チート能力を駆使して転生人生謳歌します!   作:八重歯

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58 レッツ調合

俺の家族を紹介します!

 

 

その1!麒麟ちゃん!

俺の家に遊びにくる?誘ったら「いいともー!」って某番組のようには言ってないが、ついて来てくれる事になった。

流石に3メートルの体はでかいな。俺の家そんなに狭いわけじゃ無いけど普通に圧迫感がある…。

 

 

その2!居候、ヴォルデモート!

新しい家族が増えたことに嫌そうな顔をしていた。

そういや生き物が家に居るの嫌だって言ってたな。…あれ?ナギニは?ナギニっていつ出会ったんだ?ってかお前、あくまで今は居候だぞ。35年ローン返済滞ってるんだが?

 

 

 

リビングのカーペットの上で寛いでいる麒麟を目を細めて見ているヴォルは、計画に麒麟はもう必要ないのに何故連れて帰るのかわからないとずっと文句を言っていた。

 

 

「ヴォルって、蛇とか飼ってないのか?」

「飼ってない。 バジリスク(オロチマル)なら飼いたいけど」

「ふーん?…ま、アイツを飼うには…ちょっと家の大きさが無理だな」

 

 

ナギニの名前が出てこない、という事はまだ出会ってないらしい。この世界では出会わない世界なのか、それとも単純にまだ出会うときじゃ無いのかはわからないな。原作でもいつ出会ったかは、書かれてなかったし。

 

 

 

「ノア、こっち来てよ」

 

 

ソファに座ってヴォルと晩酌してたら麒麟がつまらなさそうな声を出して、尻尾をぱたりと動かした。

 

 

「ん?どーした?」

「なんでもなーい」

 

 

 

ウイスキーの入っているグラスを机の上に置いて、麒麟の側に寄れば器用に前足で俺の腰あたりを引き寄せ、そのままぽすんと胴体部分に押しつけた。

麒麟の体ってちょっと内部から光ってて綺麗なんだよなぁ。この鱗も、艶やかだし。確かに敬いたくなる気持ちもわかるな。

そしてこの麒麟は見た目よりなんか…ちょっと幼いな?可愛いから良いけど。なんか…中学生くらいの女の子と喋ってる感じ。

 

 

「そういや、麒麟って何食べるの?」

「葉っぱとか、きのみとか」

「そうか、んじゃ──この中で食べられるものはある?」

 

 

ぱちんと指を鳴らしてボウルに入った果物や葉野菜を出現させた。ちょうど昨日マートルに頼んで買い出し行ってもらったところで、俺の家の中には十分な食材が揃っている。

 

麒麟はくんくんとボウルに鼻先を突っ込みながら、真っ赤なリンゴにぱくつき、美味しそうにしゃりしゃりと食べだした。

 

 

「美味しいか?」

「うん!」

 

 

嬉しそうな麒麟を見てると、なんだか俺まで嬉しい。やっぱりペットは良いなぁと思いながら麒麟の体を優しく撫でていたが、ヴォルが冷ややかな目をして俺と麒麟を見ていることに気がついた。

 

 

「なんだよヴォル。麒麟がお前に懐かないからって…やきもちか?ん?羨ましいだろー?」

「違う。…そっちじゃない」

「んなこと言ってもわかってるって!」

 

 

ニヤニヤと笑いながら言えば、ヴォルは重いため息を吐き無言でウイスキーを飲む。

まぁ、それか麒麟が何を言ってるのかわからなくてつまらないのかも知れないな。

…そういえば、ハリーが蛇語を話せたのはヴォルの魂が入って分霊箱になっていたからだ。じゃあ、俺がヴォルを分霊箱にしたら、ヴォルもどんな生き物とも会話する事が出来る様になるのか?

