ダンジョンに勇者がいるのは間違っているだろうか   作:サンバガラス

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第8話 アイズの修行①

〜10日間後〜

 

ロキ・ファミリアのホームで主神であるロキがソワソワしていた。

 

「・・・ロキ少しは落ち着いたらどうだ?」

 

フィンがすかさず注意する。

 

「だって、今日はアイズたんが帰ってくる日やで!!落ち着いていられるわけないやろ!!」

 

「心配する気持ちは分かるが、焦ってもどうしようも無いぞ」

 

「心配しなさんなって」

 

リヴェリアとガレスも注意してたが、

 

「そう言ってるけど、フィン達だってソワソワしてるやんか!!」

 

「「「・・・」」」

 

そう言ってうちに足音が聞こえて来た。足音のする方を向くとそこにはアイズが歩いていた。見慣れない武器を腰に着けて。

 

「・・・ただいま」

 

アイズはそう言った。それに対してフィンは

 

「・・・色々と言いたい事はあるけど、お帰り。よく無事に戻って来たねアイズ」

 

「・・・うん、楽しかった。強くなった」

 

そう言った。アイズは少し笑みを浮かべて言った。

 

「・・・そうか。それは良かった。それじゃあ今から説教だね」

 

「・・・」

 

アイズは少し青ざめて逃げ出した。

 

ロキ、リヴェリア、ガレスに囲まれてしまった。

 

アイズはガレスに担がれてしまった。目の前が真っ暗になってしまった。

 

 

〜説教中〜

 

 

あれから1時間後、フィンとリヴェリアの説教が終わり、アイズは少しやつれた。

 

「説教はこれぐらいにして、アイズのやった修行の内容を聞きたいな」

 

「・・・分かった」

 

アイズはロキ達に話し始めた。

 

〜修行1日目〜

 

アイズはリュウ、ベルと共にリュウの世界であるロトゼタシアについた。

 

「ようこそアイズ。俺の世界ロトゼタシアヘ!!」

 

「ロトゼタシア?」

 

アイズは疑問に思った。自分が今まで聞いたことも無い地名だったからだ。そう思っているとベルが言った。

 

「アイズさん。ここは異世界なんです」

 

「異世界?」

 

リュウはアイズに説明をした。因みにこの世界はドラクエ11の世界にドラクエ9のダーマ神殿と宝の地図とドラクエ5の魔物を仲間にするシステムが入った世界なのである。

 

「分かったかなアイズ」

 

「・・・分かったような気がする?」

 

「何で疑問系なのかはさておいてまずはこの世界の魔物と戦ってもらう」

 

そう言って、リュウ達は草原を歩いた。そしてドラクエの看板であるスライムが現れた。

 

「これがこの世界のモンスター?」

 

「ここではモンスターの事を魔物と言う。ほら倒して来い」

 

「分かった」

 

アイズはスライムを斬って、倒した。そして1ゴールドを手に入れた。

 

「魔石じゃなくて、お金を落とすの?」

 

「そうですよ。僕も初めてここに来た時はそう思いましたから」

 

「・・・慣れない」

 

「大丈夫、大丈夫すぐに慣れるから」

 

そう言ってリュウはアイズとベルの手を掴んで呪文を唱えた。

 

「ルーラ!!」

 

そしてリュウ達は、神の民の里に着いた。

 

「何処は?」

 

「ここは神の民の里。ロトゼタシア創世の時代から世界を見守ってきた天空の住民達が住む場所だ。こっちだ」

 

アイズはベルとリュウの後に着いて行った。着いて行くと不思議な壁画描かれている広場に着き、そこには1人の長老がいた。

 

「久しぶりだな、イゴルタブ様」

 

「お久しぶりです。イゴルタブ様」

 

「おお、来たか、ロトの勇者リュウとその弟子ベルよ」

 

「変わってなくてなりよりだ」

 

「・・・ねえ、ベル。誰なの?」

 

「あの方はこの神の民の長老、イゴルタブ様です」

 

ベルはアイズに紹介した。

 

「リュウよ。そちらの女性は新たな弟子か?」

 

「そうだ」

 

「アイズ・ヴァレンシュタインです。よろしくお願いします」

 

「うむ。してリュウよ今日は何か用か?」

 

「ああ。アイズの眠れる力を呼び覚ましてくれ」

 

「そう言う事か。ヴァレンシュタインよ。此方に来なさい」

 

アイズはイゴルタブの前まで来た。

 

「異世界より、生まれでし子に大いなる祝福を与えん・・・」

 

イゴルタブの手に光が集まり、それがアイズを覆った。

 

「!!」

 

アイズは自分の中に力が漲るのを感じた。

 

「すごい!力が溢れてくる!」

 

「リュウよこの子も勇者の素質を持っておった」

 

「マジか!!」

 

こうしてアイズは力を呼び覚ますことが出来た。アイズは真空魔法、電撃魔法、回復魔法、その他の魔法が使えるようになった。そしてリュウはそこそこ強い魔物がいる場所にルーラで移動した。そこで戦った魔物はキラーマシンであり、最初こそ少し手こずっていたが、5体目になるとパターンが分かり難なく倒していった。既にこの時レベルは10である。さらに20体目を倒した時だった。

 

「・・・・」じーーー

 

「・・・・えっと・・・」

 

倒した筈のキラーマシンが起き上がり仲間になりたそうにアイズを見ていた。その後それをリュウに言って、アイズはキラーマシンを仲間にした。

 

「因みに仲間にした魔物に名前を付けることが出来ますよ」

 

「・・・じゃあ、キラ丸くん」

 

「「えっ!?」」

 

「・・・よろしくキラ丸くん」

 

リュウとベルはアイズのネーミングセンスに驚愕していたが、キラ丸くん(キラーマシン)は喜んでいた。こうして1日目の修行は終わった。  

 

 

 

その事をロキ達に話した。念の為にキラ丸くんをロキ達の前に呼び出し、ガレスは上機嫌に笑っていたが、フィン、ロキ、リヴェリアは頭を抱えていた。

 

 

 

 

 

 

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