狐は守り続けたい   作:メヴィ

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いずにぃがオールマイトの髪をモッシャモッシャと食べてる光景を見させられた気分を教えてあげようか?無だよ!!でも何かもやもやするんだよね…………それになんか一瞬うらやましいって思っちゃったし………もしかしてボク、ヤンデレの気質あるのかな………?

あるで!


入学実技試験!!…………はぁ………ナンでボクだけ………

 いずにぃが髪モッシャモッシャし終わるとオールマイトが試験会場近くまで送っていってくれることになった。いずにぃが「オールマイトに送って貰えるなんて!」って感激してたけどいずにぃが嬉しいなら良しとしよう。そしてオールマイトの車にいずにぃが乗り込んだところで、オールマイトがボクに話しかけてきた。なんだろ?

 

 「狐少女ちょっとこちらに」

 「?わかりまた」テクテク

 「狐少女、君の試験は特殊なことになった。これを読んで欲しい。」これを読んで欲しい。

 「……………?る??」

 特殊ってどう言うことだろ?…………………え?どゆこと?筆記無しでに実技二回目があるの??ボクだけ?なんで??

 

 紙には [緑谷楪クン!君は普通の入学試験ではなく、特別で特殊な試験を受けて貰うのサ!その内容は筆記を無くして実技二回の試験を受けて貰うのサ!詳しいことはオールマイトに聞くと良くわかる筈サ!] と書いてあった。冗談とか無しでカタカナ入ってるしびっくりマークいっぱい書いてあるよ

 

 「え、と、どういうことですか……?なんでボクだけ筆記無しって………実技二回って何ですか?嫌がらせですか?」

 

楪が困惑しながらオールマイトを問い詰めると、部が悪そうに

 

 「あ~………その……私は今年から雄英の教師を勤めることになってね?それで去年辺りから雄英に出入りしていたんだが……傷のことを保険の先生に知られてしまってね……あ、その先生もプロヒーローで、信用できる人だから安心して欲しい………それで問い詰められてつい君の事を話してしまって……何としても雄英に入れさせて自分の後継者にしたいらしいんだ………それと、君は無機物も修復できるだろ?そういった個性はとっても貴重でね、校長先生もこの個性の子が入ってくれたら学校の経費が浮く筈サ!って言ってて………校長先生は生徒は平等にを心がけていて君の中学の成績を見る限りでは筆記試験は必要ないと判断して、変わりに実技二回の試験になったんだ」

 

 ……………つまりオールマイトが口を滑らせてボクの秘密を喋ってそこに大人の事情が絡んでどうしてもボクを入学させたいから特別な試験にすると??

 えぇ………なんで??ナンでしゃべっちゃったの??もしボクが試験に受からなかったらどうするの?

 

 「…………オールマイト…………」

 「は、はい……?」

 「ナンで喋っちゃったんですかぁ……もひ…もし落ちたらどうするですか…….」

 「そ、その点は大丈夫だ。何でも落ちても保険の先生が自分の助手として雇うそうだ」

 「それだめでしょ………いろいろあうとですよあ!う!と!」 

 「正直私もそう思ってる」

 「はぁ………もう良いですはやく試験会場行きましょう………ボクは最悪いずにぃと一緒に学校に行ければ良いですから……」

 

楪が呆れたようにため息をつきながら言うとオールマイトが赤いカードをくれた。

 「これを受付の人に見せてくれ。そうすればわかってくれるさ」

 「………パシッ」

 「そ、それじゃぁ車に乗ってくれ」

 「………ガチャッバタン!」

 エ,ユズドウシタノ?エ,チョマッテ!カマナイデ!ドウシタノ!?ク,クビハダメダッテ!セメテミエナイトコニ!

オールマイト助けて!!

