風太郎の家に五月がいる事が分かった翌日、純は二乃と一緒に学校に来た。と言っても、時間を空けての登校だった。
純「二乃。」
二乃「何?」
純「あんま、時間かけんじゃねーぞ。時間が過ぎれば過ぎるほど、謝りにくくなるからな。」
二乃「・・・うん。」
純「後はお前次第だからな。そんじゃあ、先行くわ。」
そう言い、純は先に行った。
純「三玖、おはよう。」
三玖「おはよう、ジュン。」
純「昨日はマジで悪かった。色々思うトコがあったからつい怒鳴っちまって・・・」
三玖「昨日も言ったけど、良いんだよ。何かあったら、私が味方になってあげる。」
三玖の優しい言葉に
純「・・・サンキュー。」
純はお礼を言った。
純「そういえば、一花と四葉は大丈夫なのか?」
この質問に
三玖「一花は大丈夫だけど・・・四葉は・・・」
三玖は四葉になると少し複雑な表情を浮かべた。
純「?」
それに疑問に思った純は三玖に尋ねると、陸上部の助っ人を引き受けたという事だった。
純「・・・マジか!?」
三玖「・・・うん。」
純「確か・・・陸上部の部長って江場だったな。」
三玖「どういう人なの?」
純「俺も少し話した程度しか関わってねーんだけど、結構ヤベー性格してんだよな。」
三玖「ヤバイ?」
純「ああ。思い込みが激しいっていうか、周りの意見を全く聞かずに強引に事を進める感じだったな。」
三玖「そうなんだ。」
純「この事、風は知ってんのか?」
三玖「ううん。けど、今知ってるんじゃないかな?」
純「そっか・・・。放課後ちょっと会うか。」
そう言い、放課後となった。
風太郎「陸上部の助っ人を引き受けたって、今の状況分かってんのか!?」
そう言い、風太郎は四葉のうさ耳リボンを掴みあげた。
純「テスト後ならまだしも、今はヤベーだろ・・・」
四葉「すみません~~~!」
これには、四葉は風太郎と純の前でしゅんと俯き
四葉「一度はお断りしたんですけど・・・このままじゃ駅伝大会に出られないと・・・。」
リボンがしおれた。
風太郎「得意のお人好しが出たな・・・。」
純「気持ちは分かるがな・・・そこはテスト前だって断れよ・・・」
風太郎「今すぐやめろ。これ以上、問題を増やさないでくれ。」
四葉「内緒にしててすみません・・・。でも家では上杉さんの問題集を進めてます!」
純「そうは言ってもなぁ・・・」
その時
江場「中野さーん!練習再開するよー!」
陸上部の部長の江場が声をかけてきた。
四葉「はーい!」
それに、四葉は元気よく返事をすると、両手で握りこぶしを作り
四葉「私、頑張りますから!」
そう言い、きびすを返して走り出した。
その時
江場「安達・・・純・・・」
江場が、純を見るや鋭い視線をぶつけた。
純「何だ、江場?」
江場「中野さんは走りの天才なの。邪魔しないでくれるかな?」
純「別に邪魔してねーよ。ただ、四葉の意見聞いてやれよ。」
江場「何で?」
純「お前なぁ・・・少しも相手の事考えてねーだろ?もうちっと周りに目を向けろよ。」
しかし
江場「何言ってんの?意味が分からない。みんな私と同じ考え、思いを持ってるよ。それは中野さんも同じだよ。」
江場「甲子園で活躍してヒーローになったからって、調子乗らないでほしいな。」
江場はそう言って、純の意見に耳を貸さず
純「はぁ?何言ってんだお前?」
江場「だよね、絶対そうだよね。だから中野さんの邪魔をして、私達陸上部を困らせてるんだよね。酷いなあ。」
それどころか変な勘違いをしていた。
四葉「わー!そんなんじゃないですから!さあ、走りましょう!」
すると、ヤバいと察した四葉が、間に入って止めた。
江場「そうね。行こうか。・・・安達純!」
そして最後に
江場「私達陸上部は、決してあなた達野球部に負けない!必ず駅伝大会で連覇して、野球部より目立ってみせる!」
そう言い、四葉と一緒にその場を後にした。
純「・・・はぁ。」
風太郎「・・・大丈夫か、純?」
純「あ?ああ、大丈夫だ。」
風太郎「しかし、アレが陸上部部長か・・・」
純「俺も少し話した程度だが、結構勘違いが激しいっていうか・・・何かと俺達野球部に噛みついてくんだよな。」
風太郎「・・・成程な。やり取り聞いててもそう感じたよ。」
純「まあ、こりゃあかなりメンドーな事になってるなぁ・・・。お前、どうすんだよ?」
風太郎「何とかしてみせる!」
純「・・・そっか。俺も出来うる限り協力すっから。」
風太郎「・・・スマン。」
そう言い、何とかしようと決意したのであった。
久し振りに投稿しました。
中々内容が決まらず、ここまで時間が掛かってしまいました。
つっても、内容もかなりグダグダですが・・・
読みにくかったら大変申し訳ございません。
それと、今日甲子園で決勝がありまして、仙台育英が初優勝しました!!
みちのく勢初優勝という快挙です!!
僕自身、初回から最終回までテレビで観ていましたが、決まった瞬間飛び上がってしまいました!!
本当に良かった!!優勝できて本当に良かったです!!
感動をありがとう!!
それでは、また!!