転生孤児ウマ娘の奮闘記   作:しょうわ56

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第90話 孤児ウマ娘、いざ凱旋門賞

 

 

 

今回の『ファミーユリアンちゃんについて語るスレ』のコーナー

 

 

(フォワ賞後の反応)

 

:ファミーユリアン、取材拒否の真相語る

 「気持ちの整理がつかなかった」

 https://www.hucyuucatv.com/umamusume/news/*******

 

 凱旋門賞へのステップレースとして挑んだフォワ賞(G2)を

 3着に敗れ、連勝もデビュー以来続けてきていた連続連対記録も

 途絶えてしまったファミーユリアン。

 

 レース直後は、スピードシンボリトレーナーから

 すべての取材をシャットアウトされてしまった。

 

 ファミーユリアンが取材拒否したという話は聞かず、

 むしろサービス精神旺盛な彼女のことだ。

 何かあったのではないかと推測し、

 彼女の状態を心配していたファンも多いことだろう。

 

 レースから一夜明けた17日、密着を続けている

 我々取材班は、ダメもとで取材を申し込んだ。

 すると予想に反してこれが通った。

 不謹慎ながら我々が喜んだのは言うまでもない。

 

 ただ、体調と精神面を考慮して、

 30分だけという時間制限が付く中での対応となった。

 

 やはりあの敗戦は何かダメージがあってのことなのか、

 あるいは、別の事情があってのことか。

 

 やきもきしながら待っている我々の前に、

 ファミーユリアンはいつもの温和な表情で現れた。

 そして、重そうな口を開いた。

 

 「昨日はすいませんでした。気持ちの整理がつかず、

  すべての取材をお断りさせていただきました」

 

 開口一番で、きのうの取材拒否を謝罪した。

 久しぶりの敗戦はやはり堪えたということだろうか。

 

 「身体に異常はありません。

  予定通り凱旋門賞に向かいます」

 

 心配されていた故障というわけではないようで、

 取材班もまずはホッと一安心。

 当初の計画通りに、本番へ挑むことを表明した。

 

 となると気になるのは、フォワ賞の敗因についてだが……

 

 「きのうの今日なので、

  あまりはっきりしたことは言えませんが……」

 

 思い切って尋ねてみると、口調がさらに重くなる。

 

 「あの不良バ場が影響したのかと思います。

  ちょっと経験したことのない状態だったというか……」

 

 大方の予想通り、敗因はバ場にあったようだ。

 

 ファミーユリアンの道悪でのレースといえば、メジロフルマーとの

 G1初対決となった第29回宝塚記念が思い出される。

 

 雨続きの不良バ場でも、良バ場並みのタイムで圧勝せしめた

 彼女をして、『未経験』だと言わしめるバ場状態とはいったい?

 

 「気を抜くと滑りますし、かといって力を入れると、

  足が沈んでしまって前に全然進んでいかないんです。

  こんな感触は初めてでしたよ」

 

 どうやら我々が想像していた以上に、

 あの不良バ場は厄介な存在だったようだ。

 

 前に進もうとしても進まない。

 そんな感覚は、我々素人には理解も想像もできないものだ。

 

 「なんにせよ、本番じゃなくてよかったと思うしかないですね。

  てるてる坊主でも作りましょうか」

 

 そう語る彼女の表情は、冗談を言っているようには見えなかった。

 

:さす府中

 

:超有能

 

:俺たちが知りたかった情報がピンポイントだ

 

:当然の独占スクープだな

 

:まずは無事なことに感謝

 

:>足が沈んでしまって前に全然進んでいかない

 そういうことだったのか……

 

:全然ついていけなかったのはそのせいか

 

:リアンちゃんほどの重バ場巧者、

 パワー自慢にこうまで言わせるロンシャンぇ……

 

:(´・ω・`)

 

:逆に、それでもリアンちゃん以上のパフォを出せる欧州娘、

 すごくない?

