アンリミテッド・ブレード・ライブ   作:夢物語

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プロローグ
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 I am the bone of my sword.(体は剣でできている)

 

 

 あれから、どれぐらいの時間がたったのだろうか。

 あの日、剣製を競い合い、互いの幻想をぶつけ合ったあの時からずいぶんと月日が流れた。

 俺の姿は、もう昔の面影はほとんどなく、今じゃあいつとまったく同じ姿かたちになってしまった。

 

 

 Steel is my body, and fire is my blood (血潮は鉄で 心は硝子)

 

 

 そんな俺は今、戦争が終結したばかりの紅い丘で沢山の剣が体を突き破り、沢山の血を流しながらも立っている。

今まで相当無理してきたが俺の命はもう、ここまでのようだ。

 

 

 I have created over a thousand blades.(幾たびの戦場を越えて不敗)

 

 

 アーチャー。お前の言うとおりだったよ。

 俺の目指した夢は、確かに幻想にすぎなかったよ。

 

 

 Unaware of loss.(ただ一度の敗走もなく、)

 

 

 だけど、そればかりじゃなかった。

 確かに俺も、九を救うために一を切り捨てたこともあった。

 何人も人をこの手で殺し、もしかしたら、その俺が殺した人たちも助けることができたかもしれないと思い悩んだことは何度でもある。

 でも、それでも人を助けようとした思いに嘘はない。

 だから、小数人ではあったけれども、ありがとうと言ってくれただけで、心から救われた気がしたんだ。

 

 

 Nor aware of gain(ただ一度の勝利もなし)

 

 

 アーチャーは……未来の守護者になったかもしれない可能性軸にいる俺は、きっと救えなかった者や、殺さずにいられなかった命ばかりを見てたんだ。

それでも俺が切嗣(じいさん)に助けられたときに、切嗣のことをヒーローのように感じ、まるで救われたのはこっちのほうだと、そう思わせる笑顔に憧れ、同時にうらやましく感じたように、もしかしたらあいつが助けた人も、そう感じた人がいたはずなんだ。

 

 

 With stood pain to create weapons.(担い手はここに独り)

 

 

 俺は遠坂たちにそのことを教えてもらった。

 俺の歪みは、俺自身直しようもないし、直す気もない。

 それでも、あいつとは違って、誰かを助けようとしたことや、その信念は間違いなんかじゃないと信じ続けることができたから、世界から守護者になれと迫られても、俺は断ることがっできた。

 

 

 waiting for one's arrival(剣の丘で鉄を鍛つ)

 

 

 ただ一つ、心残りがあるとすれば……

 

 

 I have no regrets.This is the only path (ならば、我が生涯に 意味は不要ず)

 

 

 今まで俺のことを心配してくれていた振り切った人たちのことを、幸せにしてあげたかったな。

 

 

 My whole life was(この体は、)

 

 

「だったら、アンタはこんなところでくたばるんじゃないわよ! アンタをこんなところで絶対に死なせてなんかやんないんだから!!」

「と……おさ、か?」

 

 

 “unlimited blade works"(無限の剣で出来ていた)

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