緋弾のアリア 守護者とFランク武偵   作:暇人鶯

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第16話 ハイジャック事件終了

理子SIDE

 

 

「一応仲間だからな、キンジ、神崎」

 

裏切りやがった……一真といい『黒の仮面』といい、なぜそこまで運が悪い

と思ったが一真からアイコンタクトを受け取った

 

『モウイチドユラセ、アタマヲウッタフリヲスル、ソノスキニニゲロ』

 

そうするしかない、この状況では下手をすれば捕まる。捕まると《シュウト》にも会えなくなるかもしれない

裏切った一真を信用するのは癪だが、今はそれしかない

 

ぐらっ

 

「くそっ、またなの」

「大丈夫かアリア」

「二人とも、大じっ!?…ぐぅ」

「一真!」「菅原!」

 

アリアとキンジが転げ、一真が頭を打ったふりをした

そしてそのまま爆薬を仕掛けた場所に走っていった、一真はどうにかキンジとアリアを操縦室に向かわせたようだった

 

 

「何故、あの時裏切ったんだ一真。約束と違うぞ」

「俺はお前を帰すって約束だ、それにお前を待ってる奴もいるだろ」

「お前も《シュウト》を知っているのか?」

「いや、病院で聞いた話を冷静に考えたらそうなっただけだ」

 

やはりコイツの推理力は侮れないな、それこそアリアの勘とコイツの推理が合わさればかなり厄介だ

 

「それであたしをどうするんだ」

「帰る準備は出来てるんだろ、さっさと脱出しろよ」

 

何から何まで見透かされてる。くふっ、さすがNo.3の弟なだけはあるよカズやん、プロフェシオンも欲しがる訳だ

 

「最後にカズやん、イ・ウーに来ない?」

「仇がいるのにいくわけないから」

「今なら、何も傷付けずに来れるよ」

「悪いが意味が分からないな」

「まぁいいよ、もう一度だけ刺客が来て聞く。その時は被害があるってこと」

 

 

その時になれば、きっと一真もイ・ウーに来ざるをえなくなる。

 

「じゃあね、カズやん」

「じゃあな、理子」

 

 

ドォォン!

 

爆薬で空けた穴から脱出し、スカートとブラウスがパラシュートとなり降下した

 

 

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