 

 「………oh………….強く生きてくれ緑谷少年……」

 

楪は出久を甘噛(強)のあと満足したのか出久の膝を枕にして出久に頭を撫でられ、

 

 「オールマイト……ゆずに何したんですか………最近噛まれなかったのに……」

 「(前までは噛まれてたのか……)いや……私は……いや、私も原因ではあるが………勝手に理由を言ったら狐少女に怒られてしまいそうだから言えないな……本人に聞いてくれ」

 「本当になにしたんですか………首がヒリヒリします……襟にあたって痛いです……」

 しかし首に歯形が着いてしまってるな……襟でギリギリ隠せているが……見方によってはキスマークに見えてしまうな。

 「緑谷少年、大きい絆創膏をあげるからこれを張っておきなさい。張っておけば襟にも当たらないし、隠せるだろう。」

 

そういいながら大きめの絆創膏を渡そうと後ろを見る楪が薄目を開けてまだ許してないと言わんばかりに睨んでいたので絆創膏を渡すのをやめた

 

 「…………すまない緑谷少年。絆創膏を切らしていたようだ」

 「えぇ………もうゆずが起きたら治して貰うしか………今回は治してくれるかな……」

 緑谷少年も難儀なものだな………

 「そろそろ着くぞ緑谷少年、狐少女を起こしてくれ」

 

そして出久が楪を起こすと楪は無言でまた出久の首に顔を近付けて歯形があった場所を舐めて修復する。オールマイトはわざわざ舐めて治す必要があったのだろうか……と疑問に思ったがまだ楪の目が怖かったので口には出さなかった。

 

 

 

試験会場付近に着き、出久と楪は車から出てオールマイトにお礼を言う。

 

 「じゃぁ二人とも頑張ってな!」

 「はい!がんばります!」

 

楪がオールマイトに顔を近付け

 

 「…………次は叩きます」

 「……………ok」

 

そして二人は試験会場へ足を踏み入れると

 

 「どけッ!デク!」

 「かっちゃん!」

 「俺の前に立つな殺すぞッ!」

 「お、おはよう!がが頑張ろうね!」

 「…………」

 

勝己が出久に挨拶(意味深)をすると無言の楪を見て機嫌が悪いと察したのか何も言わずに舌打ちをして一人足早に試験会場に入っていった。

 

 「以前とは違うんだ……踏み出せ……ヒーローの第一歩をッ」

 

そういいながら歩きだそうとした瞬間、足が縺れ転びそうになるのを楪は

 

 「え?いずにぃ!?」

 

と、驚きながら尻尾を出久に回そうとするが間に合わなく、出久は転んだ…………かと思ったが、近くにいた女生徒が出久に触れ、浮かせて転ぶの助けていた。一瞬驚いたが直ぐに理解し、空中で斜めの出久に尻尾をを巻き付け、地面と垂直に戻す。

 

 「大丈夫?ごめんね?勝手に個性使っちゃって!ウチいらん感じだったもんね!でも転んじゃったら縁起悪いもんね!」

 「いや、ありがと、ボクじゃ間に合わなかったら助かったよ。ほら、いずにぃも、お礼言って」

 「え!?え、ええと……」

 「お互い頑張ろう!じゃぁ!」

 

笑顔で手を振って立ち去っていく女生徒を見送った後

 

 「いずにぃ何鼻の下伸ばしてるの?」

 「え!?の、伸ばしてなんかないよ!」

 「……ハァ、はやく行くよ」

 鼻の下伸ばしちゃって………あとでまた噛んでやる……

 「ちょ、ちょっと!自分で歩けるから!」

 

また噛んでやると思いながら出久の手をつかみ引っ張られていくのを見た他の男子達からは[[[[[[[リア充落ちろ!!!!]]]]]]]]と、滅茶苦茶睨まれていた。

 

 

 

試験会場の受付へ行き、楪はオールマイトにいわれた通り赤いカードを提示した。すると裏方から女性職員が出てきて、試験会場とは別の場所に案内されることになった。

 

 「え?ゆず?どうしたの?」

 「………家に帰ったら話すよ」

 「?わ、わかった」

 「さ、こちらです」

 

楪が案内されたのは会議室と書かれた札が張ってある部屋だった。そこでは小さな服を着たネズミ?と小さなおばぁちゃんとオールマイトが待っていた。

 

 「よくきてくれたね!ボクが雄英高校の校長の根津サ!」

 「私はここの保険医をやっているリカバリーガールだよ」

 「さ、さっきぶりだな!狐少女!」

 

一瞬キョトンとしていた楪だが、直ぐに再起動し、自分の自己紹介を始めた。

 

