亜瑠SIDE
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ABCDEFGHIの道
ABDEIは封鎖済み。
CGは封鎖している頃だろう
問題はHF。
都合上Hは封鎖出来ないから一番人を集めている。
F 一真は絶対ここからくる。
昔ゲームの話から飛躍して武偵高が攻められたり、Sランク武偵が拉致られるとしたら何処から攻めて来るかと話したことがある。
滅ぼす為にしても拉致にしても地下から行くというのは僕と一緒だった。
ただ一真の場合、拉致されるなら少人数でポイントFから来ると言って、その後に俺もそうするな、と言っていた
「つか、船着き場にいると思ったんだけどなぁ」
「キュ!」
「待っててナッツ。一真を取り返すよ」
そうナッツに微笑むと、ナッツは懐から飛び出して闘技場に入っていった
「ちょっ!ナッツ!!そこ封鎖するよ」
ナッツを後を走って着いて行く。
よりにもよってビル制圧戦を想定した作りで、階数はなく一階に柱が規則的に並んでいるいりくんだ闘技場
そこにはスターウォーズのロボットを模したロボが浮いていた
「間違い…ないね、このロボ。多分Bから来た」
『テキホソク』
「よし、見せてやる!!僕だって一応武偵なんだ…って誰が一応だ!…ぬぅわっ!」
ノリツッコミをした直後に鉄球が飛んで来たが、スレスレでかわす
なんて凶悪なロボットなんだ!! 人のセリフ中に撃つなんて!!
「昔からヒーロー物の変身中は攻撃しちゃダメなんだぞ!」
言葉と共に銃弾も放つがあの外装に弾かれた。
なるほど
「ちょっと待って。その硬さチートじゃないの!?」
『D−−−』
「え!マジで!僕Dランクに見える…ってまたかっ!」
まるでツッコミのように繰り出される鉄球を回避して武器の確認をする
ニューナンブM60×4
レ・マット・リボルバー
ダガーナイフ×2
手榴弾×2
特注ダガーナイフ×2
最後のはお守りだから使わないとして…あれ?なんかいつも持ってない銃が……しまった。焦ってペイント弾の訓練用の銃持ってきてるじゃん!!
名前しらないけど…
「とりあえず、傷をつけてそこからカメラまで行くかな」
一番上の砲台が稼働している。
どうやら360°動けるみたいだ。……あの五つの砲台全部撃てるのか…
顔をひきつらせながら銃を構え一番弱そうな頭のガラスを狙う
ダンダンダン!
数発撃って気付く。
「弱点がこんなに露骨なわけないじゃん!」
『ホセイE++』
「なんか下がった!!」
なんにせよ弱く見られるのは好都合!今こそ……いま…こそ。
「ドコ狙えばいいの?」
えっ!?こんな硬いのに服部君勝ったの。勝った方法聞いときゃ良かった。
でも今更なんて後の祭りだね
「とりあえず打開策をってうわぁ!!」
コイツ…また人が喋ってる時に。
そういえば、あの鉄球の穴撃ったらどうなるんだろ?
物は試しだ!
ダンと大きな音を立て放った銃弾は穴には入らなかった。それどころか掠るしかしなかった
「うわっ恥ずかしっ!」
『ホセイE−』
「今度は−がついた!?」
くそっ!バカにしやがって! 今度こそぶっこんでやる
鉄球を交わしながらぼやく
今度は少しの怒りを込めて2発の銃弾を放つ。
その銃弾は吸い込まれるように穴に入り、金属音を奏でて出てきた。
見た感じ異常はない。しかも鉄球が出てきた。
「がふぅ!?」
一撃で意識を持ってかれそうになるが、なんとか引き戻す。どうやら腹に直撃したらしい
「ゲホッ、ゲホッ…本格的に不味いね…」
一真には到底及ばない頭脳をフル回転させて策を立てる。
その前に座り込んでたらヤバいよね。と思い近くの柱に隠れようとする
カシャン、
懐から銃だったものが落ちる。
「そんな、今ので銃が砕けたの!?」
破片を見ながら懐を探ると二丁やられた。誘爆しなかったのが幸いだ
「くそっ!!ニューナンブだってタダじゃないんだぞ!ポンコツ!!」
見えない機械に罵声を浴びせる。
その間に、ペイント銃でヤツをショートさせるという案が出た。
一番上は装填済みだとすると…二番目の砲台だ!
