アークナイツ トロフィー「雪ウサギは春に遊ぶ」取得RTA   作:春雨シオン

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やっとロドスについたので初投稿です。ここから原作キャラも出していくのですがエミュがなかなか、難しいねんな…。」


Part9 方舟

 やっとロドスに到着しましたRTA第9部、はーじまーるよー!

 

 今回はトランスポーターの車でロドスに到着したところからのスタートです!ようやくアークナイツっぽくなってきましたね…!

 

「あ、今日から入院される本田桃さんと、桐野麻衣さんですね。まずは検査から始めるのですが、ひとまずは長旅でお疲れでしょうし、今日はお部屋にご案内しますね。お二人はほとんど家族のような暮らしをなさっていたとのことなので、同室とさせていただいたのですがよろしいでしょうか?」

「あ、はーいわかりましたー。よろしくお願いしまーす。」

 

 いやー、こういう対人の手続きをウタゲ姉貴が勝手にしてくれるのほんとタスカルタスカル。ひとまずは部屋に行けとのことなので、指示に従っておきましょう。

 

「あ、新しい患者さんたちですね!名前は確か…桃さんと麻衣さんでしたよね。」

「アーミヤさん!大丈夫なんですかお仕事の方は…」

「はい、火急のものは済ませてきましたから。それよりも桃さん、麻衣さん。検査は明日からとのことなので、よろしければこの後、ロドスを案内させてもらえませんか?これからここで暮らすわけですし、いろんな場所を知ってほしいんです!」

 

 お、おお…アーミヤ代表!ご無沙汰じゃないっすか!ついにファーストコンタクト、かつ案内までしてくれるとのことです!アーミヤも好感度を稼ぐ対象なので、この段階で知り合えるのは大きいです!ぜひとも案内してもらいましょう!

 

「ふふ、そんなにロドスに興味を持ってもらえて嬉しいです。では、荷解きをしてここに17時に集合ということでどうですか?案内をした後、食堂で夕食もご一緒しましょう!」

 

 よーしよし、予定を取り付けることに成功しました!では早速、部屋に行ってみましょう。内装はまあ何もありません。机やベッドなどの最低限の家具はそろっていますね。イメージとしては学生寮のような感じです。

 

「うーんまあこんなもんかなー。思ってたよりマシなところだったね。正直、雑誌の最新号が買えれば、住むところなんてどうだっていいし~。」

 

 まあ桃ちゃんもここにいることはほとんどありません。これからの予定の関係上、ほとんどを戦場か他のオペレーターと過ごしますからね。この部屋に帰ってくるのは夜寝るときだけとなることでしょう。

 

 さて、ではCEOとの約束の時間まで荷解きや内装の飾りつけなどを行いましょう。持ってきた荷物はそんなにないですが、なんやかんや引っ越しというのは忙しいですからね。桃ちゃんの荷物は着替えと刀、くらいのものです。嘘みたいだろ?JKなんだぜ、こいつ。今まで特にファッションに気を使ってこなかったのでこんな少ない荷物になりました。あ、でももちろん形見のクシとかは所持してます。それに対してウタゲ姉貴は大荷物です。化粧の道具やドライヤーなどの家電などなど…。いやまあ、これが普通のJKなんでしょうね。現に今まで桃ちゃんのメイクやスキンケアはウタゲ姉貴だよりです。生活力をどこかにおいて来てしまった悲しき人斬りモンスターにならなかったのはウタゲ姉貴のおかげです。ホントに頭が上がりませんぜ。

 

 さて、ではそろそろいい時間なのでCEOとの約束に向かいましょう。場所は確か最初にあった場所でしたね。

 

「あ、桃さん、麻衣さん!こっちですこっち!」

「おーアーミヤちゃん、よろしくねー。あたしたち右も左もわかんないからさー。」

「ふふ、そうですね。では、まずは医療部を見てみましょう。」

 

「こちらが医療部です。桃さんや麻衣さんがこれからお世話になるところですね。たくさんの医療スタッフの方々が、最先端の鉱石病治療を施してくれます。そうですね、お二人の主治医となる方にご挨拶しておきましょうか。あ、ちょうどいらっしゃいました、ススーロさん!」

