よう実 最速Aクラス卒業RTA Aクラス綾小路籠絡ルート   作:月島さん

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 RTAの終わり、はーじまーるよー

 

 

 前回は、一之瀬さんを退学させ、退学者投票を計画通りの結果にした所でしたね。

 

 

 

 というわけで、3月8日、1年生最後の特別試験の発表の日になりました。

 内容は、選抜種目試験という名のクラス直接対決。

 

 

 いい男の真嶋先生が最後のルール説明をします。

 

 2クラスによる直接対決。

 対戦する各クラスから10種目ずつ候補を提出。

 試験当日に、各クラスは自クラスの10種目の中から5種目を選択。

 提出された計10種目の中から、学校側が7種目を選択。

 

 勝ったクラスにはCPが100与えられる。

 各種目について、勝敗に応じてCPが30ポイント増減。

 負けたクラスの司令塔は退学。

 

 種目は、絶対に勝ち負けが決まる (引き分けがない) ものであることやマイナーすぎないもの、複雑すぎないものであること。

 極めて細かなジャンルは認めない事がある。

 筆記試験などを種目とする時、学校側が問題を作成。

 基本ルールを逸脱し、改変する種目は禁止。

 

 試験当日は、多目的室にて司令塔が種目進行。

 体育館等は使用可能だが一部例外あり。

 

 同じ内容に見える種目は各クラス1種類のみ。また、時間がかかり過ぎる種目も禁止。

 

 種目に必要な人数は交代要員を除き全種目で異なるものである必要あり。人数制限は1〜20人。

 10人を超える種目は最大2つ。

 

 同じ生徒の出場は原則的に1回のみ。

 参加人数が多い種目が複数選ばれ、生徒の数が足りなくなった場合のみ2回目以降の出場が可能

 

 司令塔は7種目全てに関与可能。手段は申請し、学校が適切か判断。

 

 日程は、

 3月8日 対決クラスの決定

 3月15日 各クラス10種目及びルール発表

 3月22日 試験

 

 特別試験前に、あらかじめ対戦するクラスと各クラスが用意した種目は生徒全員に公開される。

 

 

 以上となります。

 

 

 原作において、1年生編最後の試験であり、最大のヤマ場。

 そして、このRTAにおいて取り扱う試験としても最後を飾るもの。

 

 今までの仲間達の成長を見ることができ、綾小路君と坂柳さんが遂に直接対決する、最後までどちらが勝つのか分からないほど実力が拮抗した熱い戦いの巻となりますが……このRTAでそんな熱い展開になどなる筈がありません。

 

 

 圧倒的戦力で押し潰す、最初から全てが見え切った結果となります。

 最早作戦など全く必要ありません。策なんて弱者が立てる姑息な手段なのです。

 大正義軍団には……フヨウラ! 

 監督の仕事は戦う前に戦力を整えることだってそれ一番言われてる事だから。

 

 

 司令塔はもちろん、我らが銀髪美ロリの坂柳さんにお願いしましょう。Bクラスは神崎君、堀北クラスは綾小路君、金田クラスは金田君になる筈です。

 

 

 次に、司令塔が集まって組み合わせを決めるためのくじ引きがあるのですが、その際には故龍園クラスが当たりを引きます。

 つまり、金田君を支配している以上は組み合わせをこちらで決められる、ということ。

 

 

 Aクラスの相手は原作とは違ってBクラスにします。

 元々戦力でAクラスに劣るのに、一之瀬さんとおまけで白波さんを失い、持ち前の団結力も消滅したため、もう何も手を加えずともBクラスに勝ち目はありません。完膚なきまでに叩き潰しましょう。

 裏で動いたりなどせずに普通にやっても問題無く5勝してくれる筈です。もちろん、やろうと思えば7勝する事も可能ですが、事ここに至ってはそんな事をする理由も必要も皆無ですから。

 

 

 堀北さんには、5人が失われた金田クラスを打倒する事で希望を見出して貰います。

 

