五等分の花嫁と野球の天才   作:ホークス馬鹿

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18話です。


18話

病院に行ったその日、純は遅れて学校に来た。

 

風太郎「純!?」

 

純「・・・うっす。」

 

風太郎「お前、何で遅れてきたんだ?」

 

純「・・・病院に行ってた。」

 

風太郎「病院!?お前、どこか痛めたのか?」

 

純「一昨日の試合で、足をな。」

 

この言葉に

 

風太郎「・・・まさか、三玖の違和感って・・・」

 

風太郎は全てを察した。

 

純「やっぱお前ら、試合見に行ってたのか・・・」

 

風太郎「まあな。俺達はお前の違和感に気付かなかったが、三玖だけは気付いてた。三玖には感謝しなければな。」

 

しかし

 

純「・・・。」

 

純は複雑な心中であったため、風太郎の話を聞いていなかった。

 

風太郎「純?」

 

純「ん?ああ、何でもねー。」

 

風太郎「・・・そうか。それじゃあ、試合は出れないのか?」

 

純「この怪我じゃ、ピッチングはおろか、スタメンでも使わねーって監督から言われたしな。」

 

風太郎「そうか。まあ、しっかり治せば、また投げられるさ。」

 

純「・・・ああ。」

 

そして、純は風太郎と別れたのだった。

教室に入ると

 

クラスメイトA「おはよう安達!」

 

クラスメイトB「昨日はナイスピッチングらしいじゃん!」

 

クラスメイトが、初戦のピッチングを賞賛した。

 

純「・・・サンキュー。」

 

これに純は、表面上はクールに対応しているが、内心は複雑だった。

 

純「・・・なぁ、三玖は?」

 

そして、三玖がどこにいるのかを尋ねた。

 

クラスメイトC「三玖ちゃんなら、トイレだと思うよ。」

 

純「・・・そっか。」

 

その時三玖が戻ってきて、純を見ると

 

三玖「あ・・・」

 

真っ先に駆け寄り

 

三玖「ジュン!怪我・・・大丈夫なの?」

 

心配そうな表情でそう尋ねた。

 

純「・・・大した事じゃねーよ。」

 

これに、純は目を逸らしながら言った。

 

三玖「・・・そっか。」

 

純「それより三玖、その事でちょっと話があるんだけど・・・」

 

三玖「だったら、お昼になったら話そう。」

 

純「・・・分かった。」

 

すると、授業が始まるチャイムが鳴ったため、各々の席に着いた。

そして昼休みになって

 

純「三玖、良いか?」

 

三玖「・・・うん。」

 

純は三玖を誘って、屋上へ向かった。

 

 

 

 

 

 

純「ここなら、誰も聞かれずに済むな。」

 

三玖「ジュン、話って何?」

 

すると

 

純「・・・一昨日の試合の事だ。」

 

純の顔からは、怒りの表情が浮かび上がった。

 

三玖「ジュン・・・?どうしたの?何で・・・怒ってるの?」

 

これに、三玖は戸惑いを隠せなかった。

すると

 

純「三玖お前何勝手なことしてくれてんだよ!あんなもん怪我のうちにも入んねーよ!余計な事してんじゃねー!」

 

純は三玖にそう怒鳴った。

しかし

 

三玖「でも・・・このまま無茶しちゃったら、ジュンは二度と野球ができなくなるかもしれないでしょ!?もしそれで万が一本当に・・・」

 

三玖は怯むことなく純に必死に言ったが

 

純「だから、それが余計な事だっつってんだよ!お前いつから俺の保護者になったんだよ!」

 

純には届かず

 

純「二度とこんな真似すんじゃねーよバカ!!」

 

と怒鳴った。

すると

 

三玖「っ!?」

 

三玖の見開いた目から涙が浮かび

 

パンッ

 

純「っ!?」

 

純の頬を涙を流しながら叩いた。

 

三玖「何でそんな事言うの!!ジュンなんか知らない!!」

 

そう言い、泣きながら屋上から走って去って行った。

これには

 

純(やっべぇ・・・遂カッとなって言っちまった・・・アイツ・・・わざわざ怪我を早く見つけてくれて、本当は感謝しなきゃなんねーのに・・・何で俺は・・・クソッ!)

 

後ろの頭をかきながらマズイといった表情を浮かべた。

三玖は、泣きながら屋上から駆け下りていった

その時

 

三玖「!」

 

??「おっと!!」

 

途中誰かとすれ違った。その子は

 

一花「ちょ・・・三玖!どうしたの!?」

 

一花だった。一花は三玖に気付き声を掛けると

 

三玖「・・・っ」

 

三玖は大粒の涙を流しながら一花の胸に顔を埋めた。

 

一花「三玖・・・?」

 

そして、それに呼応するかのように外は激しい雨が降ったのであった。




投稿出来ました。

今回も、結構強引に纏めました。

無理した内容かなと思います。お許し下さい(土下座)

それでは、また。
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