 

:これはもう慣れの問題かな

 

:最初からこういう環境なら慣れるのかもな

 

:そんな状態でも3着に来たのか

 

:リアンちゃんだからこそだよ

 他の子なら、後方に沈んでた

 

:こりゃもう、雨降ったら日本のウマ娘は永遠に勝てないな

 

:びしょ濡れのうえ泥だらけ、口を真一文字にして

 引き上げていくリアンちゃん、逆に凄い印象的だった

 

:>冗談

 このスレにも出てたけど、

 てるてる坊主の冗談が冗談ではなくなってきたな

 

:俺は当然作るぜ

 みんなも作るよな?

 

:もちのロン!

 

:スレ民にいるのかわからんけど、

 現地在住の人も頼んだぜ!

 

:俺、フランスに住んでる

 

:現地民キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

:いたのか現地民

 

:奇跡だ

 

:これは期待大

 

:だがすまんな、パリじゃなくてマルセイユ住みなんだ

 

:パリとは正反対の地中海沿いやないかい!

 

:がっかりだよ

 

:ぬか喜びさせやがって……

 

:それでもいい!

 てるてる坊主作ってくれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォワ賞の翌日、おそるおそる取材に来た乙名史さん。

 

取材拒否をかましてしまった手前、まずは謝罪から入った。

どんな理由があるにせよ、大勢の人に支えられている

立場にいる以上、要請には応えてあげないとって思うからね。

 

まあ予想はついたけど、彼女から聞いた限りでは、

日本のファンたちの間でも、阿鼻叫喚の有様だったとか。

 

たいそう心配させてしまったようで、本当に申し訳ない。

自分としても、あんな寒気から熱が出るんじゃないかとヒヤヒヤしてたけど、

スタッフさんたちの懸命なケアもあって、幸い何にもなかった。

 

この段階での熱発なんてシャレにならんし、

文字通りの命取りになるから、本当に良かった。

 

単に負けたことによる精神的なショックと、

雨に打たれ続けたことによる影響だったみたい。

改めて、すぐに温かい飲み物とかお風呂とかの用意をしてくれた

スタッフさんたちに感謝。

 

この借りは本番で必ず返す。

 

……返せたらいいなあ。

マジのマジで晴れてくれよ頼むよぉ。

 

まあ、弱気になってはいかんよな。

 

あれ以上の状態にはそうそうならんやろ。

そう割り切って、最後の調整に専念しよう。

 

スターオーちゃんにも謝らないといかんなあ。

彼女が復帰するまで負けないって決めてたのに、

負けてしまって……あれ? これはいいのか。

先日復帰したもんな。

 

それに、これは誰にも言ってない、自分の中での決意だったので、

誰に憚ることもない。

 

とはいえ、復帰した途端に負けたんでは格好つかないし、

やはり気持ち的には落ち込んでしまいがちになる。

彼女以外に負けるつもりはないなんて、

豪語してしまった手前もあるしなあ。

 

いやいや、やめやめ。

こんなことでは勝てるものも勝てなくなってしまう。

 

初めての敗戦というわけでもないんだし、

早く気持ちを切り替えて、もうなかったものとして

割り切るしかなかろうな。

 

 

 

 

 

凱旋門賞までの、向こう1週間の天気予報が出てきた。

 

気になって仕方なかったが、これによると、

にわか雨程度の予報はあるが、概ね晴れという予想だった。

 

これを見た瞬間、心の底から安堵した。

まあでも100%の安心はできない。

 

こっちでは、故障防止と称して、晴れてても平気で散水するからね。

 

スーちゃんによれば、こちらのバ場は土壌や地盤が日本ほど整備されていないので、

過度に乾燥すると、コンクリートのように固くなってしまうんだとかで、

それを防止するために水を撒くんだってさ。

 

何の対策もせずにコンクリの上を走るのは、

俺でも遠慮したいと思うくらいだし、まあそれはいいにせよ、だ。

 

