アークナイツ トロフィー「雪ウサギは春に遊ぶ」取得RTA 作:春雨シオン
人らしい生活を取り戻したRTA第5部、はーじまーるよー!
前回はウタゲカッチャマと決闘の果てに、剣の師匠と衣食住を手に入れたところでしたね。序盤こそ感染生物に襲われたり両親を亡くしたりと散々でしたが、ここにきてすべてがうまくいっています。禍福は糾える縄の如し、はっきりわかんだね。それどころか明らかに只者ではない師匠に稽古をつけてもらえることや、マブになる予定のウタゲ姉貴にかなり懐かれているのを考慮すると、トータルではプラス、いや豪運といっていいでしょう!これはbiim一門破門の日も近い…?やった(小声)。
さて、では今の桃ちゃんの状況について軽く触れておきましょう。現在の桃ちゃんは師匠に稽古をつけてもらうだけでなく、字の読み書きや算数などの教養、それと一般常識も教えてもらっています。今はまだ師匠とウタゲ姉貴としか関わっていないので大丈夫ですが、のちのち外部の人間と接触した際、北の人間だとばれるといろいろ面倒ですからね。また、その関係で学校にも通えていません。師匠は「もう少ししたらね。」と申し訳なさそうですが、ぶっちゃけ行かせてくれるだけでもかなりありがたいです。何度か触れたようにコミュ力を鍛えられますからね。
月日は流れて一年後、桃ちゃんは10歳の大台に乗りました。もともと高かった戦闘力は稽古の成果もあり、かなり上昇しています。特に正道の剣術の成長が著しいです。今までの桃ちゃんの剣はいわゆる邪道、不意打ち、目つぶし、だまし討ちなどなんでもありの剣術でした。これはロクに剣術を教わる機会もなかった中で、戦うことを強いられた結果、自然と身についたものです。つまりは私のせいですね。はい、猛省しております。ですが、邪道だけでははっきりいって格上の相手には勝てません。単純に上からつぶされて終わりです。だから、正道を織り交ぜる必要があったんですね(メガトン構文)。
次に精神面ですが、こちらも著しい成長です。もともと素直な性格だったのか、はたまた染まり易かったのか、教わったことをすぐに吸収してくれました。その上もともと高かった生存意欲が尋常じゃなく高まっています!今の桃ちゃんなら例え泥水をすすろうとも生きることを諦めないでしょうね…!何がきっかけなのか、後続の走者のためにも解明しておきたいところですが、よくわかりません(無能)。強敵と戦ったのが原因なんですかね…?性格は現段階では何とも言えません。そこらへんは学校などで他者と関わるようになればわかることでしょう。見ず知らずの少女を助けるなど、少なくとも悪い奴ではなさそうで一安心です。
「桃、ちょっとこっちに来てくれる?」
ヌッ!師匠がお呼びですね。
「私が思っていたよりもずっと早く、あなたがいろんなことを覚えられたでしょう?だから、あなたもそろそろ、学校に通わせてもいいころじゃないか、と思ったの。そ・こ・で!どんなランドセルがいいか、選んでもらおうと思ったの!ねえ、あなたは何色がいいと思う?」
やったぜ。とうとう学校に行けるフラグがたちました!ランドセルの色なんてどうでもいいので適当にピンクとでも言っておきましょう。
「ふふっ、やっぱり女の子なのね…。なんか安心したわ。あなた、浮世離れしたところがあるから、普通じゃない色を言ってきたらどうしよう、って思ってたのよ?」
その発言は今の時代的にまずいですよ!なんか面倒な連中に見つからないように祈りましょう。オナシャス!センセンシャル!