「うらぁぁ!!」
出来るだけ近付いて確実にペイント弾を1発残して、全てを第二砲台に撃つ
「どうだよ!ショートしろよポンコツ君!」
『ホセイE+++』
「今更補正なんて無駄!…ガッ!!」
近距離で鉄球が放たれた。ショートはしていない…
「そんな…ゲホッ…ハァハァ。いや、普通に考えれば…分かるよね」
そんな簡単にショートするなら雨天の時や、水に弱すぎる。
無理かな、と呟きながら腹と鉄球を見ると所々濃いピンク色になっていた。
中は鉄球がいくつもあるみたいだ。だが、繋がっているから何か出来る訳じゃない。
「キッツいけど、キンジに武偵憲章違反って言った以上僕も違反する訳にはいかない!」
頭の中で『武偵は諦めるな』という武偵憲章を復唱する。
今度は弾切れのニューナンブをしまい、新しいニューナンブと手榴弾を取り出す
「これが中で爆発しちゃひとたまりもないでしょ」
そう言いながら牽制で4発の銃弾を動く砲台以外を狙い撃つ。
練習の成果か、全て入るがロボに支障はない
「とりあえず……近付く!!」
体育は得意なほうだ、しかも短距離走結構早いよ、と叫び近付く
その間に放たれたペイントのついている鉄球は全て掠るだけだった。
「これでも食らえ!!」
右手の手榴弾のピンを引き抜き二番目の砲台に力一杯投げ入れた。
と同時にその場を走って下がる。
その間にも鉄球は出ているがジグザグに走り交わして振り返る
「それ!ドカンだ!!」
体の中に手榴弾が入っていることも知らないロボットはまだ近い僕に鉄球を打ち続けた。
鉄球と一緒に手榴弾も
放たれた手榴弾を慌てて回避して、爆風は避けれたが……絶望的状況が更に絶望的になった。
「手榴弾も鉄球と一緒なんだ……ダメだ!武偵は諦めちゃダメなんだ!!」
そう叫びダメ元でダガーナイフを両手に持ち近付く。
「得意分野の近接戦闘!!君みたいなポンコツロボなら本気でいける!!」
近付ききった後に、剣道の抜き胴のように頭を斬りつけるが傷が少し。いける。勝てる!!
乱舞。乱舞。乱舞。乱舞。
ひたすらにロボの周りを回りながら斬りつける。一ミリにも満たない引っ掻き傷だが、今の僕には大きな一撃。
『ホセイC−−』
随分評価が良くなったね、と喋りながら斬りつける。
『センメツ』
その四文字にイヤな予感を感じた瞬間、動かなかった四つの砲台が動き全方向に鉄球が放たれた。
「ぐっ…」
かろうじてダガーの腹で防いだ。
いや、防いでしまった。
ダガーの刃は2本とも折れて使える状況じゃなかった
「しまった。唯一の突破口が…ぐあっ!?」
油断した瞬間にも鉄球が飛んで来て腹に直撃。
なんとか意識を保つ。
「ゲホッ…僕にリバースさせる気なのかな!!」
そう言いながら逃げる、少しだけ考える時間が欲しい。
幸いビルを想定した造りのため、小さな小部屋がありそこに逃げ込む。
「ハァハァ。なんなのアイツ。マジでチートじゃん!!なんで勇者成り立てがいきなり中ボス戦みたいな難易度になってんの!?」
分かりづらい例えが出来る分、まだ戦える。
精神力なら人一倍だからね
「ナッツ無事に避難したかな?」
戦闘力ほぼ0で衛生科のナッツはいつもどこかに避難している。
僕はそれを確認するために小さなガラス窓を覗いた。
月曜の午後から金曜日の夜まで修学旅行で海外に向かうので、感想の返信は出来ませんが、帰って返信します。