よう実 最速Aクラス卒業RTA Aクラス綾小路籠絡ルート   作:月島さん

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 こいつ遂にやりやがったよ……なRTAはーじまーるよー

 

 

 前回は、無人島試験で特に何もしなかった所でしたね。

 

 

 無人島試験が終わり、船上バカンスを楽しむ学生たちの姿が散見されますが、そんな中我らがれずちゃんは当然部屋に居ます(ニート)。

 

 

 無人島サバイバルで疲れたからね、しょうがないね。

 

 

 綾小路君が寂しそうにしている姿が目に浮かびますが、れずちゃんに部屋で休んでいると言われたら彼は何も言えないので(主導権無し)。

 

 

 一緒に遊んで友達に噂とかされると恥ずかしいし……(SOR並感)。

 

 

 

 

 

 そうして自由行動パートをいつものようにスキップしていると、無人島試験3日後の午後4時30分に生徒全員にメールと、メールの記載に各自従うように、というアナウンスが来ました。

 

 

 このメールで、まずは次の特別試験における所属グループが判明するわけです。

 

 

 れずちゃんがどのグループかと言うと……

 

 

 はい。20時40分組、つまり竜(辰)グループですね。

 

 

 まあ、これは最初からわかっていたことです。

 れずちゃんはAクラスで誰が見ても明らかに一番優秀なので、各クラスでも優秀な面子が集められる竜グループに配置されるのは必然なんですね。

 リセマラの怪物れずちゃん程じゃなくても、キャラクリで頭脳関連のステが一定ラインを超えていると竜グループに配置されます。

 それを示すように、このグループにはれずちゃん以外にも葛城君や龍園君、堀北さん等の優秀な面子が揃っています。

 

 

 集合場所に向かうと……居ましたね。堀北さんといい漢の葛城君が口論で熱く盛り合っています。平田君と、別グループですが付き添いの綾小路君の姿も見えますね。綾小路君はれずちゃんの顔を見て嬉しそうな顔をしています。

 

 いい漢と堀北さんの2人はれずちゃんの姿を見た瞬間に口を閉ざしてこちらを見てきました。平田君も緊張しているようです。それを横目に綾小路君に軽く手を振ってから部屋に入ります。

 

 めちゃくちゃ幸せそうな顔をする綾小路君と、既に関係を知っていた堀北さんや櫛田さん以外の人々、特にいい漢はめちゃくちゃ驚いていますね。

 みんな、れずちゃんがDクラスの誰かと仲良くしているらしいという話は知ってはいるものの、実際に見るまではとてもじゃないけど信じられない情報なため未だ半信半疑だったのと、具体的な人物が誰かまでは一部の人以外はあやふやだった筈なので。

 

 

 今までのれずちゃんの所業を思えば当たり前だよなあ。

 

 

 ここで綾小路君との関係が本格的に葛城君たちにばれてもみんな試験を優先してくれるため、色々聞かれることによるロスは抑えられます。面倒な坂柳さんも居ませんしね。

 逆に、ここからは更に周りの目を気にせず綾小路君とコミュを取れるようになります。

 勉強会以降、関係そのものを隠してこそはいませんが一之瀬さんや葛城君などのロスを生む人物からは相変わらず逃げ回っていたのが無くなるわけですね。

 坂柳さんは食堂さえ避ければ基本的に出くわす事はありませんし。

 

 

 少し遅れて来た龍園君はみんなが驚いている姿を見て、はてなマークを浮かべています。早く来ないからイベントを逃すのだよ、ドラゴンボーイ。

 

 

 

 

 

 最初は一旦竜グループの自クラスのみで集まり、いい男の真嶋先生からルール説明を受けます。

 

 

 

 なになに……? 

