ダンジョンに勇者がいるのは間違っているだろうか 作:サンバガラス
次の日の夕方
「ベル君。お疲れ様」
「お疲れ様です。エイナさん」
ベルはギルドに来て換金していた。
「そういえば、ベル君。リュウさんは?」
「師匠は朝から1人でダンジョンに行きました」
そうリュウは1人でダンジョンに行ったのだ。曰く、“1人でやってみたい時もあるからな。多分数日は戻らない”らしい。ギルドから出ようとするとエイナに声を掛けられた。
「ベル君明日、予定空いているかな?」
「?空いていますけど・・・」
「明日買い物行かない?」
「へぇ?」
〜次の日〜
ベルは広場の中心で待っていた。
(こ、これは大丈夫だよね?デートとかじゃ無いし、唯の買い物だからね!!)
そう思っていると
「おーいベル君!!」
「あ、エイナさん!!」
エイナがやって来た。
「おはようございますエイナさん。可愛い服装ですね」
「ふふふ、ありがとう。さぁ行こっか!!」
「ちょっと、エイナさん!?」
ベルはエイナに手を引かれて行った。
〜移動中〜
エイナに連れられてベルはバベルの中にあるヘファイストス・ファミリアのお店にやって来た。
「うわーー高い・・・」
「見て回るだけだからね」
ひと通り見た後次は上の階に上がった。
「あれ、安くなっている」
「ここにあるのは、新米の鍛治師達の作品だからね。安いんだよ」
「成程」
ベルは色々見ていたがこれと言った物が無かった。
「中々良いのが見つからないなぁ・・・・ん?」
ベルは防具の入った箱を見つけた。
「これは・・・良い。製作者はヴェルフ・クロッゾ?聞いた事無いな。名前はあれだけど・・・でも良い防具だ。値段は9,990か、これにしよう」
ベルはピョン吉を買った。そしてその帰り道の事だった。
「良い物が買えて良かった、うわっ!?」
ベルは1人の小人族の女の子とぶつかってしまった。
「大丈夫ですか?」
ベルがそう言うと後ろから剣を抜いてこちらに走ってくる男がやって来た。
「もう逃さねえからな!!このくそ小人族がぁ!!」
「正拳突き」
「ギャァァァァ!!!!」
ベルは男の腹に正拳突きを当てて気絶した。そしていつの間に小人族の女の子は姿が無くなった。
〜次の日〜
「さぁて今日も楽しいダンジョン攻略!!」
そうは言った物も、周りの人達を見ると巨大なバックを持った人が一緒にダンジョンに行っている。
「サポーターってあんな感じなんだ」
そう思っていると後ろから声を掛けられた。
「お兄さん、お兄さん、白髪のお兄さん!!」
「ん?」
「初めましてお兄さん。突然ですが、サポーターを雇いませんか?」
「君は確か・・・昨日の小人族の女の子だよね?」
「小人族?リリは、獣人。犬人ですが?」
「あれ?・・・人違いだったのかな?」
ベルはリリの犬の耳を撫でた。
「お、お兄さん・・・!」
「ご、ごめん」
ベルはリリに謝った。そんなこんなでベルはサポーターのリリを雇った。このリリはかなりの腹黒でベルを利用しようとしたが、
「イオ」
『『『キリリィィィ!!!??』』』
「イオ」
『『『キリリィィィ!!!??』』』
「イオ」
『『『キリリィィィ!!!??』』』
「えぇぇ・・・・」
7階層に出る、新米殺しの異名を持つキラーアントの群れをイオでどんどん倒して行った。それも20回以上である。リリは軽く引いていた。
「お、お強いんですねベル様!!」
「まあ、でも師匠に比べたらまだまだだけどね。さぁ魔石拾って」
「分かりました!」
ベルとリリは地面に落ちた魔石を拾っていた。
「・・・あのさっきから気になっていたのですが、ベル様は何処に魔石を入れているのですか?」
「何処って、袋の中に決まってるじゃないか」
「いや、その袋に大量の魔石入れてましたよね?何で膨らんで無いのですか?」
「いや、袋といえばこれじゃないか」
「魔法道具か何かですか!?」
「何処にでもある袋だよ」
リリは考えるのを辞めた。
「そういえばベル様。その剣は使わないのですか?」
ベルは背中に付けている戦士の剣をリリに言われた。
「この辺りのモンスターは弱いからまだ使う機会では無いからね」
「そ、そうですか・・・」
リリはそう返した。その後帰りはウォーシャドウに出会い、ギラで倒していき、ドロップアイテムであるウォーシャドウの爪をゲットした。
「ラッキー♪ラッキー♪」
「よ、良かったですね・・・」
そしてギルドに行き換金した。
「2、25万ヴァリス!!!??」
「今回はそこそこ稼げたね。はいリリの分ね」
ベルはリリに12万5000ヴァリスを渡した。
「や、山分けなんて。ベル様は独り占めしようなんて思わないんですか!?」
「?。思わないよ。リリのお陰で助かったからね。これからも宜しく」
「は、はい」
ベルはホームに帰って行った。