五等分の花嫁と野球の天才   作:ホークス馬鹿

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6話です。


6話

某野球場

 

 

 

 

土曜日。天気は快晴であり、絶好の野球日和となった。

 

純(今日の試合、俺はセンターでスタメンか・・・。)

 

この日、純達旭高校は、三回戦の試合に臨んでいた。ちなみに初戦の二回戦は、15-0と快勝している。

 

純(さて、気合入れっか!)

 

そんな事を考え、純は試合に臨んだのだった。

 

 

 

 

 

同時刻

 

風太郎「・・・ふう、間に合ったか。」

 

五月「一花が寝坊するからどうかなと思いましたが、何とか間に合いましたね。」

 

一花「ごめんね、皆・・・。」

 

風太郎達は、純の試合を見に、球場に足を運んでいた。

 

二乃「今日安達君の試合だったなんてね。アンタに言われなかったら来なかったわ。」

 

風太郎「何だよ、それ・・・。」

 

四葉「そういえば上杉さん、私達が入った高校って、野球部強いんですか?」

 

風太郎「ああ。全国を代表する名門校として有名だぞ。今年の夏を含めると、27回夏の甲子園に出てる。春も、22回出場してるしな。その内、夏3回、春1回の全国制覇を果たしているしな。」

 

四葉「そうなんですか!?」

 

五月「強いんですね・・・。今年の夏はどこまで行ったのですか?」

 

風太郎「今年は後一歩で全国制覇を逃して、準優勝に終わったよ。」

 

五月「・・・そうだったんですか。」

 

三玖「・・・それって、ジュンも出たの?」

 

風太郎「当然だ。なんたってアイツは、野球部のエースで、プロのスカウトが注目しているからな。」

 

五月「そうなんですか!?」

 

三玖「・・・それって、ジュンは凄い有名人って事だね。」

 

すると

 

二乃「あ、ググったら出てきたよ。ええっと・・・『旭高校安達純、最後に力尽き涙の準優勝!!』って書いてある。」

 

横でスマホをいじった二乃が、画面を皆に見せた。

 

風太郎「俺も見に行ったが、あの時は本当に惜しかったな。最後に打たれて、1-0で負けたんだからな。」

 

一花「そうなんだ・・・。」

 

三玖「・・・ジュン、可哀想・・・。」

 

五月「安達君・・・。」

 

風太郎「けど、アイツはもう前を向いているから大丈夫だ。」

 

二乃「それはそうと・・・今日安達君は試合出んの?」

 

風太郎「出るけど、投げないって言ってたな。」

 

これに

 

二乃「なーんだ。つまんないの。」

 

と二乃は言った。

 

一花「けど、試合には出るんだよね。」

 

風太郎「ああ。一応アイツから聞いたしな。」

 

一花「なら、それで良いじゃん。ね、二乃?」

 

二乃「まあ・・・うん。」

 

四葉「あ、選手が出てきましたよ!」

 

審判「これより、試合を始めます。礼!!」

 

「「しゃーっす!!」」

 

そして、試合が始まった。旭高校は、初回から点を取りまくって、優位に試合を進めた。

 

アナウンス『3番、センター、安達君。センター、安達君。』

 

そして

 

カキーン

 

観客A「うおっ!ホームラン打ったぞ!」

 

観客B「この調子じゃ、安達はマウンド行かねーな。」

 

純はホームランを打った。

 

チームメイトA「純、ナイスバッティング!」

 

純「サンキュー!」

 

そして、ベンチから戻った純は、たまたま観客席に目を向けると

 

純「ん?へーっ。」

 

風太郎と五つ子がいた。それを見た純は

 

純「監督!ちょっと良いすか?」

 

西辺「ん?何だ?」

 

純「1イニングだけ、投げる事出来ますか?」

 

と監督に言った。

 

西辺「・・・それは構わんが、何か理由があるのか?」

 

純「いえ。ちょっと調整したいので・・・。」

 

西辺「・・・良いだろう。この回のウチの攻撃が終わったら、マウンドに上がれ。」

 

純「はいっ!」

 

 

