妹とゲームをしたらブラックグリントになった   作:マスターゼオライマー

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本当に申し訳ございません。
最近学校の課題やら部活のボランティアなどで時間を多く割かれてしまい中々投稿できません出した。これからはできるだけは投稿頻度を戻していきたいと思います(願望)


遊撃手と第一回イベント

遊撃手と第一回イベント

 

レイヴンがスキルを手に入れた翌日、彼は楓と一緒に今回手に入れたスキルを確認していた

 

OW(オーバードウェポン)

様々なデメリットが伴う代わりに強力な武装を使用することができる。一度使用するとその武器は再使用まで5分かかる

 

GRIND BLADE(グラインドブレード)

6基のチェーンソーが装備された大型近接武装

左腕をパージする為使用時にHPを1割消費する。また左腕の再使用まで30秒かかる

 

HUGE CANNON(ヒュージキャノン)

超大口径のレールキャノン。超高速で核弾頭を発射する武器

チャージ中は全エネルギーをキャノンにまわす為動く事が出来ない

 

MULTIPLE PULSE(マルチプルパルス)

全方位攻撃用パルスキャノン。130門にもなるパルスキャノンを自身の周囲に斉射する

駆動時間が短いため負荷が大きくMP減衰デバフが2分になる

 

HUGE MISSILE(ヒュージミサイル)

大型垂直ミサイル。弾頭と推進器に別れた大型の弾道ミサイルをその場で組み立て相手をロックオンし発射する

ロックを正確にするために膝をつく為動く事ができない

 

MASS BLADE(マスブレード)

建築資材。柱に棘とブースターを付けであり圧倒的な質量で相手を叩き潰す

その重量ゆえにブースターに出力を傾ける為AGIが10分の1下がる

 

HUGE BLADE(ヒュージブレード)

大型近接用レーザーブレード。近接武器とは思えないほどの圧倒的なリーチを持つ火柱を発生させ焼き払う

その火柱の大きさから周囲にいるパーティーやプレイヤーをも巻き込んでしまう

 

共通デメリット

使用時にMPを3分の2を消費し、使用後、1分間MP減衰が付与される

使用に10秒ほどチャージを必要とする

使用すると画面にノイズがかかる

 

取得条件:機械系の装備一式を付け、デメリットを受けた状態で単独でボスを撃破する

 

ショルダーウェポン

肩に様々な武器を出現させ、それを使用することができる。種類はロケット砲、スナイパーキャノン、ガトリング砲、グレネードキャノン、レールキャノンでありこの中から2種類使用できる。

 

取得条件:銃を使用して1回目のボスのHPを10分の9削る

 

「こうして見てみるととんでもないスキルだなぁ。特にこの【OW】ってスキル、エグい取得条件に見合ってやばすぎる性能だなぁ」

 

「確かにそうだねー。でもきっとこのスキル第一回イベントではすっごく役立つと思うよ」

 

「まぁバトルロワイヤルはいわゆる乱戦だからな、そういう面では役立つだろうな」

 

そうして狩斗は楓と共にスキルを整理していきイベントに備えていった

 

〜〜〜〜〜〜

 

そして第一回イベントの少し前まで迫りレイヴンとメイプルは会場で待機していた

 

「うぅ〜緊張するな〜痛いの嫌だからダメージ受けたくないんだけど」

 

「心配すんな。お前はスキルと防具の影響で既にバケモノ級だからな」

 

「ちょっとそれどういう事なのお兄ちゃん!それにそれお兄ちゃんが言える?」

 

「………スゥー、グゥの音も出ないな」

 

「やっぱりそうじゃん」

 

レイヴンの言葉にメイプルは頬を膨らませながら怒っており、その後メイプルの指摘にレイヴンは何も言い返せなかった。また彼の頭に『妹はやはりかわいい』とも考えていた

 

暫く待っていると最初の広場で待っていると参加者が続々と集まってきた

 

「なるほどコイツらがイベントの参加者か」

 

「かなり多いねー」

 

「だがその分面白くなってくるじゃねぇか」

 

「あはは、相変わらずだね。お兄ちゃん」

 

そしてイベントの開始時間となった

 

『ガオ~!みんな!<New World Online 第一回 イベント>を開始するドラ!』

 

「うおおおおおおおおおおおお!!!」

 

「いよいよか。やっぱこういうイベントはワクワクするぜ」

 

『制限時間は三時間。ステージはイベント専用マップ!倒したプレイヤーの数と倒された回数、それに被ダメージと与ダメージ。この四つの項目からポイントを算出し、順位を出すドラ!

