長くてすいませんm(__)m
あーシリアスがシリアスすぎて……疲れます
一真SIDE
あの任務の後、ジャンヌのコンビの俺は超能力が使える武偵、つまり超偵の誘拐に協力していた。
そして1週間のうちに3人もの超偵をイ・ウーに引き込み、現在4人目を捕まえようとしていた
「くっ、何なんですかあなた達!!」
「大人しく捕まって貰おう、札幌武偵高S研の間涼(はざまりょう)」
「とゆう訳だ…大人しく捕まってくれないか?」
「ふざけないで!、人が修練してるときに襲ってきたくせに」
まぁ間違ってはいないが…決して襲っていない。こちらがイ・ウーに勧誘した時に「そんな組織知らない!私の練習の邪魔した罰を受けなさい!」と言って銃を撃って来たのはそっちだ
「『砂像の鉄拳』」
間の周りの砂が巨人(二メートル位)となり拳を握りジャンヌに殴りかかる。
ジャンヌは砂に足をとられ、体勢を崩していた
「『スコール』!!」
俺がそう唱え、手を空にかざすと砂像の上から強烈な雨が降りだした。
その雨で濡れた砂像は動きが鈍くなり動かなくなった
「ジャンヌ……何してんだ?」
敵に不用意に近付き敵の出す砂に足をとられるという行為に対して、俺は優しく笑顔で聞く
「ちょ、ちょっと待て一真。凄い笑顔が怖いんだが」
「そうか?気のせいだろ……で、何してんだ」
「あなた達!!無視しな「超能力が尽きた奴は黙ってろ!!」……え!?ちょっ…」
「さて、理由は?」
「浮かれていたんだ、すんなりと超偵が捕まえられるから。すまない!!」
それを聞くとため息をした後に間の方へ向き返り捕獲のために集中する
「間、お前超能力切れただろ?」
「き、切れてないわよ!」
「フラフラしながら言っても説得力が皆無だぞ、お前Ⅰ種超能力者だろ?」
「何故知って……なんのこと?」
さて、コイツをイ・ウーに連れ帰ったら演技を覚えさせなきゃいけないな
「ジャンヌ」
「な、なんだ!?」
「コイツを捕まえるぞ、手伝えるな」
「ああ任せろ」
「『水牢球』」
「はぁ!」
「キャッ!?」
間の首から下を水で覆い、ジャンヌがそれを凍らせて拘束した
「さて間、イ・ウーに来るよな」
「拒否権は……ないよね?」
「ああ」
「分かったわ、負けた私だから素直に従うわ」
「理解が早くて助かるが、何故そこまで素直なんだ?少なくとも他の奴等はそんなんじゃ無かったぞ」
「……私は力しか求めてもらえなかったの、だから力を強くした。でも強すぎる力は嫉妬の対象にもなるの。家では化け物って言われたし学校では……ううん早く連れてって」
悲しさを込めて話しだした間は最後は無理矢理話を切った
「そうか、行くぞジャンヌ……何してる?」
「…なんでもない」
デュランダルを杖に片足で立とうとしているが、明らかに片足がおかしい
「何をしてるんだジャンヌ」
「いや、別になにも…」
「………」
「すまない、砂像が綺麗で近付いたら砂で足をとられて砂像にぶつかって」
「……」
「崩れた砂像が足に落ちてきて、これが意外に重くて思い切り足を抜いたら近くの岩にぶつけて」
「……折れたのか?」
「……いや、多分折れてはいないと思うが」
案外ドジなんだな、ジャンヌ。少しアレだな…何て言うか、ギャップ萌え?
違う違う、どっちかというと好きって感情の方だからギャップ好き?
いや、俺に他人を好きになる資格なんて…
「間、もう動けるか?」
「はい、融かしてくれてありがとうございます」
「行くぞジャンヌ」
そう言ってジャンヌを横抱きにして抱えた
「なな、何をする一真。」
「足が折れてそうな奴が文句言うな。無茶して今後の任務に支障が出て困るのはお前だけじゃないんだからな」
「違う!み未婚の「はいはい分かったから大人しくする」……うぅ」
顔を紅潮させるジャンヌ。まぁまぁ可愛いな
「二人って付き合ってるんですか」
腕を後ろで拘束されている間が聞くと、絵に書いたように狼狽える
「な、な何を言っているんだ。そうか、こんなことをしているからそう思われるのだ!降ろせ一真!」
「大人しくしろ、間も余計なこと言うな」
「ふふ、面白いですね」
そのまま大人しくなったジャンヌと間と共にイ・ウーに帰った
間は今までの奴等とはちがい友好的だったのでシュウトに教育係をまかせている
「で、足どうだった?」
「全然大丈夫だ、二、三日すれば完全に元通りだ」
「そうか良かった」
「一真は大丈夫なのか?」
「左腕か?」
義手の左腕。人工皮膚で普通の腕とは変わらない見た目
「なんで切ったかはなんとなく分かるが、そこまでするか?」
「これでも足りないな。俺は一生掛けても償いきれない」
「……ても、いいか?」
「は?」
「わ、私も……、いいか?」
「なんだよ?」
顔を赤くして、ジャンヌは何かを言おうとしていた。
まさかな…
「だから、私もお前と一緒に背負っていいか?」
「パートナーだからな」
「違う。異性として…好きだ」
「は?」
「へ、返事はどうなんだ?」