どれだけ撒くのかはわからんが、

まあ最悪でも、この前のようにはならんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

さあそれでは、第69回凱旋門賞の出走バと枠順が確定したので、

主なライバルたちを順を追って見ていこう。

 

今年の凱旋門賞は、俺とシリウスを含めて、23人が出走*1する。

 

2番枠、ディフェンディングチャンピオンのアサティス。

キングジョージでの塩対応が記憶に新しいところ。

諸般を鑑みれば仕方なかったのかなと納得はしている。

 

4番枠、ヨークシャーオークス(G1)の覇者ヘレニック。

前走は英セントレジャーを走って2着。

 

6番枠、もはや顔なじみの感さえあるリーガルケース。

キングジョージから間隔を空けての出走になる。

 

8番枠、リュパン賞(G1)勝者で仏ダービー2着、クラシック級限定の前哨戦のニエル賞(G2)を

勝ってきているエペルヴィエブルー。*2

 

10番枠、パリ大賞(G1)の勝ち娘ソーマレズ。*3

9月以降2戦して臨むという凄いタフな子。

前走G3勝ちから中1周で臨む。

 

11番枠、英セントレジャーウマ娘スナージ*4

 

14番枠、この子もキングジョージ以来の顔合わせで、

前走ヨークでの2400m戦(G2)を勝利して転戦のベルメッツ。

 

16番枠、サンクルー大賞勝ちで、俺も前走で負けたインザウイングス。

コロネーションCでは勝ってるし、今度は負けん。絶対。

 

17番枠、愛1000ギニーの覇者であり、インターナショナルSで

シリウスに叩き合いの末に敗れたインザグルーヴ。

ヴェルメイユ賞(G1)も走り、3着から雪辱を期す。

 

21番枠、イギリスティアラ路線の二冠に加え、愛ダービーも制しており、

ここまででG1を5勝しているクラシック級の本命、サルサビル。

前走ヴェルメイユ賞でも前述のインザグルーヴを降して勝利し、意気揚々だろう。

 

22番枠、俺ことファミーユリアン。

 

23番枠、ドバイシーマクラシック、インターナショナルSの覇者にして、

日本ではG1を3勝している腐れ縁シリウスシンボリ。

直前にフランス入りした関係で、まだ直接顔を合わせていない。

 

以上、23人での争いとなる。

 

 

 

さすがに歴史と伝統の世界一決定戦だけあって、

現時点での各国の精鋭が集まった感があるな。

今年の英ダービー娘が出てきていないのが残念。

 

俺とシリウスの日本勢が、揃って大外枠になった。

 

普通なら嫌だと思うところだが、今回に限っては、

幸先よしだと感じている。なぜかって?

 

キングジョージでのことがあるからさ。

 

今回も各陣営、ほぼ無名のラビットと思われる子たちの出走もあるし、

妨害してこないとも限らないからね。

外からの発走なら被せられることもないし、内の出方も見られる。

 

シリウスは俺と走ることに躍起になることはあっても、

邪魔してくることは万が一にもないからね。

むしろあいつのほうが、実力以上のくそ力を発揮するかもしれない。

 

なんにせよ、念願だった大舞台だ。

前走みたいにではなく、“楽しんで”レースしたいものだね。

 

キングジョージの時のように、トニーとムーンも交えての作戦会議、

今回もやるんだけど、トニーは『脚質も状況も違うんだから』って

言っててなんだか消極的で、もう君に言うことはないって気配。

 

ムーンに至っては、凱旋門出たことがないって言うしさあ。

ロンシャンの経験すらないんだってよ。

 

1度走ったんだから、もうあなたのほうが

経験値は上ね、なんて言い出す始末。

いや、アレを経験値に足していいものなのか……

 

まあそれでも、2人の意見は大変貴重。

今回も遠慮しないで、何でも言っておくんなまし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

枠順確定後、共同会見に出席。

本命視されるサルサビルちゃんの隣という、相応の待遇だった。

 

