亜瑠SIDE
一真はどこにいるんだろうか?星川さんを戦妹してからずっとそればかりを考えていた
そんなある日の昼休み
「志摩君、ここいいかな?」
「ん?武藤君に不知火君?」
そこにはアリア、キンジと僕が居て、不知火君と武藤君がプレートに日替わり定食を乗せて同じテーブルについた。あの定食一真の料理並みに美味しいんだよね
「聞いたぜキンジ、事情聴取させろ。逃げたら轢いてやる」
「なんだよ事情聴取って」
「あ〜、キンジと白雪さんとの喧嘩ね」
「そう、それだ」
相変わらず情報が早いね、武偵高は
「朝の、一時間目の予鈴がなったぐらいかな?花占いをやってたよ」
「ポピュラーだよね」
「ポピュラーだね」
不知火君と僕が話し合うと他の三人はなんのことか分からないように首を傾げていた
冷静に考えているとあの時の子供発言が原因の一端かな?
そこでキンジが話題を変える
「なぁ、不知火。お前アドシアードどうする?選手とかに選ばれたんじゃないのか?」
「う〜ん、菅原君が長期任務で居なくなったから拳銃射撃競技で補欠かな?」
「そういえばアイツ前回と前々回も一発で全てのターゲット撃ち抜いてたな」
「そういえばそうだったね、メダルは直ぐに売ってお金にしたらしいよ」
「アイツはアサルトなのに改造は基本的に自分でするし、薬も作ってるから金欠なんじゃないか?」
アサルトの前に、アムドとメディカでSランクだしね…
「あれ?アリアは出ないの?アドシアード」
「あたし?あたしは辞退したわよ、なんか菅原の代わりってのが気に入らないのよ。他にもしなきゃいけないこともあるし。でもチアだけはやるわよ」
僕達がしなきゃいけないこと、かなえさんの冤罪を晴らすこと。
一真が居なくなった後にアリアが龍って公安0課の人に頼んで出来るだけ上の人に聞いた結果だと公安0課も冤罪と認めているらしい。
僕自身も動いてみたが、師匠曰く
「神崎さんを解放すればどうしてもイ・ウーという組織が出てきてしまう。
イ・ウーというイレギュラーな存在が今の平和ボケした日本にいるという事実はパニックを引き起こす要因以外にはなり得ない。
それに今私たち防衛省は今までにない優秀な人がいるの、Rランクの女誑しと髭ジジイがね
だから、今辞職とか勘弁」
というごもっともな意見(後半は時斗さんのことらしい)で回避された
この時の電話の相手は亜瑠の師匠で車椅子の女防衛大臣、その有能さ故に二十二歳という若さで防衛大臣となっている。
でも年齢制限無視とか師匠らしいというなんというか
〜次の日の朝〜
アリアに頼まれて早く学校に行く予定が寝過ごしたため遅れている。
キンジも起こしてくれればいいのに……
と、学校に行くと頭をポカポカと叩かれているキンジ。なんか嫌な予感しかしない………あれ?アリアなんか変な格好?
「あ!遅いわよ亜瑠、アンタも訓練する」
「拒否権を行使します」
ふべっ!?
頭に鉄の棒が直撃した、アリアが刀の峰で叩いたらしい
いいよそっちがその気なら。
「ていっ!!」
「みゅっ!?」
アリアの頭にチョップを食らわせた
「アリアもまだまだだね」
「う〜、アンタはさっきのイメージを500回3分以内!!!!」
ヤバい怒らせた…でも近接なら僕にも利があるよ
そして3分後
急に両手持ちで小太刀の峰を使い切りかかってきた
僕は武藤君と戦うためにいつも服の袖に仕込んでいる木のナイフを円を描くように腕を回し遠心力で出す
その勢いのまま小太刀を横から弾く、刀は横からの攻撃には弱いのだ
そして体の回る勢いを殺さずにアリアの小太刀の柄を掴み円を描くよう上手い具合に側転をする。
アリアはあまりのことに驚きバランスを崩し、こけた
「どうアリア?近接ならBランクは余裕だよ……使いたくないけど」
最後の部分は聞こえないように呟いた
「ほら、アリア」
手を伸ばすが引っ張られてバランスを崩す。そこに小太刀の一撃
へぶっ!?
「甘いわよ、最後まで気を抜かない!!あたしだって手を抜いてあげたんだからね」
出たツンデレ!!……あれ?デレがない。くそぅ泣きたくなってきた
怒ったアリアに怒らないでと言うと怒ってない!!と、叩かれた
小太刀って峰でも物凄く痛いんですけど?
そのまま教室まで歩いていこうと思っていたらアリアが掲示板を見つける
気になった僕も掲示板を見ると絶句した
『 生徒呼出 2年B組 超能力捜査研究科 星伽白雪
2年A組 強襲科 志摩亜瑠 』
僕何かやらかしましたか?