「で、話ってなんだよ」
「ふふ、素直な子は好きだよ。私も母親になったからか、そういうのに好感を示すようになった」
「うおえ、まじでキモ、早く要件言えよ、てか死ね」
「口が悪いなぁ…まぁいいか。私はただその指を譲ってほしいだけさ」
「ただ一本のためにわざわざ出張ってきたのか」
なんて体を張る…いや、宿儺の器出産した時点で結構体は張ってるか
てかなんで俺と話なんかすんだよ、術式ほしいなら俺を殺して奪えばよかろうに
まあ奪わせないけど
「あぁ、ただの一本でも宿儺の指さ」
「たしかにそうだな、でも、絶対に譲らないね。これは俺が取ったもんだ」
「おや、つれないねぇ…どうしたら譲ってくれるかい?」
「譲らねぇっつってんだろ、どうしてもほしいなら死ね。そうしたら考えてやるよ」
「はぁ、結構強情なんだね。まあいいさ、キミと話すことも目的の一部だったし今日は帰るよ」
はぁ?マジでキモいストーカーだったじゃん
最悪だ、こんな暴れてりゃ目はつけられるとは思ったけど、ここまでだとは、あときっしょいし
うわぁ、まじで帰ってる…
鳥肌スッッッッゴ!?
まじでキモかった
なんか喋り方のっぺりしてるし
さっさと帰ってシャワー浴びよ
「うぅ、イテテ…」
あ、パイセン忘れてた…
あれから数ヶ月たったが、メロンパンは任務や高専には姿を出さなかった
え?まじで見に来ただけだったん?キッショ、なおキショイやん
さて、現在は12月24日
この日がなんの日か分かる人いるかな?
クリスマス・イブ?聖夜?性夜?
そうだね、百鬼夜行だね!
サマーオイルこと夏油がこの間宣戦布告をしていたらしい
いや、してたことは知ってるんだけど、見れなかったんだよね残念ながら
とゆうことで!俺の戦場は…京都です!!ゴミが!!
まま、もうええか
じゃあ、鏖殺、始めようか…
おー、割とギュウギュウに向かって来るね?
俺のこと好きなのかな?呪霊共は
「あー、一級以上は俺に回してください」
よし、声掛け終了!
あとは上からさっさと一気に祓おう
「術式、空歩」
ふわ~、上に参ります
よし、この前手に入れた術式で広範囲を殺そうかな
「術式、空圧+発条化+呪力強化」
呪霊の周りを赤黒い呪力が迸り、殆どが吹き飛び破裂する
成功かな、オールフォーワンのお気に個性の組み合わせ、そのパロディもどきは
ふむ、この残ったのが特級かな、じゃあ術式奪っちゃお
呪力の消費はそうでもないし、他のところにでも行こうかしらん
あ、真依ねぇじゃん!
「やっほ、大丈夫そ?」
「ま、誠人?!今がどんな時かわかってる?アンタのとこは…」
「あぁ、もう祓ったよ」
「ハァ…」
な、何だそのため息は!?
まああんま強い呪霊もいなさそうだしいいか、大丈夫でしょう
「じゃあ、俺もう行くね」
「…行ってらっしゃい」
それじゃあレッツラごー
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いやー相当数の呪霊を祓ったんじゃないでしょうか
特級10、1級24、準一級33、それ以下は数えてないけど
このへんでそろそろ打ち止めだと思うんだけどなぁ…
んお?何だ?今、誰かに触られ…
いや、現在進行系で触られてるね、3回、何?痴漢?最近そういうの多くない?
まぁわざわざ3回触ったってことはそういう術式で、この痴漢は呪詛師かな?
「誰?アンタ」
「強いて言うならお前の足止め専用術師というところか…夏油に頼まれていてね」
「そ、う…」
これはッ?
体が動かない…
いや、厳密に言えば腕以外が動かない…
「私の術式は触れた術師に条件付きだが強制的に縛りを課すものでね、お前には3つ縛りを課させてもらった」
「3つねぇ…」
「あぁ、1つは腕以外の体の動きを縛った、もう2つはその強化用。縛りの内容は腕を縛らないことで縛りの強化をすることで、もう1つは私の腕を動かさないことでその効力を発揮する」
「そう…結構強いんだね、この縛り」
「あぁ、自慢の…」
「でも俺の腕を縛らなかったのは失敗だね」
「あ?」
さて、こっからはぶっつけ本番
できるだろうけど、やってこなかったもんをここでやってみよう
「術式順転"
「術式反転"
「合式"
黒い呪力と白い呪力が溶け合う
手のひらには灰色のキャンパス
ここに納得がいくものを書き込む
【呪縛の解除、自身の腕を縛ること以外反転】
そのまま灰色の呪力を鋭利にし、自分に差し込むッ!!
いっっっっっったくはないな、良かったよかった
もう向こうの縛りは意味はない
そして
「なッ何がぁ…」
「動けねぇだろ、呪詛師なら呪詛返しぐらい頭に入れとけよな」
「なんで…」
「じゃあその術式もらうから。あ、殺しはしないよ。あとで怒られるのは俺だろうし」
はい、合式です
まぁまんま虚式なんだけどさ、誠人の術式は互いに打ち消さないだろうし、合わせました
効果は術式、縛り等の呪術的なものを書き換えることです
見た目のイメージはドラゴンボール超のザマスの腕ブレードの灰色版です