案の定、質問は英国出身の彼女に集中。

あとは地元フランスの……なんだっけ、名前長いし嚙みそうだから

ちゃんと覚えてなかった、なんとかブルーちゃん(失礼)。

 

俺が答える機会が回ってきたのは、

質疑応答が始まって30分が経過したころだった。

 

「ファミーユリアンさん」

 

「はい」

 

名前を呼ばれて、マイクを渡される。

 

「凱旋門賞では過去、欧州以外にトレーニング拠点を置く

 ウマ娘が勝利したことはありません。

 このジンクスについてはどう思われますか?」

 

いきなりこれ聞いちゃう?

事実だけどさあ、いささか礼を逸した質問だなあ。

 

それにジンクスとか言い出すと、どこぞのウマ娘が、

荒々しく立ち上がっちゃうから要注意よ。

今のところは、影も形もないと思うからいいけどさ。

 

質問してきたのはフランスのメディアか。

まあ自負とかプライドがあるんだろうね。

 

「破れるように最善を尽くすだけです」

 

そう答えると、フラッシュの嵐。

何回も経験してきたことだけど、眩しくてたまらん。

 

「それにだいぶ前のことになりますが、日本では、

 そういうジンクスのひとつを破ってきてますから、

 今回も破れると思っています」

 

青葉賞ジンクスを打ち破ってやったからな。

今回もジンクス破りに挑戦だ。

 

……ますますどこぞの、宝石の名を冠した娘みたいになってきたな。

 

記録というのはいつか破られるものだし。

自慢じゃないが、俺も日本では、史上初とか前例なしという記録を、

いくつか作ってきているんですよ。

 

「では次の方」

 

深く突っ込んでくるかと思ったんだけど、

この質問者はそれ以上を追求することなく、呆気なく引き下がった。

 

この手の話に興味はありませんか、そうですか。

詳しくお話しさせていただく気は満々だったんですけどね。

 

所詮は極東のいち地方レースでのことだとかって思ってそうだよな。

 

この時代はまだそういう偏見強そうだし、

実際に全然勝ててなかった時代だしな。

 

正直、なにくそって感じ。

 

いいさ、何年何十年にもわたって日本競馬界を呪い続ける

この忌まわしい鎖を、俺が断ち切ってやるさ。

 

見とけよ見とけよ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月7日、決戦の日曜日。

朝の目覚めは非常に良かった。

 

支度もそこそこに、ネット中継の準備をする。

 

今日は日本では、秋のG1シリーズの重要なステップレース、

毎日王冠と京都大賞典が行われる。

 

オグリが毎日王冠に、フルマーちゃんが京都大賞典に出走だ。

今後を占う意味でも、有かJCで対戦するかという意味でも、

見逃すわけにはいかない。

 

中継を繋いだら、発走までもう少しという時間。

 

ステップと言えば、クリークが神戸新聞杯で復帰して快勝。

史実で勝てなかったレースを制し、

菊花賞へ向けて、絶好の再スタートを切った。

 

期待していてくださいってメールが来てた。

 

逆に心配なのがイナリだなあ。

宝塚で負け、オールカマーでも不自然なほど伸びずに惨敗してしまった。

 

中央への移籍が史実よりもだいぶ早いだけに、

元が晩成型の馬だから、成長が追い付いていないのか、

あるいは何かほかの理由があるのか。

 

タマちゃんは前哨戦には出ずに、天皇賞直行なんだってさ。

 

長距離には自信があるようだけど、

中距離戦には不安があるようで、宝塚でもオグリに届かず

負けちゃったし、さらに短い天皇賞ではどうするのか。

 

あれこれ考えているうちに、毎日王冠がスタート。

 

今回は中団に位置したオグリ。

直線に向いても余裕の手応えで、他の子を軽く一蹴して勝利。

見た目以上の楽勝だわこれ。

 

春の戦績からして分かっていたことだけど、

史実以上に強くなってるねぇ。

この秋も非常に期待できる。

 

史実では惜しくも手にできなかった、

天皇賞やジャパンカップを勝てるかな?