 ここで、綾小路君にはしっかりと本気を出して頂きましょう。

 こうする事によって、一応直近で勝利したということで綾小路君の裏切りと、それによって彼が今まで何をして来たのかを漸く理解する堀北さんの絶望堕ちを防ぐと共に、綾小路君の移籍がAクラスのクラスメイトにも認められるようになる訳ですね。

 

 とはいえ、支配している都合上、流石に金田クラスを大敗させる訳にはいかないため、4勝3敗になるように調整して貰います。

 原作以上に本気を出した綾小路君ならば放っておいても見事完遂してくれます。

 

 

 Aクラスの種目やルール決めは我らが好戦的銀髪美ロリに全て任せてしまって問題ありません。このために、れずちゃんではなくロリにプロテクトポイントを与えた訳ですから。

 

 

 というわけで、いつも通り試験当日まで自由行動です。

 すっかり何もしない事が当たり前になりましたね。

 

 

 

 

 

 少女最後の自由行動中……

 

 

 

 

 

 22日、試験当日を迎えました。

 

 

 これから、Aクラス対Bクラスの決戦(虐殺)が始まるわけです。

 

 

 Aクラスどころか、綾小路君と並んで学年最強の兵器たるれずちゃんは最終種目以外に出番がないため、ひたすら眺めていましょう。

 

 

 

 少女観戦中……

 

 

 

 お、我らが銀髪美ロリがフラッシュ暗算をしていますね。

 

 

 本RTAにおいてはれずちゃんにあっさり負け続けているから印象が薄まっているかもしれませんが、フラッシュ暗算3桁15口を難なくこなす坂柳さんってほんと化け物ですよねえ。

 それがどれくらいやばい事なのかいまいち想像出来ない兄貴は、是非とも某動画サイトで検索をかけてみてください。

 計算どころか、そもそも私には数値が認識出来なかったので(凡人)。

 私も理系ですし計算力にはまあまあ自信があるのですが(自分語り)、あんなん特別な訓練をしないと絶対無理だと思いましたよ、ええ。

 綾小路君はともかく、ロリと高円寺君はフラッシュ暗算の訓練なんてした事あるんですかね? 

 そして、松下さんはあの3人程の精度があるわけでは無いとはいえ、普通の学生にも関わらず中学の頃フラッシュ暗算をやっていたと言っていましたが……いったいどんな中学生活を送っていたのか。私、気になります! 

 

 そんな事を思いながら眺めていると、無事にロリの勝利でフラッシュ暗算を終えました。まあ、あんなの一部の化け物勢以外出来るわけがありませんからね。残された神崎君が銀髪美ロリに勝てる訳もなく。

 

 

 

 そして、遂にれずちゃんが参加する最終種目となりました。

 

 

 内容は、当然みんな大好きチェスとなります。

 

 

 1対1の最終決戦ですが、対戦相手が綾小路君でも無ければれずちゃんが負ける筈がありません。

 

 

 対戦相手は……姫野さんですね。

 れずちゃんが卓についた瞬間、負けを確信した顔をしていました。

 

 

 オートにして、れずちゃんに全てを委ねましょう。この2人ではステ差があり過ぎるため、れずちゃんは手番が回ってきた瞬間に指してくれます。手動でこの速度を上回るのは不可能なため、チェスに自信がある兄貴だとしてもここはオートにしてください。

 原作と同様に、チェス中に司令塔が介入出来るのですが、れずちゃんがアドバイスを受ける必要など皆無。当然、坂柳さんも何も指示して来ませんね。

 

 

 というわけで、無事勝利しました。

 

 

 そしてクラス対決の結果は、5勝2敗です。

 想定通りの結果ですね。

 

 

 れずちゃんの実力を目の当たりにして、改めて絶望に打ちひしがれるBクラスの面々を眺めながら、CDクラスの結果報告を待ちましょう。

 

 

 

 

 

 メールが届きました。

 なになに……? 