 「はじめまして、緑谷楪です」

 ね、ネズミ………なのかな?でも小さくてぬいぐるみ位の大きさかな………

 「さて!早速本題に入らせて貰うのサ!オールマイトから聞いていると思うけど単刀直入に言うと、君の入学はもう決まっているのサ!」

 「……….やっぱりですか……最悪落ちてもリカバリーガールの助手として雇われると聞いてましたから……」

 「話が早くて助かるのサ!君の個性は事前にオールマイトから聞いているけど、念のため一度君から直接聞きたいのサ!」

 「…わかりました。ボ…私の個性は九尾の狐、九尾にできることは何でも出来ます。主に妖力を使った身体強化とバリア、あと尻尾の硬質化です。」

 まずはここまでかな………事前に知っていると言ってもね……

 

そんなことを考えていると校長先生から声がかかった

 

 「あと二つの説明をお願いするのサ!」

 「あたしからも頼むよ。大丈夫さ、ここにはあたしらしかいないからねぇ」

 「………わかりました。おとうさんの次元収納、おかぁさんの修復と復元です」

 

そういいながら「黒い球体」ディメンションを片手に発生させ、ディメンションの中にもう片方の手を突っ込み、中から先日作ったクッキーを取り出し、校長、リカバリーガール、オールマイトの順に渡していく。

 

 「まだ暖かいね!話に聞いていた通りだ!」

 「随分と便利な個性だねぇ……買い物に便利そうだ。重量に制限はあるのかい?」

 

リカバリーガールの質問に対して「今のところは無いです」と答え、次に折れた鉛筆とただの鉛筆を取り出し、

 

 「今から最後の修復と復元の力を見せます………この鉛筆を確認してください」

 

といい、折れた鉛筆を校長に手渡し、確認して貰い、「完璧に折れているのサ!」と言われ鉛筆を返される。

 

 「では今からこの折れた鉛筆を修復します…………どうぞ」

 

近くに寄ってきていたリカバリーガールに修復した鉛筆を渡すと

 

 「随分と早いね…………あらまぁ、完璧にくっついてるじゃないか!ね」

 「続けますね、次にこの折れた片方の鉛筆を復元します。もう片方は机に置いておきますね」

 「片手で折るとは……体もしっかり鍛えているみたいだね!」

 

片手で折ったことによく鍛えていると誉めてくる校長を尻目に楪はめを閉じ、意識を集中させ鉛筆を復元させていく。

 

 「おぉ………鉛筆から鉛筆が生えているようだね………」

 「………修復でオールマイトの傷を修復したのは知っていたが……この復元は生物にも使えるんだろ?」

 「修復は傷を何度も治したりして鍛えていたので出来ますが、復元に関してはまだ生物に使ったことはありませんし、使おうとは思いませんでした。復元が必要な怪我なんて、そうそうできるものでは無いですから。」

 

楪がリカバリーガールの質問に答えるとリカバリーガールは

 

 「確かにそうさねぇ………校長、やっぱりお願いできないかい?この子に実戦させるにはやっぱり………」

 「それはボクもわかっているサ。でもそこはやっぱり本人の意思次第なのサ」

 リカバリーガールはボクをどうしたいんだろ?助手にしたいってのはオールマイトから聞いていたけど、他に何かあるのかな?

 

楪がリカバリーガールと校長のやり取りを聞いてまだ他に何かあるのか?と、違和感を覚えていると校長がこちらを向き話を始めた。

 

 「さて、楪くん。実は君にまだ伝えていなかったかったけど、まだ他に選択肢があるのサ!」

 「他の選択肢…ですか?えぇと……たしか、保険の先生……リカバリーガールの助手でしたっけ?」

 「そうさね。でもそれだといろいろと不便なこともあるからねぇ。そこでもう一つの選択肢だ。それは、あたし、プロヒーローリカバリーガールの正式な後継者として、雄英に特別入学するということさ」

 ??わっつ?オールマイトからチラッと後継者にしたいって言っていたの聞いてたけどそれとは違うの?

 

 「普通に入学するのとは何か違うんですか?」

 「全く違うのサ!恐らくオールマイトからリカバリーガールが後継者を欲しがっているのは聞いてる思うけど、それは雄英を卒業してからの話なのサ!」

 「あたしの後継者として入学するっていうのは、つまり生徒としてではなく、あたしのサイドキックとして雄英に就職するってことさね。その場合、私が病院とかにいく場合は着いてきて貰うけどね。あ、もちろんお給金は出るよ」

 

 「ッ!?」

 え、それって生徒じゃなくて職員としてってこと!?お金払ってくれるのは良いけど……それだといずにぃと一緒にいられないんじゃ……

 

 「出久君と一緒にいられないんじゃ無いかって考えているね?」

 「心を読まれた!?」

 

楪が心を読まれたことに驚愕していると校長はハハッと某ネズミのような声で笑った。

 

 「君が考えることはお見通しなのサ!僕の個性はハイスペック!何でもわかっちゃうのサ!それに、その点に関しては問題ないのサ!君には出久君が入るクラスの形だけの副担任になって一緒に行動して貰おうと思っているからね!」

 

 い、一旦整理しよう!!

