ダンジョンに勇者がいるのは間違っているだろうか   作:サンバガラス

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第30話 勇者とベル怒る

 

「「「ハァ!!?」」」

 

ヘスティア達はアポロンに【戦争遊戯】を申し込まれ、そしてアポロンが勝ったらベルとリュウを貰うと言い出し、困惑していた。アポロンは最悪に気持ち悪い顔してヘスティアに言った。

 

「ダメじゃないかヘスティア。こんな可愛い眷属とカッコいい眷属を独り占めするなんて!!」

 

「「うわぁぁ・・・」」

 

リュウとベルはこの上なく引いていた。

 

「・・・ロキ離して!!」

 

「離すわけ無いやろ!!アポロンを殴る気満々やん!?」

 

「落ち着けアイズ。それとロキ私も離して貰おうか」

 

「リヴェリアも殴る気満々やん!?信用出来んわ!!」

 

ロキが怒りに満ちているアイズとリヴェリアを抑えていた。

 

「最初からこれが狙いか変態め!!」

 

「ひどい言い草じゃ無いかヘスティア。天界では愛をささき会った仲じゃないか」

 

「こんな奴に告白されていたのか!?ヘスティア」

 

「神様が可哀想」

 

2人はそう言った。

 

「嘘を言うな嘘を!!僕は速攻でお断りしただろうが!!帰るよ2人とも!!【戦争遊戯】なんて受ける義理なんか無いね!、」

 

「当たり前だ!!」

 

「こんな所に居たくありませんよ」

 

ベル達は帰ろうとした。

 

「後悔するぞヘスティア」

 

そう言ったアポロンを無視して帰って行った。

 

 

〜次の日〜

 

 

 

「ハァァァァ・・・」

 

「面倒ごとに巻き込まれましたね」

 

「まさか昨日の宴で【戦争遊戯】を申し込まれるとは、やられましたねベル様」

 

「・・・一昨日の喧嘩も全ては【戦争遊戯】を申し込む為の作戦だったのでは?」

 

リュウがため息を吐き、ベル、リリ、ソーマが話していた。

 

「ヘスティア、【戦争遊戯】ってファミリア同士の決闘だったよな」

 

「ああ、ルールを取り決めた上で行われる総力戦さ。勝った方は負けた方の全てを奪う。眷属からお金、何から何まで全部奪う!!アポロンめ!!ウチに居るのがベル君とリュウ君だけだからって!!」

 

その時だった。リュウとベルが険しい顔になったのは。

 

「ど、どうしたんだい2人とも」

 

「・・・師匠」

 

「・・・分かっている。ヘスティアすぐ逃げるぞ」

 

「い、いきなり何を言い出すんですかリュウ様!?」

 

「囲まれた」

 

「「「!?」」」

 

ヘスティア達は驚いていた。

 

「不味いですね」

 

「急いで出るぞ!!」

 

ベルはヘスティアをお姫様抱っこして、リュウはソーマとリリを担いで地下室から出て、教会の扉を蹴っ飛ばした。

 

『『『!?』』』

 

「やっぱりな!!」

 

出た先では、アポロン・ファミリアの眷属達が攻撃する準備をしていた。そしてリュウ達は、逃げた。逃げたと同時にホームは火炎魔法で壊された。そして燃えた。

 

「マジか!?」

 

「アポロンめ!!いきなり強行手段で来るとはね!!」

 

「ヘスティア様これって」

 

「ああ、アポロン・ファミリアの襲撃さ!!」

 

「わ、わ、私のお酒が!!!!」

 

「「「「おい!!」」」」

 

どうやらソーマの作っていた酒が火炎魔法によって引火した様だった。

 

「逃げるぞ!!」

 

「分かってます。師匠!!」

 

2人は逃げた。そしてその後を追うアポロン・ファミリアの眷属達。

 

「クソ!!戦っても良いんだが、後でいちゃもん付けられたく無い!!」

 

「アポロン様の性格だったらあの手この手を使ってやって来そうですね」

 

2人は声を揃えて言った。

 

「「アポロンの奴、絶対に許さねぇ!!」」

 