「悪い、俺じゃ無理だ」
「そ、そう…か。理由、聞かせてくれないか?」
「お前と付き合う資格は俺に無い」
「資格?」
「俺はこれからずっと償い続けるんだ。俺のしたことは許されない。ジャンヌと付き合うことは楽しいことだ、嬉しいことだ。でも他人の命を奪った俺は幸せにはなれない、なってはいけない」
悪いジャンヌ、本当にごめんな
「お前はそれでいいのか?」
「ああ」
「……一真はもし前の事が無かったらどうしていた?」
「付き合ってただろうな、多分」
「ならこうしてくれ。次の任務が終われば返事をくれ、それまで仮彼女として…付き合うのはだめか?」
「何故だ?付き合うことにこだわる?」
わからない。フラれたのが悲しいのか?フラれたという事実を作りたくないのか…
「私は分からなくなってきたんだ、私は弱い。だから努力したんだ。理子位の努力は出来ないけど、それでも努力した。それでも…イ・ウーの底辺だ」
「それとは関係ないだろう」
「私はこのまま努力して底辺を脱せれるのだろうか?私はジャンヌ・ダルク30世だ。それは誇りだ、でもいつかそれすらも崩れてしまうかもしれない。それが怖いんだ」
「……」
「私は生きる意味が無いのかとも思った。だがこの世に生を授かった以上生きるのは義務だ。でも…このままずっと弱いままなんて、生きる意味すら見出だせなくなりそうなんだ」
「だから一緒に居て強くなりたいと?」
「違う!!ただ私に生きる意味をくれ」
「お前は生きている、とても凛々しく。そして強く」
「強くなんか無い!私は…こんなにも弱いのだ」
「いや、ジャンヌは強い。俺を諭してくれたし、生きる意味を貰った。だから、俺はお前が生きる意味を見出だすまで、俺がお前の生きる意味になってやる」
それが、俺に生きることの意味をくれたジャンヌへの恩返しだ
そして案の定シュウトに弄られた。
コイツ殺っていいか?あぁ、事情を話した時の自分が恨めしい
「んでどんな言葉で落としたんや?なんせあのカッタカタのジャンヌを落としたんやろ」
「うざい、何コイツ!うざっ!?。なんか亜瑠とかぶってるし、龍とかぶってるし!?」
「そんなん言うなや!!誰だって気になるからな」
仕方ない、シュウトを黙らす奥の手を……
「もしもし理子か?ちょっとシュウトを…
『あ、カズやん!!ねぇねぇねぇ!!どうやってジャンヌを落とし――』
ブツッ!!
あいつも同類だと言うことを忘れていた……
ガチャ!!
「切るなんてヒドイよカズやん!!。でさでさ…ジャンヌをどうやって落としたの?」
「お前の行動力凄いな!」
いや早すぎだからな、俺らの部屋階段から結構奥だぞ!!
「はぁ、何なんだよお前らは。せっかく感動的だったのによ」
「「だから、教えて(ろや)!!」」
「なんだよ、ただ付き合うようになっただけだろ!!そんな弄るなよ…」
「あ!シュウト、さっきシュウトの相棒が任務受け取っていて呼べって言ってたよ」
唐突だなぁ!?理子。嘘丸出しじゃねぇか
「マジで?惜しいけどしゃあなしやな、ほな言ってくるわ」
と言って部屋から出ていった。そしてシュウトの椅子には理子が座っていた
やっぱりアホだなアイツ
「で?本題か?」
「うん、本当にジャンヌが好きなんだね?この世で一番」
「……ああ、一番だ。少なくともアイツが意味を見つけるまで」
「一番なのって嘘だね」
「嘘なわけな「なっちーは?」……中空知か?」
「さっき少しいい淀んだでしょ?」
さすがリュパン4世?いや、さすが理子だな
「ったく鋭いな」
「なっちーの事は嫌いなの?」
「まさか?大好きだぞ、それこそジャンヌと同じ位。俺に構ってくれたしな」
そうだ、俺は自分で言うのもなんだが頭が良すぎた、そしてSランク、皆の注目を集めるのに時間はかからなかった。悪い意味で
でも、ずっと1人で練習してた。勿論亜瑠や理子とかキンジとかは居たが、中空知は練習によく付き合ってくれた(勿論見てただけ)。
中空知も俺を助けてくれた1人だ嫌いな訳がない
「だから大切なんだ、中知は汚い俺と付き合っちゃいけない。」
「ジャンヌはいいんだ?」
「違う、ジャンヌには恩返しをしたいからそうしているんだ」
俺がそういい放つと理子は数秒思考した後に男口調で言った
「ただの言い訳じゃないか、そんな理由でジャンヌや中空知を傷つけるのか?」
「は?俺は誰も傷付けずにするために…」
「お前の言い分を聞いているとジャンヌとは別れるんだろ?」
「そうだ、ジャンヌが生きることの意味を見つければ俺はジャンヌと別れる」
「私は人を殺したことがある。昔からしたことだ、罪悪感はお前とは違うだろうが。お前は重く見すぎだ」
「いや、自分の勝手で人の命を奪ったんだ。軽いも重いもない」
そう言うと口調を戻した。シュウトが帰ってくる足音が聞こえたんだろう
「カズやんは優しいねぇ〜、まぁ潰れないようにね」
「ああ」
それだけ言ってシュウトを連れてどこかに行った
理子、俺は潰れない。
全てを終わらせるまで…