ちょっと興味はあるけど、流石にそんな理由でヴォルを俺の分霊箱にするのはなぁ。

 

 

「…昔…魔法族の指導者を決めるために清い魂を選んだことあったなぁ」

「へー?昔かぁ…どれくらい前?」

 

 

麒麟はリンゴをもぐもぐしながら思い出したように呟いた。

どれくらい前なんだろ。記録では麒麟が使われたのはグリンデルバルドの一件が最後だけど。

 

 

「さあ?わからないや」

 

 

麒麟の時間の流れと、俺たちの時間の流れは違うのかも知れない。

そもそも一年という単位や時間に縛られて居るのはきっと、人間だけだ。

 

麒麟の隣に座り、その温かい身体に身を寄せてあの森の話や普段何をして過ごしているかなど色々と教えてもらった。

あの森はそれ程危険な魔法生物もいなくて、清い空気で満たされてかなり居心地がいいらしい。あんまり沢山の人間のいる所に行きたくは無いようで、人間の穢れた魂を見たくないとか。 

 

 

「へえ…やっぱ、穢れた魂の側は嫌なのか?…疲れるとか?」

 

 

もし、その穢れた魂を見て疲れたり、何か不都合があるなら…俺がこの麒麟を使う計画は、この麒麟にとって良く無いのかもしれない。

 

 

「疲れないよ。ただ…うーん。悲しいんだ。魂が穢れるのは、人間だけだから」

「あー…そうだろうな」

 

 

この世で魂を穢すことが出来るのは、人間だけだ。

自己中心的な理由で、自分の利益のために同族を殺し、世界を汚しているのは、人間だもんなぁ。

他の生き物も勿論人間を襲ったり、同族で殺し合ったりはする。けれど、それは本能的理由であり、人間のような欲に塗れた理由ではない。

 

 

「うん…。本当に清い至高の魂を持つ人間なんて…。珍しいんだよ。指導者の器になれる魂を持つ者は、居るけど」

「俺、清い魂と指導者になれる器って同じ意味だと思ってたけど…違うのか?」

「全然違うよ。…だから、ノアの側は…居心地がいいんだ」

 

 

麒麟はすりすりと俺の頬に顔を寄せた。

顔の周りにあるふわふわとした毛がとても気持ちいい。

麒麟を撫でつつ、まったりしていたら、わりと強めにグラスを置く音が響き、俺はヴォルの方を見た。何、なんか…不機嫌?

 

 

「ノア」

「なんだよ?」

「ウイスキー」

「…自分で注げよ、全く…」

 

 

俺はキャバ嬢じゃ無いんだけど。と心の中で文句を言いながら麒麟から離れてヴォルの隣に戻った。

溶けて半分なくなっていた丸い氷を新しいものに変えてやり、黄金色のウイスキーを注げばヴォルは満足そうな顔でまたウイスキーを飲んでいた。…見てたら俺も飲みたくなってきたな。

 

 

「ヴォル、俺もおかわり!」

「自分でやれば?」

「……」

 

 

俺は注いでやったのに!と非難めいた目で見てたら、小さく笑ってちゃんと注いでくれた。

うん、ウイスキーも美味い!日本酒か焼酎も飲みたいけど、あんまイギリスには無いんだよなぁ。いやーヴォルにも飲ませてみたい。洋酒では酔わなくても、日本酒で酔う人もいるし。まぁ逆も然りだけど。

 

 

「9月になったら、また…君はホグワーツに行くのかな」

「んー。…行かないかな。もうヴォルに会う目的は果たしたし、行っても意味ないだろ?こっちで色々準備する事もあるし」

「準備って?」

「あー。世界を呪って、ヴォルの魔力を借りるけど。それでもダメだった時の為にな。ちょっと魔石に魔力貯めて、何個かタンク代わりに生成しとこうかなって」

「ふーん?…魔力か…」

 

 

ヴォルの魂が俺の中にあるから、俺はヴォルの魔力をとっても大丈夫な筈だ。…いや、そうあってほしい願望も含まれてるけど。

ヴォルはグラスを持っていない手で、俺の空いている手を握った。…相変わらず氷のように冷たいな。

 

 

