やはり俺の恋のリベンジは間違ってはいない。リメイク   作:龍造寺

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雫編37話です。


45ー37話ー雅史のおめでた。

ーーー総武高校→ジュネス内のサイゼリヤ

 

「それじゃあ、また明日」

 

「ええ、八幡君、また明日ね」

 

とある交差点で八幡とめぐりは分かれる。彼は自転車の速度を少し上げてある場所に向かう。

 

ある場所とは、陽介の父親が支店長を勤めるショッピングモールへ行く。

 

ショッピングモールの名前は、ジュネス。今急速に業績を上げて全国展開を始めているのだ。そのジュネスの中に入っているサイゼリヤに向かう。

 

何故サイゼリヤに向かうのは、親友の雅史から呼び出されたからである。

 

「雅史、大事な話があるとか言ってたけど、なんだろうな」

 

そんなことを考えながら、ジュネスの自転車置き場に自分の自転車を置いて、サイゼリヤを目指す。

 

サイゼリヤジュネス支店に着き店の中に入る。そして雅史を探すがすぐにわかった。正式には雅史と女子生徒が1人いるわけだが。その女子生徒は、氷川静江である。

 

海浜総合高校の五大美少女と呼ばれる1人である。

 

八幡や雅史、雫達と同じ総武中出身である。

 

静江は中3までは、地味地味子と言われてイジメられていたが、八幡達がイジメっ子を退治した。その後八幡や雅史が、緑子達と共に彼女のイメチェンをやって、美少女に生まれ変わった。

 

総武中卒業式の日に八幡に告白しフラレた1人でもある。雫と付き合ってることを分かりながら告白をしたのだ。それはフラれることで、ケジメをつけ前に進むためにやったことなのだ。

 

「雅史、それと氷川…待たせたか?」

 

「いや、俺達もさっき来たばかりだから、心配はしなくてもいいよ」

 

「八幡くん、お久しぶりだね。卒業式以来会ってなかったね」

 

「そうか雅史、ありがとな。氷川は久しぶりだな。そうだな、卒業式以来だな。で、それで俺に大事な話があるとか?」

 

「ああ」

 

その前にサイゼの店員が注文を取りにきたから、八幡達は飲み物を注文する。

 

「八幡、真面目に聞いてくれ。俺達付き合うことにしたんだ」

 

雅史の言葉に驚きはなかった。大方は、サイゼに入って来たときから予想はついていた。雅史が女子と2人だけという展開はなかったからだ。あったとしても緑子、七海、かおりとぐらいであったからだ。

 

でも今回は違う。雅史の真剣な表情と静江が恥ずかしそうにしているが、幸せオーラも出ているのが表情でわかるのだ。

 

「雅史と氷川が…2人ともおめでとう!お似合いだな」

 

「俺達も色々あってな、それでなんか意識しあうようになってだな」

 

「それで好きになり付き合うようになったのか。で、どちらから告白したんだ?」

 

「俺からだよ」

 

「そうか。お前からって初めてじゃねーか」

 

雅史達のサッカー部に静江がマネージャーとして入部してきたことが始まりだった。

 

静江は、高校からは本当に変わりたかったからサッカー部のマネージャーとて入ったのだ。

 

雅史も静江に世話されていくうちに恋愛感情を持つようになった。静江も同じく恋愛感情を持つように。

 

そして雅史の告白により、自分達が両思いだってわかり、付き合うことになった。

 

「私ね、最初は八幡君を見返してやろうと思って、海浜サッカー部のマネージャーになったの。でもマネージャーとして活動していくうちに雅史と話していると彼に惹かれていったの」

 

「俺もだ」

 

八幡は、雅史&静江の出来立てのカップルを見ていて、嬉しくもあり羨ましくもあった。

 

「静江、雅史を頼むな、幸せに」

 

「うん、ありがとう、八幡君」

 

「雅史、静江を大切にな」

 

「八幡、サンキューな。お前こそ、雫を大切にしろよ」

 

「ああ、分かってる」

 

八幡は、雅史、静江にとあることを聞いてみた。

 

「話は変わるが、2人とも海浜で盗撮事件とかあるか?」

 

「盗撮事件!?」

 

「え!?」

 

2人は驚いた表情でお互いを見ている。

 

「何で盗撮事件を知っているんだ?」

 

「そうだよ、海浜の事件はまだ表には出ていないよ」

 

「いや…海浜でまさか盗撮事件が起きてるとはな。そっちは解決したのか?」

 

「なんとかね。生徒会、教職員、PTAが協力して最終的には教育委員会、警察まで入って解決したかな。まあ後は七海のお父さんや俺のじっちゃんも介入してくれたしね」

 

「それでも被害を受けた女の子の心の傷は一生消えないもの」

 

静江のその言葉に八幡ははっとさせられる。

 

「さっきの八幡の態度からして、まさか総武高校でも起きているのか?」

 

「まあな。俺はその盗撮事件も調べているんだが、中々な」

 

「……!七海のお父さんが、八幡から相談されている案件があるって言ってたのは!」

 

「盗撮事件のことさ。総武は海浜と違って校長、教頭が動かない」

 

「それってまさか!」

 

静江がすぐにピンときたようだ。

 

「ああ、学校内に権力者と繋がるヤツが関わってる可能性もあり、ただ自分達の保身のために動かない可能性もある」

 

「…どっちしろ最悪だな」

 

だからこそ八幡は、めぐりを1人で調査させたくはないのだ。犯人側に教師がいる場合、不良達を使って彼女を襲わないとも限らないのだ。それは教師側に内通者がいない場合でも襲われる可能性もある。

 

ちなみに海浜の事件解決の立役者は、玉縄副生徒会長である。今回の事件解決で次期生徒会長も決まったようなものだと。

 

「八幡、危ない真似はするなよ。八幡に何かあったら綾音や今カノの雫に申し訳ないからな」

 

「わかってる」

 

「八幡君、無茶だけはしないでね。みんなが心配するから」

 

「わかってるから、お前達こそ無茶するなよ」

 

八幡と雅史、静江の3人はしばらくそんな話をしていた。そして30分くらいしてから、サイゼから出てたのであった。

雫編も留美の話で終わりです。次の選択肢から次に見たいヒロインか選んでください。

  • 1ー雪柳綾香
  • 2ー吹寄制理
  • 3ー一色いろは
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