緋弾のアリア 守護者とFランク武偵   作:暇人鶯

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いつの間にかptが1000を越えてました!!
ありがとうございます。

今回は来週末はテスト真っ最中と気付いたので来週末の分を投稿します


第42話 VSイ・ウー最強候補

シュウトSIDE

 

 

「自己紹介いらんと思うけど、俺はシュウトな」

「俺は菅原一真、一真でいい宜しくな」

「そか、一真か…」

 

第一印象はOKやな、何より理子もええ印象持っとるしな

ただ、信用してへんみたいやな…

 

 

「そうや、もうひとつ勢力って言うか派閥みたいなんがあるんやった」

「もうひとつ?」

「おう、カナっちゅーて多分プロフェシオン抜いたらイ・ウー最強語っても良いくらい強いねんけど……」

「けど?」

「中立なんや、とゆーか厄介なんはカナの部下もやねんけど」

 

そしてカナの部下の名前を言おうとした瞬間に背後に誰かの気配を感じた

 

「誰や!!」

「あら成長したようね。」

「カナ!?」

「久しぶりね、二人とも」

「悪いですが私は貴女を知りませんが」

 

捕虜という考えがぬけていないのか単に礼儀正しいのか分からないが敬語を話す一真

 

「そうね、あの時は貴方じゃなかったわね」

「そんなんどうでもええわ、お前任務しとったんちゃうんか!」

「敵視しないでほしいわ、それに任務なんてとっくに終わってるわよ」

「敵視するわ!!師匠と仲悪いのに!!」

 

プラス、底の知れない実力があるから

 

「はぁ、まぁいいわ菅原君私は貴方の力を試したいのだけどいいかしら?」

 

また意味の分からん事を……なんやねん、力試しって。自分の実力はイ・ウー内でもめっちゃ強い方のくせにタチ悪いな

 

「すいません……今は誰とも戦いたくは無いので」

「甘いわね、でもまぁ家に忠実で優しい。だけどその優しさはイ・ウーでは無意味で自分の弱さを露見することになるわよ」

「うるさ…「うるさい!!お前に何が分かる!!てめぇらみたいな人殺しモドキに何がわかんだよ!!」」

 

おお、言おうとしたセリフを一真に取られたけどグッジョブや。

やっぱイ・ウー好いてへんみたいやけどな

 

 

「未熟、そうやってすぐにキレるところもね」

「上等だよやってやる!!手加減なんてすんじゃねぇぞ!!」

「勿論よ」

「俺も手伝うで」

「いやいい、コイツは許さねぇ俺がやる」

 

こりゃ手出し無用やな、でもまぁ返り討ち…一発でもかすらせたらええとこやろ

 

「そうね、ただ戦うのも面白くないわ。貴方が私に勝つことが出来れば優姫ちゃんと貴方を解放するわ」

 

また勝手なことを言いよるわ

 

「シュウト。そんなことが出来るのか?」

「俺の言うこと信用するかしないかは知らんけどカナ程の地位と実力があれば、出来へんことは無いかもな」

 

まぁプロフェシオンの指示次第やと無理やけどな。

ついでに絶対勝てへんな

 

「カナだったか?本名は?」

「さぁ?勝って聞き出せば良いんじゃない?」

「やってやる優姫の為にぶっ潰す」

 

 

そのまま武器を1つだけ携えた一真に対して大丈夫か?と言ったものの、お前に気にされる筋合いは無いと言って対戦用の大きな闘技場に向かっていった

 

さすがにカナには勝てへんやろうな…それにしても何か師匠に似てるなぁ、一真

 

 

 

一真SIDE

〜闘技場〜

 

 

「準備は良いかしら?」

 

大きな鎌を肩に掛けて言うカナ。上等だよ、そんなデカイ武器振る間なんざ与えねぇからな

 

「来いよ」

 

ダン!

銃声が鳴った、

 

 

「ぐぅ、…何しやがった」

 

カナは何も動いていないのに的確に鳩尾に銃弾が突き刺さっていた

 

「自分の能力をフルに使いなさい、ステルスまでは強制しないから」

「お見通しかよ」

 

そう言いながらヘッドホンを外す

 

「来いよ、カナ」

 

ダン!

 

頬を銃弾がかすめる

 

「構えなさい、貴方一回死んでるわよ」

「なら何故今ので仕留めなかった。人に甘いなんて言っておきながら十分お前も甘いじゃねぇか」

「人の好意は余り無下にしない方が良いわよ」

「黙れ人殺しモドキ!!お前らの施しや好意なんざいらない!!」

 

そう言ってカナに銃を向ける

 

ダン!

キィン!

