ダンジョンに勇者がいるのは間違っているだろうか 作:サンバガラス
ロキ達は既に修行1日目の話の内容に、頭がパンクしそうになったが、グッと堪えて、アイズの話を聞いた。
〜修行2日目〜
2日目の朝はダーマ神殿に行った。
「アイズ。ここはダーマ神殿だ」
「ダーマ神殿?」
「ここでは職業を変える事が出来る。まずバトルマスターになって貰うぞ」
そうしてアイズはバトルマスターになり、レベルを上げて、魔神斬りを覚えた。
「この魔神斬りって何役に立つの?」
「それは今から狩る魔物を倒す為の技なんです」
「その魔物とは、はぐれメタルだ!!」
「はぐれメタル?」
「経験値をいっぱい持っている魔物だ。しかしあいつらはとてつもなく硬いメタルボディーで出来ている。そこで魔神斬りだ!!魔神斬りは命中率は低いが当たれば確実にはぐれメタルを倒せる技だ!」
「成程」
そう言って3人はブチャラオ村にある壁画世界に入り込んではぐれメタル狩りをおこなった。その後ははぐれメタルを狩っては、職業を変え、狩っては、職業の変える事の繰り返しだった。
〜3日目〜
この日もはぐれメタルを見つけては狩って、職業を変えるの繰り返しだった。
〜4日目〜
この日も同じ事の繰り返しだったが
「はぐれメタル、はぐれメタル、はぐれメタル、はぐれメタル、はぐれメタル」
「はぐれメタルを狩り続けるマシーンになってる」
「昔の僕みたいですね」
「俺もああなったからな・・・」
そんなこんなで全ての職業をレベルMAXにする事は出来なかったが、スキルは全て使えるようになった。
〜5日目〜
この日からは宝の地図の高レベルダンジョンを探索する事になった。アイズはもちろん、ベルとリュウもガチモードになって、挑んだ。別に死ぬ事は無いが、少しのミスで全員が瀕死状態になってしまうのである。
「気を付けろよ。強い魔物がいっぱいくるからな」
「その分、いい宝物も手に入りますからね」
「・・・頑張る!」
高レベルダンジョンは全16階層で出来ていて4階ごとに降りるたびより強い魔物が出て来る。
〜ただいま地下5階〜
「深層のモンスターよりも強い!!」
「・・・師匠!!」
「分かってる。来たぞ!!」
まかいファイターA、B、Cが現れた。
「ちょうど3匹だ。頑張れよ!!」
それぞれ1匹を相手にした。アイズはまかいファイターの繰り出してくる剣の攻撃や、盾を構えた突進攻撃に苦戦していた。
「クッ!!テンペスト!!」
風を纏いスピード上げてまかいファイターの隙を突いた。
「リル・ラファーガ!!」
「グギャァァァァ!!!」
まかいファイターは腹を切り裂かれ、倒れた。リュウはまかいファイターの剣を剣で打ち返し、盾攻撃を避わした。
「そりゃあ!!はやぶさ斬り!!」
ベルは剣に赤色のエネルギーを纏わせて、攻撃した。
「喰らえ!!ドラゴン斬り!!」
「「グギャァァァァ!!!」」
2匹のまかいファイターを倒した。
「このダンジョンの魔物は数も多いが、1匹1匹が強いんだよな」
「疲れますね・・・」
「・・・でも、戦う価値はある!!」
「まだまだ来るぞ気を引き締めろよ!!」
リュウ達は続々とやってくるまかいファイターを倒して行った。そしてどんどん降りていき、最深部であるボス部屋までやって来た。
「ラストはアイツと戦うぞ」
何か禍々しい者が奥にいた。
「・・・何あれ?」
「破壊神フォロボス」
「・・・え?神と戦うの?」
「神ちゃあ神だな」
3人はフォロボスの前まで来た。
『おろかなり、大賢者よ。神の書から解き放たれたのは私1人だと思うたか』
「・・・大賢者?」
「アイズさん。話通じ無いので、無視して大丈夫です」
ベルはアイズにそう言った。
『神の書に封じられていた魔物は我が力ですでに、世界中に飛び去った後よ。もはや我は我は自由の身!!今こそ愚かなる貴様に教えてやろう、世界は我が手によって滅ぼされる為、生まれたのだと!!』
破壊神フォロボスとの戦闘になった。ドルモーア、イオナズン、メラゾーマ、などの魔法を放ってきたり、凍てつく波動などの厄介な攻撃に苦戦するも3人はフォロボスを倒した。これにより、レベルが上がり、アイズは様々な剣技を覚えた。
それを言うとロキが驚いていた。
「ちょっと待ってアイズたん!!アイズたんはドチビの所のベルとその師匠と共に破壊神を倒したちゅうことなんか!?」
「・・・そうらしい」
「いや、そうらしいって言われても・・・」
「「「・・・・」」」
ロキは困った様に言う。フィン、リヴァリア、ガレスは話について行けずに黙っていた。
「でも、ベルと師匠はその破壊神フォロボスを何十回倒している相手だって言ってた」
「・・・・」
ロキは困惑していた。
〜6日目〜
この日も高レベルダンジョンを探索していた因みに今回のボスは橙色の一つ目巨人のアトラスであった。そんな中アイズはそこそこ強い魔物を仲間にしていた。
・小豆(まかいファイター)
・クリーム(レジェンドホース)
・武器丸くん(ヘルクラッシャー)
・ラズベリー(シーバーン)
それに対して2人は
「おお!!珍しいな」
「凄いですよ、アイズさん!!いいなレジェンドホース・・・」
「・・・へへん」
リュウは珍しいと思い、ベルはアイズを褒めたり、羨ましがっていた。アイズはドヤ顔をしていた。
〜7日目〜
この日リュウはベルとアイズに試練を与えた。
「今日はあるボスを2人だけで倒して貰うぞ!!」
「師匠あるモンスターとは?」
「闇竜シャムダを倒して貰うぞ!!」
「「闇竜シャムダ?」」
闇竜シャムダとはドラゴンクエストヒーローズのラスボスである。2人は闇竜シャムダが居る宝の地図の場所まで行き、戦った。序盤はアイズがシャムダを黒龍と照らし合わせてしまい暴走してしまったが、ベルの喝により、落ち着きを取り戻し、ベルと協力した。2人は瀕死になりかけながらも、倒す事に成功した。そしてリュウは2人に褒美として剣を渡した。
「それがこの7番目の勇者が使ったオチェアーノの剣」
「「「「・・・・・」」」」
ロキ、フィン、リヴェリア、ガレスは黙ってしまった。同時にこう思ってしまった。
“アイツ、アイズに何やらせてんだ!!と言うか、何でその武器を与えた!?”
因みにベルには龍神王の剣を渡した。その後はリュウが祝いとしでも宴をやった。8日目〜10日目は色んな場所を訪れたりして、帰って来たとの事だった。
「ベルと色んな所を回った。楽しかった!」
「そ、それは良かったな・・・」
とリヴェリアは若干戸惑いながらも返事を返した。と言うかベルの事を話始めた時にはアイズの表情が明るくなっていた事にフィン達は気付いてなかった。その後アイズはロキにステイタスを更新して貰った。
「な、な、な、なんじゃあ!!こりゃぁぁぁぁぁ!!!??」
ロキが叫んでいた。