さらに上位十名には記念品が贈られるドラ!頑張って!』

 

『ちなみにボクはこのゲームのマスコット『ドラぞう』!初めての人は、以後よろしくドラ!』

 

『ドラぞう』と呼ばれるマスコットはペコリと頭を下げて、ルール説明と自己紹介を済ませた。

 

レイヴンは調べる時にたまたま目に入り知ったがメイプルは存在すら知らなかった

 

「さて、そろそろ始まるか。とりあえず昨日言った通り別々で楽しもうぜ」

 

「うん。できればお兄ちゃんと一緒にしたかったけど」

 

「昨日も言ったが本来俺とお前は敵同士になってるからな。お前のスキルに対しての耐性は俺はほとんどないんだ。後俺のスキルにお前を巻き込む可能性もあるしな」

 

「まぁ確かに、誤射で倒しちゃったら元も子もないからね」

 

「ま、そういう事だ。それじゃ楽しみなよ」

 

「うん!お兄ちゃんもねー」

 

『それではカウントダウン!スリー!ツー!ワン!ゼロー!!』

 

イベント参加者全員が青い粒子に変換され、専用マップへと転送された。

 

『みんなガンバってねー!ガオ~!!』

 

そして光が収まりレイヴンが目を開くと、そこは森の中だった。

 

「さて、ここからどう動くか」

 

ガサッ

 

レイヴンが考えていると後ろの草むらから2人の男が飛び出し剣を振りかざして襲ってきた

 

「そんな考えている暇があるかーババンッ

 

しかしレイヴンはすぐに銃をアサルトにして2人の頭に銃弾を撃ち込んだ。この間、僅か1秒である

 

「声を上げて襲い掛かるのは悪手だぞ。さて俺も積極的にPKを狙うか」

 

そうしてブースターを蒸すと森の中を駆け抜けていった

 

「オラオラ!どうしたそんな程度か!」

 

「なっなんだよ。あいダァァン

 

「相棒!よくもやってドォーーン

 

レイヴンはプレイヤーを見つけて瞬時に倒して行き順調にキルを稼でいき森を抜け平原へと出た

 

「そろそろか〈チャージ〉」

 

MPが切れそうだった為MP回復の為にチャージを使用した

 

「今だ!喰らえーー!!」

 

その時、後ろからプレイヤーが襲ってきた

 

「〈クイックブースト〉」

 

「え?……」

 

「襲うタイミングは良い。だけど相手が悪かったな」

 

ザシュ

 

しかしその瞬間クイックブーストを発動チャージの攻撃負荷時間が過ぎるとレーザーブレードで切り裂いていった

 

「やっぱり、中々一斉には来ないな。それにどいつも練度が低い。もっと強いやつは…ッ!!ガキィン!!

 

「むぅ、行けるかと思いましたが無理でしたか」

 

レイヴンが愚痴を漏らしていると少し濁った白と灰色の色の自分とはまた違うロボットの様な装備をしたプレイヤーが襲ってきた

 

「っラァ!いきなりの奇襲とはやるじゃないの」

 

「アレに反応できるとは思うませんでした。そしてあなたも似たような装備みたいですね」

 

「伊達に修羅場はくぐってないさ。まぁ似たもの同士、仲良くできれば良いんだが」

 

「そうなるとでも?」

 

「だよなぁ。なら一応名乗っておくが俺はレイヴンだ」

 

「リリウムはリリウムです。別に覚えてもらわなくて結構です」

 

