ダンジョンに勇者がいるのは間違っているだろうか   作:サンバガラス

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第10話 アイズの修行 裏

 

1、ステイタス

 

ロキはアイズのステイタスを更新した。

 

「な、な、な、なんじゃあ!!こりゃぁぁぁぁぁ!!!??」

 

アイズ・ヴァレンシュタイン

 

Level:5(+60)

 

力:SSS1200(+C 650)

耐久:SSS1200(+C 650)

器用:SSS1200(+C 650)

俊敏:SSS1200(+C 650)

魔力:SSS1200(+C 650)

HP:H 110(+C 650)

MP:H 110(+C 650)

狩人:D

耐異常:D

剣士:S

精癒:D

勇者:B

幸運:S

 

《魔法》

 

【エアリアル】

 

・付与魔法

・風属性

・詠唱式【目覚めよ】

 

・真空魔法

・電撃魔法

・回復魔法

・フィールド魔法

・補助魔法

 

《スキル》

 

《勇者の誇り》

 

・戦闘が有利になりやすい。

・ドロップ率向上。

・貰える経験値が向上。

・仲間と共闘するとステイタス向上。

 

《勇者の弟子》

・師匠又は、他の弟子と共闘するとステイタス向上。

 

《魔物マスター》

・戦った魔物(モンスター)が偶に仲間になる。

・仲間にした魔物(モンスター)を召喚。

 

《剣マスター》

・剣類を装備した際、ステイタス向上。

 

《強敵殺し》

・敵が強ければ強い程ステイタス向上。

 

《職業マスター》

・全ての特技が使える。

 

《龍殺し姫》

・怪物種に対して攻撃力高域強化。

・竜種に対し攻撃力超域強化。

・怪物種、竜種に対してステイタス向上。

 

《相棒》

・想いを寄せる異性と共闘するとステイタス向上。

 

(レベルアップ可能やけど!!何やこれ!?発展アビリティが増えとる!?聞いた事の無い魔法やスキルが増えとる!?)

 

ロキは驚愕していた。アイズが強くなっていた事に驚きを隠せなかった。それよりも1番気に入らないスキルが目に入り、イラついていた。

 

(何なんや、この《相棒》ってスキル!?アイズたんが誰かに恋してんのか!?)

 

ロキはこの《相棒》のスキルの部分を消してアイズにステイタスを見せた。アイズは自分が強くなった事に満足していた。だが、ロキは胃の辺りを抑えていた。一方ヘスティアの方でもベルとリュウがレベルアップ可能になっていて。声を上げていた。

 

 

2、アイズとベル

 

7日目の夜。満月が出ていた夜にベルはアイズに告白していた。

 

「そ、そのアイズさん、僕と付き合ってください!!」

 

「!・・・うん。良いよ」

 

「!!」

 

アイズは頬を赤くしながら返事を返した。どうしてこの様な流れになったのか?それは闇竜シャムダと戦っている最中の事であった。アイズは闇竜シャムダにたった1人で挑んだ。

 

「テンペストッ!!リル・ラファーガッ!!!」

 

「アイズさん!!1人では無茶です!!」

 

アイズの放った攻撃はシャムダの表面に傷を付けるだけだった。

 

『グオオオオオオオォォォ!!!!』

  

シャムダは闇のブレスでアイズを攻撃した。

 

「ッガッッ!!!」

 

アイズは闇のブレスを受けて、吹っ飛ばれ、壁に叩きつけられた。

 

『グオオオオオオオ!!!』

 

シャムダは闇の力を拳に宿し、アイズに殴り掛かった。

 

(う、動けない!?だ、だめやられる!!)

 

アイズは思わず目を瞑ってしまった。だが衝撃が来なかった。目を開くとベルがシャムダの拳を剣で受け止めていた。

 

「ベル!!」

 

「うおおおおお!!どりやぁぁぁぁ!!」

 

『グオッ!?』

 

「今だ!!閃光斬!!!!」

 

ベルはシャムダの拳を弾け飛ばし、ジャンプしてシャムダの目を斬った。

 

『グオオオオオオオ!!!??』

 

シャムダは痛みでのたうち回っていた。

 

「アイズさん!!無茶しすぎです!!死ぬつもりなんですか!?」

 

「邪魔しないでベル!!」

 

「ふざけないで下さい!!」

 

「ふざけてない!!私は強くなりたい!弱い自分が許せない!!」

 

ベルとアイズが言い争っていた。

 

「復讐に囚われたまま急いだって強くなんかなりませんよ!!」

 

「・・・ベルに私の何が分かるって言うの!?」

 

「分かりませんよ!!でも、復讐の為に強くなったって本当の強さになりません!!本当の強さとは、誰かの為に力を使う事!!自分の夢に向けて突き進む為の力!!たとえ自分の身がどれ程傷ついても守りたい者の為に守り通す力の事です!!」

 

「・・・」

 

「僕は師匠の様な勇者なりたい!!・・・いや違う!!僕は師匠を超える勇者なりたい!!!だから僕は戦います。師匠を超える為!!」

 

「!!」

 

「行くぞ、シャムダ!!!」

 

『グオオオオオオオ!!!』

 

ベルはシャムダに向けて走り出した。アイズはこの時のベルが英雄に見えた。

 

『貴方も素敵な人に出会えるといいね』

 

『いつかお前だけの英雄に巡り合えるといいなぁ』

 

そしてふと母と父の言葉を思い出した。一方ベルは立ち上がったシャムダに攻撃していたが中々決定的なダメージを与える事が出来ていなかった。

 

「くっ!!ドラゴン斬り!!!」

 

『グオオオオオオオ!!!』

 

「ダメージは蓄積されているはずだが、中々倒れない!!」

 

