やはり俺の恋のリベンジは間違ってはいない。リメイク   作:龍造寺

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雫編42話です。


50ー42話ー八幡は、緑子と七海と勉強することになった。

ーーー奉仕部の教室→自宅へ。

 

八幡は、薄暗くなった廊下を歩いてくつ箱に向かう。

 

校舎内は静寂が支配し始めていて、ひんやりさも伝わってくる。くつ箱のところで

 

「さてと、中間試験のもあるし、勉強でもするかな」

 

そう考えて、次はどこで勉強でするかという問題がある。自宅では、綾香や小町がいるから集中できるかが鍵である。くつ箱で靴に履き替えて、自転車置き場に向かいながら考える。

 

「集中できるとこなら、市立図書館か…それとも…ファミレスで…どうしたものか…」

 

そんなことを考えていると、スマホの着信が鳴る。八幡はスマホを見ると、メールの着信がきてるのが分かる。

 

送り主は、緑子からだった。すぐにメールの内容を確認する。

 

【やっほー八幡、元気?私達はもうすぐ中間テストで部活も休みになったんだ。八幡はどう?貴方なら大丈夫なんだろうな。どうせ1位ばかり取ってるでしょうし。あ、八幡、勉強教えてほしいな~】

 

八幡はすぐに返信する。

 

【緑子、俺達も来週中間試験だよ。そのあたりは一緒だな。1位ばかりって、こっちには、強敵がいるからな。油断すれば、抜かれかねないわ。で、勉強教えろって、海浜と総武って…習うとこ一緒だっけか?】

 

すぐに返ってくる。

 

【一緒だよ。同じ進学校だからね。だから教えてください、八幡様。教えてくれたら、お礼に良いことしてあげるよ?】

 

八幡もすぐに返す。

 

【お礼にって…何をする気だ?話の続きは、家に帰ってからチャットで話すから、また後で】

 

【わかったわ】

 

緑子とのメールのやり取りを終えると、そそくさに家へ帰ることにした。

 

夜ご飯、風呂等を全て終えた八幡は、自室で一応は雫の許可を取り付けた上で緑子と七海の勉強会をやることに。ちなみに雫は、香織と共に同じクラスの女子達と勉強会をやるようだ。

 

 

緑子との会話の続きをやる。今度はチャットで。

 

【緑子、今、話せるか?】

 

【ヤッホー、八幡、こんばんは】

 

【こんばんは、緑子。で、勉強を教えてほしいって】

 

【そうだよ、教えてほしい!赤点とか取って、大会に出場出来なくなるなんて嫌だからさ】

 

緑子は、海浜総合高校の水泳部のエース、そのエースが赤点で出場できないとかなれば、海浜にとって相当の痛手となる。八幡もそういう結果になってほしくはない。

 

【わかったよ、勉強を教えれば良いんだろ?】

 

【ありがとう、八幡!】

 

すると、七海がチャットに入ってきて

 

【緑子、八幡に教えてもらうんだね?】

 

【そうよ、赤点取るわけにはいかないし、七海はどうなの?】

 

【私も赤点なんか取ったら、テニスの大会出られないよ…。テニスばっかりしてたからね…八幡、教えてください】

 

【はぁ~…お前達の近くに雅史や静江がいるだろ…2人に教えてもらえば】

 

雅史と静江も海浜のトップ争いをしているぐらい成績もいい。学校の違う八幡よりか雅史達に教えてもらうのが口実がいいはず。

 

【雅史と静江の邪魔をするわけにはいかないからね】

 

【そうよね、やっとカップル…付き合いだしたのだから、邪魔者にはなりたくないもの】

 

2人は、雅史達の邪魔はしたくはないようだ。まあ古くからの付き合いだから、そう言うのも分かる。

 

その雅史と静江は、一緒にテスト勉強をしているようだ。

 

【まあ…そうだな…雅史には幸せになってほしいからな】

 

【それじゃあ、八幡、教えてくれるんだよね】

 

【仕方がない、教えてやるよ】

 

【ありがとう!八幡。雫にはちゃんと話すから】

 

【雫には、もう許可をもらった】

 

【ありがとうございます】

 

八幡は、緑子と七海に勉強(テスト勉強)を教えることが決まった。

 

【で、いつ、どこで勉強を教えればいい?】

 

八幡はふと思う。自宅なら間違いなく綾香も参戦しかねないと思った。ならば外のどこかでやればいいと考えた。しかし選択肢を向こうに与えている。緑子と七海がどう答えるか待つしかない。

 

【そうだね、そうしたら、ジュネスのサイゼでやろっか?】

 

【そうだね~なんか飲みながらでも出来そうだし~】

 

【ああ、俺は構わないぞ】

 

【なら、決まりね。明日からやりましょ?】

 

【明日?ああ、明日は教職員達の教育研究会があったな】

 

【そのおかげで午前授業だけどね】

 

【どうせなら休みにしてくれてもいいのにね~】

 

【七海、そう言うわけにもいかんだろ。明日、学校が終わったらすぐにジュネスのサイゼに行くからな】

 

【八幡、また明日】

 

【了解しました。明日、サイゼでね~】

 

緑子と七海の了承が取れた。やり取りを終えると、スマホを机に置く。そして机の上に置いている綾音の写真を見る。

 

「緑子と七海と勉強会を開くことになったよ。昔は綾音と雅史をあいつらを含めたメンバーでやってたよな」

 

昔の思い出に浸る八幡。だが昔の思い出ばかりに浸っているだけではいられない。過去よりも今、未来が大切なのだから。

 

「さて、俺は俺で予習と復習をやるとするか」

 

八幡は机に向かって勉強をすることにしたのだった。

雫編も留美の話で終わりです。次の選択肢から次に見たいヒロインか選んでください。

  • 1ー雪柳綾香
  • 2ー吹寄制理
  • 3ー一色いろは
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