 ボクは入学は絶対に決定している。

 その理由は雄英の経費が浮き、リカバリーガールの後の後継者としての教育も出来るから。

 それとは別に最初から後継者として雄英に就職する。(出久とは離れないココジュウヨウ)それに加えてお金も貰える。 

 

 ってところかな?お金貰えるってのは凄い魅力的だな………高校に入ったらいずにぃと部屋借りてそこから通うつもりだったし………

 

そう、楪と出久は雄英に合格したら、雄英の近くに部屋を借りてそこで <二人で> 暮らし、そこから通うということを引子に言っており、承諾して貰っていた。その理由は緑谷家から通うには電車通学をしなければならない、ということにあった。電車通学をするということは毎朝満員電車に乗らなければならないということで、身長が低く、尻尾が長く、万が一人混みに押し潰されたり、電車のドアに尻尾が挟まってしまう、というのを防ぐためであった。そこで楪は「雄英に合格したら」一人暮らしをしたいと引子に思いを告げた時に、一人では心配だから出久と一緒にという条件を着けてきていたのだ。

 

 う~ん………条件は悪くないし………いずにぃと通えるし………リカバリーガールのサイドキックになるってことは、ヒーローになるってことだから………ボクの夢も叶えられるし……いいかもね……

  

 「形だけの副担って詳しいことは何をするんですか?」

 「形だけだからさほどして貰うことは無いよ。たまに担任と予定を確認したり、会議とかに出て貰うかもしれないけど、普段は生徒と一緒に授業に出て貰うのサ。あ、でもリカバリーガールからの授業にも出て貰うよ」

 

 なるほど………本当に形だけだね………ならリカバリーガールの後継者として就職した方が良いよね……よし、決めた。

 

 「わかりました。ボクはリカバリーガールの後継者として、雄英に就職したいと思います」

 

楪が自分の決断を伝えるとリカバリーガールはにっこりと微笑んで

 

 「そうかい!!嬉しいねぇ!そんじゃあ!さっそく手続きをするさね!あ、でもその前に実技試験を受けないとね。ほら、オールマイト!早くて連れていきんさいな!」 

 「わ、わかりましたリカバリーガール!さ、行くぞ!狐少女!」

 「は、はい!失礼します」

 

そして楪はオールマイトにつれられ会議室を後にした。そのあと更衣室でジャージに着替え、試験会場へ行き、試験を受けた。試験内容は制限時間内に仮想ヴィランロボットを倒してポイントを集める試験と、制限時間内に壊れた物をどれだけ直せるかの試験だった。

試験が終わり、別室に案内されそこでは自信のヒーローコスチュームの要望を書いて欲しいといわれ記入し終わった辺りでリカバリーガールが部屋に入ってきた。

 

 「はい、試験お疲れ様。ハリボーお食べ」

 「あ、ありがとうございます」

 「さて、試験が終わったところで悪いけどさっそく手伝って貰うよ。着いてきておくれ」

 「わかりました」  

 

リカバリーガールに着いていくと行き先は他の受験者の試験会場だった。

 

 「毎年この試験では怪我人は絶対に出るからね。それを治して回ってるんだよそれを手伝って貰いたいんだ」

 「なるほど………サイドキックとしての最初の仕事ですか?」

 「よくわかっているじゃないか、なら話が早いね。しっかりと頼むよ?」

 「わかりました」

 

そして楪とリカバリーガールは試験会場を回り、怪我人を治して回っていた。そして最後の会場になった。

 

 うぇ………ちょっとエネルギー使いすぎたかな………こんなにエネルギー使うのははじめてだしな……でもこの会場で最後だし、頑張らないと

 

 「はいはい、ハリボーお食べ~」

 「あ、あざっす」

 「ありがとうございます?」

 

リカバリーガールがハリボーを私ながら歩いていると一人の少年が右腕と両足をあらぬ方向へ曲げてうつ伏せで転がっていた。

 

