少し遅くなりましたが、どうぞ。
風太郎「くそっ・・・四葉の野郎、余計な事を・・・」
結局学級長をやる事になってしまい、風太郎はブツブツ文句を言いながらトイレにて用を足し
純「まぁ、良いじゃねーか。四葉も別に悪気があってお前を選んだんじゃねーと思うし。」
これに、純はそう言いながら風太郎の隣で用を足していた。
その際、横から視線を感じ
純「俺らになんか用か、祐輔。」
純は、視線の正体に声をかけると
祐輔「いや。上杉君は随分彼女達に信頼されてるみたいだなと思って。」
祐輔「ね?」
祐輔はそう言い、キラキラ爽やかな雰囲気を振り撒きながらウィンクした。
これに
風太郎「だから何だ?学級長だなんて、勉強の足枷でしかねぇ。」
と風太郎が答えると
祐輔「ふふふ。昔から変わらないね、上杉君。流石は僕のライバルだ。」
祐輔「後、安達君。言うのが遅れたが、センバツ優勝おめでとう。」
祐輔はそう言い、トイレを後にした。
その後ろ姿を見て
風太郎「全く・・・てかアイツ、誰?」
風太郎はそう言い
純「お前・・・同じクラスの武田祐輔だよ。学年二位の。」
純は風太郎にそう言ったが
風太郎「今まで満点しか取った事ねーから、二位以下は気にした事無かったわ。」
風太郎のこの発言に
純「うわぁ・・・祐輔マジ可哀想・・・」
純はドン引きしながら祐輔に同情した。
そして、トイレを後にすると
三玖「ジュン。フータロー。ちょっと良い?聞きたい事がある。」
三玖が歩み寄って、そう言ってきた。
純「三玖。どうした?」
純がそう聞くと
三玖「ここに魔法のランプがあります。」
三玖はそう言い、広げた両手を二人に差し出した。
これに
風太郎「・・・無いが。」
と風太郎は答え
純「お前、ちょっと空気読めよ。」
純はそれにツッコミを入れ
純「それで、魔法のランプがどうなんだ?」
三玖に先を促すと
三玖「それぞれ五つ願いを叶えてくれるとしたら、ジュンとフータローはどうする?」
三玖はそう尋ねた。
風太郎「突然なんだよ?心理テストか?」
風太郎はそう言ったが
三玖「・・・。」
三玖はじっと答えを待っていたので、風太郎は仕方ないと頭を掻き
風太郎「・・・そんなの、金持ちになる以外思いつかないな?」
そう答え
純「まぁ・・・ベタだけど俺は美味い飯だな。」
純もそう答えた。
三玖「お金・・・美味しい物・・・」
風太郎「それで良いか?」
純「後四つあるぞ。」
風太郎「普通三つだろ?」
純「三玖。何でも良いんだよな?」
純の問い掛けに
三玖「うん。何でも良い。魔法が使えるから。」
三玖はそう答え
純・風「「うーん・・・」」
純と風太郎は腕を組み考えた。
風太郎「体力が上がったらと考えた事はあるが・・・おかげで疲れは溜まる一方だから、疲労回復もありだな。最近寝付きも悪いし・・・ついでに運気も上げてもらうか。」
そう風太郎が言うと
純「お前、金以外無いって言ってる割に欲深いな。」
と純は言った。
三玖「ジュンは?」
三玖に催促された純は
純「そうだな・・・野球がもっと上手くなりてーし、怪我しねー身体になりてーし、コイツと被るけど体力向上と疲労回復かな。」
そう答えた。
それを聞き
三玖「・・・分かった。」
と、一言言った。
純「えっと・・・何が?」
と純が聞いたが
三玖「・・・。」
三玖はいつもの無表情で答えなかったので
風太郎「え?何で答えてくれないの?」
風太郎は気になって聞くと
「あっ、見つけた!」
と声がして、葵と椿が駆け寄り
「四葉ちゃん。」
「先生が呼んでたよ。」
三玖を四葉と勘違いし
三玖「む・・・」
三玖が困ってしまった。
それに気付かず
「ほらほら。」
三玖「あ、あの・・・」
と背中を押され
純「二人とも。そいつは三女の三玖だよ。」
これを見た純はそう教えると
「えっ・・・?」
「そうなの!?」
と、二人は目を丸くして三玖に聞くと
三玖「コクコク!」
三玖は高速で首を縦に頷いた。
「ごめんねー、まだ覚えきれなくって。」
そう謝ると
三玖「問題無い。慣れてる。」
と三玖は気にしなかった。
純「身に付けてるアイテムで覚えれば良い。例えば三玖だったらヘッドホン。四葉だったらウサ耳リボンっていう感じで。」
純は、二人にそう丁寧に教えると
「じゃああの子は?一花ちゃん?」
そう言い、視線の方向を見ると、五月がいたので
純「五月だな。」
と答えると
風太郎「そう!このセンスの欠片も無いヘアピンが特徴だ!」
風太郎が少しディスりながら言うと
五月「いきなり失礼な話ですね・・・」
五月はムッとした。
すると
「安達君と上杉君凄いね!」
「ありがと!流石上杉学級長だね!」
二人は尊敬の眼差しを風太郎に向け
「五人の事、もっと教えて!」
風太郎「お、おい!」
風太郎を連れ去ってしまった。
純「ありゃりゃ、連れ去られちまった・・・」
そう純が言ったら
「あっ、安達君。」
背後から声かけられたので振り返ると
純「おお、どったの?」
野球部のマネージャーがいて
「雑誌の記者が来てるから応接室に来てって、部長が言ってたよ。」
取材が来てる事を純に言った。
純「ああ、分かった。」
そして
純「そんじゃあ、また後で。」
純は二人に振り返ってそう言い、マネージャーと一緒に向かった。
五月「あの人、私達と同い年なのに綺麗ですね・・・」
その時、五月は野球部のマネージャーが美人だった為、素直にそう答えると
三玖「あの女生徒・・・ジュンに近づきすぎ・・・」
頬を膨らませ、嫉妬の炎をメラメラ燃やしながら三玖はそう言った。
五月「ふふっ・・・良いじゃないですか。多分そんな感情を抱いてないと思いますよ。」
そう五月が言うと
三玖「んっ!」
すかさず三玖が、ギロっと怖い目で五月を睨み付け
五月「す、すみません・・・」
その圧に押され、五月は謝罪の言葉を述べた。
そして、その日の夜
三玖「聞けたよ、ジュンとフータローのお願い五つ。」
三玖は集まった姉妹にそう言い、願い事を書いたノートを広げた。
それを見た
二乃「全然的を射ないわね・・・」
二乃は眉を寄せ
四葉「どうしよっか?」
と四葉。
これに
一花「いずれにしろ、急いだほうが良いかもね。」
一花は真顔で言うと
三玖「うん。フータローの誕生日はもうすぐだし・・・」
三玖「ジュンにはセンバツ優勝のお祝い。」
三玖はワクワクしながらそう言った。
五人は、それぞれの思いを胸に、ノートを覗き込んでいたのであった。
投稿出来ました。
久しぶりの投稿、少し疲れました(汗)
内容に違和感あったら、お許し下さい(土下座)
それと、明日の横浜アリーナのイベントですが、実は優先抽選券が当選しており、行く事になりました!
なので、今メチャクチャ楽しみです!
よっしゃー!!楽しむぞー!!
それでは、また!!