 

 A〜Dクラスの全ての学生を干支になぞらえた12のグループに分け、各グループごとに一人だけ存在する『優待者』を見つけるのが主題。

 試験当日の朝8時に生徒全員に一斉にメールを送信。

 優待者に選ばれた人間には同時にその事実も伝えられる。

 試験の日程は翌日から4日後の午後9時まで(1日の完全自由日を挟む)。

 1日に2度グループだけで指定された部屋に集合して1時間の話し合いを行う。

 話し合いの内容は自由。

 試験の解答は試験終了後午後9時30分から10時までのみ優待者が誰であったかの答えのみを受け付ける。

 解答は一人一回。

 優待者にはメールで答えを送る権利がない。

 自身が配属された干支グループ以外への回答は全て無効。

 試験結果の詳細は最終日午後11時に全生徒にメールで送信。

 

 結果1

 グループ内で優待者及び優待者の所属するクラスメイトを除く全員の解答が正解の場合、グループ全員に50万PPを支給(優待者のクラスメイトも同様のPP)。

 結果1に導いた際、優待者には50万PPではなく100万PPを支給。

 

 結果2

 優待者及びクラスメイトを除く全員の内1人でも未解答や不正解があった場合、優待者には50万PPを支給。

 

 以下の結果に関してのみ、解答を24時間いつでも受け付ける。

 

 結果3

 優待者以外の者が、試験終了を待たず答えを学校に告げ正解した場合、答えた生徒の所属クラスはCP50獲得と同時に正解者に50万PP。

 また優待者を見抜かれたクラスは逆に-50CP。更にグループの試験は終了。優待者と同じクラスメイトが成功した場合、答えを無効とし試験続行。

 

 結果4

 優待者以外の者が試験終了を待たず答えを学校に告げ不正解だった場合、答えが間違った生徒が所属するクラスは-50CP、優待者は50万PPを得ると同時に優待者の所属するクラスは50CP。更にグループの試験は終了。優待者と同じクラスメイトが不正解だった場合、答えを無効とし試験続行。

 

 

 竜グループメンバー

 Aクラス:葛城康平 西川亮子 的場信二 怜山静香

 Bクラス:安藤紗代 神崎隆二 津渡仁美

 Cクラス:小田拓海 鈴木英俊 園田正志 龍園翔

 Dクラス:櫛田桔梗 平田洋介 堀北鈴音

 

 

 クッソ制約の多い(そしてルールが長い)試験ですね。

 

 

 しかし長いルールの割に、いざ実際にやってみるとめちゃくちゃシンプルという、まさに神ルール。各クラス優待者が3人ずつになるような法則と配置といい、物凄くちゃんと考えられた完成度の高いイベントですよね。これを自力で考えた作者様には頭が上がりません。

 

 当然、前回の無人島試験と同様に、よう実の中でもトップクラスに人気のあるイベントとなっています。

 実際、新規の方にはとりあえず1巻、無人島試験のある3巻、今回の試験がある4巻だけ読んでそこで終わって貰い、よう実って神小説だったなあ……と余韻と記憶を残して頂くのが1番いいのではないか、とまで私は思っているくらいです。

 無人島試験同様、ここが書きたいと思って2次創作を始めた兄貴は多いはず。その2つの試験は他と比較しても手を入れられる余地がめちゃくちゃありますしね。

 

 

 これがRTAでさえなければなあ……(無念)。

 

 

 原作だと軽井沢さんがクソ長ルールを見て意味わからんと騒いでいましたが、この部屋に居るのはAクラスでも優秀と判断されたメンバーのため、みんな理解しているようです。

 

 

 

 

 

 

 いい男の真嶋先生からの説明が終わりました。

 

 

 いい漢の葛城君は早速作戦を考えるために自室に戻ろうとしましたが、ここでストップをかけます。

 

 

 君、れずちゃんにたくさん借りあるよね? ここで返すんだよ! 

 

 

 ということで、まずはいい漢の連絡先だけ入手しておき、他の人に聞かれたくないから指示は後ほどメールで出すと言って自室に戻ります。

 

 

 

 

 

 自室に着いたら、いい漢に指示を出します。

 

 

 内容は、明日午前8時に優待者が発表されると同時に自派閥だけでもいいから優待者を判明させて、いい漢かられずちゃんにメールで教えるように、というものです。

 本来使おうと思っていた中間試験過去問の貸しに加え、本走では無人島での貸し2つの合計3つ貸しがあるため説得の手間が省けました。

 これで、2人の優待者の情報がわかります。

 

 ついでに、橋本君に全グループのメンバーのリストを寄越す様に命令し、加えて無理でもいいけど坂柳陣営の優待者も可能な限り集めておくように、とも命令しておきます。後半部分は文面だと一見ダメ元なんですが、橋本君は有能なため、1回目の会議が始まるまでに1人分の情報は必ず集めてくれます。今回集めて貰いたい情報は坂柳陣営の1人分だけなので、それで完璧なわけですね。

 

 更には綾小路君にも可能な限り情報提供して欲しい、と言っておきましょう。こっちは何の心配もありませんね。原作以上に張り切る綾小路君は、自分勝手なDクラスであろうと1回目の会議が始まるまでに確実に1人分は優待者の情報を提供してくれます。

 

 葛城君は今回限りとはいえ、学年トップクラスに有能な3つの駒を持つれずちゃん……最強かな? 

