ダンジョンに勇者がいるのは間違っているだろうか   作:サンバガラス

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第24話 勇者と精霊

リュウ達は59階層に入った。

 

「・・・なあフィンさん。ゼウスファミリアが残した記録によると此処は氷のエリアになってたんだよなぁ・・・」

 

「・・・そうだねリュウ」

 

「氷のエリアじゃなくてこれ森だよな。ていうか熱帯雨林ぽいなこの感じは・・・」

 

そう59階層は熱帯雨林ぽい所になっていた。

 

「パキパキって音が鳴ってますね」

 

「・・・・前進!!」

 

リュウ達は道なりに進んだ。そして進むと巨大なモンスターが芋虫のモンスターを食べていた。

 

「「うわ!!気持ち悪ッ!!!」」

 

「寄生しているのは『死体の王花』か」

 

リュウとベルは思わず言ってしまった。

 

「・・・フィンさん。あれもしかして強化種?」

 

「そうだね。やばいねこれは!!」

 

するとモンスターは叫んだ。リュウ達は耳を塞いだ。それと同時に空間が紫色になった。

 

『アアアアアアアアアア!!!!』

 

「五月蝿い!!空間が紫色になった!?」

 

そしてモンスターは脱皮した。するとアイズが驚いていた。

 

「嘘・・・・せ、精霊・・・!?」

 

「あれが精霊だと言うの!?」

 

「闇の精霊じゃねえ?」

 

ティオナが驚き、リュウがそう言った。

 

『アリア!!アリア、アイタカッタ!!アイタカッタ!!』

 

「しかも喋っているし」

 

『貴方モ一緒ニナリマショウ!!貴方ヲ食ベサセ「メラガイアー!!」ギャァァァァァァァァ!!!!??」

 

『『『えっ!?』』』

 

モンスターの上半身が炎に包まれ、上半身が焦げたモンスターがそこにいた。そしてだんだん傷が治っていた。撃ったのベルだった。フィン達(リュウとアイズを除く)が驚いていた。

 

「口を開けばアイズさんを食べるとか下衆な事しか言えないとは」

 

『オ前ェェェ!!!オ前ェェェ!!!!』

 

「口を開くな、叩きのめすぞ、穢れた精霊!!」

 

『『『!?』』』

 

フィン達はベルが急に口が悪くなってもはや別人のようになっている事に驚いていた。一方のアイズとリュウはと言うと。

 

「ベル、カッコいい!!」

 

「あーあ、ベルがキレた」

 

アイズは頬を赤くして、リュウはキレたベルの感想言っていた。

 

「ほい、フィンさん指示くれ」

 

「・・・!!そ、総員戦闘準備!!」

 

戦いが始まった。だが、モンスターの周りには芋虫のモンスター、食人花がおり、行手を遮っていた。

 

「イオナズン!!」

 

「もう一丁メラガイアー!!」

 

リュウが食人花らを爆発して倒し、ベルは再びモンスターにメラガイアーを放ったが、花ビラがモンスターを包んでガードしていた。

 

「チッ!!流石に対策はされるか」

 

「ベルの攻撃に相当警戒しているようだな」

 

その時だった。モンスターは突然ニヤリと笑った。

 

『地ヨ来タレ!!』

 

「モンスターが詠唱だと!?」

 

リヴェリアが驚いていた。

 

『来タレ、来タレ、来タレ、大地ノ殻ヨ!!黒鉄ノ光ヨ!!星ノ鉄槌ヨ!!怪脈ノ経絡ヲ持ッテ反転セヨ!!』

 

「しかも超長文詠唱だと!?」

 

「リヴェリア結界を張れ!!」

 

『空ヲ焼キ!!他ヲ砕キ!!橋ヲカケ、一ツトナル!!降リ注グ天空ノ王ニ!!破壊ノ厄災!!代行者ノ名ニオイテ命ジル!!与エラレシ我ガ名ハノーム!!大地ノ化身!!大地ノ女王!!』

 

「総員リヴェリアの結界まで下がれ!!」

 

全員はリヴェリアの近くまで来た。

 

『メテオスウォーム!!!!』

 

「【ヴィア・シルヘイム】!!!!」

 

モンスターとリヴェリアの魔法は同時に発動した。モンスターの魔法のメテオがリヴェリアの結界を攻撃していた。

 

「くっうう!?」

 

「大丈夫かリヴェリアさん!!」

 

リュウがリヴェリアを支えていた。攻撃が終わり、周りはクレーターだらけになっていた。

 

「これはひでぇな」

 

リュウが感想を言った。

 

「調子に乗りやがって、今度は」

 

「まだ来るぞ!!」

 

『『『!!』』』

 

リュウの言葉に全員が構えた。

 

『火来タレ!!』

 

「連続詠唱!?」

 

ティオネが驚いた。

 

『猛ヨ猛ヨ猛ヨ炎ノ渦ヨ!!紅蓮ノ壁ヨ!!業火ノ咆哮ヨ!!突風ノ力ヲ借リ世界ヲ閉ザセ燃エル!!空燃エル!!大地燃エル!!海燃エル!!泉燃エル!!山燃エル!!』

 

「早っ!!!ってマジい!?アイスフォース!!スクルト!!スクルト!!リベホイム!!マホバリア!!マホバリア!!仁王立ち!!」

 

「リュウ!?お前何を!!」

 

リュウは全員にアイス・水の力を宿し、防御力を上げ、リヴェリアの前に仁王立ちをした。

 

『命ヲ全テヲ焦土ト変エ!!怒リヲ嘆キノ号砲ヲ!!我感想愛セシ英雄ノ命ノ代償ヲ代行者ノ名ニオイテ命ジル!!与エラレシ我ガ名ハサラマンダー!!炎ノ化身!!炎ノ女王!!ファイアーストーム!!』

 

巨大な炎がリヴェリアの結界を包んだ。そしてその炎はリヴェリアの結界を破った。だが炎は1人だけに集中した当たっていた。

 

「アッチィィィィィイ!!!!!」

 

「「「「「リュウ!!」」」」」

 

「「「リュウさん!!」」」

 

「ホリイ!!」

 

「「師匠!!!」」

 

全員がリュウに叫んだ。

 

「こ、こんな炎なんぼのもんじゃいいいいい!!!!」

 

リュウは炎を1人で受け止め、倒れた。

 

 

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