やはり俺の恋のリベンジは間違ってはいない。リメイク   作:龍造寺

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13ー2話です。


13ー2話ー彼のいない入学式。

香織、雫、かおりは朝から色々あったが、何とか入学式へたどりいた。見慣れた者達が、高校入学ということで、はしゃいでいる感じである。3人は、八幡の事故のことで、頭がいっぱいである。特に香織は、そわそわしていて落ち着きが無い。

 

香織の両親、雫の両親、かおりの両親も入学式に来ており、八幡の母親から事情を聞いて知っているようであった。

 

 

入学式はつつがなく終わり、香織は別のクラスに雫とかおりは、八幡と同じクラスになった。香織は何故自分だけが別のクラスなんだと怒っていた。

 

 

海浜総合高校で入学式をやっている雅史達も後程八幡の事故の事を知り、表情が暗かった。

 

高校入学というイベントで起きてほしくなかった事故。

 

香織達は、犬の飼い主の事を許せない気持ちでいっぱいであった。

 

そして香織達は、自分達の両親から、励まされながら入学式は終わった。

 

 

 

香織は、自宅に帰ってきた後も八幡の事が心配でずっと自室に籠っていた。八幡の母親から連絡をすると言われていたので、スマホを持ちながら待っている。

 

「…八幡君、何もなければいいけど…もし後遺症とか残ったら…」

 

考えれば考えるほど、不安感だけが増してくる。ベッドに寝転びながら、スマホを見る。何も変わったことはない。そんな時、スマホの着信が鳴る。掛けてきた相手は、八幡の妹の小町からである。

 

「もしもし、比企谷小町ですが、香織さんの番号でしょうか?」

 

「はい、香織ですが、小町ちゃん、それで八幡君は…」

 

「香織お姉ちゃん、お兄ちゃんなら大丈夫ですよ。今日病院で色々と精密検査で調べてもらって以上は無いって診断結果が出ました。ただ頭を打ってるので、しばらくは入院することになりました。明日から面会できますので、お兄ちゃんにお見舞いに来てください。お兄ちゃん、香織お姉ちゃんのことえらく心配していたので。入院してる病院は、綾音お姉ちゃんが入院していた病院です」

 

「はい、あの病院だね、小町ちゃん、ありがとうね」

 

小町との通話を切った香織は、自室の窓を開けて

 

「良かった…八幡君が無事で」

 

星空を見ながら安堵する香織であった。

 

 

 

次の日

 

八幡は、昨日、高校の入学式早々に事故に遭ってしまう。事故というか、リードが外れた犬をリムジンから守るために飛び出した。それで怪我をしてしまった。

 

「……入学式早々、入院とか…運が悪いよな…だけど、香織達が怪我をしなかっただけでもいいか」

 

もし香織達に怪我でもあったら、八幡はもっと怪我以上のダメージがあっただろう。

 

ただ高校デビューは、失敗しただろう。今までは、雅史達がいたから問題なかったが、高校からは誰もいないわけではない。彼女の香織や雫、女友達のかおりがいる。だからといって初日からいない八幡にとっては、ぼっち率が高くなる可能性は高い。香織達とクラスが別々になる可能性もある。

 

「香織や雫、かおりが世話を焼いてくれるだろうな…」

 

八幡は病室の窓の外を見ながらそう言った。

雫編も留美の話で終わりです。次の選択肢から次に見たいヒロインか選んでください。

  • 1ー雪柳綾香
  • 2ー吹寄制理
  • 3ー一色いろは
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