亜瑠SIDE
さて、僕が何をやらかしたか。それも生徒会長で3つの部を掛け持ちしながらも全て部長で偏差値75の模範生の白雪さんと同時に。
Fランクのこの僕が……いったいなに
「あづっ!?」
綴先生に根性焼きをされた、声を大にして言う!!体罰だぁぁ!
「おいきいてんのかぁ?星伽」
僕じゃないじゃん!!
「お前急ぅーに成績下がってるよな〜」
「………」
「菅原が長期任務で居なくなってから一応お前が学年主席だぞぉ? ま、どうでもいいけど」
「そういうことを言うから武偵高の偏差値が50を超えな…あづいっ!?」
ちょっ!このままいくと右手の甲だけ世紀末のあの人の胸みたいになりますよ!?
「まぁ、変化は変化でぇー、…あーめんどくさ、単刀直入に聞くけどさァ、星伽、ひょっとしてアイツにコンタクトされた?」
「魔剣(デュランダル)ですか?」
魔剣、デュランダル事件。超偵が誘拐にあった事件。幾度となく起きてるため関連性があると思われている反面、情報の少なさ故に別の事件で誘拐にあったという意見も出てきている
最も最近のデュランダルと思われる事件は札幌武偵高S研の砂の超偵、『間涼』が自宅付近の砂浜にて失踪。
砂の超偵が砂浜で負けるということはデュランダルがかなりの実力者ということも示唆している
ちなみに二人組という情報もあったりなかったり
そして
「あつい!?」
はい3つめー、マジかこの先生
「志摩、お前はランクについてだぞー、お前近接能力もっとあるらしいなぁー」
「なぜ知って……なんのことでしゅか?」
駄目だ、噛んだ……最悪だ
「はいアウトー、」
じゅっ!!
「!!…もう、なれましたから」
「そうかー、ランクをどぉーしても変えたくなかったら星伽のボディガードしな」
「「いや、でも」」
ぶふぁー、じゅっ
「づっ!?」「けほっけほっ」
なんで僕は根性焼き!?
「先生は大事なことなので2回言いましたぁー、三度めはこわいぞぉ?」「いや、まだ僕一回しか反論してな」
じゅっ!!
はい6つ目!もうすぐで世紀末覇者になれるのかな?もしそうなら僕の人生に一片の悔いなし!!
ガタン!
「ならあたしがボディガードをやるわ!」
「んなっ!?アリア!キンジも!」
「んー?なんだこないだのハイジャックのカップルじゃん」
「二人ともなんでこんな所に?」
その言葉に被るように綴先生が言った
アリアが泳げないことを
あれ?何キンジ、その弱点ゲットって顔は?
ウププ、キンジもいろいろばらされてやんの。
うん、ただの火傷の八つ当たりです
「でぇー志摩亜瑠ぅ」
「あれ?僕さっきばらされてませんでした?主にランクとか」
「武器はニューナンブM60が4丁、意中の人からレ・マット・リボルバー改造済を貰う。高校生のくせにずいぶん良いご身分だねぇ?あと特別な…ナイフ2本」
「安心してください、意中なんて誤魔化さずに堂々とレキさ」
じゅう、
「あつっ!?」
ついに世紀末はしゃ…じゃなくて体罰だって!!
「で、どうする星伽?志摩は確定として、Sランクが無料でボディガードだぞ?」
「嫌です穢らわしい!!」
ちょっと白雪さん?そこまで毛嫌いします?
「あれ?先生、僕も無料ですか?」
「当たり前だろうが」
「た、単位は?」
「でるかバーカ、まぁ状況によっちゃ0,01単位位はやるぞ」
せ、生徒にバカとは精神的体罰ですよ!!ていうかこの任務は不味いよ
亜瑠にとってこの時期でのこの任務は不味い。
亜瑠はFランクで受けれる任務が少ない上に単位も取れず報酬も少ない任務しか受けれないのである
。一年生の頃は一真と共に任務をしていたおかげで単位と報酬を獲得していたのだ。
しかも亜瑠は金欠中もあり常に報酬重視で単位が少ない。
そしてアドシアード中だと警備やら裏方で単位や報酬を稼ぎ放題なのだ。
つまり今の時期に単位を稼がないと最悪、留年ということもあり得るのだ
「すいません綴先生、単位どうにかなりませんかね?」
「まぁ、Fランクで頑張っている所評価してデュランダルが出て見事捕縛したら2、位は考えとくよ」
「………」
気分複雑になるでしょうよぉ!!
デュランダルが来れば白雪さんや、他の超偵が危険になるけど単位のためなら来て欲しい
凄い複雑なんだけど
「条件があります!!、護衛するならキンちゃんも一緒に!!」
あ、キンジの顔がマジか!?ってなってる。まぁそうだよね、流れ弾もいいとこだよ。まぁキンジのことだから直ぐに拒否するだろうけどね
が、キンジが反論する前に綴先生がはい決定と言って閉め出してしまった。
御愁傷様ですキンジ
そして僕は帰る途中にフードを被った人とすれ違いその人は綴先生と話していた部屋に入っていった
誰だろ?
まぁいいか
が、特に気にも留めなかった
「おう、来たか」
「お久しぶりッスね綴さん」
フードを被った人物と綴はまるで知り合いかの様に話している。急に綴がタバコを相手の手の甲に押し付けるも、あついッスよ、と男が返すだけで顔色は清々しかった
「転入するんだったら先生をつけろ、それに私はお前の担当じゃねーんだ」
「まぁこの時期に転入ッスから皆忙しいんスよ、そこでわざわざ時間を割いての面談感謝するッス」
「調子いいねぇ。おまえはデュランダルの相棒に警戒しとけよ、実力だけならSランクは下らんぞ〜」
「はいッス。それでは」
話を終えた綴とフードの男はその場で別れた
「ふぅ、まさかこんなモン押し付けられるとはねぇ」
と綴が呟いたのは誰にも聞聞き取れなかった