やはり俺の恋のリベンジは間違ってはいない。リメイク   作:龍造寺

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5話です。


16ー5話ー夏休みの前に。

 

ゴールデンウィーク前に退院ができた八幡。入学式初日から事故に合い学校には1日も行っていない。つまり今日が初日の登校である。香織や雫、かおりがいてくれるとはいえ、浦島太郎状態なのは変わらない。

 

雫やかおりと一緒に自分達のクラス1ーC組の教室をくぐる。やはりクラスメイトの面々は、誰々となっている。だが雫やかおりと仲良くなっているクラスメイトからは、歓迎を受けることになった。その中には黒髪ロングの巨乳である女子生徒が近づいてきた。どうやら雫達と知り合いのようだ。

 

「雫、かおり、比企谷君、退院したんだね」

 

「そうね。これでも早く退院できたんだから」

 

「比企谷君、私は吹寄制理よ。一応クラス委員長をやってるわ。これからよろしくね」

 

「比企谷八幡だ、こちらこそよろしく」

 

ちなみに八幡の席は、廊下側の列の後ろから2番目である。ちなみに雫の席は、八幡の列より左に2つ行った列で、かおりは、雫の列の一番後ろである。

 

雫達としばらく話していた。それからホームルームが始まり、改めて自己紹介をやる八幡。すると後ろの方に座っていた茶色の髪の男子生徒が質問してくる。名前は上杉という。

 

「お前って、総武中出身だろ?八重樫さんや折本さんと同じ出身中学だろ?」

 

「…まあ、同じ総武中出身だけど、それが何?」

 

「総武中に比企谷八幡あり、と言われていた…。その本人だろお前?」

 

後ろの方に座っていた男子生徒がそう言ったため、また違う男子生徒が何か言い出す。

 

「総武中の色男、病気の彼女のためにサッカーを辞めた比企谷八幡…俺はお前ら総武中と対戦し負けた…」

 

八幡は、ツンツン頭の元気な陽キャラな男子生徒のことを見て思い出す。

 

「……お前…柏中の岡田か?」

 

「そうだ、比企谷、覚えてくれて光栄だな。彼女のことは、残念だったと言うしか言葉が見つからないが、元気出して行こうぜ!」

 

「あ、ああ」

 

岡田やその前に話した上杉が言っていた事で、八幡の事を知りたがるクラスメイトが続出しホームルームが長引いたのは言うまでもない。

 

この日は、八幡に対しての質問攻めが放課後まで続いたのであった。

 

そして彼女が1ーA組の白崎香織だと知られることになったのであった。

 

これから八幡は、サッカー部から勧誘が来たが断っている。それは何故かと言うと、八幡自身は、中学レベルで止まっていると。みんなとレベルが違うということで丁重に断ったのだ。

 

サッカー部だけではなく、バスケ、水泳、テニス部からも勧誘が来たが全てを断っている。

 

 

この先、部活動をやりたくなれば、自分から入るときが来るかも考えていた。

 

 

そんなこともなく、月日だけが過ぎていく。

 

 

そして、暑い夏がやって来て夏休みが近づいて来ている。八幡も香織との仲をもっと深めるためのデートプランも考えている。ちゃんと月に2~3回のデートを重ねているが、マンネリ化を防ぐためにどこか遠くに行くことも考えているところである。

 

高校生であるため、遠くと行っても、海外なんかは行けない。かといってお金がなければ、どこへもいけない。

 

「香織とのデートのためだ。新聞配達のバイトでも始めるか…」

 

商店街の知り合いのおじさんが、新聞配達の人間を募集していたことを思い出す。

 

「あのおじさんが、まだ募集していてくれればいいが…」

 

こんなことを考えていたら、背中をかおりに叩かれる。

 

「八幡、な~に遠くを見る目をしてたの?」

 

「ち、ちょ、折本…痛いんだが?」

 

「力入れすぎたかな…アハハ…」

 

「アハハ、じゃねーし…」

 

クラス全体が高校生活最初の夏休みが間近に迫っているからウキウキした気持ちがいっぱい漂っている。折本が八幡に夏休みのことを聞き出してきた。

 

「八幡さ、香織と一緒に海とか行きそうじゃない?」

 

「まあ、香織が海に行きたいって言ったら行くと思うかな」

 

「ヒュー、妬けるね~」

 

「冷やかすなよ…」

 

八幡とかおりが話していると、雫がやって来る。

 

「八幡君、かおり、なに話してるの?」

 

「夏休み、何するかとかの世間話だよ、雫はバスケ部の合宿とかあるよな?」

 

雫は、中学と同じ剣道部か水泳部かバスケ部で悩んでいたが、バスケ部に入ることを決めた。実家の道場が剣術であるため、中学までは剣道部に入部していたが、高校では別の部活がやりたいということで、親友の綾音がやっていたバスケ部に決めたのだ。どうやらバスケのセンスもあるらしく、1年でありながらレギュラーを奪取してるようだ。

 

「まあね。インターハイとかもあるから」

 

「雫も1年でレギュラーとかマジで凄いよね~」

 

「雫は剣術だけではなく、バスケのセンスまであるとは凄いというしかないだろ」

 

「バスケ部の先輩達も優しいし、剣術で培った事が役に立ってるかな」

 

「それでも凄いって~」

 

かおりが雫をそう褒めている。八幡も素直に凄いと思っている。これは本当の気持ちである。

 

そんな感じで、楽しい夏休みが目の前に迫りつつあった。

雫編も留美の話で終わりです。次の選択肢から次に見たいヒロインか選んでください。

  • 1ー雪柳綾香
  • 2ー吹寄制理
  • 3ー一色いろは
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