 

 

 メールを送り次第、今日は寝ましょう。

 

 

 

 

 

 

 朝になりました。

 早速、橋本君からリストが届いていますね。

 

 

 やはり有能な手駒だあ……

 

 

 これが神室さんや鬼頭君とかだとこうはいかないですからね。

 ここまで早くリストを手に入れる事ができるサポートキャラは彼か櫛田さんくらいなものです。

 

 

 それはそうと、早速れずちゃんはリストを眺めています。

 この段階で分かる事はまだ何もないため、記憶するだけにしているみたいですね。

 とはいえ、学年全員分のグループを軽く見ただけで覚えられるれずちゃんはやはり化物。

 

 

 そうして自室で過ごしていると、午前8時になり、優待者を知らせるメールが届きました。

 

『厳正なる調整の結果、あなたは優待者に選ばれませんでした。

 グループの1人として自覚を持って行動し試験に挑んでください。

 本日午後1時より試験を開始いたします。

 本試験は本日より3日間行われます。

 竜グループの方は2階竜部屋に集合してください』

 

 はい、これも決まっている事ですね。

 竜グループの優待者は櫛田さんなので(ネタバレ)。

 

 

 

 では、このまま自室で手駒たちからのメールを待ちましょう。

 

 

 

 

 

 少女待機中……

 

 

 

 

 

 お、来ましたね。

 

 まずはいい漢の葛城君からです。

 彼から来たのは自派閥の2人の名前。

 

 ふむふむ、了解です。

 

 ではまた待機しましょう。

 

 

 

 

 

 

 少女待機中……

 

 

 

 

 

 

 また来ました。

 

 今回は綾小路君からですね。

 Dクラスの、櫛田さんでも軽井沢さんでもない優待者1人の情報です。平田君から聞き出したのでしょうか? 

 

 

 全グループのリストと、別クラス1名を含めた3人の優待者が明らかになったこの時点で怪物れずちゃんは優待者の法則を導き出しましたが、一応念の為に橋本君の連絡を待ちます。

 

 

 

 

 

 少女待機中……

 

 

 

 

 

 はい、来ました。橋本君からです。

 坂柳陣営の1人の情報で、想定通りの人物でした。

 

 

 これで優待者の法則をほぼ確定出来ました。後は一応午後1時の会議で対象人物の様子をお得意の知力ステを存分に使って観察し、判断すれば大丈夫です。

 

 

 ここでいう優待者の法則は、簡単に言うと十二支の順番=優待者の名字の順番です。

 竜(辰)グループなら辰=5番目の干支。つまり50音順で5番目の人物が優待者。

 つまり、安藤→小田→葛城→神崎→櫛田 という順なので、竜グループの優待者は櫛田さんとなります。

 他には、たとえば卯グループなら 卯=4番目の干支で、綾小路→一之瀬→伊吹→軽井沢という順なので、軽井沢さんが優待者となります。

 

 

 こうして、有能な駒とれずちゃんの化物ステにより、会議が始まる前にほとんど試験を終わらせることが出来ました。

 

 

 戦いは、始まる前に終わってるんやなって。

 

 

 橋本君と綾小路君に導き出した法則を教えてから会議に臨みます。

 二人には、まだ確定じゃないから指名はれずちゃんが櫛田さんを指名してからにするように、という命令をしておきます。綾小路君のグループは優待者が軽井沢さんである以上指名できませんしね。

 

 更に綾小路君と橋本君には両方ともれずちゃんの協力者であること、法則を教えたこと、そして互いの連絡先を教えておきます。

 これで、2人が連携を取ってくれるようになります。

 

