やはり俺の恋のリベンジは間違ってはいない。リメイク   作:龍造寺

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香織編24話です。


35ー24話ー千葉村までの途中にて。

八幡の前に現れた陽介、完二、美沙希の3人である。彼らの格好もラフな格好であるし、特に美沙希の格好が一番目立つ。小町、綾香、結衣も裾の短いTシャツにホットパンツのスタイルだが、彼女はそれの上手をいっている。小町達は、Tシャツの上着だが、美沙希はアメリカの国旗の水着みたいなものであり、ホットパンツも小町達よりも際どさもある。

 

「陽介に完二に上条さんもいたのか?サッカー部はどうしたんだ?」

 

「今日は部活はお休みなのですよぉ」

 

「今日から3日間は休日か。まあ俺達だけじゃなく、隼人と戸部もいるぜ」

 

「まあ、オレらちょっと煮詰まってたんスよね、顧問からそれで3日間休日を与えられたんスよ」

 

「煮詰まったね、練習試合に2連敗したって聞いたが、そこまで深刻だったとはな」

 

夏休みに入ってすぐに練習試合をサッカー部はやったのだ。だが結果は、【0ー2】と【1ー3】というスコアに。攻撃陣も守備陣にも不甲斐なさを残す結果に。

 

葉山の今年こそは国立、打倒海浜という気持ちが、かえって自分達を追い込んでるように顧問には見えたのだ。だから3日間の休日を与えたのだ。自分達を見つめ直すために。そんなときに奉仕部の合宿の話を聞いて平塚先生に協力を仰いで実現したというわけになる。

 

「やあ〜比企谷君、色々とお疲れ様」

 

「ヒキタニ君、ちわっす」

 

「葉山、お疲れ。戸部、ヒキタニじゃなくて、ヒキガヤな」

 

葉山と戸部と話していたら、三浦と海老名が荷物を持ってやって来る。

 

「戸部っち受け、ヒキタニ君攻めも中々…グヒィヒヒ…」

 

「姫菜、よだれと鼻血!両方出すナシ」

 

海老名は、八幡と戸部を題材にして、頭の中でBLを創作している。八幡達は苦笑いをしながら会話をしていると

 

「ごめんみんな、平塚先生、遅れてすいません。水泳部の話し合いが長引いてしまって」

 

「僕も寝坊してしまい遅れました」

 

それは、八幡達のクラスの学級委員長の吹寄制理と戸塚である。彼女の格好もどちらかというと、結衣と同じような格好である。戸塚の格好は、男女通用するような格好である。

 

「やっはろー、セイリン、さいちゃん」

 

「おはよう、結衣、それに三浦さんに葉山君達に比企谷君達、香織、雪乃、綾香に小町ちゃん」

 

「みんな、おはよう」

 

「吹寄と戸塚が来たことだし、そろそろ出発するか」

 

「平塚先生、そうすっね。人数分けはどうします?」

 

平塚先生、山本先輩は、運転手であるため、当然一緒にはならない。つまり八幡、陽介、完二、葉山、戸部、戸塚、香織、雪乃、結衣、吹寄、三浦、海老名、小町、綾香の15人でどっちに乗るか決めなくてはならないのだ。つまり2台、7人ずつに分けなくてはならない。どうやって決めるのかは、コイントスで決めたのだった。

 

平塚が運転する方ー【八幡・完二・葉山・吹寄・結衣・海老名・美沙希】

 

山本先輩が運転する方ー【陽介・戸部・戸塚・香織、雪乃・三浦・小町・綾香】

 

というふうに決まったが、駄々をこねる輩が数名出たが、平塚先生の中二発言に駄々をこねていた数名も大人しくなってしまった。

 

こうしてそれぞれにワンボックスに乗り込む八幡達は、シートベルトを締め、全員が締めるのを確認すると、平塚先生と山本先輩は、千葉駅から出発する。

 

 

平塚先生が運転するワンボックス内では、葉山と完二が喋っていて、吹寄と結衣が喋っている。海老名は何かを想像をしていて、美沙希はスマホをいじっていた。

 

助手席に座る八幡は、平塚先生に行き先を聞く。

 

「あの、平塚先生、行き先は一体どこでしょうか?」

 

「君が良く知っている場所ってことは確かだな」

 

「…俺の知っている場所?」

 

八幡は景色を見ながら考えていると、去年のことを思い出す。

 

「まさか、千葉村!?」

 

「正解だ、比企谷。千葉村で合宿を行う。覚悟してかかることだ」

 

まさか合宿で千葉村を目指すとは思えなかった。千葉村をまさか3年連続で訪れるとは思わなかった。

 

1回目は、雅史達サッカー部を激励で来たこと。2回目は、香織とのデートでやって来たこと。3回目は、奉仕部+αの合宿ということで、再び千葉村を訪れることに。つくづく千葉村に縁があるなと思った八幡であった。

 

千葉村に行く事がわかった時、完二が

 

「千葉村ぁ、2年前に自分達サッカー部を激励した場所じゃないですか!」

 

「完二、そうだな。サッカー部を激励した場所でもあり、アイツを元気に励ますために…やったつもりが、逆に励まされたって感じか…」

 

「比企谷、君は…」

 

「ヒッキーの元カノさんの綾音さん」

 

「綾香のお姉さん、雪柳綾音さんね」

 

葉山、結衣、吹寄がそう口に出した。綾音のことは、材木座の小説の件のときに色々と雪乃、結衣にも話していたのだ。

 

「綾音のことは、今カノの香織の手前、言えないですから。香織は話しても良いって言ってくれますが、それでも…俺は…」

 

八幡はそう言って、外を景色を眺め始めた。その話を聞いてみんな黙り込むが、運転している平塚先生が八幡に話しかける。

 

「比企谷、君はまだ心の何処かに元カノのことを思っているわけだな」

 

「……香織がいるのにまだ元カノの綾音を思っている自分がイヤになることもあります」

 

八幡は窓の外を見ながら話す。みんななんと問いかければ良いか分からない。そんなとき美沙希が話しかける。

 

「比企谷君は一途なんだねぇ。陽介が言ってたわねぇ。【貴方に思われていた綾音さんは、満足そうに亡くなっていた】って。【自分だったらそんなふうにはできないって】」

 

「上条さん…」

 

「比企谷、元カノのことは忘れろとは言わない。過去に囚われるな。乗り越えろ。もちろん今カノの白崎と…いや奉仕部や繋がりのある人達と共にな、私も顧問として支えてやる」

 

「平塚先生…」

 

「比企谷君、ゆっくりと歩めば良いと思う。僕は君みたいな恋愛をしたことがないから、まともな言葉が出てこない。けど相談くらいならできると思うから」

 

「ヒッキー、あたしも隼人君と同じで、したことないけど、相談に乗るからね!」

 

葉山と結衣がそんなことを言ってきた。吹寄も学級委員長として、クラスメイトとして相談に乗るとか、完二が八幡の背中を守るとか言ったので、海老名のBL魂に火を付けてしまい、美沙希に沈められてしまった。

 

八幡は深刻な話から明るい話に切り替えて、千葉村へ付くまで話していたのだった。

雫編も留美の話で終わりです。次の選択肢から次に見たいヒロインか選んでください。

  • 1ー雪柳綾香
  • 2ー吹寄制理
  • 3ー一色いろは
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