アークナイツ トロフィー「雪ウサギは春に遊ぶ」取得RTA 作:春雨シオン
とうとう二桁に来ましたRTA、第10部はーじまーるよー!
前回模擬戦でA4を圧倒し、アーミヤへのアピールを存分に行ったところからですね。そこで二アール姉貴と出会うことが出来れば採用テストをカットできる可能性もあった…というところでしたが、残念ながらそううまくはいきませんでした。そして現在は3人で食堂に向かっているところです。
ここで大切なのが前線に出るオペレーターの存在を知ることです。これによりオペレーターになる道が開けるというわけですね。どうすればいいのかというと直球で聞きます。ちょうど先ほどA4と戦ったわけですし。Heyアーミヤ、何であの人たち戦闘訓練してたの?
「それはですね、私たちロドスの理念に関係することなんです。」
アーミヤが真剣な顔をして話してくれますが非常に長いのでカットします。要約するとロドスは感染者を含めすべての人々が幸せになれる世界を目指しており、その過程で武力が必要なこともある、ということです。これだけのことを話すのにあんなに大量の文章を使うんだからぶっちゃけやってらんないや何でもないです。このアークナイツ名物の長話を聞くためにこんな質問をしたわけではありません。というのも、桃ちゃんも母親を感染者差別で亡くしているのでこのアーミヤのセリフが殺し文句になるわけです。現にいつになく真剣な顔をしているのがわかるのではないでしょうか。
その後解散となりましたが、桃ちゃんの意識は完全にロドス職員に向いています。あとは明日の診断で余命申告されるレベルのひどい結果を出さなければ問題なくオペレーターになれることでしょう!RTA的にはフロストノヴァ姉貴を助けた後はどこで野垂れ氏のうが関係ないのですが(屑)あまりひどい結果だとアーミヤが以下略。それに私としても桃ちゃんには思い入れがあります。ここまで苦楽を人知れず共にしてきていますからね!
「それでは今日はありがとうございました。少しでもこのロドスを気に入ってくださると嬉しいです!」
「うんうんまたねーアーミヤちゃん。桃、あたしたちも帰ろっか。」
案内も終わり、部屋に帰るようです。ぬわああああん疲れたもおおおおん。さっさとシャワー浴びて寝るとしましょう。おっとその前に、ウタゲ姉貴にはオペレーターになる決意を告げておきましょう。十分に好感度が稼げていれば、ここで自然とついてきてくれるはずですが…
「あーやっぱり?アーミヤちゃんの話聞いてから、桃真剣な顔してたからそんな気はしてたんだよねー。それで?わざわざそれをあたしに言ったってことは、なんかしてほしいことあんじゃないの?」
お、珍しいパターンです。ここは素直に一緒にオペレーターになってほしいと告げましょう。オナシャス!センセンシャル!
「ふふーん桃もあたしを頼りにしてるってコトかー。ま、ロドスに頼りっぱなしってのも良くないしねー。それに、桃がわざわざお願いしてきたんだし、いいよ。あたしもそのオペレーターっての、なってあげる。」
やったぜ。成し遂げたぜ。これで二人ともオペレーターになるのがほぼ確定しました!ウタゲ姉貴の場合は病状が軽いことが確定しているので何の心配もありません。
「じゃーなんかコードネームってのつけなきゃいけないんでしょ?あたしは何にしよっかなー。…決めた、ウタゲにしよ。適当に考えたやつだけど、けっこーいいセンスしてるでしょ。」
うーんこうしてウタゲ姉貴が生まれたんですねえ…。なんか感動的。ではそろそろ就寝しましょう。健康診断の後、即座に前線への申請を出すつもりですし。
「わーお、桃やる気まんまんじゃん。追いつこうとしてるあたしのことも考えろー。…ってもうぐっすりだし。マジで桃って電源落ちたように寝るんだよねー。ウリウリ、頬っぺたグリグリしても起きないし。ホント綺麗な肌してんだよねー桃って。あたしのスキンケアのおかげかな?なんて。…まああたしもそろそろ寝るか。おやすみ、桃。」
さて、この夜時間を利用してこれからの予定についてご説明します。桃ちゃんとウタゲ姉貴は留学生という立場でロドスにいるので、いくら前線に出られるようになったからと言って、ホイホイ使ってもらえるわけではありません。特に現段階では決定権を持つアーミヤが首を縦に振らない限り戦場に立つことは出来ません。いっぱい使ってくださいとお願いしても無理です。
ですが、そんな二人に訪れるチャンスがあります。それがチェルノボーグにおける、ドクター救出作戦です。新人部隊まで駆り出すほどにロドスはこの作戦に力を注いでおり、ここならアーミヤも了承してくれます。その後はドクターが戦場の指揮における最高責任者なので、力さえ示せば使ってくれます。というか、チェルノボーグで多くの損害を被ったロドスは戦力を選んでられなくなりますからね。