 

カナの銃弾と俺の銃弾がぶつかる音がする

 

「よく見切ったわね」

「聞こえんだよ、お前の服と銃が擦れる音がな」

「3発目で『不可視の銃弾』を攻略するなんてね、お兄さんとそっくり」

「トキ兄?

不可視なだけだろうが見えなきゃ何でも当たると思うな。目隠しで戦わさせられた事なんて星の数程あるからな」

「戦わさせられた?」

「トキ兄と近接ならRランク級の奴らとな」

「ふふ、」

「っと喋ってる場合かよ!!」

 

ダン!

ダン!

キィン!

 

放った2発の弾も片方は交わされもう片方は鎌で弾かれた

 

「耳障りだよその音」

「ふふ、さて次は近接と行きましょ」

「誰がきんせ…ぬわぁ!!」

 

コイツ思いっきり首狙って来やがった、ってゆーか速すぎじゃねぇか!龍並みだぞ

カナは30メートル近い距離を一瞬で埋め、鎌を振った

 

 

「誰が近接苦手だっ!」

 

懐のダガーナイフを両手に持ち連舞する

 

だがヒュン!と、風を切る音だけが虚しく聞こえる。

実際には他にも音は聞こえるが…

 

 

「甘いわね」

 

そう言って短い(正確にはいつの間にか短くなっていた)鎌を回転しながら切り裂いてくる。

傷がいっていたといえどダガーナイフすら切り裂くという切れ味には冷や汗すらかいてしまう

 

 

「80%解放 ステルス強化 『水壁』!!」

 

目の前に水の壁が出現し、カナとの間に距離を作ると同時に目隠しとなる。

その隙にスペツナズ・ナイフを射出する

 

ダンダン!

 

ついでに銃弾も2発くれてやる

 

キィン!

 

「ナイフ程度では…うっ!?」

 

ナイフが鎌で弾かれた後振り上げられた腕に2発被弾させた

 

 

「さすが…、でも狙いが優しいわね。それに女の髪を狙うのは良くないわ」

「ほざけ、お前男だろうが!その妖艶さに何人が騙されたんだろうな」

 

実際カナは美人だ。それこそTVの女優にも見劣りしないほど

 

「酷いわね、間違っちゃいないけど偏見は良くないわよ。それに可愛いでしょ」

「俺からすれば千紗やマリア、中空知の方がよっぽど可愛いな………3人とも二度と会えないけどな」

「ふーん、ちょっと嫉妬しちゃうかな?」

 

微笑みながらそう言ってくる

ふざけんなよ、人の首を刈ろうとしたり―――

 

 

 

「――自分の髪に金属片なんて仕込みやがって!!てめえに女語る資格はねぇ!!」

 

 

ダン!

キィン!

 

『不可視の銃弾』を今度はナイフではじく。種が分かりゃどうってことない

 

「お前の最低な性格より千紗の心の方が綺麗で、お前のよくわかんねぇ目よりマリアの目の方が真っ直ぐで、お前の金属片が混じった髪より中空知のほうが艶があって綺麗な髪だ。お前なんかより全然良い女知ってんだよ!! …まぁ顔立ちだけは随一だがな」

 

「何もかも見切るのが早いわね、でもそこまで女の子をいじめるのが好きなんてSね。

それにきちんとアメも与える辺り惚れさす気かしら?」

「嘘を吐くな、心拍数も変わってねぇし全てお前の手の上で踊ってるんだろうが」

「うふふ、勘が良いわね。なら言っておくわ」

 

 

次の瞬間、呼吸が出来ない位の重い殺気を発した

 

「貴方は私には勝てない」

 

震える唇を強引に動かし言葉を紡ぐ

 

「ふざけんな…勝つ、優姫を…助けるために」

「優姫ちゃんは助けられない」

「まるで……俺が負けるみたいな言いぐさ…だな」

「貴方が一番分かっているはずよ」

 

 

ふざけんなよ、負けるかよ負けてたまるかよ

 

「『巨水球』!!」

 

俺が唱えた水球は飛ぶ前に形を保てずに崩れる

 

「なっ!?」

「対戦相手に畏怖の感情を抱いた時点でステルスは無意味、畏怖する前に拘束して大技をぶつければまだ勝機はあったわよ」

「誰が負けて「諦めなさい。時に諦める勇気も必要よ。そして大技を私にぶつけられなかった優しさを捨てなさい」」

 

いつの間にか首に据えられたカナの鎌が決着を告げる

 

 

 

『相変わらず脆弱だなぁ、変わろうか?久しぶりのイ・ウーだ』

「下がれ、俺の敗けだ契約通り出てくるな」

『ちっ、つまんねぇなぁ』

 

 

溢れてくるハリアルドの意識を押さえ込む

そして俺は二度イ・ウーの連中に負けた。

 

 

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