ダンジョンに勇者がいるのは間違っているだろうか 作:サンバガラス
〜それから数日後〜
「じゃあ神様、ソーマ様、リリ、行ってきます!!」
「じゃあ行ってくるぜ皆!!」
「いってらっしゃいベル君、リュウ君!!」
「頑張ってください、ベル様、リュウ様!!」
「怪我はするんじゃ無いぞ2人とも」
ベル、リュウはロキ・ファミリアのサポーターとして遠征に行く事となっている。故に2人はフードを被り、巨大なバックを背負っている。
「これならどっからどう見ても怪しくないサポーターだな」
「見られても、“なんだアイツら?”って感じですからね」
「「「・・・」」」
3人は色々とツッコミたかったが、黙っていた。そんなこんなでロキ・ファミリアの遠征部隊に集まった。
「おはようフィンさん」
「おはようございますディムナさん。今回の遠征よろしくお願いします」
「おはよう2人とも。後で皆んなに自己紹介してもらうから。頼りにしてるよ」
2人はフィンに挨拶をした。その時に団員の全員が2人を見ていた。
「・・・凄い見られているな」
「・・・なんででしょうか?」
「それはお前達が変な格好だからだろうが」
リヴェリアにツッコまれた。
「あっ、リヴェリアさん。おはよう」
「おはようございます」
「おはよう。・・・後フードは脱げ」
2人は渋々フードを脱いだ。そして
「あーー!!リュウさん!!」
「あ、ベル!!」
アイズとティオナに声を掛けられた。
「おはようさんティオナちゃん」
「おはようございます。アイズさん」
「ねぇねぇ!!もしかしてリュウさんとそのベルだっけ?」
「そうです。僕がベル・クラネルです」
「君がベルなんだ!!私はティオナ・ヒリュテ!!!ティオナ呼んでね!!」
ティオナがベルに挨拶と自己紹介した。そしてアイズが2人に質問した。
「もしかして2人も遠征に?」
「まあな。今回はサポーター(仮)として同行する」
「足は引っ張らないよう頑張ります!!」
「うん。頑張ろう」
そう話していると団員達が嫉妬の目で2人を見ていた。すると
「お?見ない顔だな?」
「「?」」
「自己紹介がまだだったな、手前は椿・コルブランド。【ヘファイストス・ファミリア】の団長にして鍛治師だ」
「【ヘファイストス・ファミリア】?ああ、ヴェルフの団長さんなのか?」
「そうだが?ヴェルフを知っているのか?」
「知ってるも何も、パーティを組んでいます」
ベルはそう言った。
「成程それでか。所でお前さん達の剣を見せてくれないか?」
「良いけど?」
2人は真・勇者の剣と龍神王の剣を見せた。すると椿は興奮した。
「見事な物だ!!形も色も美しい!!何より私でさえわからない鉱物を使っている!!!」
「「おお」」
その後暴走した椿はアイズとティオナによって治まった。そしてフィンが団員に言った。
「これよりダンジョン深層への遠征へ向かう!!今回も上層の混雑を避ける為、二手に分かれて行動する!!一班は僕、二班はガレスが指揮を取る。今回はヘファイストス・ファミリアの鍛治師も同行する。そして2人のサポーターも同行する事になった。2人とも自己紹介よろしく」
フィンにそう言われて2人は前に立って自己紹介した。
「どうも【ヘスティア・ファミリア】の【ロトの勇者】リュウ・ホリイです」
「同じく【ヘスティア・ファミリア】の【リトル・ルーキー】ベル・クラネルです」
「「今回はサポーターとしてよろしくお願いします!!」」
自己紹介した2人に団員達はざわざわしたがフィンに直ぐに止められた。
「静かに!!リュウは二班、ベルは一班に着くように!!合流は18階層だ。そこから一気に50階層に移動する!!僕らの目標は他でも無い未階層領域59階層だ!!」
『『『おおおお!!!』』』
そして遠征が始まった。道中と言うか、中層の13階層〜17階層でとある珍事件が起きたが、ここではそれを端折りしておく。そしてガレス率いる二番にはリュウがいて
「今度美味しいお酒あげようか?ガレスのおっさん」
「是非もらうわい!!それにしても面白い男だなリュウは」
「そうか?俺もガレスのおっさんとは割と話が合うからな」
「ハハハハッ!!よく言うわ!!気に入った!!今度わしのお気に入りの酒をやろう!!」
ガレスに気に入られていた。
「凄いすねリュウさん。ガレスさんに気に入られるなんて」
「しかも初対面ですからねあの2人」
ラウルとレフィーヤがそう話していた。そんなこんなで18階層に着き、そしてロキ・ファミリアは2日掛けて50階層まで来たのだった。