そして2人に矢が飛んできた。2人はそれを避けながら逃げていた。そして屋根ではカサンドラとダフネが話していた。

 

「アポロン様は気に入った奴は地の果てまでも追いかけてくる。都市から都市、国から国、観念するまでずっと何処までもね」

 

「ダフネちゃん。これ以上刺激するのは辞めない?」

 

「何言ってんのよカサンドラ。またいつもの予知夢?」

 

「うん。太陽とその眷属達は勇者とその弟子の逆鱗に触れ、大きな怒りを買い、太陽は滅びる。きっとこのまま行くと取り返しのつかない事に」

 

「はいはい。馬鹿な事言ってないでウチらも追いかけるよ」

 

「もうどうして信じてくれないの!?」

 

そして2人は未だ逃げていた。

 

「取り敢えずこのままギルドに向かうんだ!!あそこなら敵も手を出せない!!」

 

「却下!!」

 

「な、何言っているんですかリュウ様!!」

 

「お酒・・・お酒・・・お酒」

 

「さっきからソーマ様うるさいです!!」

 

リリがソーマに厳しく言った。

 

「ギルドではなくアポロンのホームに向かう」

 

「何だって!?」

 

「ここまでされて怒らない奴なんていませんよ神様!!と言う事で案内お願いします!!」

 

「・・・・あああもう!!分かったよ!!」

 

2人はヘスティアの案内でアポロンのホームに向かって走った。すると目の前にアポロン・ファミリアの団長が現れた。

 

「ここまで逃げるとは上出来だ!!ベル・クラネル!!リュウ・ホリイ!!喜べ。私自らが相手をしてやる。一昨日の酒場の様にいくと思うなよ!!」

 

そして襲って来たが、2人は軽々と避けて行った。

 

「逃げる事しか出来ないお前達がアポロン様の寵愛を受ける事が憎くてしょうがない」

 

「「「「「迷惑だ!!」」」」」

 

5人はそう言った。

 

「だがこれも主人の為、はえある我がファミリアの一員にしてやる」

 

「「ありがた迷惑じゃねえか!!」」

 

ベルとリュウは大きな声で言ったが、

 

「醜い顔だ、品もない。何故アポロン様はこの様な輩どもに執着されるのか?」

 

「「知らん」」

 

聞く耳も持っていなかった。

 

「私は身も心も彼の方に捧げている。私こそが彼の方の全てを受け止められる存在なのだァァ!!!」

 

「「「「「うわぁぁ・・・」」」」」

 

5人は引いていた。取り敢えずメダパニを掛けて逃げる事に成功した。

 

「クソ!!家は壊されるし!!他のファミリアに追われるわ!!ホモに遭遇するわ!!今日は厄日だわ!!」

 

「本当にそうですよねぇ!!!」

 

2人はだいぶイライラしていた。そんなこんなで5人はアポロン・ファミリアのホームの門の前に着いた。

 

「やっと着いた」

 

「さぁ行きましょう」

 

「ああ、アポロン居るんだろ!!すぐに門を開けろ!!」

 

すると門が開き、5人は中に入って行った。道の横にはアポロン・ファミリアの眷属達が並んでいた。

 

「たいそうなこって」

 

するとアポロンが現れた。

 

「いやぁヘスティア。こんな所まで乗り込んで来て、どうしたのと言うのかな?」

 

「ヘスティアこれ使え」

 

リュウはそう言って白手袋を渡した。そしてそれをアポロンの顔面に投げた。

 

「上等だ!!受けてたってやろうじゃないか!!【戦争遊戯】を!!」

 

そしてアポロンはキモい顔で言った。

 

「ここに神双方の合意はなった!!諸君【戦争遊戯】だ!!」

 

すると色んな所から神々が現れた。そして盛り上がっていた。

 

「さてやる事があるな」

 

「そうですね師匠。リリ早速だけどヴェルフと命を連れて来てくれないかな?」

 

「わ、分かりました!!」

 

そう言ってリリは走った。

 

「「さぁて、やるかぁ!!」」

 

リュウとベルは気合を入れた。

 

 

 

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