「…俺の魔力、とるなよ」

「……いや、出来るものなんだな、って思って。これって誰でも出来るなら、その辺の魔法使いから奪えば?ノアの信者なら喜んで魔力くらい差し出すんじゃないかな」

「いやー…無理だろ。…ヴォル、俺の魔力とって、なんか違和感ないか?」

「……、…ん…?」

 

 

ヴォルと触れ合っている手から何かが流れ、抜け出しているのがわかる。体の中の魔力の流れなんて、あんまり意識した事はないけど。あんまり魔法連発すると、体から熱が消えていくような感覚になるから、きっと魂にはある程度の魔力量が個々で決まってるのだろう。

 

ヴォルは暫く沈黙して握っている手を見ていたが、「別に、何も?」と俺を見て首を傾げた。

…あれ?

 

 

「気持ち悪くなったりしないか?」

「いや…無いかな」

「んー?なんでだろ。俺がグリンデルバルドの魔力奪った時はマジで吐き気と眩暈のオンパレードで──」

「…グリンデルバルドの魔力を奪った?」

 

 

ヴォルが俺の手を強く握り、絶対零度の冷ややかな眼差しで俺を見据える。

声はどことなく、いつもより低くて…ってあれ、言ってなかったっけ。──言ってなかったわ。

 

 

「あー。ほら、グリンデルバルドに狙われた時に、一時的に魔力を失う薬を飲まされて、監禁されそうになって…まぁ、それで逃げる為にグリンデルバルドの魔力を奪ったんだよ」

「…よく無事だったね」

「まーそれは俺だし?」

 

 

呆れたような眼差しで見られてしまった。確かにあれは俺史上2番目くらいにやばいなって思ったな。1番目はもちろん拳銃で撃たれた時だけど。

 

 

「それにしても、何で平気なんだろ。…俺の中にあるヴォルの魂が、ヴォル本人にも影響してるから… ヴォルは俺の魔力吸っても平気なのか…?」

「さあ…どうだろうね」

 

 

分霊箱に関しては文献がマジで少ないから、色々とわからない事も多いんだよな。そもそも分霊箱作ったのって…ヴォルが二例目だっけ?

 

 

「多分、俺はヴォル以外の魔力は受け入れない、と思う。一時的に魔力が補充されても…なんていうかな、倦怠感と吐き気が強くてさー、めちゃくちゃ悪酔いした感じになるから。俺の信者の魔力は取れないかな」

 

 

そう言って手を離せばヴォルは納得した顔で頷いていた。

手っ取り早く魔力の篭った石を作るには、下準備が必要だし、早速明日ノクターン横丁に行って色々準備しなきゃな。

 

 

「明日、素材買いにノクターン横丁行くけど、ヴォルはどうする?」

「…そうだね、明日は…死喰い人達の元へ行く。1月11日までは大人しくするように伝えてるけど…ま、ちょっと()()()言いつけようかな」

 

 

その言葉にはいろんなニュアンスが込められていたが、あえて俺は気が付かないふりをした。

 

 

「…魔力を貯める魔石って、生成に時間かかるわりに…それ程魔力を貯めれなかった気がするけど。後数ヶ月で…作れる?」

「ん?…ああ…ま、本来なら魔石に自分の魔力を貯め続けて…まぁ年単位かかるけど。裏技…いや、力技かな?それですぐに作れるはずだ」

「その方法は…知らないな」

「あー…作ってみせようか。ちょうど一回分の素材はあった筈だし」

「うん、知りたい」

 

 

ヴォルは今でも自分の知らない魔法や魔術があると、意欲的に取り込もうとするようだ。かなり勉強熱心だな?

俺はチラリと麒麟を見て、麒麟はいつの間にか前足に頭を乗せてすぴすぴと寝ているのを確認し、無言でついてこいと手で合図してそっとリビングから地下室に向かった。

 

地下室は、がらんとしていて一階よりも空気が冷えている。

調合机と大鍋が中央奥にあり、素材棚と本棚が壁に沿って並んでいる。ヴォルの希望で作った調合兼実験室のここは、俺はあんまり使ってなかったが、ヴォルはたまにここに篭ってたっけ。今考えたらなんか悍ましい闇の魔法でも生み出してたのかな?