 

 

 

二乃「ねえ。安達君、投げる気配すらないんだけど?」

 

風太郎「しょうがないだろ!でも、ホームラン打ったんだから良いだろ?」

 

二乃「確かに打ったけど・・・。」

 

一花「試合も、ウチの高校が圧倒的に有利だしね。」

 

風太郎「4回の裏が終わって10-0だからな・・・。」

 

三玖「・・・そうだね。」

 

四葉「三玖、何かちょっと嬉しそうだね。」

 

三玖「ジュン・・・ホームラン打ったから。」

 

四葉「三玖・・・。」

 

五月「何か変わりましたね、三玖。」

 

三玖「・・・そうかな?」

 

その時

 

アナウンス『旭高校、選手の交代をお知らせします。ピッチャー○○君に代わりまして、センターの安達君が入り、センターに○○君が入ります。3番、ピッチャー、安達君。センター、○○君。」

 

選手交代のアナウンスが入り、純がピッチャーとしてマウンドに上がった。

これに

 

風太郎「嘘!?」

 

一花「あ、ジュン君投げるね!」

 

二乃「やった!投げる姿が見れる!!」

 

三玖「・・・ジュン!」

 

四葉「三玖・・・嬉しそう。」

 

五月「・・・そうですね。」

 

風太郎を含め、五つ子達も驚き、二乃はちょっと興奮して、三玖は嬉しそうな表情をした。

 

他校偵察A「うっそ!?ここで安達!?スピードガンスピードガン!」

 

他校偵察B「あいつら、ちゃんとビデオ撮ってるかな?」

 

そして、キャッチャーと一言二言話した後、マウンドの土を均したその瞬間、純に纏った雰囲気と表情が変わった。

 

一花「あれって・・・ジュン君だよね、フータロー君?」

 

風太郎「ああ。正真正銘、純だぞ。」

 

二乃「何か・・・雰囲気変わった?」

 

四葉「何というか・・・オーラが変わりました?」

 

五月「私も感じました。」

 

それぞれ純の雰囲気に戸惑っている中

 

三玖(・・・カッコイイ。)

 

三玖だけ純に見とれていた。

その間に投球練習は終わり、打席には、相手のバッターが構えていた。

 

そして1球目、純は真っ直ぐを投げ込んだ。

 

審判「ストライークッ‼︎」

 

気合の入った審判のコール。

 

二乃「えっ!?」

 

四葉「は、速いです!?」

 

すると

 

他校偵察A「うえ!?148!?」

 

他校偵察B「うっそぉ!?もっと速く感じたぞ!!測り間違ってね!?」

 

他校の偵察が、純の真っ直ぐに驚いていた。

 

風太郎(すげぇ、いきなり自己最速タイか。・・・つーか、あの偵察と同じく、俺も速く感じたな・・・。)

 

風太郎も、純の真っ直ぐに驚いていた。それを聞いた五つ子達は

 

一・二・四・五「「「「・・・。」」」」

 

唯々絶句していた。

 

三玖(・・・ジュン。カッコイイ)

 

・・・三玖を除いて。その時

 

純「・・・。」

 

純がふと風太郎達がいる方向に目を向け

 

風太郎「!」

 

風太郎は少し驚いたのだった。それは風太郎だけじゃなく

 

一花「今・・・こっち見たよね。」

 

二乃「あたしも思った・・・。もしかして、あたし達に気付いたのかな?」

 

三玖「・・・そうだと良いね。」

 

四葉「三玖・・・?」

 

五月「三玖。あなた・・・。」

 

五つ子達も感じたのだった。そして、純はその回をあっさり三者三振に抑えて、チームは快勝したのだった。

その帰り、風太郎達、特に五つ子達は純の姿に唯々興奮しており、特に三玖は

 

三玖(・・・ジュン。)

 

頬を赤く染めながら純の姿を頭に浮かべていたのであった。




投稿できました。

少し間が空いてしまい、大変申し訳ございません。

とはいえ、上手く纏められておりませんが・・・。

オリジナル話は本当に難しいです・・・。

そ、それでは、また。
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