「S級犯罪者多罪コウキ、覚悟しろ!」
はい、風隠れの里付近の森に来た結果がこれだよしかもさっき忍びに会ったばっかりだし。一難去ってまた一難とは、こうゆう事を言うのかねぇ?
絶対に、みんなこのパターン飽きたろ?俺もだよバカ!ほとんどマンネリ化だ!
まぁ、ここの所、本当に難になった事は一度もないけどな。
さて、今回は四人一組で、砂隠れの里の忍のようだ。
ここは里にそこまで遠くないが先ほど一人、増援を呼びに行かれてしまった…。面倒事になる前にさっさと片付けるか。
「「「風遁・大突破!!」」」
「威力はあるけど、それだけじゃぁ駄目だろ…」
そう言いながら避け、すっかり自分の愛刀の二刀を手に取った。
早速一人真正面からクナイを持って飛び掛りながら切りかかってくる。単純な動きなので、刀で簡単に防ぐ。
「はぁっ!」
「せめて、もっと腰の入った攻撃をしたらどうだ?。」
それにしても、こいつ等の攻撃にはまったく力が入ってない。実力はざっと見て全員中忍か。ハッキリ言って俺相手じゃぁ全然足りねぇぞ?
「ホラ…、こうゆう風になぁ!!」
「っぐ!?く…そぉ…」
俺は防いですぐに刀で相手を切り、一瞬で絶命させた。
「くっ、来るぞ!」
「あぁ!」「うん!」
さて、今回は出来るだけ手っ取り早く片付けたいなぁ…。
面倒だから怠惰を使うか…。速攻で終わらせたいからな。
怠惰を使い、最速で動いて中忍達の後ろに回る。
「はっ…?」
「「…ぇ?」」
素早く相手の後ろに回る途中に、忍びの内の一人の横を通った瞬間に刀で斬って体を真っ二つにした。
どうやら三人、今死んだ奴も入れて何が起こったかわからなかった様だ。
まぁ最速と言われているからな。中忍程度の奴なら俺が消えたように見え、何が起こったかさえわからないか。
でも、こいつら程度なら最速を使わず、素手だけでもすぐに片付けられるか。
俺は素早くそう判断して武器をしまい、相手の後ろへ回った。
「なっ!?」
「さて、まぁ死んでくれや。」
そう言いながら右腕を硬化させ、頭に向かって腕を振り下ろした。
「ぎゃっ。」
頭蓋骨をも簡単に割り、確認するまでもなく忍びは死んだ。
悲鳴を一瞬だけ上げた忍の頭はそのままトマトの様に、簡単に潰され中身をぶちまけた。
「んっ?」
頭をぶち割った後に、何かが口の端に飛んできた。それが何かか気になって舌を使い、口の中に入れる。
「(あぁ?俺のこの口に入ってきた物は……血か…?
…待て、待て……自分を抑えろ。助けが来たら面倒だ…。数が多く倒せたとしても面倒で厄介…いや待て、それでも簡単に殺せる。あぁ、それなら…!)」
俺を心の中でハッキリと思いながら、頭を割った時に腕に付いた、赤い液体と少し柔らかい物体を口の中に入れた。
「ぁ…。(口の中に入れた瞬間、しっかり分かった、これは、肉の味だ…。
あぁ…、鉄の味、けど何かが違う感じ…。やべぇ、もう今回だけは…止められねぇ!。)」
俺の頭の中で理性が切れた音がした。
それが切れた瞬間、すぐさまに暴食を発動し、今さっき殺したばかりの新鮮な死体を口に入れた。
グチャクチャ、ッバキバキバキィ!
次々と口に入れていく物体から、食べているときの音がする。
肉を裂いて線が千切れる様な音が、骨を砕く頭まで響く様な音が、赤い液体が口の中で色々な物体と混じる音が、様々な神経を伝わって感じる!!
「あぁやべぇ、とめらんネェなぁ!
我慢……我慢はやっぱよくねぇヨナァ…。こうやって食欲をミタす事の何ガ悪いんだろうなぁ!!でもなんか物足りネェ…、なんでだ……!?
そうだ!そうイエば、まだ一人いたなぁ…。こっちはモウなくなっちマったし、そろそろ頂くトシちまうかぁ…?。」
「っひ、ヒィ!?た、たすけて!?みん…な……たすけてぇよぉ!!ぁ…あぁ……や…だよぉ…」
目の前の忍は、俺の欲望の先が自分に向いた事に気づき、絶望にそまった顔になっていった。
「あぁ、やっパリこの表情もいいなぁ…。肉の味もいい…ガ、やっぱりその前ニ恐怖や苦痛の表情を見ルノが一番だろぉ!!余計に自分の中の感情が増幅しちまって、もっと押さえつけられなくなりそうだぞ!」
「あ…ぁぁ…」
俺は自分でそう大きな声で言い、足を硬化させ、そのまま血が出ないくらいに……でも、ものすごく強く蹴った。
「きゃああああああ!?痛い!痛い!痛いよぉ……ゃ…めて……痛いよぉ…」
「…ん?、そういえば、声はたけぇし、顔も男っぽくねぇと思ったら通りで……お前、女か…。
…やべぇ、すげぇ変な欲望が出てきた。少しは落ち着いたのによぉ…。そのきれいな顔を苦痛に歪ませたい。恐怖の表情に塗り替えたい。泣かせたい、きれいな声の悲鳴を聞きたい!。食べたい犯したい屈辱したい狂わせたい俺のものにしたい壊したいおかしクしたいコロしたいジ分の欲望をトニかく!トニカク満たシテェヨォ!!!