 

あ、ジャパンカップでは俺と当たるかもしれないのか。

う~ん、非常に複雑な心境だ。

 

毎日王冠が終わると、続けて京都大賞典が発走。

 

雨中をいつものように逃げるフルマーちゃん。

だがしかし、4コーナーで手ごたえが怪しい。

 

セーフティーリードのように見えるが……

200を切ったところで差されてしまい3着敗退。

 

G2で逃げ粘ってのこれなら、十分な結果と言えるが、

それは並みのウマ娘だったらの話。

 

もちろんフルマーちゃんには当てはまらず、

断然の1番人気をも裏切ってしまった。

 

ゴール後、微動だにせずに雨に打たれている様子は、

非常に痛々しくて見ていられなかった。

 

本人的にも負けるとは思っていなかったんだろう。

むしろ圧勝して、悲願の天皇賞を!って意気込んでいたに違いない。

 

あー、うーん、なんて言ったらいいか……

 

イナリに続いて、フルマーちゃんも不調期に突入かなあ。

史実的に見てどうなんだろう?

そろそろ年齢的なものも気にかかる。

 

とにかく、このまま放置というわけにもいかないよな。

 

ここまでフルマーちゃんにはあえて連絡してなかったんだけど、

それがかえってプレッシャーをかけてしまう結果だったかもしれん。

そうだとしたら非常に申し訳なくてなあ。

 

でもなんて書いて送ろうか……

うーん……

 

『毎日王冠勝利おめでとうございます』

 

『ありがとう』

 

フルマーちゃんに送るメールの文面を考えていると、

中継ではオグリの勝利インタビューが始まったようで、

その模様が流れ始めた。

 

『今夜遅くには凱旋門賞があって、大先輩が出走する。

 私の勝利が、少しでもエールになればいいなと思って走っていた』

 

その中での、オグリの発言。

オグリ、おまえ……

 

『すまない、この場を借りて私からも応援させてもらう。

 大先輩、がんばれっ!』

 

自分のレースなのに、そこまで俺のことを……

 

いいやつだなおまえ!

レースと食い物のことしか考えてないと思ってた俺を許してくれ!

 

うん、任せておけオグリ。

何が何でも凱旋門勝って、日本中を沸かせて見せるからな。

夜遅くになるけど見ててくれな!

 

 

 

 

 

「おはようございます」

 

「おはようリアンちゃん」

 

いつものように共同スペースへ顔を出すと、

これもいつものようにスーちゃんがすでに朝食の席に着いていて、

笑顔で挨拶を返してくれる。

 

「いよいよ今日だけど、体調は……聞くまでもなさそうね?」

 

「はい、そうですね」

 

目覚めも良かったし、あんなインタビュー聞かされちゃあさあ。

これで気合が入らなかったら男が廃る(ウマ娘です)

 

「でも、空回りはしないでね」

 

「合点承知の助」

 

「ふふふ、いつのギャグ?」

  

オールドファンにはピッタリの言葉でしょう。

昔取ったスーちゃんにも……あ、いえ、なんでもないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の『ファミーユリアンちゃんについて語るスレ』のコーナー・その2

 

 

(凱旋門賞当日の反応)

 

:いよいよ今日だな

 

:前走の敗因がはっきりしているだけに、

 本番では期待しちゃうよ

 

:晴れろ晴れろ晴れろ晴れろ

 

:肝心のバ場状態はいかに?

