五等分の花嫁と野球の天才   作:ホークス馬鹿

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47話です。


47話

マルオ「すみません。サンドイッチを全種ください。」

 

そう、マルオは店員にそうオーダーした。

これに

 

五月「ああ、お気遣い無くっ!」

 

五月は遠慮したのだが

 

マルオ「いらないのかい?」

 

そう言われると

 

五月「・・・い、いただきます。」

 

と上目遣いに答えた。

これに

 

マルオ「良い子だ。五月君は素直で物分かりが良い。賢さというのは、そのような所を指すのだと僕はそう思うよ。」

 

マルオはそう優しく言うと、五月は少し遠慮気味にキャラメルマキアートを飲んだ。

それを

 

二乃「やっぱりパパだわ・・・」

 

四葉「何で五月と・・・」

 

風太郎「あの人が・・・」

 

純「ああ。コイツらの親父、マルオさんだよ。」

 

純達は看板の陰に隠れて見ていた。

 

マルオ「君達がしでかした事には目を瞑ろう。」

 

マルオ「すぐさま全員で帰りなさい。姉妹全員に伝えておいて下さい。」

 

そんな中、マルオは有無を言わせぬよう威圧的な眼差しを向けながら五月に言った。

これに

 

五月「それは、彼らも含まれるでしょうか?」

 

五月はそう聞くと

 

マルオ「純君と上杉君の事かい?これは僕達家族の話だ。彼らはあくまで外部の人間・・・」

 

マルオ「それにハッキリ言って・・・僕は純君を巻き込んだ上杉君が嫌いだ。」

 

マルオはそう返した。

これには

 

二乃「お・・・」

 

五月(大人げない!!)

 

聞き耳を立てていた二乃、マルオの言葉を直接聞いている五月は、そう思い顔が引き攣った。

 

風太郎「き、嫌いって・・・」

 

純「ま、まあ・・・何だ・・・ドンマイ。」

 

四葉「そうですよ、上杉さん。」

 

純と四葉は、風太郎を慰めていた。

 

五月「まだ帰れません・・・彼らを部外者と呼ぶには、もう深く関わりすぎています・・・」

 

マルオ「ではこうしよう。純君の立ち入り禁止を解除しよう。」

 

マルオ「その代わり、プロの教師も入れて上杉君との二人体制に入り、上杉君には彼女のサポートに回ってもらう。純君は野球の時間があるから、時間さえ合えば、入るという形にもさせよう。」

 

五月「でも、皆この状況で頑張って・・・」

 

マルオ「そもそも、現状のまま上杉君に家庭教師を任せたとして・・・四葉君は赤点を回避出来ると思うかい?」

 

マルオ「ただでさえ、今回の件で純君が自ら責任を被るまでの事をしたのだから。」

 

これには

 

五月「・・・。」

 

五月は何も言えず、下を向いてしまった。

 

マルオ「二学期の成績を見かぎり、とてもじゃないが、僕には出来ると思えないね。」

 

この言葉に、風太郎は怒りの表情で立ち上がろうとしたが

 

純「やめろ、風。」

 

風太郎「純・・・!」

 

純「お前が行っても、状況が悪くなるだけだ。」

 

純に止められ

 

二乃「安達君の言う通りよ。アンタが行っても状況が悪くなるわ。」

 

二乃もそれに同調した。

 

風太郎「っ!」

 

これに、風太郎は複雑な表情を浮かべつつ右隣を見たら、そこにいたはずの四葉がいなかった。

 

五月「そ・・・そう、ですね・・・。その方が確実ですが・・・」

 

五月は、マルオの出した条件に言葉が詰まっていたその時

 

??「やれます。」

 

後ろから毅然とした声が聞こえた。

その声に振り返ると

 

五月「四葉・・・」

 

四葉がマルオに対峙するかの如く立っていた。

 

四葉「私達と上杉さん、そして安達さんならやれます!七人で成し遂げたいんです!だから信じて下さい!もう同じ失敗は繰り返しません!」

 

そう、真っ直ぐ見据えて言った。

しかし

 

マルオ「では、失敗したら?」

 

マルオのその言葉に

 

四葉「っ!」

 

四葉は言葉が詰まった。

 

マルオ「あまり大きな声では言えないが、僕の知人が理事を務める高校に、三年からの転入が出来るように話をつけているんだ。」

 

マルオ「もし次の試験で落ちたら、その学校に転入してもらう。それでもやりたいようにやると言うなら、後は自己責任だ。分かってくれるね?」

 

そう、冷徹に返され

 

四葉「・・・。」

 

四葉は項垂れてしまった。

すると

 

五月「・・・分かりました。」

 

五月が四葉の代わりにそう言い

 

マルオ「五月君なら、分かってくれると思っていたよ。では、こちらで話を進めて・・・」

 

それを聞いたマルオが腰を上げようとしたその時

 

五月「いいえ。もし駄目なら、転校という条件で構いません。」

 

五月「素直で、物分かりが良くて、賢い子じゃなくてすみません。」

 

そう、五月がきっぱりとマルオに言った。

それを聞いたマルオは

 

マルオ「・・・どうやら、子供の我儘を聞くのが親の仕事らしい。そして、子供の我儘を叱るのも親の仕事。」

 

マルオ「次は無いよ。それと、これ以上純君に負担をかけないよう・・・」

 

そう、冷たく言い置いて去って行ったのであった。




投稿出来ました。

すみません、長らく更新出来なくて!!

中々頭に思い描いた内容が文章に出来なくて・・・!!

本当にすみません!!

次回もいつ更新出来るか分かりませんが、気長にお待ち下さい!!

それでは、また!!
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