 

 

 無事、4勝3敗で堀北クラスが勝利したようですね。

 

 

 れずちゃんのために原作以上の本気を出した綾小路君は、月城おじさんの妨害をものともしなかったようです。まあ、単純に金田君と、おまけで椎名さん以外の幹部が全滅した故龍園クラスでは戦力不足過ぎて綾小路君のおもちゃにしかならないわけですが。

 

 

 そして、試験直後に2000万PPを使い綾小路君がAクラスに移籍して来ました。

 

 

 いらっしゃ〜い、綾小路君。

 

 

 移籍した喜びにより、この時点で綾小路君が、以前言ったように何よりも、具体的にはクラスのみならず自分の自由や安全等よりもれずちゃんを最優先するようになり、れずちゃんにだけは絶対に危害が加わらないように、不利益を被らないように、何も指示しなくても自分で勝手に動いてあらゆる物を排除し尽くしてくれる、完全依存自発的傀儡化綾小路君となりました。

 遂に完成しちゃいましたね。

 

 

 彼は人生で初めての夢を持ちました。

 もう、誰にも綾小路君を止める事は出来ません。

 

 

 この時点で、ここから先は綾小路君とついでに坂柳さんに全てを任せ、れずちゃんと走者は何もせずにひたすらオートとスキップで流しても余裕でAクラス卒業する事が可能となりました。

 

 

 

 

 

 残された堀北さんが驚愕の表情を浮かべた後、後悔をし始めたようです。

 綾小路君の裏切りを理解し、今まで彼が何をやって来たのかを大体察し、その結果綾小路君を止められるとしたら自分しか居なかったという事に漸く気が付いたみたいですね。

 

 実際、仮に堀北さんが最初から綾小路君と友好的に接していたならば、こんなことにはならなかったでしょうからね。

 本当に、れずちゃんと綾小路君を止められる可能性が僅かにでもあったとしたら、それは唯一堀北さんしか居なかった。

 

 まあ、神視点を持たない堀北さんにそんな事はまず起こり得ない訳ですが。

 

 とはいえ、龍園君や一之瀬さんの時と同じですね。厳しいようですが、リーダーをやる以上この結果は彼ら彼女ら自身の責任となってしまうのです。特に堀北さんの場合は、限りなく低いとはいえ、勝つ可能性そのものが最初から0%という訳では無かったですしね。

 

 無茶を承知で言いますが、綾小路君の隣人であり、れずちゃんに無視されない程度に才能がある堀北さんにだけは、綾小路君とれずちゃんを籠絡し、れずちゃんをDクラスに誘うという明確な勝ち筋があったのです。

 彼女は、綾小路君が茶柱先生に脅迫されるまでの短い期間でそれをやり遂げなければならなかった。

 仮に、茶柱先生の脅迫がもっと後の出来事、いえ、そもそも脅迫などしなければ……

 仮に、堀北さんが1学期にれずちゃんと綾小路君との交流に全力を注いでいたら……

 もっと別の未来が彼女たちを待っていた筈。誰一人クラスメイトを退学させずにAクラスとして卒業することも可能だった筈。

 

 堀北さんは、手遅れになるまでその事実に気付く事が出来ませんでした。

 

 

 その代償は、龍園君と一之瀬さんは退学によって、堀北さんはこれから2年もの間勝ち目の無い戦いのため孤軍奮闘し続け、他の誰よりも踊らされ続けることによって支払う事になるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 ここまで色々気を使ってきましたし、林間学校で発破をかけすらしたため大丈夫だとは思いますが、もし堀北さんが再起しなさそうに見えたら学君にも声をかけることでリカバリーを図ります。

 れずちゃんと綾小路君の学君からの信頼は失われている可能性がそれなりにありますが、だとしても、妹大好き学君はどうにか発破をかけてくれる筈。

 

 

 今回は……大丈夫そうですね。調整はバッチリだったようです。

 やっぱりこの綾小路君籠絡Aクラスチャートを……最高やな! 