「…え、子供?ちょっとアーミヤちゃん、小さな女の子がいるよ。どっかから抜け出してきたんじゃない?」

「ち、違いますよ!ススーロさんは立派なロドスの医療スタッフです!ちゃんと成人なされてますから!」

「え、マジで?」

「…悪いけどマジだよ。私があなたたちの主治医。これからよろしくね。」

「え、えーっとスミマセンでした。え、でもマジでカワイイじゃん!普段どんなコーデしてるの?」

「え?コ、コーデ??いやそういうのは別に…」

「えーなにそれめっちゃもったいないじゃん!今度あたしが選んであげる!ね、センセ!」

「わ、わかったから…ほら、案内の途中だったんでしょ?アーミヤさんを待たせちゃだめだよ。」

 

 つ、強い…あれがコミュ強というものか…。まあRTA的にはロスいので早くしてほしいんですけどね。それとなく促しましょう。

 

「そ、そうですね!気を取り直していきましょう!」

 

 その後は購買部とか技術部とかを回っていきました。RTA的に関係ないのでカットしますけどね。そんなことよりここです!ここに来たかった!

 

「ここが訓練室です。前線のオペレーターの方々がここで訓練をしているんですよ。」

 

 そうここです!この訓練室に来たかったんです。というのもこのゲーム、非常に自由度が高いので、必ずしもオペレーターになるわけではないんです。だから、オペレーターになるフラグを建てる必要があったんですね。具体的にはここにきて、前線で戦うオペレーターの存在を知ること、加えて採用テストでいい結果を残すことです。それをスキップする方法もあるのですが…今回はいるかな?

 

「ちょうど今行動予備隊A4の皆さんが訓練をされているようですね。ちょっと見ていきましょうか。」

 

 うーん残念。どうやらいなかったようです。というのも、ここ訓練室では低確率で二アールが出現します。その際模擬戦を吹っ掛けいい評価をもらえれば、採用テストをすっ飛ばして採用されることもある、というわけですね。残念ながら今回はA4の面々が訓練しているだけのようです。

 

 A4はゴリラとして名高いメランサを隊長としたグループです。新人で構成される行動予備隊のなかでも特に将来有望とされている面子ですね。確かに個々の能力は高く、本編でも育成のしやすさからほとんどのドクターがお世話になったであろう方々ですね。訓練の様子を見てみるとスタンドプレーが奇跡的にかみ合ってるようなチームプレイですね…。どれ、ちょっとひねってやりますかね。

 

「え?ちょっと桃さん、あなたは前線オペレーターでは…」

「お、なになに桃?血がたぎってきちゃった感じ?ちょうどあたしも体動かしたかったんだよねー。」

「え?ちょ、ちょっと麻衣さん…」

「あーごめんアーミヤちゃん。訓練用の木刀とかどこにあんのかわかるー?」

 

 はい、というわけでA4と模擬戦を行います。今はウタゲ姉貴が彼らに話をつけてくれていますね。その間に理由を説明しておきますと、これも前線に出るための仕込みです。アーミヤはロドスの最高責任者ですので、最終的に前線に出すかどうかの決定権は彼女にあります。アーミヤは子供が前線に出ることを嫌うので、ここで実力を直接見せてやろうという腹なわけです。もうじき行われるドクター救出作戦に向けて少しでも戦力が欲しいところなので、ここで存分にアピールしましょう!

 

「よーし桃、話付けてきたよー。全員でかかってきてくれるってさー。」

 

 お、ちょうどいい具合に終わりましたね。それではA4と模擬戦に行きましょう。目標はアーミヤへのアピールなので、できるだけサクッと勝ちたいところです。さて、A4ですが、特に注意すべきなのはメランサ姉貴です。知っての通り彼女はゴリラなので、攻撃をくらわないようにしましょう。他のメンツも狙撃、術師、医療、重装とバランスよくそろっています。相手は5人、こちらは2人。まあコンビネーションってものを見せてやりますよデュフフフ…。

 

「そ、それでは…よろしくお願いします…!行動予備隊A4…出撃!」

 

 さあメランサ姉貴の声からスタート!アドナキエル、スチュワード、アンセルが高台、メランサ、カーディが地上の布陣。重装で止めて高台が焼く、基本に忠実なフォーメーションですね。ならまずはお望みどおり地上から制するとしましょう!カーディ姉貴に迷いなく突進、背面から矢やアーツがすかさず飛んできますが、ウタゲ姉貴がガード、真正面から盾に斬りかかっても効果は薄いですね。おっとその隙にメランサ姉貴が斬りこみ!なかなかいいコンビネーションです。ですが我々にはかないません!