 更に綾小路君には追加で、弁当を作ったり、休日デートをしたりするのは綾小路君だけだと教えておきます。れずちゃんはやはり悪女(確信)。まあ事実なので問題無いのですが。

 こうすることで、我らが綾小路君がどんどん完全体に近づいていきます(手遅れ)。

 

 

 

 

 

 そうして、ほとんど茶番と化した会議が始まりました。

 

 

 原作通り、自己紹介の後Aクラスはいい漢が立てた作戦である、話し合いをしない体制を取っています。

 

 我らがれずちゃんは無言で櫛田さんを観察していますね。当然、化物ステのれずちゃんが櫛田さんを観察していることに気付く生徒は居ません。

 

 原作でも高円寺君が直ぐに優待者を見抜く事が出来たように、高円寺君以上のステを持つれずちゃんなら簡単に優待者の櫛田さんを見抜く事が出来ます。櫛田さんは嘘が非常に上手い女の子なのですが、流石に優待者の当たりを付けられた状態で判断力A+を1時間の間誤魔化し続けるのは無理があります。

 

 

 これで確信が得られましたね。

 即座に竜グループを終わらせてから綾小路君と橋本君に法則がほぼ確定したとメールで伝え、後は好きにさせます。

 

 

 いい漢の葛城君がみんなの前で堂々と優待者を指名したれずちゃんに詰め寄って来ます。が、橋本君にも法則を教えたから後は君たちで好きにして、どうぞ。と言ってあしらいます。

 

 

 そもそも法則なんてものがあるのか、そしてもう見つけたのか、とみんなビビっていますね。

 何せまだ1回目の会議の時間が終わってすらいませんから。とはいえ、これで残り時間は自室でスキップ出来ます。

 

 

 部屋を眺めてみると、ビビる生徒たちの他に、悔しさを隠し切れていない堀北さん(かわいい)と、動揺をどうにか誤魔化そうと頑張る櫛田さん(かわいい)、そして何やら楽しそうに笑ってはいるものの冷や汗を隠し切れていない龍園君(不審者)の姿が見えます。

 

 

 冗談は置いておいて、無人島に加えて今回の試験で龍園君に改めて目を付けられますが、綾小路君を手駒にした以上もう彼がれずちゃんに出来る事は何も無いのでどうでもいいです(無慈悲)。

 いざという時は我らが原作主人公に処理して貰えばいいのですから。

 

 

 では、自室に戻ってスキップしましょう。

 れずちゃんの船上試験はこれで終わりです。

 

 

 

 

 

 

 少女待機中……

 

 

 

 

 

 おや? まだ1日目なのに特別試験が全て終了したようですね。

 一体何があったんでしょうねー

 

 

 

 というわけで、余った時間は綾小路君と堂々とコミュをします。

 残り2日と少しは、ここ最近一緒に過ごせなかった分もうずっと彼にべったりしてやりましょう。

 

 

 映画に演劇にスパにレストラン。

 夏休み前に購入した水着の使い道がようやく出来て良かったですね。

 綾小路君は余りの幸せぶりとれずちゃんの水着姿の魅力にやられて完全に緩み切った顔になっています。

 

 

 陰から見ている佐倉さん? もう君のルートなんてある訳が無いよ? 

 

 

 この段階まで来たら、面倒な坂柳さんが居ない以上周りの目など最早一切気にする必要はありません。

 仮に話しかけられても適当にあしらえばロスはほとんど無い為大丈夫です。絡まれる確率自体かなり下がっている筈ですしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 少女バカンス中……

 

 

 

 

 

 

 

 

 最終日になりました。

 

 嬉し恥ずかし結果発表の日ですね。

 

 

 原作での結果は、結果1が1グループ、結果2が4グループ、結果3が5グループ、結果4が2グループです。

 

 

 それがどうなったかというと……

 

 

 なんと、全グループ結果3になりました。

 あっれーおかしいねー何が起こったんだろうねー(棒)

 

 

 ちなみに、CPとPPの推移は以下の様になりました。

 

 

 Aクラス:CP300 裏切り者9名:各50万PP

 Bクラス:CP−150 PP0

 Cクラス:CP−150 PP0

 Dクラス:CP0 裏切り者3名:各50万PP

 

 

 一体何が起きたんでしょうねー(天丼)。

 開始1時間足らずでAとDだけが全優待者を知ってたらそりゃそうなるんだよなあ。

 