2人はお互いに見合い様子を伺う

 

「「ッ!!」」

 

そして2人同時に動き出した

 

「まずはコイツだ」

 

まずレイヴンはアサルトライフルを使いリリウムに撃ち始めた

しかしリリウムもただ撃たれるだけにはいかずブーストを使い避けながら自身もアサルトで反撃していった

 

「そんな単純な攻撃、当たりませんよ」

 

「それくらい分かってるさ」

 

(しっかし銃の使っている期間が違うのかわからんが少し余裕がなくなって来たな)

 

使っている年季が違うのかリリウムの撃った弾が幾つかレイヴンに当たった。しかしレイヴンはPAを展開しておりダメージは入らなかった。

するとリリウムはアサルトライフルをしまうとレーザーライフルを取り出し距離を離してから撃ち始めた

 

「これでどうですか」

 

「うおっと、そう来るならこっちも出し惜しみはしない方がいいな〈ショルダーウェポン〉〔スナイパー、ガトリング〕セット!」

 

少しずつスキルを発動させるとレイヴンのブースターにスナイパーキャノンとガトリング砲が出現しスナイパーキャノンを構え撃っていった

 

「なんなんですかそれ」

 

「答えるとでも思っているのか?」

 

「でしょうね、〈ブースト〉!!!」ビュン!

 

「ならこっちも〈オーバーブースト〉!!!」キゥゥゥ

 

そして2人はブレードを展開しお互いに斬り合っていった。しかしやはりスキルの違いの為か少しずつリリウムが押されていった

 

「くっ、このままでは」

 

「そこ!もらった!!」

 

ガァン

 

そしてレイヴンは一瞬の隙を突きリリウムを地面に叩き落としその後一気近づきブレードをリリウムに構えた

 

「俺の勝ちだ。こちらの要求を飲んで貰うぞ」

 

「リリウムは負けました。好きにするといいです」

 

「そうかい。けどその前に……周りにいる奴ら全員出てこい!!」

 

レイヴンがそう叫ぶと周りからとてつもない数のプレイヤーが出てきた

 

「なっ!こんなにたくさんいたのですか!?」

 

「お前らパーティ組んでいる感じか?」

 

「そうだぜ!俺らは全員ソロプレイヤーの集まりなんだ!一人ではレベルの高いプレイヤーに対抗出来ないからな!だからこうやって集まって対抗してんだよ!」

 

一人の男がそう言い放った。

 

「あんな大量に視線を受けたら流石に気づくさ」

 

そしてレイヴンはリリウムを庇う様にプレイヤー達に向けて構えた

 

「何しているですか!貴方は速く逃げて下さい!!リリウムは敗者です。勝者である貴方が私を庇う理由など無いはずです」

 

「まだこっちの要求を言っていないからな。後、丁度試したいスキルがあったからそれを使うって感じだ。それに知っている奴がみすみすやられる様な状況を見過ごすことはできないさ」

 

「レイヴン……」

 

「ここは俺がやる。下がっていろリリウム」

 

「分かりました。けどやられないで下さいよ」

 

そういうとリリウムはブースターを使い離れていった

 

「勇敢だねぇ〜。だったらお前に戦場の恐ろしさを教えてやるよ」

 

「ふっ、だったらアンタの言う“戦場の恐ろしさ“っていうもの以上の圧倒的暴力を教えてやるさ。〈OW〉〔グラインドブレード〕起動!!」

 

 

 

『不明なユニットが接続されました。システムに深刻な障害が発生しています。直ちに使用を停止してください』

 

 

 

 

〜to be content〜




なんとか書けた。
今回出したOWの弱体化や修正についてアンケートを取りますが詳しい意見を言いたい人はコメントをしてください。参考にさせてもらいます

OWの弱体化はどれがいい?

  • ①デメリットの効果時間増加
  • ②MP消費増加、クールタイム増加
  • ③使用制限追加、デメリット追加
  • ①と②
  • ②と③
  • ①と③
  • ①②③全て
  • 大幅な弱体化ほとんど原作と同じになる

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