 「おやまぁ…自身の個性でここまで傷つくとは………」

 「え?………ッ!いずにぃ!?どうしたの!?」

 

その少年は出久だった。それを見たボクは一直線に駆け寄って傷を修復していく。

 

 「あ、ありがとうございま……ゆ、ゆず!?なんでここに?試験はどうしたの!?」

 「そんなことは後で!何でこんな大怪我してるの!!」

 「はいはいちゃっちゃと行くよ、まだ怪我人はいるからね」

 「わ、わかりましたあとで話聞かせて貰うからね!」

 

 

 

 

 

 

そして試験が終わり、家帰ったが出久は心ここに有らずとの感じで、夕食の焼き魚とにらめっこを続けていた。楪が大怪我の理由を聞くと

 

 「………一ポイントも………取れなかったんだ………ずっと敵に会えなくて……試験の最後で…今朝、助けてくれた女の子が……怪我で動けなくなってて……それで助けようとして、0ポイントを倒したら……からだが、堪えられなくて……」

 

 「………そっ………か……でも、いずにぃはその人を助けたんだよね?なら………それをきっと評価してくれるよ。ボクはいずにぃのこと、信じてるからさ」

 

 

 

 

そして一週間後、雄英から手紙が届いた。

 

 「ゆ、ゆず!出久!て、手紙!来てたよ!!」

 

引子に雄英からの手紙を渡され、それぞれ自分の部屋で手紙をから出てきた円盤を起動させ、ホログラムのオールマイトから合格の言葉を貰った。それと同時に楪は出久が合格したこと、そして、ヒーローポイントのことも聞いた。そして最後に、楪の手紙にのみ入っていたもうひとつの円盤を家族の前で起動させるように指示され、部屋の前で合格を喜びあっていた出久と引子を部屋へ入れて、円盤を起動させると、オールマイトと根津校長が浮かび上がった。

 

 「やぁ!僕は雄英の校長をしている根津サ!今回は楪君の雄英合格に着いての話をさせて貰うのサ!」

 

校長の話を聞くと引子と出久はまさか落ちたのではと心配するが

 

 「楪君は雄英の職員として雇うことにしたのサ!」

 「「………ふぁい???」」

 まぁこんな反応するよね………

 

合格でも不合格でもなく雇用するという答えに親子揃って困惑してしまった。

 

 「正確には、楪君をリカバリーガールのサイドキックとして雇うことになったのサ!もちろん!給料も出させて貰うのサ!では!」

 

そしてホログラムが消え、暫く放心していた二人がうごきだし、楪を問い詰め始めたのは二十五分ほどしてからだった。それに楪はリカバリーガールに修復の力を買われて後継者になることになった等の説明をしたがそれでも問い詰められ、

 

 「あぁもう!結局雄英に通えるんだから良いじゃん!ほら!荷造りもあるんだからもう部屋に戻るからね!ほら!いずにぃも早く!」

 

と言って部屋に戻り、荷造りを始め、数日後、楪と出久は新居での生活を始めた。そして四月、とうとう雄英に通う日が来た。出久と楪を心配した引子は前日から新居に来て、世話を焼いていた。もう制服を来て、出発するだけだと言うのに出久に忘れ物がないかをしつこく聞いていた。

 

 「出久!ティッシュ持った?」

 「うん!」

 「ハンカチも?ハンカチは!?ケチーフ!!」

 「持ったってば!時間が無いんだ!急がないと!」

 「出久!」

 「なに!?」

 「ちょーかっこいいよ!」

 「ッ!行ってきます!!」

 「行ってらっしゃい!楪も初出勤頑張ってね!」

 「はい、引子さん!しっかり稼いで、いずにぃを養います!」

 「えぇ……そんなこと言わないでよ……」

 でも実際これからボクが稼いだお金で生活していくんだからね?ふっふっふ………これでいずにぃはボクの………

 

 「ゆ、ゆず?おくれるから早く行くよ?」

 「あ、うん、じゃぁ、「「行ってきます!!」」

 

 

 




滅茶苦茶迷ったけど、楪を教員(仮)にしました!たぶん納得言ってない人とか、そうはならんやろ………ってなってる人いると思いますがユルシテ

あと、UA2500、お気に入り34ありがとうございます!更に評価や感想を着けてくれると、今後の励みになりますし、感想でストーリーへのアドバイスを下さればそれを採用させて頂くかもしれません!
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