 

 この結果ということは、既に綾小路君は隠れる事を止めていますね。まあ、れずちゃんに依存してしまった今となっては暗躍に拘る理由は皆無なので当然ではありますが。

 言い訳としては、堀北さんと一緒にれずちゃんや橋本君と取引をして、指名による150万PPを全て渡すことを引き換えにどうにか法則を聞き出した、といったところでしょうか(マッチポンプ)。

 一応クラスの為にはなっているため、れずちゃんに全面的に協力しているという裏切りがバレたりはまだしない筈です。それどころか、完全に詰み状況から被害を最低限に抑えたヒーロー的な扱いを受けるでしょう。

 

 橋本君は、それはもう大量のPPを手に入れているでしょうね。

 後ほど役に立ちます。

 

 ちなみに、綾小路君が軽井沢さんを手駒に加えているかどうかは、れずちゃん視点だとわかりませんが、まあ初日はあれで2日目からはれずちゃんと付きっきりですからね。望み薄でしょう。そもそもれずちゃんと橋本君が居る以上、軽井沢さんの存在価値はほぼ無いですし。とはいえ、綾小路君の性格上、駒に出来るならとりあえずしておくかの精神で何処かのタイミングで取り込んでいる可能性もあるにはありますが、別にどうでもいいです。

 

 

 

 

 

 ここまで言ってしまえば勘のいい兄貴もそうでない兄貴もみんなお気付きでしょう。

 はい。原作破壊ですね。

 

 

 

 

 

 ここまでは基本的に原作準拠だったのですが、この試験からは割と自由に動いて大丈夫です(動くとは言っていない)。

 

 1年生時の特別試験の残りは体育祭、ペーパーシャッフル、林間学校、退学投票、クラス間対決になるわけですが、ここまで来てしまったら後はもう余程の事が無い限りほとんど問題無いですからね。綾小路君の依存度も2度の特別試験で十分跳ね上がったため、これからはそこまで注意しなくても1年時終盤には完全体に出来ます。

 

 龍園君の暗躍もれずちゃんには無意味ですしね。軽井沢さんとれずちゃんは流石に能力が違い過ぎる上に、身体能力が平凡な以外付け入る隙は皆無。その唯一の弱点も綾小路君が完璧に守ってくれるのでね……

 

 一応、ここでCクラスとDクラスが入れ替わらないように調整はしています。何もしなければ無人島試験終了時点でCPに180差があるため、ここで150詰めてしまっても体育祭までに入れ替わることは防げます。

 

 現時点でのCPはというと、

 

 

 Aクラス:CP1525

 Bクラス:CP653

 Cクラス:CP342

 Dクラス:CP312

 

 

 となっています。これもう無理ゾ。

 

 

 ここでぶっちぎってしまえば、1年時の残りの試験はCPを一気に詰められる様なものでは無いため、2年以降の全スキップに大きく役立つ訳です。

 他クラスの心を完全に折ってしまいましょう。

 

 B、CクラスとDクラスの差は大きく縮まっているため、茶柱先生も文句は言えないはずです。明らかにれずちゃんが化物過ぎるのが悪いので文句の言い様があるはずが無いのですが。

 

 

 先生たちの目線を含め、側から見てれずちゃんは今まで碌に前に出ず、ほとんど動かなかった筈なのにいざ動いたら爆発的な結果を出す。まさに機をうかがう獣の究極系。これはどう見ても怪物さんだあ……。

 

 

 他クラスの生徒からすれば(Aクラスから見ても)突然の急展開ですが、この為に夏休み前まで色々してきたわけですからね。敗者はいつも、手遅れになってから自分の惨状を振り返って後悔するのです。

 

 

 まあ、既にどう見ても手遅れなこの状況でも諦めない人は未だ一部いる為、もう少しこのRTAの解説は続くんですけどね。

 

 

 ここからどんどん不幸になる人が出てくるため、お楽しみに。

 

 

 とりあえず、あの人たちを退学させる、または全く使い物にならない状態にするまでは解説を続けます。

 一体誰だろうねー(すっとぼけ)。

 

 

 もうほとんど消化試合と化したところで今回はここまでです。

 

 

 ではまた次回、サラバダー! 

 


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