三つを見破る事ができ、動体視力もかなり高い…

 

 

 

 

「しかし、それでも俺の眼には遠く及ばねェ」

 

「くっ!?」

 

 俺は憤怒…最強の眼を発動して、攻撃を避けながらうちはに向かって刀で大振りで斬る。

 

「っく!早い…っが避けきれないもn…!?」

 

 うちはは俺の刀を避けた様としたが、避け切れずに肩から血が出る。

 

「なんだと……?写輪眼を発動している状態でも避けきれない!!?」

 

 やはり血継限界もある事もあるようで、うちは一族は傲慢しているようだ…。正に油断大敵だ。

 

「さて…、面倒だが早めに終わらせてもらうぞ?」

 

 そう言いながら俺は持っている刀を二刀にし、切りかかる。

 

 

 もちろん全力は出さずに嬲り殺すつもりだ。

 

「!?」

 

 俺は無言で切り続けうちはの忍びは避け続ける。写輪眼もあるので、なんとか避けているようだが全ては避け切れていない為、少しずつ傷が増える。

 

 反撃をしてこないうちはを見て、俺は一歩下がったあと刀を持ち替えて突きをする。

 

「はっ!」

 

「ぐぅ!?」

 

 相当な早さの突きを避けれずに、刀はうちはの肩に突き刺さる。もう一度突きを繰り出すが、素早く後ろに下がって印を結ぶ。

 

 

「くそが!!…火遁・豪火球の術!!」

 

 うちはは次の攻撃が来る前に印を結んで火遁を使う。

 

 

 だが、そんな術この目に通じる訳が無く、火遁がこちらに来る前に口から少し火が出た瞬間、最強の眼で空気を見る、診る、観る……空気の動きでどこに火が来るか予測して、最低限の動きだけで火遁を避けた。

 

 

「っな!?ばかn…っぎゃ!?」

 

 そのまま両手の刀で左右から切りかかり、腹を深く切る。これで動けなくなった筈だ。

 

 しかしすぐには死なず、だがあまり動けないくらいの深さで斬った。

 

 

「…はぁ、この程度か」

 

 予想より弱かった事実に、深いため息が出た。

 

 

 

 

 

 だが、すぐに表情は歪み、嫌な笑顔に変わった。

 

 

「………あんまり、よえェ奴がガキ大将みたいに粋がってるんじゃねぇぞ?」

 

 

 俺はそのまま立ち上がらないうちはの腹の切り傷を足で弄くり始める。

 

 

「ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁ!?やめろっ…ぎゃあああぁぁ!?イテェ!?」

 

「おいおいおい、いい大人が五月蝿い叫び声出すんじゃねぇよ。…あ”~でもやっぱ悲鳴ってのはいいなあ~「っぐあぁぁぁ…!!足をどけやがれ!」うるさい、ほらもっと足を突っ込むぞ?「ぎゃああああああぁぁぁ!!」ってもう突っ込んだが…。

…やべぇよ、すげぇ楽しいよ!!さいっこうに楽しいじゃねぇか!!もっともっともっと悲鳴を叫びを血を聞かセろ見せてクレよ…ナァイイだろォ?」

 

「ああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァ!?」

 

 

 俺はうちはが生きたまま傷口を手で抉り、骨を素手で掴み内臓を撒き散らし、肉を避けさせ…うちはの目の前で手で掴んでそのまま食べた。

 

「や…めろ…やめてくれ…「五月蝿い黙れ」」

 

 

 さっきまでのうちはの見下す表情は無く、それは恐怖と苦痛に包まれたソレ(・・)だった。

 無駄な事を言う口を黙らせる為に発動されたままの写輪眼を抉り取る。

 

「っぎゃあああああぁぁぁ!?あ”あ”あ”あ”あ”あ”!?………あ”……あ”あ”………」

 

「お、…一応入れ物に入れとくかぁ?

…ん?っち、死んでやがる…やっぱ女の方が長く持つし楽しいよなぁ…?

 あ~、でもでも、男でもそのまま良い悲鳴を聞かせてくれるしよぉ…」

 

 

 その時の俺は、興奮のあまり回りが見えていなかった。

 

 アイツがいたことにも気付かずに。

 

 

 

 

 

 

「とりあえずそんままコイツの死体をそのm「…コウ……にぃ?」ま…喰…うか……?」

 

 

 

―――――――聞いていると優しい何かに包まれ、いつまでも聞きたくなる幼い少女声が耳に入る。

 

 

 

 

 俺は最悪な事を想定し、恐る恐る振り向いた。

 

 

 

「…コ…ウ……にぃ?」

 

 

 

―――――――そこには、最愛である家族の黄薇がいた。

 

 

 

 

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