では医療部の検査までスキップしましょう。見どころも田所も、短縮ポイントもないからね。
「…うん、二人とも特に問題はないね。鉱石病に感染してはいるけど、病状も安定してるし安心していいよ。」
鉱石病、ヨシ!これなら問題ないですね。ではその足のまま前線オペレーター申請を出しに行きましょう!書類を書いて教官に提出すればおっけーね!まるで入部届みたいだあ…。誰でもいいので教官に会いに行きましょう。訓練室に行けばいるはずです。
「ビーグル!とろとろするな!戦場では足を止めた奴から死ぬぞ!止まるなハイビスカス!また周回を増やされたいのか!」
お、このキビキビした声はドーベルマン教官のようですね。最近高台にのってぺシぺシいきいきしていらっしゃいます。この人に出しておきましょう。
「む、君たちは…私に何か用か?」
オッスオッス!前線オペレーターにしてくれよなー頼むよー。
「!そうか、二人とも前線を希望するのか。では気が変わらないうちにテストを行おう。30分後に集合だ、いいな!」
「は、はい!」
「うえ~こっわ~。母さんより厳しそーじゃん。」
あれ、いきなりテストをしてくれるようです。普通アーミヤに許可を取ってから行うので、最低でも3日はかかるかなーと思い早めに申請しておいたんですが、意外な結果です。どうしてこうなったのか後続のために調べてみたいところですが、めんどくさいのでやりません(屑)。
「準備はいいな?ではまず、基礎体力テストからだ。外周はじめ!」
「教官、ちょっと待ってください!」
「なんだ、桐野麻衣。質問か?」
「えーっとなんでこんなたくさんギャラリーがいるんですか?訓練してた人たちはわかるけどなんか明らかに人が増えてるような…。」
確かになんかぞろぞろいますね…。よく見るとA1、A4、A6などがいます。みんな新兵だらけですね。
「プレッシャーを感じているのか?お前たちが立つ戦場の重圧はこの比ではない。このくらいに耐えられなくてどうする。わかったら外周からはじめるぞ!位置につけ!」
わかるようなわからないような謎の理論で制圧されてしまいましたがやることは変わりません。とりあえず高得点を狙っていきましょう。内容としては体力テストの名の通り、基本的な運動能力のチェックですね。特筆すべきこともないので飛ばしまーす。
「次は戦闘テストだ。訓練用武器を持って15分後に集合!解散!」
「お疲れー桃。なかなか調子よさそうじゃん。」
あ^~いいっすねえ~^。桃ちゃんのモチベが高いのもあってか、かなり優秀な成績だと思われます!もっともプロファイルには普通とか優秀としか書かれないんですけどね。そういえばあのプロファイル、普通と標準ってどっちが上なんですかね…?
「休憩終わり!戦闘訓練の相手を用意した!こちらのオペレーター、サベージに務めていただく!挨拶を。」
「よろしくおなしゃーす。」
オナシャス!相手はサベージ姉貴ですか。衝撃と共に爆発するアーツを用いたハンマーを使用するオペレーターです。なんかそんなお祭りありましたよね。
「貴様ら、その言葉遣いは…」
「あはは、いーのいーの!よろしくね、二人とも!ドーベルマン教官がかなり期待してるっていうから私も気合入れなくっちゃ!」
「ではまずは本田桃、貴様からだ。他の者もよく見ておくように!」
「じゃ、よろしくね桃ちゃん。大丈夫、本気は出さないで上げるから、思いっきりかかってきなさい!」
目の前のコータスの女性…サベージさんが獲物のハンマーを構え、自信ありげに笑う。確かに今までやりあってきた有象無象とは違う強さが感じられた。これが殺し合いなら相手の出方を見るところだったが、今回はあくまで模擬戦。ひとまず斬りかかることにした。強く踏み込み、距離を詰める。私の足の強さを活かしたこの戦法はいつの間にか身についていたものだ。
「ははっ!ホントに速いね!」
「!」
大上段からの振り下ろしはハンマーの柄で防がれたものの、まだ私の攻勢は終わらない。多少なりとも腕はしびれているはずなので、すぐに構えなおし、次の攻撃を行う。二撃、三撃目とそれなりのものだったはずだが難なく受け止められる。やっぱりこの人、強い。
「そろそろあたしの番かな?一発でやられたりしないでよ!」
次は相手の攻撃だ。大ぶりなイメージがあるハンマーだが、恐ろしく鋭いスイングだ。刀で受け流すようにかわしながら隙を探る。
「いいね!じゃあこういうのはどう!?」
サベージさんが振りかぶったかと思うと、次の瞬間にはハンマーが眼前に迫る!とっさに刀でガードしたが、強烈な衝撃にこらえきれず吹っ飛ばされる。遠心力を利用した強力な打撃。本物のハンマーなら例え固い岩盤だろうと易々と粉々にするだろう。それでもしっかり受け身をとり、相手をにらみ返す。刀から手を離し、握ったり開いたりしてみる。少し腕がしびれているが握力に問題はない。これならまだまだいける。