 

:URA10月6日発表

 

 10月7日(日曜)に凱旋門賞(G1)が行われる、

 フランスのパリロンシャン競馬場の

 バ場状態と天気予報をお知らせいたします。

 

 バ場状態

 芝:稍重(BON SOUPLE)

 過去24時間の降水量:0ミリメートル

 

 10月7日(日曜)の天気予報:晴

 最高気温 24度

 

 10月7日(日曜)のバ場状態予測(散水も考慮)

 芝:稍重から良(BON SOUPLE à BON)

 

:他で見た現地からの情報によると、

 パリではここ1週間ほど雨らしい雨は降ってないって

 

:ええやんええやん

 

:晴れてくれたか

 

:日本の全ウマ娘ファンの希望が叶った

 

:ブログに大量のてるてる坊主作って上げてる人いたなw

 

:ご協力感謝します

 

:そらリアンちゃんから言われちゃ作るっきゃない

 もちろん俺も作ったぞ(1体)

 

:ひとつだけかーい

 

:1週間降らなくても稍重なんだな

 

:やはりバ場そのものが根本から違うんやろうな

 

:*散水も考慮

 

:出たな悪名高き散水

 

:これは散水してもらったほうがいいのでは?

 向こうは乾くと逆に危険らしいぞ?

 

:とはいえ過度にやってもらっちゃ困る

 

:大々的にやられるフラグ

 

:乾けば堂々とできるから、大量に撒きそうで怖い

 

:やってもいいけど適度にしてくれよな~

 

:重までやりかねない

 

:そこはかとなく陰謀の匂いがする……

 

:まあさすがにあからさますぎることはせんやろ

 

:わからんぞ

 キングジョージでは囲んで潰そうとしたくらいだ

 

:今回は堂々とできるだけに、やりかねん

 

:まあまあ落ち着けや

 俺らが騒いだところでなんにもならん

 静かにリアンちゃんを応援しよう

 

 

 

 

:毎日王冠はオグリか

 

:順当勝ち過ぎる

 

:最後は明らかに流してたな

 

:この先長いからしゃーない

 というか余力十分であのレース、末恐ろしいわ

 

:西はフルマーも順当勝ちかな?

 

:格下ばっかりだしそうなるやろな

 

:いつもの逃げだ

 

:これは勝ったな

 

:あ

 

:え

 

:ああああ差されちゃった!

 

:フルマーさん!?

 

:これは……

 

:なんてこったい

 

:悲願の天皇賞を前にして不安すぎる内容

 

:いつもならあそこから突き離してるんだけどな

 

:前有利の重バ場だけに、余計にな

 

:宝塚といい、どうしちまったんだ

 

:リアンちゃんと一緒に走ることで成長してきただけに、

 ここに来てリアンちゃん不在が想像以上に響いているのか

 

:あるいは、考えたくはないが、衰えとか?

 

:う~む

 

:そうだよな

 リアンちゃんのほうが年上だけど、

 リアンちゃんが異常なんだよな

 

:何もコメントされてないから、

 何を言っても邪推に過ぎん

 

:オグリのインタビュー始まるで

 

:お?

 

:おおおお

 

:オグリの口から凱旋門!

 

:大先輩?

 

:誰だ?

 

:リアンちゃんしかおらんやん

 

:関係あったのか!

 

:これは詳報が待たれますな

 

:エモすぎるやんこんなの

 

:これ以上ないエールになったな

 

:だいだい7時間後くらいか、凱旋門賞発走は

 

:リアンちゃんが勝った時に備えて、

 今のうちに仮眠を取っておくかな

 勝ったらオールナイトになることは確定みたいなもんだ

 

:せやな、勝ったら祭りや

 

:寝坊はするなよ

 

:目覚ましの用意は念入りに

 

:くれぐれもセットし忘れるんじゃないぞ!

 

:では諸君、また夜に会おう!

 

*1
史実では21頭。最多は67年の第46回で30頭が参戦

*2
史実2着。翌年サンクルー大賞を勝つ

*3
史実勝ち馬

*4
史実3着

仮にリアンが海外遠征する場合、初戦は何が良いですか?

  • ドバイワールドカップ
  • ドバイシーマクラシック
  • ガネー賞(仏)
  • クイーンエリザベス2世カップ(香港)
  • アメリカ遠征
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