やはり俺の恋のリベンジは間違ってはいない。リメイク 作:龍造寺
八幡達は、色々と話しながら数時間をかけて群馬県にある千葉村までやって来た。八幡の深刻話から明るい話をしばらくしていたら、八幡と平塚先生以外は気持ちよさそうに寝ていた。
ワンボックスカー2台が無事千葉村に到着する。
平塚先生の運転している方では、平塚先生と八幡がみんなを起こす。もちろん山本先輩が運転していた方では、山本先輩がみんなを起こすハメになっていた。
みんなで千葉村の駐車場に出てくる。
濃厚な草の匂いがしていて、空気が綺麗であるように思えてくる。八幡達以外にも多くの観光客が訪れているのが、駐車場に停まっている観光バスやファミリカーで分かる。
八幡と香織にとっては、去年も見た景色なので、代わり映えはしなかった。だが今回は、2人だけではなく集団で着てるため、別の楽しみ方で楽しめるはずだろう。
「相変わらずここの空気は美味いな」
「そうだね、八幡君。車内で結構話が盛り上がったよ」
「そうなのか?」
「うん、そっちはどうだったの?」
「俺達の方か?」
八幡達平塚先生が運転していたワンボックスの方は、八幡の話のせいで重苦しい空気になったため、みんな眠ってしまった感がある。
「うーん、盛り上がったかというと…そうじゃないかな…」
「八幡君達は何の話をしたの?」
「昔の思い出さ」
「昔の思い出?」
「俺の甘く切ない青春話をしてたのさ」
「綾音ちゃんとの思い出話よね」
「そうだな」
香織はそっと八幡の腕に自らの腕を絡まる。彼女自身もそれは分かっている。だからこそ香織は
「今日は思いっきり楽しもう!」
「思いっきり楽しむ、か。確かに香織のいう通りだな。こんな場所に来て辛気臭いのもどういうもんかな」
「ね、楽しもう!高2の夏休みは今しかないんだから」
「そうだな」
八幡は一旦深呼吸をやって、香織の言うとおりに楽しむことにすることに。
千葉村へとやってきた本当の理由は、平塚先生が校長から地域の奉仕活動の監督を申し付けられたようだ。
八幡達は、小学生の林間学校のサポートスタッフとして働いてもらうことに。それだけではなく、学校の内申書にもプラスになると平塚先生は言っている。だから三浦達もやって来たのかと八幡は納得したのだった。
八幡達は、宿泊する本館に荷物を置いてくると、すぐさまに集いの広場に連れて行かれる。そこで待っていたのは、100人近い小学生の集まりだった。
小学生と言っても6年生であるため、特別に小さくは無いが、それでも体格にはばらつきはある。成長期には個人差があるからなんとも言えないが。
小学生の集団は、やはりパワフルであり八幡達は若干押されていた。八幡自身も自分達が小学生だった時もこんな感じだったのかと思ってしまったりしたのだった。
そして数分が経った頃に静かになり
「はい、みんなが静かになるまで3分かかりました」
どこにもいる静かなるまで待ってから喋りだす教師。それから説教やってからこれからの予定が発表される。
1日目は、これからオリエンテーションのようだ。または、ウォークラリーとも言うのだが。小学生の集団は、林間学校のしおりを開いて、話を聞いている。
八幡は、中学時代の修学旅行の時を思い出していた。綾音達と話し合って旅のスケジュールを立てたことやスケジュールは狂ってしまったが、それでも楽しかった事が頭の中に浮かんできた。そして
「それでは最後に、みなさんのお手伝いをしてくれるお兄さんお姉さんを発表します。まずは挨拶をしましょう。よろしくお願いします」
小学生の集団の視線が八幡達に集まる。平塚先生の視線が八幡を捉えている。間違いなく高校生側代表で挨拶をやれというサインである。八幡は仕方がないと思い前で出る。
「これから3日間、みんなのお手伝いをするお兄さんとお姉さん達です。何かあったらお兄さんやお姉さんに言って下さい。みんなの林間学校を楽しい思い出、素敵な思い出をたくさん作れるようにお兄さんとお姉さんはお手伝いをします。みんなよろしくお願いします」
八幡は色々と言葉を選んで言った。拍手が巻き起こる。小学生の女子達は、八幡にキャーキャー言っているし教師陣は熱烈の拍手を送っている。陽介、完二、山本先輩は相変わらずのモテると思い葉山は八幡の凄さを改めて分かってのだった。
香織と小町、綾香、結衣は何だか複雑な気持ちであり、雪乃や戸塚や吹寄や美紗希は驚きつも納得していた。三浦や戸部、海老名も八幡の偉大さに気づかされていっている。
八幡は綾音のために走り回った時のスキルが役に立っていると自覚していた。
こうして、オリエンテーションが始まるのであった。
雫編も留美の話で終わりです。次の選択肢から次に見たいヒロインか選んでください。
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1ー雪柳綾香
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2ー吹寄制理
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3ー一色いろは