「君ほんとに一般人?今ので終わらせるつもりだったんだけどなあ。」
そう冗談っぽく言いながらサベージさんは軽々とハンマーを回して、余裕ありげに笑う。この人もまだまだ本気じゃないんだ。次はどうしようか、この人になら色々試せそうだ。私の雷のアーツを使って、いややっぱり蹴りを織り交ぜた剣で…。気づけば頬が緩んでいた。楽しい。こんなにも命のやりとりが絡まない戦いとは楽しいものだったのか。…よし、決めた。次は…
「あ~ごめんね桃ちゃん。もう終わりみたい。」
急に気の抜けた声を出されたものだから、私も拍子抜けしてしまった。教官の方を見ると大きく頷き、宣言した。
「よし、そこまで!本田桃は休憩に入れ!桐野麻衣は15分後、刀を持ってここに来い!」
少し物足りないような気持ちもあったが、ひとまず刀を納めてサベージさんに礼を言う。彼女は今まで戦っていたとは思えないほどの自然体で、切り替えのしっかりした人だな、と思った。
「あ、おつかれー桃ちゃん。君ほんとに強いね!前線志望だって聞いたけど、絶対合格だよ。私が保証する!」
爽やかに握手を求められる。普段なら手がふさがるのでしないようにしているのだが、まさかこの人がいきなり殺しにかかってくることもないだろうと、力強く手を握った。その瞬間急に握った手を引かれ、思わず前につんのめる。
「ね、あなたまだ本気出してないでしょ?」
「…バレてたんですか。すみません。」
「あははごめんね、怒ってるわけじゃないの。大体私も全部出し切ったわけじゃないし、何よりこれは模擬戦だからね。ただ単に、あなたが他にどんなことが出来るのかなーって思っただけよ。よかったら教えてくれないかしら?」
「雷のアーツを少しと蹴り技、それから目つぶしなんかの卑怯な手も使えます。あ、それと急にキィーンってなるときがあって、そうなったら周りがすっごく遅く見えるときもあるんです。」
「へえ、すごいじゃない!オペレーターになる時、人事部に自分の特技とかできることを説明しなきゃいけないの。それをもとに作戦を立てたりするから、正直に教えてくれて嬉しいわ。」
「サベージ!そろそろ時間だ、次は桐野麻衣の相手を頼む!」
「了解よドーベルマン!じゃあまた今度、次は任務で会えるといいわね。そしたら、お互い全力を見せられるでしょ?」
「麻衣にボコボコにされないよう気をつけてくださいね。あいつは遠慮を知りませんから。」
「あははっ、言ってくれるわね!それじゃあバイバイ!今日は楽しかったわ!」
意気揚々としずかとの模擬戦に移るサベージさん。その背中は大きく見え、私のロドスのオペレーターへの期待は膨らんでいった。
そして、数日後。私たちはアーミヤのもとへ呼ばれていた。ここに来るまでアーミヤがCEOだとまったく知らなかった私たちは艦から降ろされるのかと震えていたが、そんなことはなかった。では一体何の要件なのだろうか。
「本田桃さん、桐野麻衣さん。ロドスはお二人を、正式な前衛オペレーターとして迎え入れることを決定いたしました。私個人の思いを言わせてもらえば、お二人のような一般の方が戦場に立つのは反対なのですが、テストでの高得点、そしてご本人が強く志望しているということで正式に認可させていただきました。これでお二人は正式にロドスのオペレーターであり、私たちの同僚ということになります。これからは仲間として、よろしくお願いします!」
ああ、よかったそういうことか。まさか落ちることはないだろうと思っていたが、やはり合格というのは嬉しいものだ。アーミヤの笑顔につられ、私も自然と笑みがこぼれる。隣のしずかも豊満な胸を撫で下ろしている。
「つきましては、お二人にはご自身のコードネームを決めていただきたいんです。ロドスには様々な事情があって、本名を隠さなくてはならない人も多いので…。」
「あーそれならもう決めてあるから大丈夫。あたしが“ウタゲ”で…。」
そこまでいってしずかがちらりとこちらを見る。これが始まりだ。私は今、三度目の生をうけた。一度目は母さんから、二度目は師匠としずかから。そして今、私自身の手で、新たな人生が始まる。
「私のコードネームは“サクラ”にしよう。これからロドスの一員として、よろしく頼む。」
今冷静になって考えたらウタゲ姉貴最初は後方支援のオペレーターだったんですねえ…。今回はそれをすっ飛ばしてしまいましたがまあ誤差だよ誤差!
次回作、どっちがいいんすか?
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