ダンジョンに勇者がいるのは間違っているだろうか   作:サンバガラス

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第5話 勇者、説教される

 

「全く、初日から何やってるの君達は!!」

 

「「すみませんでした」」

 

リュウとベルはロビーの一室にいて正座をしていた。

 

「お前のせいで色んな人たちに迷惑が掛かったんだからな。後で謝りに行くぞ」

 

「本当にすみませんでした!!」

 

「ハァ・・・全くどうして君達は私の忠告を無視して、5階層まで行ったのか説明してくれるかな?」

 

エイナは怖い笑顔をしながらリュウ達に言った。そう本来、リュウ達はエイナに今日は一層だけにするように言われていたのだが、これを破ったのだ。

 

「モンスターが弱かったからです」

 

「何か面白そうな事が起こると思ったから行った」

 

「「冒険がしたかったから、冒険をしました/した」」

 

「2人とも説教ね」

 

2人はエイナに説教された。エイナの説教が終わった時には、2人はゲンナリしていた。

 

「2人とも言ったよね!!冒険者は冒険をしちゃいけないんだって!!もっと常識を持ってダンジョンに行ってください!!」

 

「それは違うねエイナ」

 

「違いますよエイナさん」

 

「な、何が違うって言うの!?」

 

リュウとベルは揃えって言った。

 

「「常識を持って冒険する?違う。非常識だから冒険するんだ!!」」

 

「カッコいい事言ってるけど、2人とも説教延長ね」

 

 

〜説教中〜

 

「分かったかな2人とも!!」

 

「「ハイ、ワカリマシタ。スミマセンデシタ、エイナサン」」

 

2人はエイナに徹底的に扱かれた。

 

「ならばよろしい。それでベル君。アイズ・ヴァレンシュタイン氏の情報だったけ?」

 

「はい」

 

「うーん・・・ギルドとしては冒険者の情報を漏らすのは御法度なんだけど・・・」

 

「そこを何とか!!!」

 

「まあ伝えられるとしたらこれぐらいだけど・・・。本名、アイズ・ヴァレンシュタイン。別名【剣姫】。【ロキ・ファミリア】の中核を担う女剣士。剣の腕前は間違えなく冒険者の中でもトップクラスでたった1人でLevel.5相当のモンスターの大群を殲滅した事もあり、冒険者達の間でついた、もう一つの渾名か【剣姫】をもじった『戦姫』。下心を持って近寄って来る異性は軒並み玉砕、あるいは粉砕。ついこの間でにはとうとう千人斬りを達成したとか」

 

「あの、ヴァレンシュタインさんが強いのは分かっているんですけど・・その趣味とか好きな食べ物とか、そういうのを聞きたいんですけど・・・」

 

「なぁに、ベル君もヴァレンシュタイン氏のことを好きになっちゃったの?」

 

「そうなんだよエイナ。なのにこいつと来たら、恥ずかしくなって逃げたんだぜ!!」

 

「や、やめてください師匠!!」

 

「そ、そうなんだ・・・」

 

エイナはちょっとひいていた。

 

「取り敢えず、今日は帰るわ。行くぞベル」

 

「は、はい・・・」

 

2人はギルドから出ようとしたがエイナに止められた。

 

「2人とも、換金はしていかないの?」

 

「「・・・換金?・・・ハッ!!そうだった。忘れてた」」

 

「何で忘れてるの!?」

 

エイナは2人にツッコんだ。

 

「いやー完全に忘れていたな・・・」

 

「向こうの世界の常識と同じと考えていました」

 

「まだ癖が抜けてないな・・・」

 

「そうですね・・・」

 

リュウとベルは小さな声で話していた。

 

「何2人で話してるの?ほら換金所まで行こう。私も着いて行くから」

 

「「はーい」」

 

2人は換金所まで行き、袋から魔石やドロップアイテムを箱に納めた。

 

ジャラジャラジャラ!!!

 

「・・・・」

 

箱が満タンになるぐらい集めていた。エイナは唖然としていた。

 

「「換金お願いします」」

 

「・・・・・・しょ、少々お待ち下さい・・・」

 

「どれぐらいの稼ぎになるんだろか?」

 

「楽しみですね師匠!!」

 

結果

 

「2、25万ヴァリスになります」

 

「25万ヴァリスか」

 

「結構稼ぎましたね」

 

「そうだな。帰りに武器屋寄ってみるか」

 

「・・・ちょっと待って2人とも・・・」

 

「ん?」

 

「どうしましたかエイナさん?」

 

「OHANASHIしょうか」

 

2人はエイナに常識を思させられた。その後ベルは色んな人たちに謝って、武器屋に寄ったが

 

「「高っか!!!??」」

 

武器や防具が予想以上に高くてびっくりしていた。

 

 

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