机を真ん中に、純達は座っていた。
純「風、まさかお前んちに五月がいるなんてな・・・」
三玖「本当に驚いた・・・」
風太郎「ス、スマン・・・言うタイミングが無くて・・・。それに、昨日の今日だったから・・・」
五月「・・・」
純「で、泊まってくのか?」
五月「・・・はい。一応。」
純「まあ、確かにここは隠れ場所にはおあつらえ向きだな。アイツら、お前んちは知らねーからな。」
風太郎「まあな。つっても、三玖には知られたがな。二乃は?」
純「お前、一花から聞いてねーのか?」
風太郎「ああ。」
純「・・・二乃は今、俺んちにいる。頭冷やすために暫く居候させるつもりだ。」
風太郎「・・・そっか。」
五月「そうなんですね・・・」
純「五月。お前・・・明日には帰れよ。」
三玖「うん・・・一花も四葉も心配してる。」
そう言ったが
五月「それは出来ません・・・。」
五月は頑なな表情で言った。
五月「今回ばかりは、二乃が先に折れるまで帰れません。」
風太郎「お前なぁ・・・」
三玖「五月・・・」
すると
純「・・・ったく、くだらねーな。」
五月「えっ・・・?」
三玖「ジュン・・・?」
風太郎「純?」
純がそう呟いた。
純「くだらねーって言ったんだよ。何でこうなったかは一花から聞いた。問題集破った二乃は確かに悪い。コイツの苦労を無駄にしやがったからな。」
純「けどな、お前も説教しといてムキになってどうすんだよ。一応言うが、お前も悪いぞ。」
五月「なっ・・・!?」
純「気持ちは分かるがな、お前まで感情的になってどうすんだよ。後、先に折れるまで帰りませんって言ったな。」
純「謝ったら負けって言うちっぽけな意地張って他の周りの皆に迷惑かけてんじゃねーよ。ハッキリ言って、お前も二乃も最低だぞ。」
五月「っ!」
風太郎「ま、待て純・・・!今回は俺にも原因が・・・!」
純「そうだな。今回の喧嘩、収められなかったお前にも原因がある。家庭教師の立場でもあるお前が二乃と五月の喧嘩、つっても、正確には二乃と三玖がきっかけだったな。それらを何とかすんのがお前の役目でもあんだろうが。」
純「あんまり偉そうに言える立場じゃねーけどな、お前もしっかりしろよ!」
風太郎「っ!」
この厳しい言葉に、五月も風太郎も何も言えなかった。
三玖「ジュン・・・それ以上言ったら二人が可哀想。」
すると、三玖が間に立ってそう言った。
純「・・・五月、今日はコイツの家に泊まっとけ。そして・・・これからどうすんのか、よく考えろ。」
そう言い、純は上杉家を後にしようとした。
純「勇也さん、らいはちゃん。お邪魔しました。」
三玖「お邪魔しました・・・」
勇也「おう!」
らいは「また明日!」
純「家に入ってきて偉そうに怒っちゃってすみません。」
勇也「構わねーよ。アイツも良い薬になったと思うぞ。」
らいは「お兄ちゃんにとっても良かったと思うよ。」
純「本当にすみません。」
勇也「良いんだ。俺からも良く言っておくからな。」
勇也「だから、あまり気に病むな。」
純「・・・はい。それでは。」
そう言い、純は三玖と一緒に上杉家を出た。
その帰り道
純「何か・・・悪かったな。」
三玖「何が?」
純「アイツらに怒鳴っちまって。我慢出来なくて遂・・・」
純は三玖に申し訳なさそうな表情で謝罪した。
三玖「ジュン・・・」
すると
ギュッ
純「三玖?」
三玖はジュンの手を握って
三玖「確かに怖かったけど、ジュンがそれだけ皆の事が心配なんだよね。」
三玖「大丈夫。ジュンの気持ち、きっとあの二人にもちゃんと伝わってるよ。それは二乃にも。」
三玖「だから、気に病まないで。ねっ?」
そう純に優しく言った。
純「・・・サンキュー。」
すると、純はそっぽを向いて少し照れ臭そうにしながら三玖にお礼の言葉を言ったのだった。
そして、二人は別れ、それぞれの家に行ったのであった。
投稿出来ました。
中々内容が纏まらなくて、何とか書けました。
オリジナル話でもあるんですが、やっぱ難しいです・・・(汗)
それに、何か主人公の説教ですが、何かとても偉そうですね・・・。
もし不快に感じたら、お許し下さい。
さて、遂に甲子園開幕です!3年ぶりに有観客での甲子園開幕!球児の皆さん、甲子園という舞台で堂々と、そして精一杯野球を楽しんでプレイして下さい!
それでは、また!