ダンジョンに勇者がいるのは間違っているだろうか   作:サンバガラス

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第20話 勇者とキャンプ

リュウ達は18階層に向けて進んでいた。その道中、ヘルハウンドやアルミラージの群れが襲って来たが難なく撃破し、またもやアルミラージの軍団が出来てしまった。

 

「あ、ありがとうね。皆」

 

『『『キュウ!!!!』』』×100

 

ベルはアルミラージ達に慕われていた。

 

「逆に凄いです、ベル様!!」

 

「ある意味一つの才能なのかもな・・・」

 

「ベルよ。お前がナンバーワンだ!!」

 

リュウ達はそう言っていた。そして15階層に着いた。そこで2匹のミノタウロスと出会った。

 

「喰らえ、灼熱斬!!!」

 

『ヴッモッ!!!??』

 

「メラミ!!」

 

『ヴッモッ!!!??』

 

ミノタウロスは倒された。

 

「おお、ミノタウロスのツノが落ちてる!!」

 

「ラッキー!!」

 

「・・・ミノタウロスを瞬殺したぞ」

 

「・・・そうですね」

 

ヴェルフとリリは遠い目をしていた。そしてワームやコウモリの群れがやって来たが、火炎系攻撃で倒して行った。もちろんアルミラージの群れも来て、第3のピョン吉軍団が出来た。その調子で17階層まで降りた。

 

「真っ白な大きな壁ですね」

 

「まあな。さてあとちょっとで18階層だな」

 

ベルとリュウは行こうとしたが

 

「お二人なら大丈夫だと思いますが、この17階層には階層の孤王が出て来ます」

 

リリにそう言われた。

 

「それってあれだろ、たまに出て来る巨大なモンスターだろ」

 

「まあ、そうだが何でリュウが知っているんだ?」

 

ヴェルフはリュウに質問した。

 

「アイズと一緒に倒した事があるからな・・・」

 

「「・・・そうですか」」

 

リリとヴェルフは慣れはじめようとしていた。

 

「強かったですか?」

 

「中ボスぐらいのレベルかな。瞬殺したし」

 

そんな会話をしていると。壁にヒビが入り始めた。

 

「も、もしかしてこれって!?」

 

「もしかしなくともだ!?」

 

壁から巨人の顔が出て来た。

 

「なんか進○の巨○みたいだな」

 

そして巨人が壁から出て来た。

 

『ウオオオオオオ!!!』

 

「ゴライアス!!」

 

「巨人じゃね?」

 

「巨大なギガンテスと同じぐらいですね」

 

「2人とも言っている場合か!?」

 

ベルとリュウが感想を言っているとヴェルフにツッコまれた。

 

『ウオオオオオオ!!』

 

「メラゾーマ!!」

 

『ウオオオオオッ!!??』

 

ベルはゴライアスの頭にメラゾーマを放った。ゴライアスの頭は消え、倒れた。

 

「「・・・」」

 

「・・・呆気なかったですね」

 

「そうだな」

 

リリとヴェルフが唖然としている中、リュウとベルはゴライアスの魔石を適当な大きさに砕き、袋に入れた。そして4人は18階層に着いた。

 

「此処が18階層何ですね!!」

 

「綺麗だろ。町もあるが物価が高いな。今日はリリとヴェルフはもう疲れていると思うからキャンプするぞ」

 

「・・・疲れましたね主に体と精神が」

 

「・・・その通りだな」

 

リリとヴェルフが遠い目をしている内にベルとリュウは慣れた手つきで袋からテント機材を出してテントを建てていた。ベルは水を汲みに川へ行き、リュウは火を焚き、チャーハンを作っていた。

 

「・・・良い匂いですね」

 

「そうだな・・・考えるのはもう辞めるか」

 

「そうですね」

 

リリとヴェルフは吹っ切れていた。そして4人はチャーハンを食べて、寝た。

 

〜次の日〜

 

リリとヴェルフはゆっくりと目を覚ました。

 

「・・・そうだった俺達は18階層でキャンプしてたな」

 

「・・・完全に忘れていました」

 

リリとヴェルフがテントから出るとベルとリュウが料理を作っていた。

 

「おはよう、2人とも」

 

「おはようさん」

 

「おはよう」

 

「おはようございます。ベル様、リュウ様」

 

ヴェルフとリリはリュウ達に挨拶した。

 

「もうちょっとしたら目玉焼きが出来るから待っといてくれ」

 

「「はーい」」

 

4人はゆっくりと朝食を食べていた。一方その頃地上ではヘスティアがギルドに来ていた。

 

「ベル君達、こっちに来てなかったかい?」

 

「来てませんけど。・・・もしかしてベル君達が帰還していないんですか!?」

 

「そうなんだ。まあ、多分大丈夫だとは思うけど。一様確認の為に此処に来たんだ」

 

ヘスティアとエイナが話していると。

 

「ヘスティア!!」

 

「ん?タケ?」

 

ヘスティアが後ろ向くとそこにはヘスティアの神友であるタケミカヅチが自分の眷属達を連れて来ていた。

 

「どうしたんだい一体?」

 

「お前達の眷属が帰って来ないのは私達のせいだ!!」

 

「え?」

 

シリアスな展開が起きていた。再び18階層ではリュウ達はリヴェラの町を観光していた。

 

「師匠の言ってた通り物価が高いですね」

 

「この小さな研ぎ石が1万3000ヴァリス!?ありえねぇ!?」

 

「このボロいバックが2万!?法外もいいところです!?」

 

「嫌なら買わなくていいんだぜ」

 

と店主が言っていた。その後この前の豊穣の女店主で絡んで来た男の冒険者達がリュウ達に喧嘩を売ってきて、軽く捻り潰し、観光を楽しんでいた。

 

「お昼ぐらいになったからそろそろ帰るか」

 

「そうですね」

 

リュウ達は地上に向けて18階層から出たが、地上でシリアスな事になっているとは思ってもいなかった。17階層から13階層ではピョン吉軍団によりモンスターに遭遇する事はあまり無かった。後にピョン吉軍団の事でとある珍事件になる事を4人はまだ知らなかった。そしてダンジョンから戻って来た。

 

「早く戻って来れたね」

 

「ピョン吉軍団のお陰で中層が楽だったしな」

 

「今日は祝いだ。ヴェルフ俺達のホームに来てくれ」

 

「良いぜ」

 

「そうですね。換金は明日にしましょう」

 

4人はホームに向かっていた。そして4人はタケミカヅチ・ファミリアに謝罪を受ける事になった。

 

 

 

 

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