 

 

部屋の真ん中にあるがらんとした場所に大鍋を置き、棚から手のひらサイズの魔石やら薬草やら骨やらを取り出し、鍋の中にぽいぽいと無造作に入れた。

あまりの俺の適当さに、ヴォルは石壁にもたれながら「こんなので出来るのか?」と訝しげな目で俺を見るが、とりあえず最後まで見続けようと思っているのか何も言わなかった。

 

 

「さて、ここには何と5000ガリオンもする上位魔石と、希少な素材が入っているのだが…」

 

 

似非(エセ)セブルス教授ごっこをする。何となく薬を作ったりする時は、セブルスごっこがしたくなるのだから、仕方がない!

 

 

魔法界とマグル界の物価や価格帯が違うとはいえ、大体1ガリオンは日本円で3000円くらいだ。つまり…この石は一千五百万円くらいの価格だが、まぁ…全盛期、俺が1ヶ月に稼いでいたのは──それよりも高いとだけ言っておこう。

 

 

「…それ、そんなに高いんだ」

「さよう、上位魔石はビーズくらいのものでも100ガリオンはする。…さて、賢者の石の作り方にもあるように本来なら魔力を注ぎ込むのに数年かかものなのだが──」

「…賢者の石?……もしかして、持ってるの?」

「──え?ああ、うん。まぁそれは今は関係ないから置いといて──これより、ノア専用魔力タンク作りを開始する」

 

 

ヴォルのつっこみに思わず素で返してしまったが、気を取り直して背筋を伸ばし、手を後ろに組んでヴォルを見る。ヴォルは何か言いたげな目をしていたが、とりあえず黙り俺の茶番に付き合ってくれている。

 

 

「ミスター・リドル。賢者の石の生成方法は知っているかね?」

「…知らない」

「製作者の魔力、上位魔石、ユニコーンの血、ナギベルの葉、黄金魚の第二頚椎…そんな事もわからないのかね?スリザリン5点減点!」

「…本当に、それで賢者の石が作れるの?」

「さよう。…しかし、今賢者の石を作るには、圧倒的に時間とユニコーンの血が足りん。…その為、今回は特別に別の血を利用する方法を…教えよう」

 

 

俺は作業台の上にある小型ナイフを手に取り、そのまま大鍋が置いてある部屋の中央に向かう。

 

 

「そう。代替する血とは──俺の血だ」

 

 

俺はそのまま左手首を切る。

切る前に痛覚は遮断していたから特に躊躇いなくスッパリと切れば真っ赤な線からぷつぷつと赤い玉が出来て、すぐに溢れかえり流れ落ちた。くるりと傷口を下にすれば、ぼたぼたと割と大量の血が流れる。

 

 

「…それ…大丈夫?」

「ん?あー痛覚遮断してるから、痛くはない。まー問題は出血死しないギリギリまで血が必要って事で…あ、棚にある造血薬とって?」

 

 

動脈は切って…ない筈だけど、え?切ったのか?正直わからん。痛覚ないと割とすっぱり行くことがわかった、痛覚は危険を知らせる大切なサインであり、それを無視することは危険だって──なんかの本で読んだな。

 

ヴォルは苦虫を噛み潰したような顔で棚から取った造血薬が入った瓶を俺に渡した。

…あ、…ちょっと説明してからやれば良かった。ヴォルにとってのトラウマだったり…?