「さて、じゃあ学校に行く前に、いろいろと教えておかないとね。いい、絶対に忘れないで頂戴?学校では、しずかは“桐野麻衣”という名前になっているわ。だから、絶対にしずかという本名で呼ばないで。」
「それから、あなたはやむをえずこちらに引っ越してきた転校生、という体で入学するわ。だから、この本に記してあるつくり話を頭に入れておいて。誰かに今までのことを聞かれたら、このことを自分のこととしてしゃべれるようになっておくのよ?大丈夫、私が今まで教えたことも、あなたはすぐ飲み込めたもの。だから私は、安心してあなたを送り出せるのよ。」
はい、というわけで師匠からカバーストーリーを賜りました。どっかのスパイみたいだなお前な。ではどんなものか確認をば。ふむふむ、両親が国際トランポーターに昇級したため、今まで通りに桃ちゃんの面倒を見られなくなり、友人である師匠を頼った、という筋書きですね。国際トランスポーターとは国同士を結ぶトランスポーターの事です。その関係で、通常よりも長い距離を移動するため、天災や野盗のリスクが高まります。そう考えると子供を預けるのは自然なように思われますね。しかし、なんだか妙にこういうことに手慣れているような…?まいっか。
「えー!何、桃もガッコ―来るの!?」
おっと、この声はウタゲ姉貴ですね。彼女もこの一年で相当に成長しています。桃ちゃんへの対応は同い年ということがわかったこともあり、かなりフランクな感じになっていますし、毎日師匠と桃ちゃんが稽古をしているのを見て興味を持ったのか、今では学校がない日は一緒に修行をする仲です。もっとも、まだまだ桃ちゃんには及びませんけどね。年季が違いますよ年季が。
「そうよ、しずか。あなたも学校に行っている期間は長いんだから、ちゃんと桃が困ってたら助けてあげるのよ。…案外簡単に桃に追い抜かされちゃったりして。桃は呑み込み速いしねー。」
「ちょっと、そんなわけないじゃん。剣では桃に勝てなくても、負けるのは嫌だしー。それに、剣もそのうち勝つもんね―だ。」
お、おお…。なんか本当にオペレーターのウタゲ姉貴に近づいてる感じがして感慨深いですね。キララ姉貴によれば中学のころから陽キャだったようなので、小学生のころからギャルになり始めていたのかもしれません。
「ねー、桃。あたし、絶対あなたに勝つから。覚悟しといてよ。」
ウタゲ姉貴の宣戦布告です。これは相手のやる気を煽るような返しをしてあげましょう。ウタゲ姉貴には将来的には重要な戦力になってもらわなくてはなりませんし、より修行に励んでもらうのにこしたことはありません。そう簡単に超えられるとは思わないけどね、これで行きましょう。
「うわー、何その余裕そうな顔!絶対そのうち追い越してやるんだからね!ねーお母さん、私にも稽古つけてよ!」
「今日はもう遅い時間だからダメよ。明日は学校休みなんだから、二人まとめて鍛えてあげる。ビシバシ行くから覚悟してなさいよ…。」
「こ、こっわぁ…。やっぱり明日はサボろっかなーなんて…。」
「言い訳無用!明日は五時起きよ!終わった瞬間に倒れるくらいしごいてやるわ!」
うーん、平和な日々だあ…。これなら感染するまでスキップできそうです。具体的には16歳後半、感染者事件に巻き込まれます。この際ウタゲ姉貴も感染してしまうのですが、注意点として、彼女の感染はごく軽微なものにする必要があります。
というのも、ウタゲ姉貴が軽度な鉱石病でない場合、師匠が死に物狂いでロドスを探す可能性があるからです。するとどうなるかというと、ウタゲ姉貴と同時に感染する予定の桃ちゃんも同時にそこへ送られ、バベル時代のロドスにぶち込まれる可能性が非常に高いです。結果テレジアだの旧ドクターだのがゴタゴタしてあーもうめちゃくちゃだよ、となるわけですね。
一応、バベル時代から加入し、エリートオペレーターを目指すというチャートもあったのですが、やはりロドスの過去イベは面倒が多くロスかったことと、チェルノボーグで殉職するのが多すぎて(8敗)、あえなくお蔵入りとなりました。エリオペは面倒がおおいからね、しょうがないね。
まとめると、16歳後半に起こる感染者事件で、ウタゲ姉貴と自分を感染させつつ、専門の医療機関を探されないレベルの病状に抑える必要がある、ということです。かなり難しく思えますよね?なお感染者事件、としか明かされていないので、何が起こったのかは全くの不明です。完全に先の見えない事件で、自分の思い通りに結果を操作する必要があります。唆るぜこれは…!(震え声)
そのため、感染の時期が近くなったらウタゲ姉貴にべったりくっついておく必要があります。どこで、何が起きるかわかりませんからね。一応彼女が感染した後、自分も意図的に感染するルートもありますが、それをやるとウタゲ姉貴がファウスト君に対するメフィスト君みたいになる可能性があるのでスルーします。そうでなくともドン引きされかねないのでどっちにしろ却下です。
