ダンジョンに勇者がいるのは間違っているだろうか 作:サンバガラス
「よっしゃぁぁぁ!!やっとダンジョンに潜れるぞ!!」
「ついに、ついになんですね師匠!!」
「よし、行くぞ!!」
「はい、師匠!!」
2人はダンジョンに入った。ちなみに一層である。
「結構狭いな。地図のダンジョンみたいだな」
「そうですね」
そんな会話をしながら進んでいると、2人の近くの壁にヒビが入り始め大量のゴブリンが壁から出て来た。
「「こうやって生まれるのか・・・」」
「「「「グギャギャ!!!」」」」
「ギラ」
「「「「グギャァァァァ!!!??」」」」
「イオ」
「「「「「グギャァァァァ!!!??」」」」
「魔法の威力も上がってますね」
「確かに。イオの威力が強くて壁が崩れているな」
大量のゴブリンは2人の魔法により倒され、魔石とドロップアイテムが落ちていた。2人はそれを拾っていた。
「拾うのが面倒くさいな。ん?何だこれ?」
「それはゴブリンの牙ですね」
「これがエイナが言ってたモンスターのドロップって奴か?」
「エイナさんがモンスターのドロップは珍しいとか言ってましたしね」
「その珍しいドロップ品のゴブリンの牙が10個落ちてたぞ」
「神様に恩恵を受けてからドロップ率が上がりましたからね」
その後、一層のダンジョンを隈なく探索した。その道中コボルトやゴブリンが襲って来たが、返り討ちにし魔石、ゴブリンの牙やコボルトの爪を大量に入手した。2人はは二層に降りた。
「次はどんなモンスターに会えるだろうか?」
そう言っていると。2体のリザードがリュウ達に向かって来た。リザードはリュウ達に噛みつこうとしたが、軽々と避け
「「ドラゴン斬り」」
「「ガッァア!!?」」
返り討ちにした。
「弱いな」
「もうちょっと下に降りてみますか?」
「そうだな、三層まで行ってみるか」
それから2人に襲いかかって来るモンスターを軽々と倒して行く。三層にも降りたが、二層とあまり変わら無かった。
「この調子だと四層とあまり変わらないな、五層まで降りてみるか」
「何故、五層まで何ですか?」
「いや、面白い事が起きる気がして」
「はぁ、そうですか・・・」
そして2人は五層まで着いた。
「此処もあまり変わらないな・・・」
「外れましたね師匠」
「おかしいな面白い事が起こるとおもったんだがなぁ?」
そう言っていると遠くから足音が聞こえて来た。足音のする方を見るとそこにこちらに向かって来る牛型のモンスターミノタウロスであった。
「外れてなかったな。確かミノタウロスだな。ベル倒してこい」
「外れてなかったかぁ・・・・」
『ヴッモッ!!!!』
ベルはため息を吐きながら、殴りかかって来たミノタウロスの攻撃を避け、顔面に蹴りを入れた。
『ヴッモ!!?』
「これで終わり」
ベルは剣を抜いた。すると剣から炎が出て剣に纏った。
「火炎斬り!!」
『ヴッモッォォォォ!!!?』
ミノタウロスを縦に真っ二つに斬った。ベルはかっこよく決めたが、ミノタウロスの返り血を浴びた。それもべっちょり。
「うわぁ!!ふ、服が・・・お気に入りだったのに・・・」
「真っ赤じゃねえか!!トマトだ!!トマト!!」
「洗うの面倒くさいなこれ・・・ハァ・・・・」
そう言いながら、ミノタウロスの魔石と角を拾っていると声を掛けられた。
「・・・あの」
「「ん?」」
振り向くとそこに金髪て金色の目をした美少女がいた。リュウは綺麗な子だなと思ったがベルは違っていた。ベルはその美少女に見惚れた。そして何故か恥ずかしくなっていき。
「ほああああああああああああああっ!!!!」
何故か逃げてしまった。突然の事でリュウと美少女は思考を停止していたが、
「何してんのベルーーーーーー!!??」
リュウは思わずツッコんでいた。
「あ、あの」
「ごめんね、お嬢さん!!あいつ追いかけなきゃならないから!!」
そう言って、リュウはベルを追いかけた。それも凄まじい速さで。もちろんベルも凄まじ速さ逃げた。
「・・・速い」
美少女はただ見ていた。一方ベルはギルドに向かって走っていた。しかも返り血が付いたまま凄まじ速さで走っていたのでベルの通った道や、周りは血が付着していた。リュウもベルの後を追いかけながら言った。
「ごめんなさい!!!後で、ベルに謝りに行かせるので本当にごめんなさい!!!!!」
リュウはベルを見つけた。ベルはギルドに入りエイナに近づいた。
「エイナさぁぁぁぁぁぁぁんっっ!!!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
もちろんエイナもこれにはびっくりした。
「アイズ・ヴァレンシュタインさんの情報教えてくださぁぁぁぁぃぃぃ!!」
そうベルは言ったが
「その前にお前は色んな人たちに謝ってこいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
「グッベバァァァァァァァ!!!!??」
「キャァァァァァァ!!!」
リュウの怒りの拳骨を喰らった。拳骨を喰らったベルの頭は受付の机に当たり、その衝撃で机は粉々に壊れてしまった。そしてエイナが恐怖の叫びをあげ、まさに混沌であった。