 

ヴォルの表情を見て、俺が拳銃で撃たれた時もそういえば出血死手前の出血量だったと思い出した。

 

 

「ヴォル、今回は大丈夫だから」

「……わかってる」

 

 

少し、体が冷えてきたし手の先が震えてきた。

大鍋の半分ほどに血が溜まり、部屋中が血独特の鉄臭いにおいで満たされていく。

ヴォルも、嫌そうな顔で溜まっていく大鍋を見ていた。

 

 

「──っと、こんなもんかな」

 

 

くらり、ときたところで造血薬を飲み、傷口を治癒する。

足がふらついてきたから大鍋の前に座り込み、匙でぐるりと鍋をかき混ぜた。

 

 

「…これで、どうするの」

「えーと、この鍋には既に俺の魔力が篭ってる血液で満たされてる。…あとは、魔力を注ぎ込んで、血液と魔力を魔石に定着させるから。俺が倒れたらとりあえず手を握ってくれ」

「は?──ちょっと」

「よし、レッツ調合!」

 

 

ヴォルのどこか焦った声を無視し、大鍋に手をかざして思い切り、俺の魔力を注ぎ込んだ。血液を媒介し、魔力を無理矢理魔石に定着させる。ぐらり、と真っ赤な血が混ぜてもいないのにぐるぐると渦を作り、その量が減っていく──それに合わせ、俺の体から急激に魔力が減る。ガタガタと音を立てて鍋が揺れ、みるみるうちに血液が減り、そして最後に真っ赤な石のみが大鍋の底に残ったのを見て、俺はその場に倒れた。

 

 

「ノア!」

「んー…」

 

 

ヴォルがすぐに膝をついて俺の手を強く握る。ヴォルの手がいつもより冷たくなく──むしろ、ほのかにあったかく感じるのは、俺の身体が冷えているからだろうな。

 

 

「…あー…疲れた…」

 

 

ヴォルの手から魔力を奪い、ようやく体に力が戻ってきてゆっくりと身体を起こす。

まだ立ち上がる余裕は無いけど、まぁ…寝て栄養を取れば回復するだろう。

 

 

「もういい。あんまりヴォルの魔力吸いすぎるわけにもいかないし」

「…本当、大丈夫?…顔色悪いし、手も…冷たい」

「まあ…魔力殆ど枯渇したから、単純に動けなくなったんだな」

 

 

鍋の底にある真っ赤な石を手に取り、しげしげと眺めてみる。んー、見た目はほぼ賢者の石だな。

 

 

「出来た。これで一つ目」

 

 

ヴォルの手に乗せれば、想像以上の重みだったのか、ヴォルは少し息を飲み「これ、賢者の石?」と呟いた。

 

 

「賢者の石もどき。俺の魔力と血液で作ってるから、見た目は賢者の石でも、俺の魔力を回復させるだけだ」

 

 

命の水を作るためには、やっぱりユニコーンの血が必要不可欠であり、その最も重要なものが欠落してるこの石はただの魔力タンクだ。命の水という名の、俺の魔力水?しか出てこない。

 

 

「作り方は簡単だから…ヴォルも一つくらい作っといたらどうだ?なんかあった時に便利だぞ。…まぁ、魔力切れするほど、魔法使うことって無いか」

「経験したことは、無いね」

「だよな。…ところで、ヴォル。俺を寝室まで運んでくれないか?姿現し出来ないくらい、魔力がないんだよなぁ」

「…はぁ…」

 

 

ヴォルは大きなため息をついて俺の手に石を握らせると、そのまま手を握り、俺の自室まで姿現しで運んでくれた。

 

丁度近くにベッドがあり、ぼすんと倒れ込む。

ふかふかの沈むような夢心地のベッドに、すぐに眠気が訪れる。

 

 

「…色々聞きたいことはあるけど、また明日聞くよ」

「んー…おう、…疲れたから、もう、寝る…」

「おやすみ」

 

 

もぞもぞと毛布を引き寄せ途切れ途切れに言えば、ヴォルはそっけなくぽつりと呟く。

すぐに俺の頭に手が伸びてきて、さらりと俺の髪を撫でる。懐かしいその手つきに、俺はすぐに意識を飛ばした。

  

 

 

ヴォルとノアの関係について。匂わせ程度にしか2人の関係を示唆していませんが、今後どんな未来がみたいですか?

  • このまま変わらない、あくまで親愛。
  • 恋愛の意味での愛に気がつく。
  • さっさとノアは抱かれるべき。
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