ああああぁぁぁあぁ!自分の欲望が止まらねぇなぁ!!お前を恐怖のどん底に落としながら俺の欲望をみたしてえよぉ!!」
「があッ!う!ぎゃ!あっ!あ、あああ、痛い、痛いよぉ…」
狂ったように俺は叫びながら、目の前の女を何回も何回も何回もなんかいもなんかいもなんかいもひたすらに蹴り、自分の欲を満たしていく。
…こいつの体一つじゃぁ足りねえだろうが、今回はとりあえずいいか。
あ、ああああああ!やべぇ、今はこいつをとにかくこわしてぇ!
「おら!どうしたんだよ抵抗しねぇのかぁ!?忍びってのに、今のお前はまったくもって無様なモンだなぁおい!お前は今イテェだろうなぁ!けど俺は楽しい!お前の苦しむ顔を見れて超楽しい!
壊してからは、食うけどそれまではとりあえず遊ばせて貰うかねぇ!!」
「あぁ…あぁぁ…、いたいいたい…だれかたすけてよぉ…」
「おいおいおい、叫ぶ力も失っちまったのかぁ?
本当に無様だなぁ…。忍の道進んだ時は完全には死ぬ覚悟はできてなかっただろうし、こんなような様になるとは思っていなかっただろうし…。
お前今どうゆう気持ちだぁ?
後悔してる?屈辱的?苦しい?助かりたい?逃げたい?それとも楽しい?っまぁ、さすがにそれはねぇよなぁ…。
あああぁぁ…、そろそろ終わりにしネェと…でもでもでもでもでもでもでもでもまだまだまだまだまだまだまだまだまだ全然全然まったくどこまでも果てしなく足りネェんだよおおおおおおおおお!!この心の底から沸いて来る熱を持ってる感情が!ドロドロと渦巻く面倒だけど魅力的な本能の声がぁ!!もっと求めろ求めろってよぉ!!
そう、そのきれいな顔をもっと歪ませたい!悲鳴を聞きたい、もっと泣かせたいし苦しませたい!欲望っでやっぱ止まんねぇなぁ!」
「あがぁ!?
もう……いや…だよぉ…。苦しい…いたい…だれ…かぁ…ころ…してぇ…」
目の前の忍びが苦しみながら叫んでいるのを楽しんでいたが、他の考えが頭に一瞬横切り、動きを止める。
「ぁ…あぁ……ぁぁ………?」
忍びは何があったのかと思い、疑問と困惑と不安……自分に対しての救いの可能性はほとんど浮かんできていない。
血に塗れている女は、俺のドロドロとした欲望をぶつけられて無様になっている。血によって髪と肌は赤に染まり、目からは涙が流れている。
その様子を見て、俺の心はさらに興奮が高まる。
自分の手を女の頬に添える。さっきまでやって来た事にまったく違い、壊れ物を扱う様に優しく触る。
「っ………?」
今から何をされるか一層不安になり、今すぐに逃げたいのに身体が反応しない状態の女の顔は恐怖に変わる。
その表情が、とても綺麗に思えて仕方がない。
元が良いであろう女の顔。その顔やきれいな身体には血が付き、どことなく美しくも見える赤い紅い女の身体。それが余計に俺の欲望を掻き立てる。
「……良い、とっても良い……!!美しい…傷付き不安に駆られ、血に塗れている身体が良い感じに俺の欲を沸かせる………駄目だ、耐えられねぇ!!もっと…俺の欲望に染められてくれよ……!!」
「あああああああああああああああああああぁァァァァァァァァァ!?」
俺はそれを見て耐えられなくなり、女の身体をまた傷付け始めた。
Side 砂隠れの忍
私達は今、S級犯罪者、多罪コウキが砂隠れの森付近にいると言う報告を受け、援軍の為、その場所に向かっている。
「おい!、あっちから声がしてくるぞ!」
「よし、早く行くぞ!準備はいいか!!」
「「「「「応っ!!」」」」」
私達はすぐに声が聞こえる場所へ向かった。
そしてそこへ見たのは…最悪なものだった。
「いたいイタイイタイ……早くころして…。もう苦しむのは…いや…、いたいのは…イヤだよぉ…。いたい…はや…く…ころし…て…」
「おいおいおい、いつまで生きれてて、いつ殺されるかはお前次第だぜ?
しかしここまでされてよくしなねぇなぁ。んっ?。もう死んだみたいだな…。
あ~、すげぇ楽しかったなぁ…」
砂隠れの額当てをした忍が、多罪コウキに、殺されている場面だった。
普通に殺したのではない。体中を切り、刺し、目を抉り、腕をちぎり、中身が散らばっていら。しかもすぐは死なない程度に…だ…。
しかも奴は、驚く行動に出た。
グチャックチャクチャ、ボキッボキボキッ
いやな音が木によって反射して響き渡る。
奴は殺した忍を食い始めた…。
そして死体は残らず、血だけが残った…。
「ん?…!。おいおい、援軍か…?
…やべぇ、面倒なことになったはずなのに欲望がまたわいてきやがった!
女はいねぇっぽいからさっきほどではないが、それでもすげぇ楽しみだ…。
さて…どう料理しようか…。俺を楽しましてくれよ!なぁ!?」
私達が最初に感じたものそれは…恐怖と絶望だった。
その日、多罪コウキと戦い生き残った数人の忍達は、皆こう言った。
「奴は狂っている。皆食われ、狂わされ、無残に死んでいった…。
奴は……奴とは……戦うべきではなかった…。あれは……狂人だ…」
こうして、砂隠れで残酷な事件とされ、多罪コウキは、狂人と名が付いた。