 

 

 

「突然で悪いんだけどさあ、立ち会ってくれないかな?」

 

 私は最初、目の前の少女が何を言っているのかわかりませんでした。突然現れて模擬戦をしてくれ、といわれたのだから仕方がないでしょう?しかし彼女は腰に間違いなく訓練用の刀を佩いていて、その言葉が本気であることがわかりました。いつものように私は隊長であるのにすぐに決めることが出来ず慌ててしまいましたが、皆さんのコンビネーションを強めるいい機会だと承諾することにしました。

 

「麻衣、()()()()()()()()。」

「えーずる。あたしだって斬りあいたいのに。」

「そういうな、今度何かおごってやるから。それとも、全部私に譲ってくれるか?」

「もーじゃあ今度新発売のクッキー5箱ね。それで手うってあげる。」

 

 私たちが入念に動きを確認している間、2人はそれだけの言葉でブリーフィングを終えました。本当に大丈夫だろうか、ケガさせてしまったりしないだろうかと一抹の不安がよぎりましたが、戦場でそんなことを考えていてはいけないと気持ちを切り替えました。

 

 

 試合が始まったとき、私たちは教官に教わった基本の陣形をとり、剣士2人を迎え撃ちました。特に、二人は高台への有効手段を持たないはずと考え、私たち地上組は彼女らを抑えるだけでいいと思っていました。今思えば、これが命取りだったのです。

 

 始めに紫色の髪…桃さんがカーディさんに斬りかかりました。その攻撃をカーディさんが受け止め、がら空きの背中に高台組が打ち込みましたが金髪の方、麻衣さんに止められました。まるで最初からそうすることがわかっていたような動きに見とれかけましたが、すぐに桃さんに側面から攻撃をしかけました。とったと確信したのですが、カーディさんの腕がしびれている隙に受けられました。相手はカーディさんに有効打を持たない様子。このまま粘れば勝てる、と思ったとき、私は信じられないものを目にしました。

 

「よーし。んじゃー桃いくよー。」

「ああ、いつでもOKだ。」

 

 突然金髪の方が紫髪の背中を踏み台にして、高台まで飛び移ったんです。矢のリロードと、アーツの詠唱の一瞬の隙を狙われました。

 

「ふふーん、到着っとー。じゃ、あとはどっちが速いか競争だねー。」

 

 思わず高台の方は大丈夫かと目をやってしまった、これがよくなかったと思います。大きな音がして振り返ると紫髪の方が回し蹴りでカーディさんを吹き飛ばしていました。あんなに重い装備を付けたカーディさんをです。驚くことの連続で、冷静ではなかった私は自分でもわかるくらい甘い攻撃をしてしまい、そこにつけ込まれてしまいました。

 

 すぐに脇腹に衝撃がきて斬られたと分かりました。反射的に桃さんの方に顔を向けましたが、そのころにはもう彼女は吹っ飛ばしたカーディさんの傍らにいて、「勝負ありだな。」とほほ笑んでいました。

 高台も麻衣さんに征服された後で、私たちの負けは明白でした。

 

 …これが勝負の内容です。ドーベルマン教官。

 

「…そのようだな。まさかお前たちが普通の入院患者に負けたと聞いたときは耳を疑ったがな。さすがにこの映像とお前の証言があれば信じざるを得ない。では、なぜ負けたのかのフィードバックをA4内で行っておくように。以上、解散!」

 

 失礼します、というメランサの声を聞きながら、もう一度先ほどの映像を再生する。二人で一つの生き物の如く連携のとれたコンビネーション、重装兵を吹き飛ばすほどの膂力、そしてメランサが見切れないほどの剣戟。

 

「これがただの入院患者だと?フッ…。」

 

ドーベルマンは先ほどの自分の言葉に思わず笑ってしまう。これが一般人なら自分の仕事は必要がないだろう。もし…もし彼女たちが、前線を希望したら?そんな想像をしながら、作戦記録に見とれていた。

 

「本当に、強かった…。」

 

 メランサは一人、落ち込んでいた。無理もないことだ、一般の入院患者にいいようにされてしまったのだから。特に紫色の髪をした剣士に自分の剣が全く通じなかったことは大きなショックだった。しかし、それ以上に

 

「私がもっとちゃんと指示を出していれば…。」

 

という不甲斐なさが彼女の心を支配していた。自分がもっと頑張れば、もっとちゃんとしていれば、そう思いながら隊員たちのもとに戻る。考えることといえば、どうやって謝ろうかとそればかりだった。