シャムダはベルを尻尾の薙ぎ払い攻撃を受けた。

 

「グッハァ!!!」

 

『グオオ!!』

 

「や、やばい!?」

 

ベルはシャムダの闇のブレスを受けてしまいそうになったが、

 

「ライデイン!!」

 

「!?この魔法は!!」

 

アイズがシャムダにライデインを放っていた。アイズの目は復讐に囚われた目ではなく、覚悟を決めた目になっていた。

 

「アイズさん!!」

 

「・・・私は誰よりも強くなりたい!!仲間を守れるぐらい強くなりたい!!だから私はベルと共に戦う!!」

 

「・・・純粋な願いになりましたね。なら僕もそれに答えなきゃいけない!!僕も師匠を超える為、アイズさん、共に戦いましょう!!」

 

ベルとアイズはシャムダの前に立った。

 

『グオオオオオオオ!!!!』

 

「ベルは私が守る!!」

 

「なら僕はアイズさんを守る!!」

 

ベルとアイズはシャムダに向かって攻撃した。それぞれ絶妙なタイミングで攻撃した。

 

「ベル!!」

 

「アイズさん!!」

 

2人は同時に魔法を放った。

 

「「ダブルギガデイン!!!」」

 

2人の放った巨大な稲妻はシャムダに大ダメージをを与えた。

 

『グオオオオオオオ!!??』

 

「「今だ」」

 

2人は剣を天に向けた。すると天から雷が2人の剣に降り注いだ。それをシャムダに向かって攻撃した。それまさにトドメの一撃である。

 

「「ギガクロスブレイク!!!」」

 

『グオオオオオオオ!!!!!???』

 

シャムダはクロス型の斬撃を受け倒れた。それと同時にベルとアイズもその場に倒れ込んだ。

 

「つ、疲れた・・・」

 

「ギ、ギリギリ倒せましたね・・・」

 

こうして2人はリュウの与えられた試練を乗り越えたのである。その後リュウの家に着き、ベルとアイズは草原を歩いていた。

 

「無事、倒せて良かったですね」

 

「そうだね。あの時はもう駄目だと思った」

 

2人話していた。

 

「ベル。あの時は怒ってくれてありがとう」

 

「いいえ。僕も今考えたら生意気な事言ってすみません」

 

「そんな事ない。あの時は怒ってくれなかったらシャムダは倒せなかったと思う。だから謝らないで」

 

「・・・分かりました・・・綺麗ですね」

 

「うん」

 

2人は満月を見ていた。そしてベルは何かを決心するとアイズに言った。

 

「・・・あのアイズさん!!」

 

「何?」

 

そして最初の告白に戻るのだ。見事告白してアイズを恋人にして喜んでいるベルと頬を赤めたアイズがそこにいたのだ。すると

 

「おーーい。飯出来たぞ!!」

 

リュウの声が聞こえて来た。

 

「分かりました!!・・・行きましょうアイズさん」

 

「うん」

 

ベルとアイズは手を結びリュウの家に向かった。

 

(お母さん、お父さん。私だけの英雄に会えたよ)

 

満月の光は2人を祝福していた。

 

 

3、ベル喰われた

 

チュン、チュン、チュン

 

 

「・・・朝か・・・」

 

ベルはリュウの家の自分の部屋で目が覚めた。そして自分の体を見ると裸になっていた。

 

「・・・何で裸なんだろう?」

 

ベルは昨日の夜の出来事を思い出していた。

 

「昨日の夜は師匠の手料理を食べて、その時出された珍しいお酒。竜の火酒を飲んだった。そしてアイズさんも火酒を飲んだらすぐに酔っ払って暴れたんだっけ?」

 

そうアイズはお酒に弱いのだ。そして酔うと誰でも戦うバトルジャーンキーになるのだ。

 

「で、すぐに眠って僕の部屋に運んだ。・・・ここまで覚えているんだけど・・・どうして裸なんだろう?」

 

そう思っていると

 

「う・・・うん・・・」

 

「?」

 

横を見るとそこにはアイズが眠っていた。そして裸であった。

 

「・・・まさか・・・」

 

ベルは掛け布団を巡った。そして見たのだ。敷布団シーツに血が付いていた。

 

「・・・そうだ。思い出した・・・」

 

そう昨日夜。アルコールがだいぶ抜けたアイズだったが、ベルはまだほろ酔い状態のアイズに喰われたのだ(意味深)。

 

「こ、これはまずい!!この事がオラリオにバレたら殺される!!男共に殺される!!」

 

そう頭を抱えていると

 

「・・・ん?もう朝?」

 

アイズが飽きたのだ。

 

「お、おはようございます。アイズさん・・・」

 

「うん。おはようベル♪」

 

アイズはそう言ってベルの頬にキスをした。

 

「ア、アイズさん!?」

 

「嫌い、だった?」

 

「そ、そうでは無くて・・・」

 

「おーーい、ベル入るぞ」

 

リュウがベルの部屋に入って来たのだ。

 

「ベル今日h・・・・・」

 

「し、師匠?」

 

「すまんかったすぐ出る」

 

リュウはすぐに部屋を出た。

 

「ちょ、ちょっと師匠!!?」

 

「大丈夫!!大丈夫!!大丈夫!!俺は何も見てない。アイズ」

 

「何?」

 

「ベルはまだまだ未熟だが、よろしく頼む」

 

「分かった!!」

 

「ちょっと待って!!話させて師匠!!」

 

この後、ベルはアイズを連れて色々場所に行き、火の指輪と水の指輪を買った。火の指輪はベルが装着し、水の指輪はアイズが装着した。アイズは上機嫌になっていた。因みにその日の夕飯はお赤飯だった。

 

 

 

 

 

 

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