ダンジョンに勇者がいるのは間違っているだろうか 作:サンバガラス
「・・・ゴッヘッ!?」
リュウは倒れた。
「リュウ!!しっかりしろリュウ!!死ぬな!!誰か万能薬を!!」
「リュウさん!!死なないで!!」
リヴェリアとティオナがリュウに駆け付けた。
「・・・いやいや死んで無いから」
リュウは掠れた声で言った。
「ベホマ・・・あーー死ぬかと思った。流石に11人分の攻撃を肩代わりはキツかったな」
「師匠無事ですか?」
「無事無事。ここまで死ぬと思ったのはダークドレアムの会心の一撃を三回連続で喰らった時以来だ」
「あれは死ぬかと思いましたからね」
ベルとリュウが話していた。
「ベル、アイズ、お前ら合体技出来てんのか?」
「・・・一様形にはなっています」
「・・・後はやるだけ」
「成程な・・・よし師匠からの試練だ。あのモンスターを合体技でトドメをさせ!!」
「「!!」」
「俺は後方支援をする」
ベルとアイズは驚いていた。そしてベルとアイズは覚悟を決めモンスターと芋虫のモンスターに走っていた。
「兎野郎とアイズだけにやらせてたまるかぁぁ!!!」
「リュウに守ってもらったんじゃ!!今度こっちからじゃぁ!!!」
「上等!!リュウに借りを返す!!」
「リュウさんの仇を討つ!!」
「ベル・クラネルに手柄はわたしません!!」
ベート、ガレス、ティオネ、ティオナ、レフィーヤもモンスター達に向かって走っていた。そしてリュウはフィンに近付いた。
「フィンさんや後ろは俺に任せてくれ」
「・・・ああ任せた・・・それとリュウ」
フィンがリュウに向かって言った。
「・・・何故君に勇者の二つ名が付いたのか分かった気がするよ」
「そうか?勇者とは仲間の為、世界の為、どんなに自分の身が傷付こうと守る為に戦う者事だろ?」
「!!ふ、フハハハハハハハ!!!」
フィンは高らかに笑った。
「そうだね。なら僕も勇者として力を出そう!!ラウル、椿は後方支援!!リヴェリアは詠唱!!リュウはリヴェリアを守れ!!」
「「了解!!」」
「【魔槍よ、血を捧げし、我が額を穿て、ヘル・フィナガス】!!ウオオオオオオ!!!」
フィンが魔法を唱えると目が赤くなり、芋虫のモンスターに突っ込んで行った。
「バーサーカーになったな。それとリヴェリアさん手貸して」
「何故だ?」
「いいからいいから」
リュウはリヴェリアの手を握った。
「な、何をするリュウ!?」
「魔力覚醒!!暴走魔法陣!!」
リュウは特技を使った。
「な、何だ!!魔力が高まってくるだと!?リュウ何したんだ!!」
「俺の特技で俺とリヴェリアさんの魔法攻撃が上がった。それと魔法が暴走する様にした。取り敢えず」
リュウはモンスターの方を向いた。モンスターは再び詠唱に入っていた。
『火ヨ来タレ!!』
「また魔法が来る!!」
「クソがぁ!!」
ベート達は芋虫のモンスターに邪魔をされていた。そんな時、リュウが魔法を唱えた。それも魔法が暴走してだ。
「マホトーン!!皆そのまま突っ込め!!奴は魔法か撃てなくなった!!」
『ファイアーストーム!!』
しーーーーーーん。
『!?ファイアーストーム!!』
しーーーーーーん。
モンスターは魔法が撃つ事が出来なくなっていた事に驚いていた。それがモンスターに大きな隙を与えた。
「リヴェリアさん!!今だ!!」
【至れ、紅蓮の炎、無慈悲の猛火。汝は業火の化身なり。ことごとくを一掃し、大いなる戦乱に幕引きを。焼きつくせ、スルトの剣!!我が名はアールヴ!!レア・ラーヴァテイン!!!】
リヴェリアが放った炎は通常の約10倍の威力と大きさであった。モンスターは花びらでガードしていたがそれごと燃え、真っ黒焦げになった。
『ギャァァァァァァァ!!!!???』
「(道は作ったぞ)くっ!」
「大丈夫か?」
リヴェリアは倒れそうになったがリュウに支えられた。そして大きな隙が出来たモンスターにアイズとベルが止めを刺そうとしていた。
「テンペスト!!テンペスト!!テンペスト!!」
アイズは大量の風を纏った。魔力はかなり減るがテンペストを一度に3回かけられてるようなった。
「これが新しい技、ライジング!!」
全身に雷を纏うベルが作り出した新しい技その名もライジング。
「ライジング!!ライジング!!」
ベルも3回かけた。
「ベル!!」
「アイズさん!!」
『ア、アリア!!アリア!!!アリア!!!』
中途半端に再生したモンスターが攻撃したが、その前にベルとアイズが息を合わせてモンスターに攻撃した。
『消エタギャァァァァァァァァ!!??』
モンスターは緑の光と白の光に凄まじい速さで攻撃されていた。そして最後にXの形に斬り止めをさしたこれこそ2人が生み出した合体必殺技その名も
「「風神雷神斬!!!!」」
『ギャァァァァァァァ!!!!』
そして止めをさされたモンスターは爆発した。そして土煙が立ち昇った。
『『『『アイズ!!!ベル!!!』』』』
全員が心配したが、土煙から服がボロボロになったベルとアイズが出て来た。
『『『おお!!無事だ!!!』』』
だが2人は少し疲れた顔をしていた。
「まさか・・・」
「爆発するとは・・・」
アイズとベルが少し疲れた顔をしながら言った。
「「死ぬかと思った・・・」」
『『『『・・・・アハハハハハ!!!!』』』』
辺りに笑いがこだました。そしてその後リュウが全員にベホマラーを唱え、50階層に登った。余談がリヴェリアはリュウにおんぶされていた。リヴェリアは恥ずかしながらも、女の子扱いされて喜んでいたそうな。