深海棲艦と艦娘の力を持つ青年と、半分深海棲艦化した艦娘の物語

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海色は深く濁り

「…」

 

青年は青い血に塗れたチェーンソーのように回転している剣を、深海棲艦であるレ級に向ける。

 

「オマエハイッタイ…」

 

「…化け物だよ」

 

「…ソウカ、ナラワタシヲコロセバイイ」

 

「…あぁ、そうするよ」

 

すると、青年はレ級の首を切り落とした。

 

「…はぁ」

 

「…陸也っち」

 

「鈴谷か」

 

鈴谷と言われた艦娘の頭を、青年は撫でる。

鈴谷と言われたこの艦娘には奇妙な部分があった。身体の至る所が白くなっており、片目は深海のように暗い黒、そしてツノが生えている。

 

「大丈夫か」

 

「うん、ここ最近はもうこの疼きにもなれたよ…陸也っちは?」

 

「…いや、俺にはないな…ははっ、もはや人じゃないな」

 

「…」

 

「…心配するな、敵にだけは化け物になるだけだ」

 

「分かってるって…ウリャ!」

 

「痛いからやめてくれ、刺さってるんだよツノが」

 

鈴谷はツノをグリグリさせながら青年に突っかかる。

 

「じゃあ、帰るか」

 

「うん」

 

2人はそう話し合うと、その場から去っていった。

 

ー

 

深道 陸也

16歳

身長:182cm

体重:不明

 

普通の人間…だった青年。国が中止させていたある実験がある科学者達によって密かに進行されており、その実験台のために誘拐、改造された。

艦娘の力や能力を入れられたためか、比率としては深海棲艦5割、艦娘4割、人間1割となっている。

 

実験は成功したが、失敗作とされた他の人たちが死ぬ瞬間を見て暴走してしまい、深海棲艦の力をも手に入れる。その後、科学者達は全員抹殺して、実験台となり死んでいった者たちは弔い、流離の旅に出た。

 

今は、争いを好まない深海棲艦の棲家を拠点にしながら、武装の改造などをしてもらっている。

 

よく使う武器はチェーンソーみたいに回転して相手を切り裂く渦魔忌と言う剣。

 

鈴谷

 

半深海棲艦。ブラック鎮守府にいたが、姉妹艦の熊野を逃すために戦い、沈没しかけたところを陸也に助けられた。が、身体の半分は深海棲艦化しており、争いを好まない深海棲艦曰く「リミッターを外した副作用的なもの」らしい。

 

半分深海棲艦を気に入っており、自分の艤装も改造してもらっている。いつもは釣りをしているが、魚が釣れる確率は5割らしい。大体イ級とか。

 

鈴谷が所属していたブラック鎮守府は既に解体済みで、そこの提督は豚箱行きになったらしい。それを知ると少し嬉しそうだった…らしい。

 

争いを好まない深海棲艦の一部紹介

 

深海集積姫

 

対地で吹き飛ぶ奴。争いは好まず、拠点に閉じこもっている。艦娘で言う明石枠であり、2人の武装や艤装を魔改造している。


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