 

 

 堀北さんには頑張って貰わないと困りますからね。残り2年間全クラスを統治するなんて面倒でしか無いので、彼女には程々に頑張ってデコイの役割を全うしたり、生徒会長になって下級生の相手もして貰ったりしないといけません。

 お兄さんと同じ生徒会長になれるんだよ? 嬉しいでしょ? 

 

 

 ですが、そうやって堀北さんが復活して孤軍奮闘したところで、龍園君たちも一之瀬さんたちも消え、綾小路君がAクラスに移籍する以上勝ち目なんて最早あるはずも無く。

 

 

 というわけで、全ての準備を終えたここからは、残り全ての期間をオートとスキップ連打で流します。ひたすらスタートボタンを連打し続けましょう。

 

 

 もう、全ては終わりましたから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 少女オートとスキップ連打中……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうして、3年生の卒業式の日を迎えました。

 

 

 れずちゃんは当然Aクラスのままです。

 

 

 周りを見渡してみると……2年を経て成長した綾小路君と坂柳さん、いい漢に橋本君といったいつものメンバーに加え、高円寺君の姿も見えますね。

 どうやら高円寺君も何かしらの手段を用いてAクラス入りを果たした様子。まあどうでもいい事です。

 

 

 Aクラスのみんなはとても楽しそうにしていますね。

 在学中に1度も危機を味わう事もなく圧勝で卒業出来て良かったね。

 

 基本能力が全クラスの中で最も高く、授業態度も一番良く、努力を惜しまない彼らならば、恩恵に自分自身が潰される事もほとんど無いのでしょう。

 実際、他クラスより明らかに勉学にちゃんと励んで来た面子の集まるAクラスが恩恵を受けるのは、どう見ても一番妥当と言えるでしょうしね。

 

 

 堀北さんは……少し離れた所に居ましたね。

 なんとかBクラスまでは上がれたみたいですが、どうやら2000万を使ってAクラス入りするのは断ったみたいです。

 進学希望の堀北さんですが、恩恵が無くとも彼女のスペックがあれば普通に受験したら大抵の大学には行けるでしょうし、問題ないでしょう。

 

 生徒会長でありながらBクラス卒業した初の人間という不名誉を与えられてしまったようですが、それは仕方のない事。敗色濃厚にも関わらず、2000万を使わない選択をしたのは堀北さん自身ですから。

 

 

 こうして見渡してみると、随分と色々な生徒が居なくなっていますね。

 フルメンバーどころか人数が増えているAクラス以外は。

 

 

 まあこれも仕方ない事です。

 

 

 そして、遂にれずちゃんがお待ちかねの卒業証書を貰いました。

 

 

 はい、ここでタイマーストップ。

 

 

 

 

 

 

 

 完走した感想ですが……ほとんど完璧に進められたため、考えられる限りはベストなタイムが出たと言っていいんじゃないでしょうか? 勿論、自己ベスト更新であり、ワールドレコード更新となりました。

 リセマラ地獄を課し、序盤に全てのヤマ場を詰め込む事で、集中力が乱れる後半に何もしなくて良くするチャートは走者に優しい物となっていると思います。

 

 最初はひたすら綾小路君といちゃいちゃしていただけなのに、後半は少し手を貸すだけでAクラス以外の人たちがどんどん不幸になっていくハートフルRTAでしたね。

 好きな子のために他には目もくれず全力を尽くす綾小路君……よう実は少年漫画だった……!?

 

 ガバも無かったため、反省点は特にありません。これ以上速くしたいなら、リセマラでれずちゃんを超えたGO神みたいなのを出すしか無いのではないでしょうか? 後は何かしらのバグ技でも使うなら速くなるかもしれませんね。

 まあ、細かい部分を出すならチェスの腕を磨くとかもありますが、爆発的な短縮方法は私には思い付きません。

 画期的なルートを見つけ出した方が居れば、是非こっそり教えてくださると嬉しいです。

 

 

 では、長かったRTAもここで終了となります。長い間、ご視聴いただきありがとうございました。

 




 遂に完走
 お疲れ様でした

 裏がまだありますが、一応作品としては完結にしておきます。
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