 

「み、皆さん、今戻りまし…!?」

「あそこで僕とスチュワードさんの攻撃に隙ができたのが良くなかったですね…。お互いをカバーするタイミングで動くべきでした。」

「確かに…次はそこを重点的に練習してみよう!」

「私もみなさんに近づきすぎていました。もっと遠くから援護が出来れば相手も狙いにくいでしょう。」

「はいはい!私が盾を構えてて相手を見てなかったのがだめだったよ!」

「カーディ…確かにそれは問題だ。相手を常にとらえられるようにしよう。」

「うん!」

 

 帰ってきたメランサが見たのは何が足りなかったのか、何をすればいいのか、真剣に話し合うチームメンバーの姿だった。今までなら考えられないその姿に、メランサは思わず硬直してしまった。

 

「あ、リーダー!お帰りなさい!」

 

 カーディがいち早く気づき、出迎えてくれる。その声でようやく他のメンバーもメランサに気づく。どうやらそれほどまでに集中していたようだ。

 

「メランサさん、お疲れ様です。今、ちょうどフィードバックを行っていたところです。」

「あの二人にいいようにされたままっていうのはやっぱり悔しいし…でもそれ以上に、あのコンビネーションを見て、僕たちもああなりたいって思えたんです。」

「だから今、皆でどうすればいいか話してるんだよ!ね、リーダーも一緒にやろ!」

「わ、私…皆さんと一緒にやっていいんですか…?ろくに指示もできなかった隊長なのに…」

「何言ってるの!うちの隊長はメランサちゃんしかいないって!ね、皆!」

 

 カーディの言葉にみな大きく頷く。その温かみに満ちた顔は彼女の迷いを解かすのに十分だった。

 

「はい…はい!やりましょう、A4の皆さん!もっともっと成長していきましょう!」

「「「「オーッ!」」」」

 

 もはや彼女の心には一点の曇りもなかった。彼らと共に、もっともっと成長できる。それが確信できた日だった。

 

(そうだ、あのお二人に…)

 

 それをもたらしてくれた二人の剣士、たしか桃と麻衣と呼ばれていたあの二人にどうしても伝えなくてはならないことがあると思い、メランサは立ち上がった。

 

 

 

 

「そ、そこまで!桃さんと麻衣さんの勝ちです!」

 

 アーミヤの一声で試合終了。結果は鮮やかな勝利です!今回の戦いは桃ちゃんたちの現状を確認する目的もあったのですが、現状何の問題もありません!順調そのものです。

 

「す、すごいですねお二人とも…!前線のオペレーターの方々と比べても遜色ない動きでした!」

 

 これにはアーミヤもにっこり!これなら前線にでたいと申請を出しても大丈夫でしょう。訓練室に来て、最低限の目標は達成しましたね。もう一つの目標というのは強力なオペレーターと模擬戦をすることです。具体的にはエリートオペレーターのAceやブレイズ姉貴などです。この段階で勝利することは難しくとも、いい戦いをすれば、彼らによって推薦されることがあるためです。そうすればテストはほぼ模擬的なものになり、大幅に短縮が期待できるというわけです。まあこればっかりは運なので仕方ないね(レ♂)

 

「そ、それではそろそろいい時間ですし、食堂に向かいましょうか。ロドスが誇る料理人さんたちが毎日腕を振るってくれています!」

「お、いーねーいこいこアーミヤちゃん。白ご飯あるかなーっと。」

 

 さて、ではそろそろ今回はここまでに…

 

「あ、あの!桃さん!麻衣さん!」

 

 ん?メランサ姉貴ですね、一体どうしたと…ま、まさかお礼参り!?そんなに血の気の多い子だったとはこのリハクの目をもってしても…

 

「そ、そうじゃなくて!お礼を言いたかったんです!お二人のおかげで、みんなもっと成長できそうです!今日はありがとうございました…!」

 

 本田桃は少し驚いた顔をしたのち、ほほ笑んだ。このA4の成長は彼女という存在がロドスで成し遂げたことの最初の一歩であった。

 




 ソーンズガチャ引いたら山さんすり抜けで頭に来ますよ!せめて持ってない星6来いってそれ一番言われてるからな。

次回作、どっちがいいんすか?

  • 強面トレーナー、TSする。
  • パワプロRTA北雪高校モテモテチャート
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