さて、学校についてですが、特に面白いことは起きませんでした。極東が日本モチーフのこともあって、普通の小学生として過ごした、と考えてもらえばOKです。中学校でも同様に、いつも通りです。ここだけ見るとほとんどモブキャラですねえ。まあ学校をテロリストが占拠なんて、早々起こるもんじゃありません。いくらテラの大地でもな!(なおウルサス)
そして学校生活で桃ちゃんの今の大体の性格が把握出来ました。一言で言い表すと、天然クールといったところでしょうか。基本的には冷静に周囲を見ることができるし、気遣うだけの余裕もあります。しかし唐突に奇行をする場合や、ボケた発言をすることもある、という評価を下されています。
唐突な奇行は私のせいですね…。RTAのためには必要なんです!しょうがないじょのいこ(ENR)。ボケた発言というのは今までの人生が関わっていそうですね。ここまで親や師匠、ウタゲ姉貴くらいしか人との関わりがなかったからね、しょうがないね。
しかしこれは朗報でもあります。性格が天然寄りだと、周りから世話を焼いてもらえるからです。特にロドスは自分のためだけではなく他人のために動ける聖人ぞろいなので、好感度を稼ぎやすくなります。要介護、とまではいきませんが、ほっとけない奴くらいの見極めをしっかりしていきます。
また、学校に入学してからの行動方針ですが、早い段階からウタゲ姉貴にべったりしていきましょう。周りから見れば仲のいい姉妹、って感じになり暖かい目で見られますし、高校編への仕込みでもあります。高校生になってからいきなりベタベタしだすと、ウタゲ姉貴にウザがられる危険性があります。思春期の難しいお年頃、というやつですね。しかし、早い段階からなら桃ちゃんの特殊な境遇もあり、受け入れてもらえます。そうなれば後はこっちのもん、高校生になっても、「まあ昔っからそうだし…。」と許容してもらえます!だから、早々にまとわりつく必要があったんですね。
「ねーまい~。明日皆でショッピングいくからさ、一緒にどうよ?もち、ももっちも一緒にさ~。」
「え、マジ?そんなん行く一択でしょ~。どうせ桃は私が行くって言ったらついてくるし~。」
「おけ!じゃあ決まりね。明日9時にポルコね~。」
「おけおけ、桃もそれでいいっしょ~?」
おっと、何やら休日にショッピングの相談のようですね。もろちんついていきます。そろそろ感染のXデーも近づいてきているため、こっからは特に気を張っていきます。桃ちゃんはウタゲ姉貴のギャル友からは、小動物みたいでカワイイ、という評価をされています。身長はそこそこ高いんですけどね…。まあその後は、くだらない話をペチャクチャした後解散、また明日という話になりました。平和ですねえ。まあ、もうすぐ砕けるんですけど(無慈悲)。
そして翌日、ウタゲ姉貴の着せ替え人形の如くメイクとコーデを受けた後、ショッピングモールへ向かいます。こうしてみると本当に北とは似ても似つかないレベルの発展ですねえ。
「お、来た来た。まい~、ももっち~。」
友達と合流後、ショッピングモールを回ります。この時行われる会話に走者が混じれる気がしないので、おとなしく桃ちゃんに任せましょう。やることは特に変わったものではありません。服を見て、飯を食い、クレープなどを食します。あー平和っていいっすねえ^~。
「ねー次どこいくー?私的には~最近公開されたあの映画気になってんだよね~。」
「あのコテコテの恋愛もの~?アキってほんとそういうの好きだよねー。」
「いーじゃん別に~。ね、まいとももっちはどうよ?」
「んー、私は別に何でもいいかなー。服はもう一通り見たしー。」
「じゃー、ももっちは?」
「私も何でもいい。ただ、麻衣から目を離さないでくれと、師匠からたのまれているからな。私は麻衣についていくよ。」
「もー、ももっちほんっとにまいの事好きだよね~。いいな~私もももっちみたいな子になつかれたーい!」
「じゃー、もう映画でいいよね!ほらいこいこ、上映時間すぎちゃうかもだし!」
「りょー。あれ、どうしたの桃?」
「いや、なんでもない。少しあの男が気になっただけだ。」
「え、なになに桃もオトコに興味持ちだしたの?私ですらそういうの全然ないのに?」
「そ、そういうのではない。それより早くしないと置いていかれるぞ。」
「ま、そだね。じゃあいこっか。」
桃が視線を送っていたその先で、にぎやかなショッピングモールには明らかに不釣り合いな、フードを目深にかぶった男が人目を気にするように走り去っていった。
桃はこの時、なぜあの男を追わなかったのだろうと、後悔せずにはいられなかった。しかしその後悔は無駄なものである。なぜならば男は
ようやく事態が動き始めました。次回はウタゲ姉貴視点からの桃ちゃんを描きつつ、事件について描写する予定です。アークナイツ特有の陰惨さ、見とけよ見とけよ~。
次回作、どっちがいいんすか?
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